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南幌町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日

除雪オペレーター不足への対応について

2022年9月7日、南幌町議会の一般質問で、内田惠子議員が「除雪オペレーター不足への対応について」質問し、町長、都市整備課長が答弁しました。

質問者
内田惠子 議員
答弁者
町長、都市整備課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 内田

今日は町長に除雪オペレーター不足への対応について質問させていただきます。道路除排雪業務は、冬期間の町民の安心安全な生活や地域経済に欠かせない業務です。しかし、近年は少子高齢化が進み、除排雪業務を担う事業者の除雪オペレーターの担い手不足が大きな課題となっています。除排雪業務は主に深夜から早朝にかけての作業で休みも不規則なこともあり担い手不足となり、必然的に現況の除雪オペレーターで対応していることにより年齢層も高くなっていると考えています。北海道開発局によると、平成17年に2,500人程いた除雪オペレーターは平成27年には1,300人余りまで減り、更に60歳以上の割合は平成17年には6%程度でしたが、平成27年には16%まで上昇しています。国や北海道開発局では課題解決のための省力化を進めていますが、我が町も除雪オペレーター不足が懸念される中で、現在の除雪体制を維持する上で喫緊の課題として次の点を伺います。1、除雪車両運転手の省人化として、除雪オペレーターを2人体制から1人体制への移行の考えは。2、除雪オペレーターの人材確保及び後継者育成に対する町の考えは。

答弁 町長

除雪オペレーター不足への対応についてのご質問にお答えします。1点目のご質問については、除雪作業は除雪事業者等との連携により、市街地の除雪ドーザー作業は1人体制とし、郊外の号線道路は、市街地に比べて暴風雪による視界不良などの危険性が高いことから、安全を確保するため2人体制で実施しています。1人体制への移行は、除雪作業の安全確保が重要であり、機種に合わせた機械装備等の設置も必要なことから、除雪機械の更新計画に合わせて検討してまいります。2点目のご質問については、現在、除雪オペレーターの人員は確保されていますが、60歳以上の割合が増加している状況にあります。将来にわたり、安全かつ円滑な除雪体制を維持するため、若手オペレーターの確保・育成は必要であると考えることから、除雪事業者の実情や先進事例を踏まえ検討してまいります。

再質問 内田

再質問させていただきます。南幌町の除雪体制がしっかりと維持され、町民の冬季間の安心安全な生活を守るためには、行政として持続可能な体制づくりが必要ではないか。そのためにはまず、除雪体制の見直しということで、除雪オペレーター2人体制から1人への移行のお考えを伺いました。市街地の除雪作業は1人体制という御答弁ですが、民間も1人なんですけれども、役場の管理しているところでは、早朝や日中もお1人でされているのでしょうか。質問いたします。2問目に移る前にちょっとお話をさせていただきたいのですが、南幌町の除雪は、知的財産といっても過言ではないと思います。先人たちの知恵と努力が引き継がれ、町民はもとより、他市町村に住む方でも認めています。もちろん町や事業者との連携や、オペレーターの努力の結果だと思いますが、責任感から何年もオペレーターとして勤め、気がつくと60歳を超えることになっています。オペレーターをやめた方に聞いたところ、70歳まではできないことはないけど、65歳を過ぎたら、健康のことや自分のやりたいことを考えるそうです。事業者としても同じです。冬に向けての仕事があるなしにかかわらず、除雪機の更新に責任を持たなければなりませんし、後継者不足といわれる近年、しっかりと事業継承をすることが、最大の事業者の責務と考えています。事業者の都合で町から除雪機械が消えることがあってはならぬことと思っているからです。除雪業務を取り巻く状況は、今はいいんですけれども、3年後、5年後には人材不足が厳しくなることが予想されます。それはもう全道的に、どこでも人材の奪い合いとなっているようです。そこで、人材確保と後継者育成についての考えを伺いました。御答弁では、若手オペレーターの確保、育成は必要であると考え、検討していただけるとのことで、地域住民の安全な道路環境の維持に努められると思っています。まず大事なことは、将来に向けて人を残すことが大切だと思っています。そしてちょっと余談の話なんですけれども、小規模事業振興法というのがあります。全国385万人の中小企業、中でもその9割を占める小規模事業者は、地域の経済や雇用を支える重要な存在です。厳しいコロナ禍ですが、この法律によって守られ、乗り越えているところです。町としても、仮称ではありますが、私の仮称なんですけれども、除雪機械運転免許取得支援、というような要綱をつくっていただき、後継者育成を支援し、地域住民の安全な道路環境の維持を考えていただければ、除雪業者やオペレーターにとっては、大きな砦となると思います。町長が御答弁されました、検討するという中に、このような運転免許証資格支援というのがあるのでしょうか。再質問いたします。

答弁 町長

内田議員の再質問にお答えいたします。最初に役場の機械の乗車、1人乗車、2人乗車、その辺につきまして、担当課長から説明をし、その後、私の答弁とさせていただきます。

答弁 都市整備課長

それでは、町分の機械の関係につきまして説明をさせていただきます。現在、町では7台の除雪機械を所有しております。内訳といたしまして、ドーザー2台、トラックタイプが2台、グレーダーが1台、ロータリーが1台、排雪ロータリーが1台となっております。先ほど説明しましたように、市街地の除雪、団地内の一般的な除雪につきましては民間さんが行われておりますけれども、それ以外の市街地幹線につきましては、町側で行っております。今説明しましたように、町が所有する機械の部分の7台につきましては、全て2人乗り体制となっております。これにつきましては、先ほど町長からの答弁にありましたように、機械装備等、安全が確認される部分がまだないということから、現在は2人体制をとっております。札幌市やよその町では、そういった機械装備をしながら、1人体制に移行していることもございます。ただ、本町は、吹雪の状況もかなり風が強いという状況もあって、なかなか安全確保まで至るのかどうかというところも、懸念材料としてありますので、それも含めて今後検討していくとさせていただいております。以上でございます。

答弁 町長

初めに本年1月から2月にかけまして、道央圏を中心に記録的な大雪に見舞われ、公共交通の運休や、道路障害などが長期間続きました。その中で、本町では除雪事業者の御尽力により、幹線道路や生活道路をしっかり確保していただくことができました。今、台数の関係について担当課長より説明がありましたけれども、オペレーターでございますけども、現在、全部で35名でございまして、人員的には確保されてございます。35名のうち、20代から40代は20名、中間層である50代から64歳までは9名、65歳以上の高齢層は6名で、全体の17%に当たります。また、全35名のうち、町内事業者8社のオペレーターは23名で、そのうち、農業従事者は12名でございます。町のオペレーターは12名で、全員が農業従事者ということでございます。農村部の路線なんですけれども、やはり安全性をしっかり確保しなければならないということで、この箇所につきましては、将来的にも2人体制が必要ではないかなというように考えてございます。また現在、北海道開発局において、除雪機械のワンオペ化、いわゆる2人乗りから1人乗りに向けてのICT技術やGPS位置情報を取り入れた、実証試験が行われているところでございます。いずれにしましても、ほかにも除雪作業の効率化や作業の省力化がこれからも進められていくと思いますけれども、まずは、作業の安全性とオペレーターの安全確保が重要でございます。本町の除雪オペレーターの状況は、そういうような状況でございますけども、近年、60歳以上の割合が増えてきてございます。その高齢者の確保、世代交代は進めていく必要があると考えてございます。資格取得の助成につきましては、札幌市が平成27年から、また、旭川市をはじめ数か所の自治体で昨年度から実施をしてございますが、背景や実情もそれぞれでございます。その他の豪雪地域では、まだ普及には至ってございません。本町の現状を考えれば、まだ、そこには至ってないと考えてございますけれども、将来的な必要性を考慮し、また本町の実情を踏まえ、これからその調査検討を行ってまいりたいというように考えてございます。

再質問 内田

今町長から御答弁をいただき、理解をしておりますけれども、町としても、準工業団地とか、南幌のビバリーヒルズと言われて町民がとても喜んでいる団地がどんどん大きくなっていく、そういったことでこれから本当に負担が掛かってくるのではないか。今はぎりぎりやっている状態ですけど、もう口コミで探す事もだんだんと困難になってきているので、町としても御存じだと思うんですけれども、私も調べて、こういうある町の除雪機械運転免許取得支援事業という、こういうチラシ、そういったものがあれば、ダブルワークを考えている新たな人材というか、南幌町から広く募集することもできるのではないかなと思っています。大勢の人数を募集するわけではないですから、やはり条件に合った方数名になると思うんですけれども、やはり将来に向けて早く手を打っていただいて、きれいなまちづくりを進めていくべきだと考えているところですけれど、本当にこう、何年ぐらいこのままで大丈夫というようなお考えかをお聞きして終わりたいと思います。

答弁 町長

現在、種々他業種でも担い手不足が深刻化してございます。中でも建設業については、労働力の不足が長期間続いているということは承知をしてございます。そうしたことを踏まえつつ、今後、これから町の除雪機械の更新に合わせ、バックカメラやセンサーなどを装備しまして、そういう準備を進めてまいりたいというように考えているところでございます。オペレーターの確保につきましては、事業者側には、通年で雇用されている方と、また、除雪時期の季節型で雇用されている方との2通りあるかと思いますけども、町のオペレーターは、除雪期間のみの雇用型でございます。その事業者側の雇用の方法や、人員、世代交代は、事業者方の事情もあろうかと思います。その辺は、道路維持組合や各構成事業者と相談、協議をしてまいりたいと考えてございますけども、その情報共有を図りながら、冬季間の安全確保に向けまして、引き続き除雪体制の維持に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解いただけますようお願いいたします。

出典:南幌町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる