みんなの議会

南幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

健康寿命延伸に向けた取り組みは

2017年12月12日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「健康寿命延伸に向けた取り組みは」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
佐藤妙子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 佐藤

本日は、町長に2問の質問をさせていただきます。1点目、健康寿命延伸に向けた取り組みは。高齢になっても介護を必要とせず、心身ともに自立した健康な生活を送りたいと、健康寿命を考えた取り組みを始める方が本町でも多く見受けられるようになりました。健康寿命を延ばすためには疾病予防、運動、食事が大変重要と考えます。そこで、2点伺います。1、本町の健康ポイント事業は、特定健診等やがん検診のみを対象としたものでありますが、「健康」と名称がついているのであれば、町の健康事業や介護予防事業も対象とすべきでは。2、ライフスタイルが多様化する現在、栄養バランスを考えた食生活が健康寿命を延ばす基本と考えます。本町では、国保加入者に対する個別の栄養指導を行っておりますが、減塩や糖尿病予防、カロリー制限などの料理講習会やレシピの配布など、食と健康のさらなる拡大をどのように進めていくのか。

答弁 町長

健康寿命延伸に向けた取り組みは、の御質問にお答えします。1点目の御質問については、国が目指している健康寿命の延伸及び医療費適正化の考えに基づき、本町では優先すべき健康課題である健診受診率向上や糖尿病等の重症化予防の取り組みとして、本町の国保加入者を対象に個人への報奨で、受診への動機づけを行う健康ポイント事業を実施しています。実施にあたっては、住民の行動変容につながるかどうか、効果検証を行う必要がある保険者努力支援制度の柱の一つとして、保険者及び保険組合等において取り組むものです。また、高齢者の介護予防事業においては、社会貢献や社会参加をすることで心身の健康が維持できることから、介護支援ボランティアポイント事業が動機づけになると考えています。以上のことから、国民健康保険制度における健康ポイント事業であるため、他の健康事業や介護保険事業を対象とすることは難しいものと考えます。2点目の御質問については、本町では、健康づくり計画や食育推進計画に基づき、乳幼児から高齢者までライフステージに合った必要な栄養が摂取できるよう栄養指導を行っています。なお、管理栄養士による個別や集団の栄養指導につきましては、国保加入者のみならず、町民全ての方に対して実施しています。また、町広報に毎月掲載している南幌喰楽部では、町民が本町の食材を使ったレシピの紹介と管理栄養士からのアドバイスにより、幅広い世代に興味を持っていただいています。町では、ライフスタイルが多様化する中、町民一人一人が健康づくりに関心を持っていただき、個人に合った健康習慣を導き出せるように支援していきたいと考えています。

再質問 佐藤

再質問させていただきます。この健康ポイントの利点というのは、特定健診やがん検診をしていただいて、運動や知識を高めて健康になり、ポイントもたまるお得感、またさらには医療費削減の効果もございます。本町においても、最近住民の方たちからポイントの話題をよく耳にいたします。関心が徐々に広まっているものと感じております。本来の受診率向上から目的を拡大してもいいのではと考えております。本町の健康促進に関連あるこの事業というのは、プールやスポーツセンター、またあいくるやぽろろを中心に、さまざまな施設で行われております。最近では冬のウォーキング、また冬のエクササイズなど季節限定のものや、高齢者いきいき健康マージャンなど多岐にわたって展開しています。このようなすばらしい事業を健康ポイントに組み入れなければ、実にもったいないと思います。ただいま町長のほうから難しいというお話でございました。これは健診受診率向上のためであって、国民保険制度でします。事業されているのが、住民課で保健福祉課ではないということで今理解したのですが、それでよろしいでしょうか。であれば、この本町の健康ポイントの条例要綱の中に、ポイントを付与することにより、生活習慣の予防、疾病の早期発見による重症化の防止を目的とするとあります。これまで健診率向上のための政策として取り組んでいただき、ある程度の効果はあったと思います。これからは町民全体の健康長寿の取り組みとして、大きな全体感で考えていくべきではないかと考えております。ほかの市町村のポイント事業では健診や健康事業を含め、多くが保健福祉事業として取り組んでおります。本町でも今後保健福祉事業として検討いただけるかどうか、町長の考えをお聞きいたします。多くの自治体でこの健康ポイントやマイレージ事業、特定健診受診者にかかわらず、今拡大をしております。隣の岩見沢市では、多くの健康事業がポイント対象で、ポイント事業で参加者も随分ふえたようでございます。先日、我々同僚議員で視察しました静岡県の藤枝市でも、マイレージ事業として全市民が健康日本一を目指して、効果を発しております。このポイント制度の効果では、どのような効果があったということでは、筑波大学で全国各地の実験で、最終的に3億の医療費の削減ができたというデータも出ております。先ほどの介護ボランティアがありますということで、動機づけになりますということでお話がありましたけれども、この介護支援ボランティアは、人をお世話することでつくポイントで、この健康ポイントっていうのは自分の健康を維持、または拡大するために使うポイントなので、私は目的が別ではないかなと、そのように感じております。続きまして、食と健康の拡大ですが、健康の源は食から始まり、よく医食同源とも言われておりますけれども、本町では健診後の、先ほど健診後だけではないというふうなお話でしたけれども、栄養指導、また食事指導、また地域に出向いて丁寧に指導を行っていただいております。しかしですね、本当に指導だけだと、自分で実践し続けることが大変なようでございます。塩分を控えなくてはいけませんよと、保健師さん、または栄養士さんに言われたとしても、なかなか続かないっていうそういう話を聞いたこともありますし、実際私もそうでした。しかし塩分もカツオの昆布出汁で摂取が控えられたり、また米のとぎ方で栄養成分が変化したり、または糖尿病予防の食事も正しいつくり方で効果の違いが見られます。うちでというか、本町で主催の男の料理教室に参加されている方は、料理を通して健康を真剣に考えてみるようになった、とおっしゃってる方もいらっしゃいました。実際に手がけてつくってみてわかるようです。ぜひ本町として半年ないし1年を通して健康講座を行い、参加者がどのように健康改善ができたのか。生活習慣病や適正な塩分や正しい栄養素の取り方など、改善のための定期的な健康食講習会の開催が必要と考えますが、町長はいかがお考えでしょうか。またそれらを進めるためには、行政ではなく町民全体で健康寿命を推し進められるような形にしなくてはならないと思っております。そのために、健康推進員の育成を考えてはどうかと思いますが、これも同じく町長にお伺いいたします。

答弁 町長

佐藤議員の再質問にお答えいたします。いろいろお話もいただきましたけれども、認識がちょっと違ってると思うのですが、健診率の向上は多少はなってるけど、まだレベルに全然達しておりません。そういう現況でありますので、今、国保の加入者だけでやっておりますけれども、これを何とか標準のレベルまで達しない限りは、なかなか次の事業にというのは非常に私は難しいだろうと。まずやったことをきちっと、それが成果として伝わって初めてできるんではないかなと。今いろいろ呼びかけているんですが、なかなか健診率向上、これは国保の料金にもはね返ってくることでありますから、まずはそこの加入者に、そして各保険者っていうか組合があります。保険者がそれぞれまたやっておりますので、私はそちらを見ながらやるべきではないかなと。何頭も追ってできなかったらどっちもだめになりますので、まずは今やってることをきちっと皆さんが理解して、受診率の向上に繋がって、次はどういうふうにいくのかなっていうことも考えていける、議員おっしゃってることも十分わかりますけれども、なかなかそこまで全部手がけていくっていうのは、非常に私は難しい分野だろうと思っております。また、栄養の関係では管理栄養士含めて保健師含め、地域にある老人クラブ含めて出て行っておりますので、かなりの回数今出ております。そんなところで一生懸命食の大事さ、今言われた減塩の問題も含めて取り組んでおりますので、そこで十分今のところは、それは全部できれば一番いいんでしょうけども、スタッフ的な問題もありますので、できることからやっているところであります。また、男の料理教室ではいろいろやっております。ただ、それを全体に広げてやって本当に人が来るかどうか。今はそうやって指導しながら末端へおりてやっておりますので、その状況を見ながら、出て行ければなというふうに思っております。また、推進員というお話がありました。これも一理はあると思います。将来的にはそういう部分、どうしても町民の皆さんが理解いただけなければ、そういう手法も使っていかなければならないっていうふうには思っておりますが、まずできることを、今せっかく少しずつは上がったのですから、ただ目標にはまだまだ達してない。そのためにどうしていくかということを先に進めさせていただきながら、やりたいなというふうに思っております。また、先ほど健康ポイントの話をしていましたけど、当然そのことも考えられるのですが、これにはいろんな町民の方の理解をいただかなければ、ただためればいいっていうものではないので、使えるところはどこにあるかっていう問題も出ています。これ、初めてやった自治体でいろいろ課題がいっぱい出ています。それで、そこも見ながら私はやっていくべきだと。やるからにはきちっとしてやっていかないと、中途半端でこっちもあっちもっていう話になりませんので、その状況も見て今の進めてる事業をなんとか町民に理解をしていただいて、その次のステップとして、そういう部分は考えていけばいいんじゃないかなというふうに思っております。

再々質問 佐藤

再々質問させていただきます。この南幌町の健康づくり計画において、町における健康増進事業実施はさまざまな部署にわたるため、関係各課との連携を図ります、とあります。ぜひとも全町一丸とした健康促進の取り組みをお考えいただきたいと思っております。最後に一つなんですが、健康寿命を推進するための拠点として、我が町には、あいくるがあります。このあいくるは町の重要な役目を担っておりますけれども、あいくる正面の血圧計が置いてある一角のスペースですね、その利用法として健康レシピの掲示、また南幌町にもあると思うのですが、健康食のサンプルの展示、またぽろろの図書館からの移動図書で、健康に即した本を設置して住民に健康を広く呼びかけてはどうかなと思っておりますけれども、そこのところのお考えもお聞きいたします。

答弁 町長

佐藤議員の再々質問にお答えをいたします。提案をいただいた件については検討はさせていただきますけども、何が町民の方に一番いいのかっていうのは、当然ただ置けばいいっていうことにならないと思うんですよ。何でも展示して、それでいいかっていうことには行政はこれからならないというふうに私も思ってます。今先ほど申し上げたように、地域にいろいろ出向きながらやっていますので、その時にそういうのが参考資料としてあればいいのかなというふうに思っておりますので、今ちょっと僕も実態まだつかんでおりませんが、そういうところも含めて、どういう体制、どういうサンプルを置けばいいのかっていうのは検討したほうがいいなというふうに思っておりますので、そのことを検討させていただきたいなと思います。

出典:南幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる