みんなの議会

安平町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月7日

健康寿命延伸について

2024年3月7日、安平町議会の一般質問で、米川恵美子議員が「健康寿命延伸について」質問し、健康福祉課参事 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎、健康福祉課長 阿部充幸が答弁しました。

質問者
米川恵美子 議員
答弁者
健康福祉課参事 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎、健康福祉課長 阿部充幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 米川恵美子

2番米川です。よろしくお願いします。健康寿命延伸について。2025 年団塊世代が 75 歳以上になり、医療介護の必要な高齢者が増加する見通しだが、日常生活を自立可能にするための支援が重要と考えて質問します。私は高齢者支援の事業をいくつか持っていますが、その中で町民の声、高齢者の声を聞くことが大変多いです。皆さん今ほど生活に苦労していらっしゃる、そういう方はいないのではないのかと思うほど色んなことで不安を抱えていたり町政に対する不満を耳にすることがあります。町長は暮らしたい帰りたい町と謳っていますけども、高齢になる身を委ねられる町であることが大事であるだろうと思っています。現在、親がふるさとで暮らしている親が安全安心に暮らしていれば帰りたい故郷としてこの町を出ていった人たちも帰ってきて、余力のあるうちは町の色んなことで社会貢献してくれるのではないかなと思っていますが。そういう帰りたい町ということを考えましてこの先質問をして参ります。まず1番。病気早期発見のための助成している診療科目と個人負担額を伺います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

1つ目ですが成人ピロリ菌検査。こちらは安平町の健康診査又はがん検診の受診者で過去に同じ検査を実施しておらず、健診時年齢 30 歳以上の方を対象としています。こちらについては自己負担はありません。2番目、成人のピロリ菌検査除菌後検査確認費用助成です。安平町のピロリ菌検査を受診してピロリ菌陽性で精密検査を受診して除菌治療した者が除菌の可否を確認するために除菌確認検査を受けた費用のうち1回に限り 1500円を上限に助成するもの。3番目、中学生に対するピロリ菌検査。中学2年生を対象に学校健診の尿検査の検体を活用し、保護者の同意が得られた者のみに実施しています。こちらについては自己負担はありません。4番目、中学生のピロリ菌除菌事業については、ピロリ菌検査の結果で陽性だった者で保護者及び本人が希望した場合、町内医療機関で実施した時のみ二次検査、こちらについては 7250 円、除菌治療投薬代1万 184 円を上限に費用を助成しています。5番目、眼底検査。安平町の健診または職場健診等で眼底検査を受けていない方と眼科に定期的に通院していない方を対象としています。こちらについては自己負担はありません。6番目、高齢者肺炎球菌予防接種。65 歳以上で毎年度 70 歳、75 歳と5年間隔となっています。安平町では2回目以降についても助成の対象としていまして、自己負担については 3300 円となっています。ただし、介護支援施設入所の方は自己負担はありません。7番目、肝炎ウイルス検査について。こちらについては 40 歳以上で過去に肝炎ウイルスを検査を実施していない方を対象としていまして自己負担はありません。8番目、エキノコックス症検診。小学校3年生以上の全町民を対象に5年に1回実施となりまして、次回は令和7年度を予定しています。ただし、小学校3年生該当者は毎年実施を行っており自己負担はありません。9番目、がん検診。胃、肺、大腸、乳がん検診について国の指針では 40 歳以上を対象としていますが、安平町では健診時年齢 30 歳以上と拡大をし実施しています。自己負担はありません。10 番目、子宮・乳がん検診。20 歳以上を対象とし国では2年に1回としていますが、安平町では希望者に対して毎年実施をしています。自己負担はありません。11 番目、前立腺がん検診。こちらは前立腺疾患の未治療者で健診時年齢 50歳以上の男性を対象としています。自己負担はありません。12 番目、風しん予防接種。風しん抗体保有率の低い 40 歳から 57 歳の男性が対象となり自己負担はありません。13 番目、脳ドック検診。安平町国保加入者の 40 歳以上の方または後期高齢者医療被保険者を対象としています。毎年受診はできませんが2年に1回であれば可能となります。自己負担は 9000 円となります。14 番目、歯科検診。こちらは令和6年度から新規事業として実施を予定させていただいている部分ですが、満 40 歳、満 50 歳、満 60 歳、満 70 歳、満76 歳の方を対象とし自己負担はありません。

質問 2番 米川恵美子

高齢者対象の予防接種の種類と個人負担額を今伺ったのですが、まとめて話してもらったところが多いですね。あらためて個々の予防接種について伺いますが、コロナワクチンとかインフルエンザの予防接種、肺炎球菌やエキノコックス症、帯状疱疹、ピロリ菌のための投薬治療。今説明を伺った中にも入っていますが、これらの予防接種の個人負担はいかがでしょうか。説明の中に無かったのは帯状疱疹も無いし、コロナワクチンについても具体的なご説明は無かったと思うのですが。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

コロナワクチンとインフルエンザの関係については、次の質問で出されているので、そこでお答えしようと思っています。

質問 2番 米川恵美子

じゃあ今お願いします。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

今でよろしいですか。

質問 2番 米川恵美子

②の質問に入ります。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

はい。コロナワクチンの関係です。新型コロナウイルス感染症に関しては、令和5年5月8日に5類感染症となりまして現在に至っています。ワクチン無料接種は令和6年3月末日をもって終了となります。厚生労働省は令和6年度の標準的な接種費用を 7000 円とする方針です。ワクチン価格を 3260 円。手技料、こちらは手数料的なものですがこちらは 3740 円と積算されています。令和6年度からは個人重症化予防を目的に予防接種法上のB類疾病に位置付けて定期接種で実施することになっています。定期接種の対象者は 65 歳以上の高齢者と 60 歳から 64 歳までの基礎疾患を有する方が対象となりまして、年に1回秋から冬にかけての時期を目安に接種する計画となっています。ご質問のコロナワクチン接種助成に関しては一部地方交付税措置がある模様ですが、現在の情報として低所得者に対する接種費用を無料とし、3割程度を地方交付税措置するという大まかな情報しかありません。従いまして接種時期に間に合うように情報収集を行い、庁舎内で協議を行いながら必要に応じての予算措置について準備を進めていきたいと考えているところです。ワクチン接種に関しては重症化を防ぐということもありますが、普段からの予防的な対策を講じていただくことも重要であることから、町としても感染症対策について取り組んで参りたいと考えています。続いてインフルエンザの関係も引き続きでよろしいですか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

はい。

質問 2番 米川恵美子

コロナワクチンが1回接種 7000 円っていうのはすごく高いのですよね。個人個人で色んな方に聞いてみましたら3月まで急いでワクチン接種を予約した人が何人かいらっしゃいますけれども、その後 7000円も払ってはちょっととなる人の方がほとんどです。そこで町独自の助成制度が作られないかどうか伺います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

先ほどちょっとお答えさせていただいていますが、国の財源措置が地方交付税で3割程度ということです。それ以上の情報を現在のところは無いのですが、そういった財源等を何とか探しながら実施できればいいかなと思っていますが、現在 7000 円という個人負担が高額ということでそこも重々承知しているところですが、実施時期の秋冬というところもありますので、間に合うような形でそういったことも検討させていただきながら具体的に実施できるかどうか、費用助成が実施できるかどうかも含めて内部的に協議を進めて参りたいと考えています。

質問 2番 米川恵美子

現在というか最近のコロナの発症の状況はどうなっていますか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

町内というか保健所単位の集約になっているので、安平町自体で増えている減っているという情報は持ち合わせていません。

質問 2番 米川恵美子

1月になってもコロナ発症したという方の話は伺ったことがあります。確実に発症者は少なくなっているということは言えるのではないかなと思っていますが、今後国の補助事業なども探しながらということですが、今すぐお返事できないのは仕方がないかなと思いますが、ぜひ7000 円も払わなくてもワクチン接種ができるような、そういう方法があるかどうか国の制度を探すなり、町独自の制度を作るなりして検討していっていただきたいと思います。それでもう1つ問題なのは、インフルエンザは毎年必ずやってきますので、インフルエンザも今予防接種するとなったら 1100 円かかるのですが、これも近くの私の周りの人方に聞きましたら割と予防接種している人は少ないですね。だからこれもお金がかかるということになると年金暮らしの人たちにとっては今もう食費等全部値上がりしている中で病気にかかるかかからないかということのわからないような状況の予防接種の方まではお金を回せないという、そういうはっきりした声が聞こえて参ります。これでインフルエンザの予防接種についても、もう少し減額するとか後期高齢者以降の高年齢の人には無料だとかいう制度は作られないのでしょうか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

はじめにインフルエンザの予防接種状況についてお答えをさせていただきたいと思っていますが、過去の実績として令和3年度の実績からお答えしますと、高齢者の接種者数が 1212 人いらっしゃいました。町負担 2700 円に 1212 人をかけると 327 万 2400 円。令和4年度は 1243 人の方が接種されています。こちらも同じく町負担 2700 円を 1243人、掛けますと 335 万 6100 円。令和5年度これは2月 21 日現在となりますが令和5年度途中までの数字ですが 1247 人が接種を受けられています。これに同じく町負担の 2700 円を掛けますと 336 万 6900 円となります。ご質問の個人負担無しとして令和5年度の人数で試算しますと、473 万 8600 円が町負担ということになります。現行の 1100 円が個人負担という中で予防接種を控えられている方もいらっしゃると推測できますが、仮に 2000 人が接種の場合は 760 万円が町負担ということになります。参考まで申し上げますと介護保険施設入所者は全額助成とし、生後6か月から 12 歳までの子ども2回まで、こちらは上限 550 円を助成し 13 歳から高校3年該当年齢までの方は上限 1100 円を助成しています。安平町の財政状況を考えた時、そして町民の健康を考えた時、この金額が単純には高い安いというお話にはならないと思いますが、予防接種は大事な有効な手段と認識しつつも町としては個人負担を継続し、健康教育や予防事業などで側面的な支援に力を入れていきたいと考えています。

質問 2番 米川恵美子

インフルエンザのことはわかりました。でもこれは毎年やってくることですから、だからやっぱり年齢を区切って徐々にもう少し安く接種できるような、そういう対策を考えていただきたいと思います。それから肺炎球菌ですが、これも先日主人が接種して参りましたが 3300円かかっています。これも医療機関の発表によりますと高齢者のどんな病気をしていても最後は肺炎で亡くなる、肺炎球菌で亡くなる人の8割方は9割近い人は高齢者だと伺っていますので、肺炎球菌の予防接種は大事ではないかなと思うのですが。やはり周りの人方に聞きましたら、いつかかるかわからないようなものに 3000 円もちょっとっていうことで本当に身近な人で3300 円払って肺炎球菌の予防接種をしている人はいないですね。それに肺炎球菌の予防接種はどうして必要なのかって、5年に1度テレビでコマーシャルで出ていますけどそれらの情報をしっかりと捉えている人も高齢者では少ないようですので、その辺のところのお知らせも含めて、また、肺炎球菌の補助金制度も作ってもらえないかと思うのですがいかがですか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

肺炎球菌ワクチンの関係ですが、こちらについては5年間隔ということで今おっしゃったとおりなのですが、安平町では2回目以降についても助成の対象とさせていただいていますので、5年ごとに打つ度自己負担 3300 円負担していただくことにはなりますが、安平町は他の町と比べても手厚い助成を行っていると考えています。

質問 2番 米川恵美子

それでは健康であることの予防というのは誰もが皆わかっていることなのですが、それはどうして、どういう病気に対して予防が必要なのか。どこに行って予防接種ができるのかという、そういう具体的なことも含めて割と知っている人が少ないので、今後、今回私が一般質問すると言っていますので、それで注目している人もいらっしゃいますが、町としては広く広報していただきたいと思います。それで次に移ります。予防接種手帳を作って健康への意識を高め、自己管理をしやすくしてはどうかと思いますがいかがですか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

安平町では健康管理システムにより健康診断や各種予防接種の履歴を含め、個人ごとにデータ管理を行っています。したがいまして健康福祉課にお問い合わせをいただければ個人ごとに状況をお知らせすることが可能でありますことから、現在は手帳の作成及び交付するという考えはありませんが、自己管理を行うことは重要なことだと考えていますので、健康福祉課としてサポートができる体制をとっていきたいと考えています。健康寿命という意味では自分の健康は自分で守るということは非常に大事なことであり、健康意識を向上させるため町民一人一人が心身ともに健康で暮らせるよう各種事業を取り組んで参りたいと考えています。

質問 2番 米川恵美子

この健康手帳というのは私の考え方だったのですが、皆さん方にどれぐらいの予防接種をしているかとお聞きしましたら 75 歳以上の方ほとんど正確には覚えていません。コロナワクチンの接種した時期すらしっかりと覚えてはいないようです。コロナワクチンだったら1回打ったら3か月はおかなければならない。その中で3月いっぱいまで打たないとそれ以降コロナワクチンを接種しようと思ったら 7000 円かかりますよと言ったら、いや私いつ打ったんだろうみたいな感じですから、それですぐお薬手帳のようなものがあったらわかりやすいのではないかなと思ってこの提案になったのですが、健康福祉課にはなかなか聞きづらいので、それでは何かの折りに各地域にいる保健師さんにお伺いするとか、例えばピンピンコロリの教室に行った時にお聞きするとかね。そんなでも個人的に自分はいつどんな予防接種したかを教えていただけるのかどうか。具体的にお聞きします。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

まず各会場にそういったシステムを見られるようになっているかどうかは、そこまでは現状難しいかなと思いますので、仮に前もって事前にいついつのところに私がそこに行くので、そこにそういった情報を持ってきてくれないかと言いますか、自分のデータがほしいというような事前のお問い合わせをいただければそこをご用意させていただいて、その会場にてお配りできることができるかと思います。

質問 2番 米川恵美子

それではこの予防接種だとかワクチン接種とか検診などについての質問最後にお聞きしますが、これらの予防接種だとかする場合は全部追分クリニック、渡邉医院で接種は可能なのですね。帯状疱疹だとか肺炎球菌だとか、インフルエンザはよくわかっていますけど。あとピロリ菌の治療だとか。そういった治療や予防接種は全部地元のクリニックで間に合うのかどうか伺います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

予防接種については町内の医療機関で接種することができます。

質問 2番 米川恵美子

では次に移ります。長寿お祝い事業について年齢、金額を見直してはどうかということを伺います。これは最近私、高齢者支援の事業を2日と4日と立て続けにすることがありまして、2日の事業に関しては七十数名の会員のいる事業なのですが、そこで皆さんにお話を伺った結果、これはぜひ今までどおりではない長寿お祝いの方法をとっていただきたいと思って質問します。第9期介護保険事業の計画の中の高齢者福祉事業とありますが、ここに長寿を祝福するとともに社会に貢献した労をねぎらい、併せて町民の敬老思想の高揚を図ることを目的に長寿祝金を支給するとなっています。これで長寿祝金というのは何年ごろから実施されているのか。そして年間の支出額の推移はどうなっているのか伺います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

はじめに長寿祝金事業についてご説明します。この事業については旧追分町が行っていたもので、合併した安平町へ引き継がれた事業となっています。安平町長寿祝金条例が制定され、これまで同様の支給要件として多くの方に喜ばれている事業です。参考までに申し上げますと満 77 歳の喜寿の方は2万円、満 88 歳米寿で3万円、満 99 歳白寿の方で5万円、満 100 歳の方であれば 12 万円を対象の誕生月の翌月に1件1件のご自宅または施設を訪問しながら、お祝いのお言葉を添えながら手渡しによる支給をさせていただいています。場合によっては本人に直接お渡しできないこともありますが、お一人お一人のお顔を拝見しながらお渡しすることは大変有意義なことであると考えています。ご質問についてですが令和6年1月末日の安平町人口で試算をしてみました。75 歳から 79 歳まで、こちらは 3000 円支給とした場合ですが 586 名が該当になり 175 万 8000 円。80 歳から 84 歳まで 5000 円を支給した場合は499 名が該当になり 249 万 5000 円。85 歳から 89 歳まで 7000 円を支給した場合は 324 人が該当になり 226 万 8000 円。90 歳から 99 歳まで1万円支給と仮定した場合 248 人が該当になり 248 万円。100 歳以上は 10 万円支給であれば7名が該当になり 70 万円。合計で 1664 人が該当となり総額で 970 万1000 円となります。現行の制度で 100 歳を想定した対象者が将来的に受給する額は 22 万円でありますが、ご質問の方法で受給する額は 27 万 5000 円となり差引5万 5000 円多く受け取る形になります。実績で申し上げますと令和3年度から申し上げますが合計で 373 万円を支給しています。令和4年度は 471 万円。令和5年度はこちら見込みとなりますが 479 万円。令和6年度は予算計上させていただいている額が 554 万円ということになっています。

質問 2番 米川恵美子

私が提案する金額ですが 75 歳から 79 歳までが 3000円。80 歳から 84 歳までが 5000 円。85 歳から 89 歳までが 7000 円。90 歳から 99 歳まで1万円。100 歳になりましたら 10 万円を差し上げて、それ以上は差し上げないという、そういう考えを私は持っています。そして金額ですが毎年差し上げるということで現金でなくてもいいのですね。私は商品券がいいのではないかなと思っています。これだけ金額と人数と参事の方でお話がありましたが、これは現在の年齢と人数であって死んでいく人の数は入った上でのこの金額ですので、実際に受け取る人はこの年齢に達しない中で次々と亡くなっていきますので、町の予算はこれほどはかからないと思っています。私自身も正直言いまして私の親兄弟皆短命ですので一番長生きした人でも 86 歳、私はあと何日かで 81 歳になりますが4、5年しか元気でいられないかなと思ったらすごい寂しいです。88 歳の3万円のお金は要りません。だからわずかでもいいから毎年ボーナスのようにして少しずついただいて、そしてそれでちょっとは息抜きをするとか自分で作らなくてもいいものを食べられるという楽しみとしてこの長寿お祝い金というものは設けてほしいと思っています。いちいち自宅の方に現金で届けに来ていただかなくても結構だっていう方がもう大半です。お金2万円いただいてもお金に印が付いているわけではありませんので、その2万円の使い道はなくて、置いてくうちにどんどん生活費の中でいつの間にかなくなってしまっているという、それが現状のようです。先ほどから言っていますように高齢者支援の事業の中で皆さんに聞いてみましたら 85 歳の人でもあと3年生きられるなんてそんなこと保障が無いってね。だからなんぼ3万円貰えますよと言ったって貰ってみなければわからない話で、貰うかどうかわからない金額を提示されても何にもならない絵に描いた餅だと言っています。先ほど補正の中で人数を伺いましたら 77 歳で 127 名、88 歳で 52 名。これだけ人数が減るのです。88歳から今度 99 歳まで 11 年後たったの4名になるのです。だから 99 歳になったら5万円貰えますと言ったってその5万円貰える人はたったの4名しかいないのですよ。そういう現状の中で毎年わずかでもいいから1年に1回ちょっとしたボーナスみたいな感じでいただける方がよっぽどありがたいと言っています。そして高齢者ですから遠くに買い物に行かれませんから近くの飲食店で普段自分が作らないようなものをちょっと食べてくるような楽しみで十分だってね。そんな贅沢は言わない。多くのことは言わないと言っています。ですからこれは商店の振興も兼ねて商品券で配る。現金ではなくて商品券で配るということも考えた上で、もう少しこの制度の内容を考えていただきたいと思っています。今のこの発言は先日来何回も言いますが高齢者支援の事業を立て続けにやっていまして、その中で感想を聞いていますので。テレビの向こうで返答を楽しみにしている方がたくさんいらっしゃることを踏まえた上で、どうぞいいお返事をいただきたいと思います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

私の方で北海道の実際に実施している自治体なのですが、全部ではないのですが、大まかなピックアップしたところの町の様子をご紹介したいと思うのですが、大きい市でいきますと大体満 100歳だけで支給されている方が多いようでして、苫小牧ですと 88 歳で1万円、100 歳で祝い品を送っているといった状況だけです。室蘭ですと 100 歳の祝い品で終わっているという状況になっています。それから市町村でいくと安平町と同じような制度でやっているところは上川町が一番充実しているかなと思って見ていたのですが、上川町も 77 歳、88 歳、99 歳、100 歳とやっていますが、安平町の金額の半額の支給で実施されているようです。以上のことから安平町というのは北海道内でもトップクラスというか道内でも一番、全部調べていないのではっきり言えないのですが、一番支援の高い支給事業となっているのではないかなと思っていまして、あくまでも祝い金ですので、節目節目のところでやらせていただいている事業ということでご理解いただければと思います。

答弁 町長 及川秀一郎

こういった敬老に対する祝い金というのは大事なことだと私も思っています。先ほど小板橋参事の答弁のなかに旧追分町から制度を引き継いだという説明があったかと思います。旧追分町時代も遡ってみると敬老の日に合わせて 70 歳から 74 歳までの方に毎年 5000 円。75 歳以上は1万 5000 円を毎年全員の方に支給していた歴史があります。そういったことで財政的な困難から節目の 77 歳、88 歳、99 歳、100 歳という節目の年に金額を若干上乗せしながら支給するという経過があったと記憶しています。ですから当然今の物価高、資材高の時期にあって少しでもお金が入用だというのは十分承知していますが、これまでコロナ禍においては、これは国や北海道の支援策も活用しながら給付金支援金等も支給してきましたので、これから先のことのコロナ禍だったり様々なことは想定できません。何があるかわかりませんが、現状の中でこの支給制度を見直して支給対象者を幅広にしていくということでいくと財政的な負担が大きいということでなかなかそこは難しいことかなとは思っています。方法としてポイントあびらというお話もありましたが、そこも原資は町の方からになりますので今町でやっている健康教室、運動教室等に参加された時にポイントあびらを付与してそれを溜めていただきながら若干の足しにしていただきながら健康にもなっていただくという趣旨でポイントあびらの仕組みもスタートしましたので、そういったところもご理解いただきながら、なかなか米川議員のご提案については実施するには難しいと考えています。

質問 2番 米川恵美子

今の世の中、少子高齢化、子どもが少ない、人口が減少していくということで子育て支援子育て支援って国も地方もそちらの方にばっかり財政がつぎ込まれていますけど、親孝行を忘れたのではないかなという思いをテレビを見ながらニュースを見ながらそう思うことが本当に何度もあります。私のやっているボランティアのところに 92 歳と 94 歳の方がこういうことをしてほしかったと手をつないで入ってくるのですよね。99歳になったらと言ったら、そんなの要らない要らない 99 まで生きられるかどうかわからないってね。だからちょっと近くの店でおいしいものを食べられるぐらいの2、3000 円のお金でもいいから毎年貰った方がよっぽどありがたいって、そう言いながら私の作った大したものでもないものを喜んで食べていただきますけど、そういう考え方の方がほとんどです。だから 85 歳だからって 88 歳まで生きられるかっていうのはそんな自信も目標も持っていないって。皆一日一日を朝起きたら今日も生きていたみたいな感じで暮らしていると言っていますので、そういう高齢者の寂しい気持ちを少しは察していただきたいと思います。まぁ地方自治体の中でこれだけの町のやっている事業が長寿お祝いの事業をやっているところが少ないというのであればこれをずっと町の特徴としてアピールしながら改善していただきたいと思っています。後期高齢者 75 歳以上で介護保険から健康保険から全部変わってしますので、そこのところを考えた時に私は 77 歳ではなくて 75 歳からと提案しています。先ほどからあびらポイントの話だとか商品券の話だとか色々していますが、本当は気持ちの問題なのです。お金がほしいというのではなくて何か楽しみがほしいという。例えば追分町時代はしょうがい者の方たちはバスで日帰りで温泉に連れて行ったような事業もありましたのでね。何でもいいからまず何年先一度いただいたら 11 年も先と言ったらその 11 年でどうなるかわからないってね。なんぼ 100 万貰える 300 万貰えると言ったって11 年先に貰えるかどうかわからないような金額を提示されたって何もならないっていうのが高齢者の方たちのお話です。皆さんなるべく迷惑かけないでピンピンコロリというのが口癖ですけど、だけどもう少し高齢者の気持ちを考えて政策を作っていってほしいなと思っています。これは今回この質問するにあたってこれを言いたくてこの質問を一から順番に組み立て参りましたので、再度この見直しをする考えがあるかどうか金額はともかくとして毎年いただけるような政策になるかどうかも含めて見直しができるのかどうか再度答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 及川秀一郎

先ほど答弁した考え方は、これはずっと合併した時にも財政問題で合併したということがあって何か急激に財政状況が好転するということがあれば別ですが、財政計画上も厳しさはさらに増していく、団塊の世代の方のピークがもうすぐ迫っているという状況の中にあっては対象者を多くの方にというお気持ちは十分私もあります。私も地域で会った時に自分が回ってお祝い金を手渡すということはなかなかできないのですが、担当課の参事だったりが行った時、受け取りましたよということで私に会った時に感謝の言葉を言っていただく方も多数おられますので。米川議員がおっしゃられたようなことを言われる方もいらっしゃるとは思いますが、なんとかこういった町の政策、また様々なことにお金がかかってきますので、そういったところに充てながら、しかし福祉だったり高齢者福祉、しょうがい福祉、そういったところの制度として施策として手厚くしていただく。そういった財源にしていただきたいということがあろうかと思いますので、私としてはそういった形で高齢者の皆様方のお気持ちに応えていきたいと思っています。

質問 2番 米川恵美子

補正の時に3月分も含めて 77 歳が 127 名、88 歳が 52名と言っていましたけどね、ここのところぐらいはまだお金が必要なのだろうと思います。その後については、さほど長寿お祝い金の支出額がぐっと減ってくると思いますので、考え方をもうちょっと考えていただいて。わざわざ手元まで配達に家まで来ていただかなくても結構です。そういう何か違った方法でお祝い金がいただけると今年もこういうことがあったからまた来年まであと1年頑張ろうねみたいな感じでそうやって歳をとると生きていくものではないかなと思っています。それで私自身も親と同居していましたから、親が 90 歳の時ちょっと風邪をこじらせて調子悪い時に死ぬ者がごはんを食べたら勿体ないって。だからごはんを食べないって。お医者さんに体調に問題は無いですよと言われたけど精神的なものでそういうふうになって食べてもらって元気になってもらうのに本当苦労しました。精神的な支えになるようなものを政策として打ち出してもらいたいと思います。財政財政と言いますが、高齢者負担は医療費とか介護保険料の方にかかってくるとは思いますけれど、これも十分社会貢献してきた人に対する当たり前の私は財政処置ではないかなと思っていますので、どうぞ今後も何かの折に検討していただきたいと思います。それで質問次に移ります。補聴器購入補助について制度の内容を伺います。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

補聴器購入補助については、障害者総合支援法に基づく補装具支給制度を利用することができますが、あらかじめ身体障害者手帳の交付を受けた上で補助金の申請をすることとなります。身体障害者手帳交付の対象としては 70 デシベル以上の高度難聴で、判定医の診療により障害者認定を受ける必要があります。補助金の額については購入する補聴器の種類に応じた限度額の設定や本人の所得状況に応じて変わってきますが、目安としては全額補助から7割補助程度となります。また、補聴器が診療等のために直接必要である旨を証明できる場合は医療費控除の対象となる場合があります。

質問 2番 米川恵美子

障害者手帳が発行されて補助金制度があるのは十分知っています。だけど、それよりももっと軽度の難聴で日常生活の中で不自由することがあるという方は大変多いです。私の周りでも補聴器買うのが 20万、30 万もするから買えないと言ってお姉さんのお下がりを貰ったとか、金持ちの義理のお兄さんが良い物買ったからそのお兄さんが使っていたものをお下がり貰ったとかって電池だけ取り換えて使っている方が何人かいらっしゃいます。正直申し上げますと今私も補聴器を試しています。お医者様に補聴器を付けるか付けないか、それは自分の判断ですって。付けた方がいいですよというレベルの難聴ではないと言われました。でも仕事の中で聞こえないこともあって皆さんにご迷惑をかけることもあると思うものですから購入したいと思って補聴器を試していますけど。一番軽度の難聴の人が付ける補聴器でも値段は 19 万何千円だったか。それだけの値段が提示されています。当然補助金、手帳があるわけではないから補助金制度はないですけど、そういう方が周りにたくさんいらっしゃいます。難聴になってコミュニケーションが取れない、聞き取れないという中で何年も暮らしていると認知症のリスクが高いと言われています。認知症になると本人だけでなくて家族や地域の皆さん方も大変困るかなと思うものですから、それで補助金制度というものを、70 デシベルとかって言っていますけど、そういう境界線みたいなものは必要かと思いますけども、ぜひ町独自の補助金制度を作っていただけないかということで再度答弁をお願いします。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

難聴による高齢者の方の生活の困り感ですとか、先ほど議員もおっしゃられた認知症の関係なのですが、認知症予防としての補聴器購入ということですが、認知症の最大の要因は加齢ですが高血圧や糖尿病、喫煙、難聴、うつ病、社会的孤立、運動不足、サルコペニア、不眠、歯周疾患などがあると言われており、これらのリスク要因を改善することで発症を遅らせたり予防する効果が期待できるとされています。現在担当課の方では高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施において生活習慣病の重症化予防や口腔機能、運動機能、栄養状態が低下することによるフレイル予防、社会参加の減少対策として老人クラブの例会やサロン活動での健康教育、健康相談、ミニしゃんしゃん教室などを行っています。また、地域包括ケアシステムにおいては、一般介護予防教室や地域リハビリテーション教室、地域に必要なサービスを創出する生活支援体制整備事業、認知症サポーターが中心となっている各認知症施策、各福祉事業所や医療機関、地域包括支援センターが連携協力している在宅医療介護連携事業等で総合的に認知症の予防施策を行ってそのリスク要因を改善していきたいと考えています。認知症予防としての補聴器購入の助成についてですが、加齢性の難聴が社会とのつながり低下の1つになるということは認識していますが、現状においては国または道の補助金が無いため、慎重に検討していかなれけばならないと考えています。また、令和3年9月の定例会において安平町議会から国に対して意見書も提出されていますので、今後も国の動向を注視してい参りたいと考えています。

質問 2番 米川恵美子

過去に他の議員も補聴器に対する補助金制度について一般質問していますが、高齢になると元気な時とは全く違う心境が芽生えて参ります。理事者側の方たちが座っている皆さんたちの親の世代です私は。そういう親御さんたちとたくさん付き合ってきているからこそ高齢者問題はしっかりと訴えていくことができるし、また、周りの方たちからも期待されています。そういう意味で私はこの席をいただいているものと思っていますので、今後の高齢者支援事業をもう少しきめ細かく、生活に密着したことを考えていただきたいと思います。世の中子ども支援支援というけどそれも大事です。でも産まれてしまった子どもを支援するよりも私は本当は産まれる前の結婚する、結婚して子どもを育てていこうという意志の盛り上がりができる取り組みの方が大事ではないかなと思っています。そういうふうにして世の中の色んなご意見、政策に思いを色んな思いを抱きながらこの席をいただいていると思っていますが、でもやっぱり自分が高齢になったからこそわかるものがありますので、だからこそここでしっかりと訴えさせていただこうと思っていますので、今後の高齢者支援に財政が財政がだけではない何か違った考え方で高齢者の方に説明ができるような、そういう事業を考えていただきたいと思います。そういうことを今後の町の政策に期待をしながら私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:安平町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月7日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる