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南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日

高齢化に伴う町民のための安全安心な地域公共交通の推進について

2017年3月9日、南幌町議会の一般質問で、原田弘克議員が「高齢化に伴う町民のための安全安心な地域公共交通の推進について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
原田弘克 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 原田

それでは2問目に入らさせていただきます。高齢化に伴う町民のための安全安心な地域公共交通の推進についてということで質問させていただきます。昨今のテレビ、新聞等で高齢運転者の絡む交通事故が日々報道され、事故件数の増加は全国的な問題となっています。本町も高齢化率が30%を超え、今後の町立病院への通院等、高齢者の生活に必要な足の確保に不安を覚えるものであります。第6期総合計画の中でも高齢運転者の免許返納者に対する助成制度を打ち出していますが、十数年後には3,000人近くに増加する高齢者を鑑みると根本的な解決策が必要だと思います。そこで、3点伺います。1、本町の高齢運転者に係る交通事故の動向は。2、新たな地域公共交通の推進を掲げていますが、その方向性は。3、推進にあたって国の地域公共交通活性化再生法の適用を受ける考えは。

答弁 町長

高齢化に伴う町民のための安全安心な地域公共交通の推進についての御質問にお答えします。1点目の御質問については、全国的に高齢ドライバーによる交通事故が増加しています。本町においても交通事故全体は減少傾向の中、70歳以上の高齢ドライバーが原因となる事故件数は、平成28年は53件で34.4%を占めており、平成27年との比較では20件、14.7%増加しています。2点目の御質問については、町政執行方針でも述べたように、町民の生活交通対策として、地域の高齢化の動向や町内巡回バスの運行ニーズを注視するとともに、民間バス会社とも情報交換を行い、将来的な本町の地域公共交通のあり方について検討してまいります。議員御指摘のとおり、高齢者の生活に必要な足の確保は重要課題であると認識しておりますが、現段階では巡回バス利用者などのニーズを把握しながら、運行を継続したいと考えています。なお、平成22年度に策定した地域公共交通総合連携計画の策定後に、デマンドバスの実証運行を実施しており、近い将来に向けての地域公共交通のあり方について調査研究を進めます。3点目の御質問については、将来的に巡回バスから別の交通手段の運行に切りかえることが決定した場合には、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、新たに地域公共交通網形成計画を策定する必要があると考えています。

質問 原田

ありがとうございました。高齢者の事故、これはやはり本当に他人事ではない。私も将来高齢者になるわけですから、免許証がないときにどういった自分の生活のライフスタイルはどうなるのか、非常に不安を覚えています。その中で、1点目の交通事故の関係ですけども、やはりこう事故は加害者も被害者もやっぱり生活が一変する要素を持っています。高齢者の事故は一層その子供、孫、いろんなやっぱり家族に不幸をもたらすケースが散見されます。長沼町でもありました。この間は栗山町でもありました。アクセルとブレーキの踏み間違いの事故、やはり南幌でも私はあってもおかしくはないと思っています。それで1点目の関係ですが、自主返納者に対するタクシーの助成の関係ですが、これは返納時1回だけなのか。それと免許返納の勧奨、それから啓発活動はどのように行っていくのか、まず1点目でお伺いします。2点目でございますが、新たな公共交通ということで、現在巡回バス運行しております。私はまち・ひと・しごと創生の中で移住政策、これはかなり厚く考えた政策を、うちもみどり野団地もありますから、公社との連携、道との連携の中で必要な施策だと私は思いますが、まずもって大事なのは今住んでいる人の満足度、これを上げなければ人口増、減少抑制には僕はつながらないと思います。やはりこう先ほどにも言いましたように、自分がやっぱり七十、八十になったときにこの町にやっぱりこう住み続けたい。そういう思いを持った人をふやしていかなければ、まず満足度を上げなきゃだめだと。そのために今、将来的に不安なのはやっぱり買い物、公共施設、それから病院。いろんな面で、やっぱりこう不安を抱えている高齢者、高齢者予備軍、そういった方、この南幌町に住み続けられるような仕組みづくりが私は大切ではないかと思います。総合計画の中でも、高齢者が活躍するには外に出る、足を確保して出る機会、機会をいろいろ設けたとしても、やはりこう足がなければ、私はなかなか不安は一掃されないと思っています。現行の巡回バスは継続をするというお答えでしたが、町長はいつまでこのフィーダー系の運行を、町長としてはどの時点まで続けるのか、お答えをいただきたいと思います。3点目の再生法の関係ですけども、これは国が交通政策基本法、これは平成25年に改正した公布施行したやつですけども、中身的には、日常生活等に必要不可欠な交通手段の確保とまちづくりの観点からの交通施策の推進、関係者相互間の連携と協働の推進と3つを掲げています。そして、このポイントは地方公共団体が中心となり、まちづくりと連携し、面的な公共交通ネットワークを再構築するとしてございます。この公共交通活性化再生法のスキームでございますが、基本方針は国が策定いたしますが、この中で自治体が事業者と協議の上、策定する地域公共交通網形成計画、先ほど答弁あったこの計画でございます。当然今ある協議会も法定協議会に移行しなきゃならない、そしてこの計画づくり、やはり答弁にありました町民のニーズ、これが必要になってきます。その後、いかにその事業を展開するかという部分では、地域公共交通再編事業がございます。最終的にこの再編の実施計画を立てて、国交省の大臣が認定して計画を後押ししてくれるものでございます。具体的な事業としては、予約型の運行転換経費補助、要するに小型車両の導入、そして予約システム。そういったものも入るわけでございます。ほかには車両購入に係る補助、そして巡回バスで今やっております地域内フィーダー系補助、これは全部補助率2分の1でございます。私は過疎債もない本町の財源としては、ある程度国の補助をもらいながら、やっぱりこう地域公共交通を維持していかなきゃならない。単独ではなかなか私は無理だというふうに思ってますので、こういった財源、それからいろいろなこれから国が限界集落を含め、やはりこうJRの問題もありますが、やっぱり地域内の住民の足の確保策としては、まだまだ国は出してくれるというふうに思ってます。その中で、今からいろいろな検討をしてですね、いくべきではないかなと思いますけれども、その辺のこの計画づくり、ある程度目安として、私はスピード感が必要だと思っています。町長は4期の中で、これをやっぱり積極的に進めるのかどうか、やはりこう計画策定、法定協に移行して、計画策定まで二、三年、実証運用までとなると、中に例えば有償の運送のやつをやるとすれば、事前準備で協議も必要ですから最低4年はかかる。やっぱり実証運用して5年、して当然そうなると9年、10年ぐらいになるんです。10年経てば地域も変化しちゃうんです。ですから速やかな計画策定と実証運用ができなければ、私は新しいニーズをつかめない。まして、国の指定を受けるんであれば、当然評価も求められます。事後評価、それによって来年度どうする、次期どうする。そういうようなテーマで協議会もどんどん進んでいくはずです。その地域の変化を含めて私はスピード感大変必要、僕は大事だと思ってますが、この町長の4年間の中でどの程度までやりたいか、進めるべきか。その思いをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

原田議員の再質問にお答えをいたします。新しく自主返納の関係は予算が通れば、そのようになるんですが、そこで詳しく説明があろうかと思いますんで、私からは簡単に。3カ年広報等々で周知、あるいは老人クラブ等との会合なんかでお話をさせていただき、詳しくは予算委員会で聞いていただければというふうに思っております。それから満足度、これはいろいろ議員言われたとおりのこともありますが、今の住民のニーズは、今のある公共交通の便数も減らさないで、ふやしてくれっていうのがほとんどであります。そのところを考えていただければ、どういう道を今やらなきゃならないのかっていうことは、当然議員も現職時代、いろんな費用と運送会社と当たった、その考え方は今も変わっておりません。現状を維持するのが非常に厳しい。だから住民の方には、今はまず公共交通に乗ってくださいというお話をさせていただいて、その上でいろんなことが今言われましたけど、町としても考えていかなければならない現実があるかと思いますが、先ほど申し上げたように、バス事業者との連携がこれ不可欠であります。意見を戦ってやれるものではありません。ですから慎重にならざるを得ないというのは、これは十分議員御承知かと思います。先ほどいろんな話があった中で、やっぱり言葉っていうのは大事であります。今限界集落という言葉が出ました。これは議員としては、ふさわしい言葉ではありませんし、私は使う気はありません。これはやめてほしい。いろんなところから批判を受けているんです。やっぱり立場、公人という立場がありますから。そのことは十分これから理解して発言していただきたい。誰もがそんなところに住んでいるわけじゃないので、自分のふるさとであります。そのことを十分感じていただきたいと思っております。できるだけスピード感は持ちたいんですが、今言ったようにバス事業者やらいろんな公共交通、民間も含めて、うちの町の中で走っていただいております。町が手がけることによって廃業だとか、下がっていってしまうってことになったら、これ非常に問題があります。そのことを十分認識をしながら、先ほど言ったように事業者等と、関係者とも将来の人口構造がわかってるわけでありますから。そんなことを通じて、お話をいただいて、同じテーブルでどうあるべきかということの議論はしていきたいと思っています。もし、皆さんの了解をいただけるならその方向で当然検討していくべきだと思いますし、国のほうの制度は、当然使っていくべきだというふうに私は思っております。

質問 原田

1点目に関しては、3カ年ということで、これは予算の中でまた詳しく知りたいと思います。2点目、町長、限界集落、私は南幌のことを言ったわけではなくて、報道ですとかいろんな面で、そういうニュアンスを報道されていることは事実ですから、そういう地域もあるよということで、私は南幌のことを指したわけじゃございませんので、それは訂正を。私が誤解をさせたのであればそれは謝罪したいと思います。そういう意味で言ったんではないということで御理解いただきたい。再々質問をいたします。2点目の部分で、巡回バスをやってる中でアンケートも公表されております。その中で乗車時間が長い、バス停まで遠い、そういったアンケート結果も出ていることですので、これはまた定期的にアンケートをとってニーズを把握していかなければ、僕はならないと思ってますが、一つのこれから新たな公共交通を進める上で、やっぱりこう南幌町の特性と言えば、やはりこうコンパクトにこの町はできてるんです、道路網も。その中でいかにこう今の巡回バスを派生してこう効率的に住民のニーズ、答えれるかというと、やはりこう今のコースを東回り西回りに2つに分ける。そして市街地団地内を別系統で循環させる。で、ビューローを起点とします。当然町長が先ほど言いました民間バス、とにかく使ってほしい、今は便数を減らさないために。それは私もJRとか、中央とも協議した中では、やっぱりこう利用者増に結びつける方策を考えなきゃならない。ビューローを起点にすれば、当然ビューローでの乗り換え、札幌ですとか北広島、そういった方向にも僕は相乗効果が出るというふうに思っています。あくまでこれは行政がやるのか、協議会が主体としてやるのかは別ですが、やはりこう公共施設、やっぱり買い物も含め郵便局やいろんな施設に行きやすいような環境をつくるのが、私はこの町のスタンスではないかと、公共交通を進める上では。その中で当然公共施設、役場、プールもそうです。そういった利用度も高める、生涯学習センターもそうです。そういった中で、こまめな例えば午前9時から午後の3時まで、朝3便午後3便、これで僕は公共施設、月曜日から金曜日までの平日でいいと思います。ですからそういった手法、一つの巡回バスにとらわれないで、デマンドもいいでしょうし、予約形もいいでしょうし、そして路線方式のバス、こういった多様なやっぱりことを考えていくべきだと思いますけども、これについてもし町長、今お考えがあるんであれば、イメージ的にちょっとお示ししていただきたいなと思います。交通網形成計画の関係ですけども、私のほうでこの資料、山形県の小国町というところにお電話させていただきまして、担当者にいろいろとお話を聞きました。この計画ができて実際まだ実証運用してないそうです。なぜかというと、地域との調整がうまくつかないという問題があるそうです。やはりこう先ほど言いましたように、計画を立てても、その計画のニーズはその前の年の分、当然実証運用まで5年も経てば地域は変わってしまうんですよ。そういった面で僕はスピード感ということでお話をさせていただいたと思います。この地域公共交通本当に僕は重要課題、本当に町長が言うとおり重要課題と思ってます。この検討についてですね。やはり、これは行政だけではなく我々議会としても、当然これは勉強して研究していかなきゃならないものだと思っています。議会として、議会と一緒に取り組んでみてはどうかと思いますけれども、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長

原田議員の再々質問にお答えします。先ほども答弁させていただいたとおりであります。原田議員が言われている方法論は当然私の中でも考えておりますが、現状では先ほど言ったとおりであります。ですからその動向を見きわめながら、大事な問題でありますから、やっていきたいというふうに思っております。限界集落は今マスコミも使わなくなったんです。住んでいる人等の気持ちを考えてやってください。公人であります。そのことを忘れないで。

質問 原田

議会と一緒にっていう部分、町長の答弁を。

答弁 町長

議会は議会で議論をしていただいていいと思います。私どもは住民ニーズを把握しながら、あわせて先ほど言ったように、今運行している事業者との連携もありますから、その辺を十分考えながらお互いでいい案が出てくればいいと思っておりますから。ただ、勝手に私どもは走るわけにはいきません、この問題。どのバス事業者も、注視しておりますから。現在の運行が相当厳しいっていう動向を踏まえながら、南幌町が違う形でやるならそれはどうぞということになりますんで、そうすると住民の足が困るということでありますんで、その辺は慎重に私は進むべきだと。

出典:南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる