みんなの議会

南幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

札幌圏に近い特性を生かすまちづくりのために

2017年12月12日、南幌町議会の一般質問で、原田弘克議員が「札幌圏に近い特性を生かすまちづくりのために」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
原田弘克 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 原田

それでは、札幌圏に近い特性を生かすまちづくりのためにということで質問させていただきます。全国的な少子高齢化、人口減少の流れの中で各自治体は今後のまちづくりに知恵を絞っています。本町も、まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で移住定住の施策に取り組んでいますが、今住んでいる町民の満足度を上げなければ、南幌に住もう、住み続けたいという思いにつながらないと思います。そこで現在進めている、みどり野きた住まいるヴィレッジ事業及び子育て世代住宅建築費助成事業に、まちづくり戦略の一つとして付加価値をつける必要があると考え、昨年、町でも第6期総合計画策定においてアンケート調査を実施しましたが、町民のニーズを把握するため、私もアンケート調査を実施いたしました。年々変化する町民ニーズを読み、町民の望む「ふるさと南幌」の将来像をしっかりと描き、示すことが重要と思います。両アンケートの分析結果を踏まえて、今後のまちづくりの考え方を含め3点伺います。1、町外通勤者の利便性の向上のため、夜間の帰宅者に対して、北広島駅、野幌駅からのシャトルバス等の運行の考えは。2、民間バスの利用促進と南幌在住や新規移住の町外通勤者に対して、交通費助成の考えは。3、「子育てのまち」に「通勤しやすいまち」の付加価値をつける必要があると思いますが、以前、みどり野団地販売促進に掲げたスローガンである「札幌圏のベッドタウン」としてのまちづくりに、今まで以上に真剣に取り組むべきと思いますが、その考えは。

答弁 町長

札幌圏に近い特性を生かすまちづくりのために、の御質問にお答えします。平成28年度に実施した、第6期総合計画の町民アンケート調査結果の中では、本町の人口減少を抑えるために町として重点的に取り組むべき課題として、公共交通機関の充実、医療・保健福祉の充実、企業誘致など働く場づくり、店舗など商業施設の誘致が上位となっています。1点目の御質問については、平成8年度から平成16年度まで、平日の夜間に乗り合いタクシーを運行した実績があり、当初は北広島線一本でしたが、その後はルートを変更しながら、北広島線と野幌線の2路線で運行しており、1日当たりの利用人数はピーク時の4.2人から最終年度には1.3人にまで減少し、効率的な行財政運営の観点から廃止となったものです。この運行実績を踏まえますと、現段階では困難であると考えています。2点目の御質問については、民間バスの運行は、重要な公共交通手段の一つであることから、町広報等を活用して、引き続き民間バスの利用促進についてPRしてまいります。また、町外通勤者に対する交通費助成については、民間企業等の通勤手当支給の実態はさまざまだと思われますが、取り組まれている自治体の事例を見ますと、通勤地まで遠距離であったり、公共交通網が不足しているケースが多く、本町としてはこの制度の創設を優先するのではなく、高等学校等通学費補助の推進を始め、移住定住施策や子育て支援策に力を注いでまいります。3点目の御質問については、現在取り組みを進めている、みどり野きた住まいるヴィレッジ事業及び子育て世代住宅建築費助成事業をしっかりと推進していくとともに、民間バス事業者と運行路線の維持確保などに関して十分に協議していくほか、教育や福祉、生活環境などの分野においても着実に取り組んでまいります。

質問 原田

子育て世代住宅建築費助成事業、みどり野きた住まいるヴィレッジ事業、そして住宅金融支援機構のフラット35の活用。前回の全員協議会でも、担当主幹から3本の矢という表現をしていただきました。私は、すごいいいセット、戦略だというふうに思っています。期待して応援をしたいというふうに思います。ただ、私はその時に4本目の矢、次の一手を、やはり南幌に足りないものをきちんと準備しておく必要があるというふうに言わさせていただきました。町の進めるこの事業は、何とかぜひ成功させたいという思いで、私は今望んでいます。それでは次の一手は何なのかと。それで、昨年実施しました町の総合計画のアンケート、この報告書を町長も十分中身を見たと思います。去年、私の娘のところにもアンケート用紙が来ました。それで設問をちょっと拝見させていただきました。ちょっとその中で違和感を感じたのが、南幌町の人口減少を抑えるためには、町として重点的にすべき点と。一般的に総合計画のアンケートでは、重要な政策課題に触れることは、普通ないです。大体は今後のまちづくりのために必要な重点施策は何だと思いますかって。あえてこの設問にした、人口減少という政策課題をアンケートに載せたということに、僕はちょっと違和感というか、減少対策をどういうふうにするんだという町民へのアピールかというふうに思いました。それで結果を楽しみにして、昨年の12月に公表されました。すごく驚いたのは、この公共交通機関の充実、20歳から50歳までで7割を超えているんですね。町民が7割を超すっていうことは、一般的な政策課題では大体5割が私は基本だというふうに思っています。60歳以上でも5割、やっぱりこの公共交通機関の充実というのは、町民にとっては皆さん平等に感じているということだというふうに思ってます。このアンケート調査の後段にも、まちづくりの意見や提言の自由回答でも、公共交通機関に関する記述が多数見られると、そういう報告になっております。私はその後3月の一般質問の中でも、まず町民の足の確保の関係を町長にお伺いをしました。将来的に、近い将来調査研究するということで回答いただきました。その後私は具体的な、やっぱりそうしたら一体、子育ての町っていうことを言ってるんですから、子育てをしている30代・40代、ましてや税金を納めていただいてる、社会保障費を納めていただいている年代がどう考えているのか。通勤に本当に便利がいいのかっていう、そういう観点でアンケート調査をさせていただきました。この2つの提案については私の思いつきじゃありません。これはまちづくり戦略チームが、一生懸命汗をかいて出した提案の内の一部です。町のアンケート、今回のアンケート、双方の町民のニーズ、思い。これを私は大切にしたいというふうに思っています。今すぐ実施すべきとは言っていません。あくまで、これは町の将来的な地域公共交通全般にかかわるものです。しっかりと活性化協議会もありますので、将来的な方向性もきちんと示してあげて、町民にやはりこう安心感を与えると。そういうことが私は必要だと思いますけれども、町民ニーズを把握して調査研究して、私はいただきたいと思いますが、町長のお考えを伺います。

答弁 町長

原田議員の再質問にお答えをいたします。総合計画の時にもアンケート、それから議員もアンケートをとられているようであります。公共交通、今バス3社走っていただいております。これを何とか維持をしていくっていうのが、私は一番であるというふうに思っております。今、いろんなマスコミで道内の鉄道の減便、あるいはバスの減便等々が出ているわけでありますが、私の町でも、そんな話も当然あるわけでありますが、それを何とかうちの今のまちづくりの中で公共交通が非常に大事であるというようなことから最低維持、できればもう少しよくしていただきたいというお願いを各社にお願いをさせていただいて、今のところそのようになってきている。これからも姿勢はそういうことであります。なかなか3社にかわって町がやる、そんなことにはならないと思います。私は民間企業とうまくいろんな話をしながら、マッチングしてやっていくべきだろうというふうに思っております。利便性の向上の中で、高校生の通学費の補助もさせていただいております。それを今度提案がありましたけれども、一般の通勤者にもどうかと。これは先ほど答弁をさせていただいた経過がいろいろ、議員は当時現職でありますから、十分御承知だと思います。ですので、そのことを踏まえますと、なかなかその形態にとっては、かわりはないというふうに私は思っています。私も夜遅く帰ってきます。通常の姿で皆さんが帰っている方はわずか一握りです。それ以外の方は違う、それも仕事と言われればそれはそうかもしれませんが、一般の人から見るとそこに優遇ができるかどうか。今の我が町の状況を考えると、まだそこまでに余裕が私はないというふうに思っております。ですから、民間企業の方に何とか今お願いをしながらやっていくのが最善の策。民間の力も借りなければ町がなかなか自立していかない。しかしながら、住民ニーズっていうものは変わっていくのが実情であります。当然変わるころにはいろんな調査もしながら、また発展的にいろんなことができるかできないか、これは町も変わっていくわけですから、その時点その時点でいい方向があれば、また変えていきたいなというふうに思ってますが、今はまずは民間の三社にこれ以上不便をかけない、応援をしながら最低維持、プラスアルファできるように、これからも要請活動を続けていきたいなというふうに思っております。

質問 原田

民間事業者、本当に大切です。私も先般、国土交通省の札幌運輸支局にお邪魔をして、今の民間バス・JRも含め、民間バス事業者の関係をいろいろアドバイスを受けてきました。町長言うように、やはりこう赤字路線、民間事業者にとって、今回、ことし中間にフィーダー系含め補助金の減額が出ました。それは撤回されましたけれど、担当官の話では来年間違いなくあると。厳しい運営状況に置かれる可能性があると。当然、減便もあるかもしれません。その中で何とか私は民間バスの利用促進、3月にも巡回バスの件言いました。ビューローを起点にして、民間バスにアクセスするような仕組みということでお話をさせていただきました。今一生懸命、大変町長の思いはわかります。やはり民間事業者プラス、やっぱり交通資源、町内にもありますので、そういった財産をやはりこう大切にしながら、地域公共交通は、私は南幌版のシステムはつくっていくべきだと思います。やはりこう今住んでる方が、やっぱり満足度を上げなければ、移住移住と言ってもやっぱり定住していただくのが、まず今住んでる人がこの町はいい町だよと、生活しやすい町だよと言っていただけなければ、町長はトップセールスマン、自負しておりますけれども、町民は陰のセールスマンなんです、口コミという。やはり、いい噂が町内になければ、入って来る方は、この町はどういう町なんだという、そういう思いで来るわけですから。ですから私は、3本の矢にプラスもう1本矢を考えるべきだというふうに私は思います。みどり野きた住まいるヴィレッジ事業、ぜひこれはもう成功していただきたい。せっかく北海道が腰を上げた部分ですので。これを成功に導かなければ、次のステップはないと私は思っています。3月に質問した分については、日中は町民の足の確保、夜は通勤者の足の確保と、これはみどり野団地の販売促進には私は十分売りになると思ってます。町民の思いをしっかり伝えるのも、我々、私、議員の役目であり、町長の考えを町民にしっかり伝えるのも私たち議員の務めだと思ってます。私は町長であれば、この任期中にある程度の方向性は私は出せると思ってます。「為せば成る」です。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。これは江戸時代の米沢藩主、上杉鷹山の言葉です。一方で、戦国の武将の武田信玄もこう言っています。「為せば成る、為さねば成らぬ成る業を。成らぬと捨つる人のはかなき」。私も総合計画の目指している人口1万人、これを目指して私も一生懸命、この思いで努力をしたいというふうに思います。再質問はいたしません。もし、町長に思いがあるんであればお聞きしますが、町民の思い、若い職員の思いをしっかりとお伝えして、私は質問を終わりたいと思います。

答弁 町長

原田議員のお答えになるかどうかは別として、思いは皆さん同じだと思います。私も全力投球でずっと続けております。いつまで全力が続くかわかりませんが、身体の続く限りは全力投球をさせていただきます。いろんな言葉はありますけれども、私は手を抜かずやっていくのが、それが一番だと。その姿勢は職員なり町民に見ていただければ、おのずとわかる。ただし、民間事業者という相手があることであります。その思いもきちっと把握しながらやっていかなければ、共存していけないというふうに私は思っておりますので、これからも今までと同じように、常に全力投球で進めさせていただきます。

出典:南幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる