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南幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日

介護保険の新しい包括的支援事業について

2016年6月15日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「介護保険の新しい包括的支援事業について」質問し、町長、保健福祉課長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長、保健福祉課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

町長に2問の質問をいたします。1問目です。介護保険の新しい包括的支援事業について。平成27年度から国の介護保険制度が変わり、介護予防、日常生活支援総合事業が位置づけられました。事業の策定計画、実施については平成27年度から29年度までの3カ年で実施としており、本町では平成27年度に第6期南幌町介護保険事業計画、高齢者福祉計画を策定し、平成29年度実施に向け作業が進められています。また、地域づくりサロン事業や今年度始まった介護支援ボランティアポイント事業などが進められています。新しい包括支援事業では、在宅医療・介護連携の推進や、認知症施策の推進、生活支援サービスの体制整備などが上げられています。そこで4点伺います。1、住み慣れた地域で安心して療養生活が送れるよう医療機関や介護サービス事業者との連携が必要となりますが、どのように計画しているのか。2、認知症の早期発見、早期対応につながる具体的支援をどう考えているか。また、精神科医による認知症サポート体制をどのように築いていくのか。3、生活支援サービスを支える仕組みづくりとして、介護ボランティアを育成し高齢者を支える人材育成の計画が示されていますが、平成29年度実施の、地域支え合い推進員には専門的知識を持つ職員を配置する必要があると思うが採用計画はあるのか。4、要支援1・2の方の対応として、今後も継続してヘルパー、デイサービスを受けられるか、新制度に移行しても現行のサービスを受けることができるように自治体として責任を持つことが必要と思うがどう考えているか。この4点について伺います。

答弁 町長

介護保険の新しい包括的支援事業についての御質問にお答えします。介護保険制度の改正に伴い、地域包括支援センターが行う事業の中に、包括的支援事業の社会保障充実分として、在宅医療連携、認知症支援、生活支援体制が追加され、平成30年4月までに全ての市町村で実施することになっております。1点目の質問ですが、本町はこれまでに医療・保健・介護関係者による保健福祉医療サービス調整推進会議を月1回開催しており、昨年度からは、さらに町立病院と地域包括支援センター職員が在宅医療の情報交換を3カ月に1回行っており、今後もこれらの関係者との連携強化を図ってまいります。また、昨年度、町立病院医師が講師となり、町民が病気になっても安心して在宅療養ができるよう、町内の介護関係者を対象に在宅医療連携研修会を開催しており、今年度においても同様の研修会を開催する予定であります。2点目の質問ですが、地域の身近な相談役として老人クラブ会長並びに民生委員、人権擁護委員の47名に、在宅高齢者相談協力員を委嘱し、早期の認知症に伴う心配事や問題行動を連絡していただく体制を整えています。連絡後は、速やかに保健師が訪問し、適切なかかわりや治療ができるよう対応しています。なお、平成29年度からは認知症総合支援事業を実施することから、現在、町の事業でかかわりのある精神科医並びに町保健師が必要な研修を受講し、認知症初期集中支援チームを設置します。3点目の質問ですが、地域支え合い推進員は、平成29年度に配置を予定しておりますが、専門的知識のある方に限定していません。しかしながら、町の介護予防事業や地域の実情を十分に理解して活動ができるような方を、複数名の配置を検討しています。4点目の質問ですが、現在の要支援1・2の認定者は109名おり、そのうちヘルパー利用が8名、デイサービス利用が14名となっており、平成29年度の新総合事業に移行しても、同様のサービスはそのまま継続して利用できます。

再質問 熊木

再質問させていただきます。最初に、最後の4点目のところで、要支援1・2の認定者、109名おりということで、新事業に移行しても、そのまま同様のサービスができるっていうことでは、すごくそれは評価できるなと思います。それで質問いたします。平成27年度からのこの事業なんですけれども、昨年、道内でも実施されたのが2市5町と聞いています。昨年の予算とか、この計画をつくるに当たって、説明された時には、近隣とかそれから先進地の事例を調査しながら研究していくっていう説明があったと思います。その点では、2市5町でやられている、そういうところの先進地の事例とかそういうのはどのように把握しているのか。そして、うちの町にも取り入れられることが何かあると感じておられるのか、その辺ちょっと具体的に伺いたいと思います。また、精神科医なんですけれども、先ほどの御答弁では、今までの事業に関係ある精神科医がっていうことで、なっていますけれども、この本町には、どなたのことを指しているのか。それから、大きな事業になったときにいろいろ兼務している精神科医でも、そのままその事業としては組み込むことが可能なのかどうか、それも伺いたいと思います。また、地域の支え合い推進員、それは先ほどの御答弁では、専門的知識がある方に限定していませんということですけれども、答弁で、複数名の配置を検討しているってことでした。これはコーディネーターと言われている方だと思うんですけれども、やはり今、介護の現場とかでいろいろ事件とかが起きていて、知識とかがあまりなかったり、それから知識とかそういう専門的なものがないゆえに、利用者に対しての虐待とかいろんなことが起きていろんな事件に発生しているんですけれども、やはり専門的知識を持ってる人に、かかわってもらうということで、やっぱりプロとしての判定とかいろんなことができると思うんですよね。気づきとかそういうことができると思うので、ぜひやっぱりそういう人を採用しつつ、さらにはボランティアを育てていくっていうのでは、その方たちの知識も参考に取り入れながらやってくっていう姿勢が必要ではないかと思うんですけれども、そこ再度伺いたいと思います。また今、いろいろ国がいろんなことで方向を出してきて、その3カ年の中で実施するようにってことで進めてくる、そして第二次・第三次ってことで、どんどん進められてくるんですけれども、やはり現場の中では、限られた保健師さんとか、福祉課の職員とかの中で、それをやりくりするわけですから、で、そういう意味では、現場の体制としては、厳しい状況が生まれるんではないかなと想像するんですけれども、そういうのでは実際にはどうなっているのか、国がそもそもこの計画を出してきた時に、やはり今まで介護保険を適用して、国と道と市町村っていうところで、お金の配分をしてやっていたもの、国の予算を削るばかりに市町村にしわ寄せがいってると思うんですよね、同じように介護保険料を払っていながらも、十分な介護を受けられないとかそういう利用できないということが、あちこちで生まれているっていうことに対して、行政側がっていうか、やっぱり私は国に対しても現場はこんなに厳しいんだっていうような声を出していく必要があるかと思うんです。今、やられていることのほかに、新総合事業の中では、この後には今は要支援1・2を切り捨てるという形で、だけど本町はそのままのサービスを継続しているということでしたけれども、この後にやってくるのが、要介護1・2も切り捨てるという形の計画がつくられているんですよね。このあとそれがやられてくると、本当に今までその要介護3・4・5っていうね、重篤な方をふやさないために、要支援とかのサービスをいろいろ細かくやって、なるべくいろいろ介護の度数を上げないような努力をせっかく今まで積み上げてきたものが、すべて水の泡になってしまうっていうことと、やっぱりここの市町村とかそういう自治体も、大変困難な状況になると思うんですよね。ですからその辺を国が決めてきていることであっても、やっぱり現場からの声っていうのは本当に必要だと思うので、そこをちょっと町長に伺います。また、サービスとか受ける方とか、昨年の御説明とかあったり、計画の中でもいろいろ聞き取り調査とかした中で、いろいろ通ってきたいんだけれども、なかなか足がないだとか、そういうような要望があったと思うんですよね。そういう人方に対して、どのような手だてをとっていくのか、その辺のお考えとかいろいろこういうふうに計画しているってことがあれば、そこも一緒に伺いたいと思います。

答弁 町長

前段のほうは課長が答弁するほうがわかりやすいと思うので、私の質問ではないような気がしますので、課長のほうから答弁します。

答弁 保健福祉課長

それでは御質問にお答えをいたします。まず1番目の御質問で、2市5町の実施をしていると、そのような中で、調査はしているのかということでございます。私どもは近隣の町、市の状況を把握しております。まず、総合事業に関しましては、長沼町が平成27年の4月から、岩見沢市が本年の4月からという状況でございます。長沼町につきましては、先ほど申し上げましたように、27年の4月ですから、昨年の4月からでございます。ただ、状況を確認いたしますと今までの事業の継続で、多様なサービスは追加はしてないという状況でございます。それと同じく、岩見沢市も長沼町と同じような状況でございます。ですから今後、両市・町については、今後事業を進めていく中で多様なサービスを考えていくものという認識でございます。続いて、総合事業のほかにですね、各在宅医療介護連携推進事業、生活支援体制整備事業、認知症総合整備事業という事業があるわけで、それぞれで実施年度が違ってございます。そういう中で、生活支援体制整備でございます。これは先ほどの3点目の質問の、地域支え合い推進員に該当する部分でございますけども、この部分で長沼町は平成27年の4月から実施という状況でございますけども、長沼町については行政の職員が兼務をしているという状況です。それと由仁、栗山町については、28年の4月から、ことしからという状況の中で、これについては推進員はまだ未定という状況でございます。続いて2点目の質問でございますけども、精神科医が決まってればというお話でございます。今予定しているのは、現在、心の相談ということで、月に1回あいくるのほうで先生に来ていただいております。この先生につきましてはポロナイクリニックの高塚先生でございます。今、長沼町でも同じように委嘱をしているように聞いています。できれば、私どもも今まで地域に十分精通している医師ということで、この先生を予定しているところでございます。続いて3点目、先ほど若干1点目で御説明申し上げましたけども、この推進員については、国の考え方では、専門知識を有さなくてもいいということでございますけれども、先ほど町長のほうからも答弁したように、やはり地域の実情を、また住民のニーズ、これらを十分把握をした中でコーディネートですね、この辺をやっていただける方ということですから、今後地域の資源、人材を発掘、そのような方を発掘していきたいと。ですから、例えばですよ、例えば保健師をやられていた方、看護師をやられていた方、それだとか社会福祉士の免許を持ってる方、これらを人材発掘をしていきたいというふうに考えてございます。次に4点目の要介護1・2が今後切り捨てられるのかなという御質問ですけれども、まだ私どものほうには、そのような情報は入ってきておりません。要支援1・2が、総合事業の中に切り替わっていくということで、国のほうの考え方とすれば、当然、介護保険の抑制を図るという観点から、軽易なサービスについては、それぞれの地域の資源を活用してということですから、NPOだとかボランティアの活用という考え方で、私どももですね、その辺を十分に把握をした中で、今後取り進めていきたいと思ってますけども、今現実にヘルパー事業を利用されている方が、例えばごみ投げをするといったときに、そういうサービスは地域のボランティアだとか、そういうNPOができるという考え方にも立ってますんで、今後事業展開の中でどういう形の資源があるのか。そのへんも十分検討してまいりたいと思っています。最後の5点目の足の確保でございます。私どもも今まで事業の中で、地域福祉を語ろう会を9カ所ほどをやらしていただいております。その中でやはりお年寄りになると、今まで車で運転ができたものがだんだんできなくなってきて、やはり足の確保が難しいというお話は十分聞いてございます。その中でもやっぱり地域の中で、そういう事業展開で皆さんが来れるような体制、そういうのも今後考えていきたいというふうに思ってます。ですから、すぐに、足の確保で町内の巡回バスが走ってますけども、それだけでは十分ではないという認識ではおりますけども、今後そういうのも含めてですね、足の確保を検討してまいりたいというふうに思ってます。以上です。

答弁 町長

熊木議員の再質問にお答えいたします。介護保険制度、いろいろ改訂されて、いろんなことが出てきたりして、地方にとってはそんなにいいんじゃなくて、逆に重たく仕事の量がふえてると、そんなことから、あるいは介護する職員の方の働いてる勤務状況の改善も今、当然指摘をされて、国のほうも今、その方法で検討しているようでありますので、私どもは町村会等々利用しながら、現状を話しながら少しでも改善をしていただくお願いはしているところでございます。これからも、まだまだ不十分な点がたくさんありますんで、それを要求していきたい、そんなふうに考えております。

再々質問 熊木

再々質問させていただきます。先ほど課長のほうからも丁寧に答えていただきました。

出典:南幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる