みんなの議会

南幌町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日

『子育ての町・南幌』を重点にした特色ある施策の取り組みについて

2015年6月15日、南幌町議会の一般質問で、菅原文子議員が「『子育ての町・南幌』を重点にした特色ある施策の取り組みについて」質問し、教育長が答弁しました。

質問者
菅原文子 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 菅原

『子育ての町・南幌』を重点にした特色ある施策の取り組みについてお伺いいたします。全国的に人口減少が問題になり、最近では特色のある市町村に移住・定住する若い世代の家族がふえてきているように思います。本町でも8,000人を切る時が近づいてきています。人口流出、移住・定住には教育問題が大きな要素になり得ると考えます。本町の子供の数も年々減少し、最近では少年団や中学校の部活動にも影響してきています。これから子供を産み育てる方々、また、今現在、子供を育てている家族にとっては、子育て・教育環境がしっかりしている市町村に魅力を感じるのではないでしょうか。これは成績の向上も重要ですが、それだけではなく、南幌町で子供を育ててよかった、育ててみたいと思うような特色のある教育行政だと思います。本町の特色として中学生国際留学プログラム事業は高く評価するところですが、子育ての町としてほかにもできることがあるのではないでしょうか。例として大学と連携し、ICT(情報通信技術)教育に特化していくとか、地元近隣市町に住んでいる国際人による国際教育、小中一貫教育、国公立大学を目指した取り組み、そのほかにも今の子供たち、これからの子供たちが何を欲し、何を必要としているのかを調査し、教育に反映していくことも大事なことだと考えます。今年度の教育行政執行方針の中に「『子育ての町・南幌』を重点にした施策に取り組む」とありますが、これは今年度に限らず、これからも続けていかなければならない取り組みだと思います。本町の特色ある施策の取り組みを具体的にどのように考えていくのか教育長にお伺いいたします。

答弁 教育長

『子育ての町・南幌』を重点とした特色ある施策の取り組みについての御質問にお答えします。子育て・教育環境がしっかりしている市町村に魅力を感じる。それは、成績の向上だけではなく、子供を育ててよかった、育ててみたいと思うような特色ある教育行政であるということについては、議員と考えを同じくするところでございます。『子育ての町・南幌』を重点にした施策については、本町の特色として、幼児期におけるブックスタート、すくすく広場、児童期における放課後や週末の子ども教室、姉妹町児童交流学習、中学校期における国際留学プログラムなど、学校教育だけではなく社会教育との融合を図りながら地域ぐるみで子供たちの学びを支える独自の取り組みとして進めています。また、子供たちが何を欲し、何を必要としているかについては、私たち大人が子供たちのことを理解し、私たち大人が子供たちに何が必要なのかを判断し、道筋をつけるべきものと考えております。子育ての町として、今行っている取組のほかに何かできることがあるのではとのことですが、まずは現状の取り組みを基本として、目標として掲げているものを継続して実施し成果あるものにしていく、その中で今後どのようなものが良いのか、町民が何を望んでいるのかを把握しながら、明るく元気に挨拶ができる子供たちが育つよう、第6期南幌町総合計画並びに第3期南幌町社会教育中期推進計画の策定に合わせ検討してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 菅原

ただいま御回答をいただきましたけれども、確かにたくさんのことをしていただいているということは感謝しております。本町としましては、子育て支援、いろんなことに対しまして他町よりも本当にすぐれているなと常々私は考えております。しかしながら、この本町でもたくさんの子供たちがまた出ていき、その主な中には大学を卒業したという子供たちもたくさんはいます。ですけれども、また、そのほかに小さい子供さんたちもまた出ていくという現状もあります。それから、生まれてくる子供さんたちももう30人を切るか切らないかといったところです。今、お答えいただきましたように、町長からも出されています子ども・子育て支援計画事業計画、それからまた今回の行政執行方針、第5期総合計画の中を見ましても本当にすばらしいことなんですけれども、やはり一貫して私が思いますのは、大きな柱というものがなかなか感じられないなというところなんですね。大きな柱と言いますのは、この南幌町はこういう町なんですよという、小さいことはたくさんすばらしいことはありますけれども、南幌町はこれに特化しています、これに重きを置いていますという施策がなかなか感じることが私としてはできないという思いで、これをいつも読んでおります。例えば、小学校にしましてもチームティーチングとしまして先生と2人でチームを組んで算数とかも教えているということも大きな目玉ではありましたけれども、やはりそれも今年は先生の配置ができなかったということで残念なことでということで聞いています。ですから、その大きな柱としまして、例えば国際留学プログラムをしていますよとか、いろんなこともこの中にも国際のことがいろいろ書かれていますけれども、そうした中ではやはり英会話とか会話が重要ではないかなという思いで私はやはりいるんですね。大人から子供まで。それから、本町ではみどり野幼稚園から英語を教えています。小学校に行きまして、1~2年生が1年に数回、5~6年生になると週に1回ぐらいありますけれども、やはり前回も私、一般質問をさせていただきましたが、ALTの先生もこんなに忙しければいろんな資料を作成することもできず、また、きめ細やかなこともできず、せっかく幼稚園、まあ、保育園のほうでは勉強を教えることができませんからそれはいたし方ないところではありますけれども、せっかくそうやって培ってきた子供さんたちのいろんなことに対する興味だったり、そういうのを小学校に入った時にどうしてなくなるんだろうかという、子供さんたちの期待も裏切られる反面もあるのではなかろうかと、これは私の実感として思っていることです。ですから、この本町として、IT教育、コンピューターのことも書いていますよね。もうコンピューターも28年までの中には、もう一度更新の時期も来ているのかと思いますが、それをタブレットに変えていくのかどうかわかりませんけれども、その時代に合ったことをされていくと思いますが。子供から大人までの生涯学習ということで先ほどお話があったように、南幌町として、例えば国際で行きますよ、それからITで行きますよ、それからスポーツでもいいんですけれども、そういう大きな柱というものをお考えでいるのかどうか、それを1点お伺いいたします。

答弁 教育長

それでは、再質問にお答えをさせていただきますが、大きな柱ということでございますが、当然、現在は南幌町の第5期の総合計画、その中に教育分野の柱があります。それに基づいて諸政策を講じているわけです。さらには、2012年に作成して、来年、計画期間が終わりますが社会教育の中期推進計画、そういうものをもとにそれぞれの施策を展開しているところでございます。ですから、その施策に即した形の中で事業評価をして取り組みを進めているという現状でございます。ですから、私、前から申し上げているように、教育については、今この取り組みを始めたからすぐ芽が出るということではなくて、体力、学習、能力、全て日ごろからの積み重ね、そういうものが後々芽が出てくるということでございますので、持続可能な、実現可能な、そういう施策を講じることがまず一番大事じゃないかなというふうに考えております。そんなことも含めて、今やっている事業が全ていいというふうには思っていない部分もありますので、毎年毎年の点検評価、そういうものを含めながら、さらには第6期総合計画、それと今年度、社会教育審議会に諮問いたします第3期の中期推進計画策定に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。

質問 菅原

今、お答えいただきましたけれども、やはり大きな南幌町の教育はどこに向かっていくのかなという、具体的なお考えというのがなかなか私も酌み取ることができずにいるんですけれども。確かに総合計画とかいろんなことを見ましても、こういうことで進んでいきますということでは書いています。そして、また先ほど言いましたように、一つ一つのそういう事業についても私は把握はするところです。ですけれども、この南幌町の教育はどこに向かっていくかというところですよね。ちょっとこれはわかりづらいかもしれないんですけど、例えば学校教育に特化していくというのであれば、小学校、中学校、先ほど私、例としてということでお話しさせていただきましたけれども、小中一貫にするとか。本町では幼稚園、保育園、それから、小学校、中学校、高校まで全て1つですから、そういう面では校長先生、教頭先生、それから先生方の間では、連携は進んでいるということはいつもお聞きしております。ですけれども、そういうことではなく、例えば小学校、中学校、一貫してこういう目標を立てていきましょうという9年間ということを視野に入れて、例えば、先ほどから私言っていますように、中学3年生の国際留学プログラム事業を一生懸命がんばっている子供さんたちに、まあ、御褒美といったらちょっと失礼かもしれませんけど、それを目標にしていきましょうということであれば英検3級というマル・バツ式ではなく、最終的にはマル・バツ方式にはなるんでしょうけれども、まず英会話を一生懸命頑張って、皆さんが英語を話せる町にしましょうとか。やはり1年、2年でできることではないのは私もよくわかっています。それなので私は言っているんですけれども。例えば9年間で1つのことをやり遂げよう。もし、情報、ICTに特化するのであれば9年間かけて子供さんたちをそのように、機器も含めて南幌町教育委員会でやっていこうという。これは来年の3月、今年度末までにできることではないということは私はわかっています。ですから、今年度いっぱいまでに整備してください、やってくださいということを私は言っているわけではないです。ただ、そういう形ででも、これから第6期総合計画、またいろんなことを考えていく上では1年ぐらいかけても大きなそういう方向性というのは見出していくべきなのではないかなと私は思うんですね。それから、今、国公立大学の先生方とかもお話しさせていただきますと、やはり自治体と一緒に組んで何かをやり遂げたいという思いもあるようです。ですから、ぜひ南幌町さんにちょっと伺わせていただいて、こういうことでお話しさせてもらえないかというお話もしてもらっていることもあります。ただ、私としては教育委員会のほうでも、また、行政のほうでもどのようにお考えなのかわからないので、私のほうで軽率に動くことは差し控えておりますけれども。やはりいろんなことができる南幌町というのは私はすばらしいと思うんですよね。先ほど言いましたように、全てが一つ一つあるということは動きやすいということにもつながるわけですから、私は本当にこの南幌町の教育って夢があって、すごくたくさんことができるなということで実感をしているんですけれども、一貫してやっていこうという、まあ、私は今、何に特化するというお話しはしませんけれども、そういう南幌町の幼稚園から高校でもいいんですけれど、一本のこういうことに向かっていこうという、そういうお考えがあるのかどうか、それを再度、もう一度お伺いさせていただきたいと思います。やはり今までいろんなたくさんの事業をしていったにもかかわらず、なかなか、これですということが見えず、とても残念な、そして、人口減少に向かっていってしまうという、子供さんたち、それから、先生方も子供さんたちがいなくなるイコール先生もまた減っていくわけですから、そこで部活動にも支障が来る、先生方、指導の方がいないですからね。それから、また小学校でもこれからはもしかしたら1学級制になってしまうかもしれない。そういう危機感を私は持っているわけですので、しつこくしつこく今日お伺いして大変申しわけないんですけれども、やはり目に見える柱というものをお伺いできればと思います。

答弁 教育長

答弁になるかどうかあれですが、ちょっと1点、先ほど菅原議員の中で国際留学プログラム、中学校3年生というふうにおっしゃいましたが、3年生に特化している事業ではございません。その辺だけは御理解ください。それと、ICTあるいは小人数教育、小中一貫教育、そういう部分については十分理解をしておりますし、中学校については、数は少なくございますがタブレットあるいは実物投影機だとかという形の中でそういう教育にも常に小学校はやっておりますが、中学校にも取り入れている部分もあります。ただ、基本的には南幌町の教育目標というのを制定してございます。これが大もとになってきます。その中で事業を推進しているということでございます。それと、もう一つは、議員が危機感を持っているというお話をされていました。現在、小学校児童は300名、中学校については189名、今年の1年生については40名を切ってございます。小学校の1年生は。そういうことから行くと基準の中で学級数はどうなるか。これは私どもも非常に危機感を抱いている部分でございます。そんな中で統合した時の経過、そういうことを踏まえた時にどういうふうにすることが一番いいのか、そういうことにつきましては、当然、町長部局もありますし、教育委員会の中でも今後さらに議論を深めて子供たちが幸せな学校生活あるいは成長した後の社会生活が送られるような、そんな取り組みをしていかなきゃならないなと思っております。ですから、継続してできること、そういうものを見きわめながら、これからの事業展開、さらには保護者、地域社会の皆さんの地域の方の皆さんの協力をいただけるものは協力をいただいて、全てが教育行政の中で取り進めるということではなくて、そこに生涯学習という一つの拠点となる施設を4月にオープンさせていただきました。そこを活用した中でこれから前向きに取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。

出典:南幌町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる