中頓別町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月11日
何か対策をしてきたのであればその内容について
2026年6月11日、中頓別町議会の一般質問で、吉田智一議員が「何か対策をしてきたのであればその内容について」質問し、町長 小林生吉、総務課長 永田剛が答弁しました。
- 質問者
- 吉田智一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課長 永田剛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 吉田智一
それでは、受付番号3番、議席番号2番、吉田です。私からは職員の職場環境と公共施設のセキュリティーの対応についてということで質問させていただきたいと思います。町の職員確保につきましては、採用希望者も少ない状況の中、採用となっても数年で離職してしまうなど、各職場では人員不足により大変苦労している状況かと思います。幸いなことに今年度当初は中途での退職者はいなかったと思いますが、ここ数年では職員研修も受け、仕事の内容を理解し、これから活躍を期待する時期に突然退職する職員が複数件見受けられ、退職の理由は様々で、私的な事情や役場職員として働くのに限界を感じ、退職した職員もいたとは思いますが、当町の役場を退職し、他町の役場職員となった職員が複数名いたことを考えると、個人の事情というよりは、当町の職場環境に問題がなかったのか疑問に感じるところがあります。少ない職員で多くの仕事を行うことで時間外勤務の増加や職場内での人間関係に問題がなかったのかなど、これらの状況についてどのように分析したか、また何か対策をしてきたのであればその内容について伺います。次に、時間外勤務についてですが、役場庁舎ではセキュリティーの関係でICカード機器による対応で出入りした個人及びその入出時刻も記録され、退庁時間にも制限があると思いますが、役場庁舎外の職場では職員の責任において休日や夜間にも時間に関係なく職場への出入りが自由にでき、時間外勤務の報告もない場合もあるなど、いつ誰が出入りしたかの確認もできない状況にあると思いますが、現状での時間外勤務については勤務時間と業務内容の把握についてどのように行っているのか伺います。また、勤務に関係なく夜遅くなど職場に出入りしている状況もあるのではと思いますが、各職場のセキュリティーについてどのように考えているのかお伺いします。
答弁 町長 小林生吉
吉田議員の職員の職場環境と公共施設のセキュリティー対応についてのご質問にお答えをしたいと思います。近年、途中退職する割合が多くなってきているということは感じています。令和に入ってから8年間の事務職の退職者数は、退職者数37名のうち23名が途中退職となっています。また、この間の採用者41名のうち15名、37%が途中退職となっている状況です。退職の要因では、約半数は結婚や介護、配偶者の転勤など家庭の事情と聞いていますが、その他は個々の事情によるものと推察しています。人間関係などの問題については配置も含めて対応に努めていますが、退職者が増えないよう、今後も対応を重ねていきたいと思います。職場環境では、採用難のため、途中退職による人員補充ができない時期もありますが、令和5年度からの定年延長のほか、社会人採用により現時点ではおおむね職員数は確保できているというふうに考えています。勤務時間増加の要因は、主に人事異動や担当業務の変更や時期的な繁忙による要因が多く、総体的には恒常的な増加状況は少ないというふうに捉えています。町では、労働安全衛生上の観点から、一般職は月の超過勤務が30時間以上、管理職は月40時間以上の場合に内容と改善内容を報告し、対応に努めているところです。職場内においては、時代の変化とともに人間関係の距離感やコミュニケーション、価値観が変わってきていると感じる面がありますが、人事評価の中では職場長と個別に面談を行う中で個人目標の設定や業務の進捗などのほか、業務以外の状況も共有する場でもあり、コミュニケーションの一助になっていると考えています。また、職員研修では、今年度から稚内市を中心として圏域で人材育成に取り組むほか、導入しているインターネット研修の活用により課題解決を図るよう事業者と協議を進めており、全体に向けて取組を行っていくこととしています。時間外勤務についてですが、庁舎外の各施設では時間外勤務が必要な場合には従来どおり管理職に内容を申請し、命令簿で決裁を行っています。また、時間外における入退室の管理状況については、教育委員会及び保健福祉課は会計年度任用職員を含む時間外の出勤が必要な職員、こども園は職員のみ合い鍵を持つことになっていて、国保病院は事務長及び係長、看護部職員が合い鍵を持ち、入退室を日常で管理しています。職員においては業務以外で職場に出入りしないことを前提としており、職員の常識と信頼関係の下に運用をしているというのが実態であります。公共施設へのカメラ設置は、これまで防犯面で検討してきていましたが、個人情報取扱いの重要性も高まってきていますので、改めて内部協議が必要だというふうに考えています。
再質問 2番 吉田智一
それでは、再質問させていただきたいと思います。まず、人間関係などの問題については配置等で対応とのことですが、また人事評価の中でコミュニケーションの一助になっているとのことですが、例えばどこの職場でも人間関係の問題、トラブルというのは多少なりあるかなとは思いますが、私のところにも職場内でのトラブルについて数件伝わってきている状況もあります。そのトラブルに対する対応についてはあまりされていないように感じますが、この数か月の間にトラブルの報告等はないということなのか、例えば案件はあるが、ささいなトラブルと判断したということなのか、再度伺いたいと思います。また、人事評価においても、各職場長とのコミュニケーションの取り方により、職場内での問題や困り事をうまく拾い切れない場合もあるかと思います。周りで気づいたときにはささいな問題が大きくなっている場合もあるかと思いますが、人事評価以外にも安全衛生委員会などをうまく活用するなど、早期の段階でささいなことでも気軽に相談できる体制をつくる必要があると思いますが、このような考えはないのかお伺いします。次に、時間外勤務の状況についてですが、労働安全衛生上の観点から、一般職員は月30時間以上で報告義務があり、時間外勤務が必要な場合は管理職にて内容を申請し、命令簿で決裁を行っているとのことですが、ルール上はそう決まっていると思いますが、現状30時間以上勤務しても、勤務時間命令簿には基準以内で報告している場合ですとか、時間外勤務を事後報告するなどの状況もあるのかなと思いますが、現状今はそのような事実はないというのことなのか、再度お伺いしたいと思います。もう一点として、時間外における入退室の管理状況として、会計年度任用職員を含む時間外勤務の出勤が必要な職員に合い鍵を持たせているとのことですが、どの職員も必要があれば時間外をしなければならないと思いますが、そうなると全職員に合い鍵を持たせることとなると思います。時間外勤務の必要な職員と必要でない職員の違いについて伺いたいと思います。また、業務外で職場に出入りしないことを前提に職員の常識と信頼の下に運用しているとのことですが、職員を信用していることは理解しますが、常識と信頼関係だけでセキュリティーを守るには少し不安を感じます。十分と考えているのか、改めてお伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 永田剛
吉田議員の質問にお答えしたいと思います。まず、人間関係のトラブルについてですけれども、ハラスメント的な案件というのは問合せがある部分はありました。そのほか日常的な防衛相談というところは、正式には受けてはいないといいますか、聞いてはいないところではあります。しかし、このご時世ですので、答弁の中にも書かれていますけれども、コミュニケーション上のいろいろ時代も変わってきているというところもありますので、何らかの形で拾い上げていく必要があろうかなというふうには考えています。人事評価の中で拾い切れているかどうかというところでございますけれども、この中で、全てとは言いませんけれども、職場の中で職場長のほうから、職場の雰囲気ですとか悩みとかも一定程度聞き取れているかなとは思います。これも不足はあると思いますので、先ほど申し上げたとおり聞き取りを行えるような体制づくりを、風通しのいい職場づくりをしていかなければならないなというふうには考えています。時間外の勤務の中で報告がないものがあるのではないかというところですけれども、実態としてはあるのではないかというふうに考えています。ただ、職場で残っている時間が全て該当するかどうかというのもある部分もあると思いますけれども、実際に知っていて記載をしていないというところもあるのではないかと思いますので、その辺はまた職場長とそれぞれ聞き取りをしながら整理をしていきたいというふうに思います。会計年度任用職員の中で鍵を持つ、持たないというところですけれども、これも職場長のほうで判断をしてもらって運用していますが、例えば事業の担当を持っているような職員ですとか、そういった職員は必要なのかなと思いますけれども、おおむね伝票処理とかサポートをメインで行っている職員は持っていないのかなとは思いますけれども、職場の中で一定程度その職場長が判断をして対応してきております。業務外の出入り、そこに関するセキュリティーというところですけれども、言われてみますと、これも職場長に任せているというところはございますが、答弁の中でもちょっと記載をしてありますけれども、個人情報ですとか、時間外の目の届かないところというのもやはりあると思いますので、そういった面も含めてカメラの設置ですとか、そういったところは検討していきたいなというふうに考えています。
再々質問 2番 吉田智一
ありがとうございます。再々質問になりますが、役場庁舎のようにICカードキーによる対応であれば出入りした個人もその入出時刻も記録されると思いますが、役場以外の職場では職員それぞれの管理に任せていることから、例えば何か問題が生じた場合、当事者と関係ない職員まで疑われるようなことが起こる可能性もあるのではと思います。今後役場以外の職場におけるセキュリティーの見直しについて、例えばICカードキーを全職場に対応するですとか、またはカードキーの対応が難しければ出入口の鍵の管理をもう少し厳密にするなどを検討すべきかと思いますが、今後に向けて何か考えがありましたら、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
今ご指摘あった施設管理のところに関しましては、改めて総務課長からも答弁していると思いますけれども、検討していきたいというふうに思います。ICTの活用を含めて業務状況とかはどうなっているのかというようなことも把握できるツールもあったりしますので、そういうことも含めて、先ほどあった職員の時間外勤務の実態等について適切な把握を行いながら、施設管理も改めて見直しを行うということにしていきたいというふうに思います。
再々質問 2番 吉田智一
今前向きな答弁いただきまして、ありがとうございます。職員が働きやすい職場づくりとセキュリティーの対応については、防犯カメラを含めて十分協議を進め、早期に対応を期待したいと思います。これで私の一般質問を終了させてもらいます。以上です。ありがとうございました。