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中頓別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日

健康診査等の取組に係る考え方について

2025年6月18日、中頓別町議会の一般質問で、吉田智一議員が「健康診査等の取組に係る考え方について」質問し、町長 小林生吉、保健福祉課長 土屋順一、国保病院事務長 西村智広が答弁しました。

質問者
吉田智一 議員
答弁者
町長 小林生吉、保健福祉課長 土屋順一、国保病院事務長 西村智広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 吉田智一

受付番号3番、議席番号2番、吉田です。私からは、健康診査等の取組に係る考え方についてということで質問させていただきたいと思います。町の健康診査などの取組については、昨年12月定例会において質問し、人間ドックの受診に関する助成について本年度からの実施で検討を進めたいとの回答をされたと思いますが、検討の経過について担当課に確認した内容では、人間ドックに対しては特定健診分のみの助成と同時に胃、肺、大腸などのがん検診を受診した場合の補助のみであり、制度としては少し前進したように感じますが、人間ドックの助成というよりは現在実施している制度の助成範囲の見直しであり、若干物足りなさを感じます。道内において複数の市町村が既に実施していると以前にもお伝えしましたが、様々な病気の早期発見、早期治療のためには多くの検査項目がある人間ドックなどの総合的な健診が有効と考えての助成であり、その中に特定健診も含まれることから、人間ドックに対する助成を実施しているのが現状と考えます。また、この内容では指定の医療機関でなければ受診できず、受診したいと考える方がいても通い慣れた医療機関で受診したい方や医療機関までの交通手段や費用を考えると近い医療機関での受診ができないかなどの課題もあり、特定健診以外の助成がないのは特定健診と特定のがん検診を受けることで病気が早期に発見されると考え、お金をかけてまで人間ドックでの特定健診以外での検査の必要性を感じないのではと思いますが、今回この助成内容で特定健診の受診率が上がり、様々な病気も早期発見、早期治療につながると考えての助成内容なのか、町としての目指すところについて町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

吉田議員の健康診査等の取組に係る考え方についてのご質問にお答えをしたいと思います。中頓別町においては、令和6年度に第4期特定健康診査等実施計画、第3期データヘルス計画を策定し、健康寿命の延伸や健康格差の解消を目指し、特定健康診査の受診率向上、生涯を通じた健康づくり、生活習慣病の発症予防と重症化予防の推進を図ってきているところであります。町民の皆様が健診をきっかけに自身の体への理解を深め、主体的な健康づくりに取り組むことにより、幾つになっても健康でいつまでも元気で過ごすことのできることを目指しています。町では町民の皆様が特定健診や各がん検診を受診しやすいようワンコイン健診の実施など受診環境の整備に努めてきましたが、さらに皆様のニーズに合わせた受診環境とすべく、令和7年度から町外で個別健診を実施している健診機関2か所も委託先に加え、一部助成を開始することとしたところであります。このことで町外での特定健診、がん検診を希望する方が町内で健診するのと同様の助成を受けることができるようになりました。また、これまでは胃がん検診はバリウム検査のみ対象としていましたが、胃カメラによる検査も選択することを可能としました。選択肢を増やしたことで積極的な受診と健康の保持、増進につながることを期待しているところであります。検査項目の多い人間ドックについてですが、これに助成する市町村が増えていることからもニーズがあるものと感じてはいるところです。改めて町民の受診状況を詳細に分析しながら、助成対象の拡大について検討させていただきたいというふうに思います。

質問 2番 吉田智一

今回実施する助成の内容での町の目指すところとしては、特定健診の受診率の向上と生活習慣病の発症予防、重症化予防の推進を図ることで病気の発症予防に力を入れているとのことと思いますが、生活習慣病予防は当町に限らずどこの市町村村でも行われていることで、その予防を行いつつも健診事業について様々な施策を考えていると思います。人間ドックでは特定健診以外の様々な検査を行い、そこからあらゆる病気が早期に発見され、早期治療につながることから多くの市町村では人間ドックに対する助成を実施しているもので、総合的な健診を考える必要もあると考えますが、当町としては特定健診と現在実施しているがん検診で十分との考えなのか、再度伺いたいと思います。また、今年度に入り、既に各健診事業が進んでいる状況において変更された助成内容についての住民周知が現時点においてされていない状況であり、早急な対応が必要と思いますが、今後の周知の予定について伺いたいと思います。もう一点としまして、健診機関については医療機関を指定することで受診時の個人負担額を抑えられることはメリットですが、現状での対象となる医療機関は旭川市内の医療機関であり、交通費や場合によっては宿泊費などの経費も考えると積極的な受診にはつながりにくいのではと思いますが、助成の対象となる医療機関を近隣の医療機関を含め今後増やしていく考えはないかについてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

今の健診の在り方で十分なのかというご質問にまずお答えをしたいというふうに思います。私が思うところとして、本町の健康づくり、そういった個々の取組は、吉田議員も以前課長をされていて非常に頑張ってきたというところがあるというふうに思います。特に予防接種とか、そういったところの助成についてはほかにないぐらいのレベルで助成をしているというところがあります。そんな中で、特定健診の受診率というのはやっぱり病気の早期発見をしていくという意味で非常に重要なところだというふうに思っているので、これをできるだけ高くしていくというところが最大の課題としてあるというふうに認識をしています。健診の機会を増やすことと併せて、既にいろんな医療を受けている方に関してそのデータを医療機関から提供してもらうみなし受診というか、そういったものも含めてより多くの町民の皆様の健診に係るデータを毎年毎年欠かすことなく集めて、それを保健師等に結びつけていくという形が一番冒頭申し上げた早期発見につながっていく体制というふうな認識を持っています。これについては、引き続きよりそれを高めていくための対策を講じていかなければというふうに思っています。現状もかなり道内では高いほうにはありますけれども、さらにもっと高くしていく必要があるというふうに認識をしているところであります。そういう中で、人間ドックを独自で受けていらっしゃる方はどれぐらい実際にいるかというところがデータが連動できないところも出てくるところがあったりするので、完全に把握はし切れないところありますけれども、そういった方々、総合健診を受けている方が人間ドックのほうに移行するのとこれによって新たに健診を受けることになる、あるいは受けている人のデータが町のほうでも把握できるようになると、そういったところを見極めながらということになろうかというふうに思いますけれども、より高い受診率を目指していく中で効果的な対策の一つになり得るものとして改めて今後に向かって助成を考えるというところも検討をしていきたいというふうに思います。周知されていない……(何事か呼ぶ者あり)

答弁 町長 小林生吉

では、最後にそれは課長のほうから答弁させてもらいます。あと、交通費等の負担の問題、今交通機関も不便になってきている中というところで、町外に行くというのは非常に大きな課題になっているのかなというふうに思います。これに関しては、健診のみではなくて医療的に町外を受診する機会のある方全体に対して今の交通費の負担を丁寧にリサーチして、その上で全体として検討させていただきたいというふうに思います。

答弁 保健福祉課長 土屋順一(保健福祉課長は2026年3月まで)

自分のほうから住民周知の遅れについてご回答させていただきたいと思います。現在広報で周知できるように準備しているところではありますが、ちょっと遅れている状況なので、早急に周知できるように対応していきたいと考えております。

再々質問 2番 吉田智一

分かりました。再々質問でありますが、医療機関の例えば指定というところでいけば、契約もあるため課題はあると思いますが、指定外の医療機関、例えば近隣の医療機関とか受診する場合もそうですけれども、健診受診の場合については例えば償還払いなどの方法も考えられると思いますが、今後についてそういう償還払いも含めて健診できる機関を増やしていくとかという考えについて、もし何かあればお伺いしたいと思います。また、もう一点、現在は当町の町立病院では人間ドックを実施できないというふうに伺っていますが、町内の実施の可能性についてお伺いできればと思います。

答弁 保健福祉課長 土屋順一(保健福祉課長は2026年3月まで)

人間ドックについてどの病院でも受診可能にするために償還払いという方法は考えられるとは思うのですが、償還払いにした場合、町の受診券の発行ができなくなるため、国からの交付金が受けられなくなるというデメリットもあります。そこで、個人に対して財源のメリット、デメリットを総合的に考えながら今後償還払いについても検討していきたいとは考えております。(「町内での人間ドック」と呼ぶ者あり)

答弁 国保病院事務長 西村智広

以前にも蓮尾議員のほうから健診の再開のほうの要望をいただいているのですが、今現在も機械的な状況のほかに医師、看護師、技師の従事者不足等によって健診のほうを再開するめどは立てていないのが現状となっています。院長も含め体制が整えば再開していくという考えはいただいているので、体制が整い次第再開を目指しているところであります。

再々質問 2番 吉田智一

質問は以上となりますが、人間ドックに対する助成を実施している市町村も特定健診の受診率だけを考えているのではなく、少しでも多くの方の様々な病気の早期発見、早期治療を考えて政策を考えていると思いますし、当町におきましても医療費の抑制に必要な措置と考えますので、前向きな検討をしていただきたいと思います。これで私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる