中頓別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
財政運営について
2025年6月18日、中頓別町議会の一般質問で、髙橋憲一議員が「財政運営について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋憲一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 髙橋憲一
受付番号2番、議席番号3番、髙橋が質問させていただきます。2問聞きますが、1問目は財政運営についてということで、令和6年度の会計の状況について特別会計の中で病院会計が赤字決算となった理由をお知らせいただきたいと思います。今まで一般会計からの繰り出しで赤字を解消してきたわけですけれども、今回そのような方法を取らなかった理由について伺います。
答弁 町長 小林生吉
髙橋議員の財政運営に関するご質問にお答えをしたいと思います。本町では、最終的な予算計上額を確定していくことを目的としまして、毎年1月に全会計の決算見込みを行い、最終的な各事業の必要財源や各会計の繰り出し必要額を留保し、最終精査の後に3月補正予算に計上するという財政運営を行ってきております。しかし、病院会計は、1月の決算見込みを大きく上回る歳出必要額が発生いたしました。その原因としては、人事院勧告に伴う人件費の大幅な増加や想定を下回る患者数の減少、医療材料費等の物価高騰などが挙げられます。これらの要因が重なり、見込みを大幅に超過する計画となってしまいました。さらに、3月補正予算計上時点では一般会計に財源不足の兆候が見られていました。仮に決算見込み時点を大きく超える繰り出しを行っていた場合、一般会計に赤字決算とはならなくとも繰越金不足に陥る可能性もありました。このため、本町の財政運営全体に深刻な影響を与える可能性があったため、慎重な対応が必要だったというところであります。そのため、最終的な繰り出し予算額は1月の決算見込み時点の金額に設定せざるを得ず、その結果病院会計は赤字決算となったところであります。今後につきましては、病院の医療体制の再編等を行う中で効率化、最適化を進めることにより繰出金額の削減に努めていきたいというふうに考えています。
質問 3番 髙橋憲一
当初の予定よりも病院会計の赤字が見込まれたというふうにおっしゃっているのですけれども、例えば過去3年間の情勢を見てみると大体交付税、それから交付税外の運営補助の額というのは2億5,000万円程度、令和4年、令和5年ぐらいはそうですよね。令和6年度については2億2,000万円程度の運営補助という形になっているわけで、病院会計が赤字だからというより、むしろ一般会計のほうが非常に厳しくなったというふうな、私なんかはそういう判断をしているわけなのですけれども、今後の見通しというか、今年度も含めて病院会計がこのままどういうふうになっていくのか、今年度の赤字が発生したそのまんまにするのかというような状況です。その辺どういうふうに考えておられるのかお伺いします。
答弁 町長 小林生吉
令和6年度における財政運営の中で特に大きく変動しているところとしては、やはり社会福祉法人から町営化した特別養護老人ホーム、養護老人ホーム及び在宅の事業所に関わるところ、在宅事業所についてはその1年前に町営化しているわけでありますけれども、これらについて入所者の減少というところもありますけれども、人件費の高騰であったりとか、そういった中で想定をかなり上回る赤字が結果としては生じています。以前からも申し上げておりますけれども、持続可能な財政運営を進めていく上では医療と介護、福祉、これを一体的に見直しをしていくというところが必要不可欠になってきている。想定よりもやらなければいけないタイミングが前倒しになってきているのかなというふうに感じているところであります。それゆえ、できるだけ早い段階でいろんな財政的なシミュレーションを試みながら、これらの再編に向かった考え方を整理した上で議会とも相談をしながら改革を進めるという方向を探っていきたいというふうに考えています。
質問 3番 髙橋憲一
いわゆる病院の外、長寿園等も含めてですけれども、例えば入院患者とか、それから介護医療院なんかもそうですけれども、いわゆる人手不足というのが一つの大きな理由なのではないか。つまり必要な人材が確保できなければ当然入院患者とか入所者を増やすことができないと、それがやっぱり財政を圧迫しているというふうに考えられるわけです。ですから、そういった部分で人材確保というか、人材確保というよりも、人材が来てもすぐ辞めてしまうとか、就労の環境なのか、そういった問題もあるのではないのかなというふうに思うわけですけれども、その辺についてお伺いします。
答弁 町長 小林生吉
特に病院においては、これまでの運営を継続していくという考え方に立った上では特に看護師の確保というのは難しい状況になってきているかなというふうには思います。ただ、数年前から構想を持って進めようとしている医療、介護、一体的な見直しにおける中で、そういった職員数を一定減ずるということになっていくという見込みに立って派遣の看護師を採用してこれまで充足をしてきたということであります。今般の赤字の要因の中で、財源不足で入所者を入れられなくて赤字というような状況とは少し違うというふうに認識していますけれども、いずれにしても採用した後に今いる人材がどれだけ残ってくれるか、あるいは必要な新たな人材を確保していかなければならないというところについては、将来的にも大きな課題だというふうには認識をしているところであります。働く人にとっても働きたいと思ってもらえるような、そういう医療の現場、介護の現場をつくって、しっかり人材確保ができる、そういう環境を整えていきたいというふうに考えています。
質問 3番 髙橋憲一
質疑ではないですけれども、今回の赤字、次年度、今年度も含めてですけれども、内部でそういう状態を解消するように努力をしていただきたいというふうに思います。