中頓別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月9日
商工業者の現状把握の有無について
2024年9月9日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「商工業者の現状把握の有無について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 蓮尾純一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 蓮尾純一
それでは、次の質問に入らせていただきます。商工業者の現状把握の有無についてお伺いします。ご存じのとおり、高齢化等の理由により商工業者において廃業が増加しております。廃業の主な原因として高齢化が挙げられますが、人口減少により商売が成立しない現状もあることも挙げられます。高齢で事業を営み、年金を赤字に補填しながら営んでいる方や高齢にもかかわらず借換えなどをしながら何とか事業を継続している方々が多くいるのが現状です。資本主義の本国において市場から商いは常に変化を求められ、需要の多い商いへ変化する流れが本来の形なのかもしれませんが、高齢の事業者が多い当町において新たな事業形態への変化を促すことや新たな設備投資などを求めることは現状として非常に難しいものがあると考えます。事業承継によるアップデートも考えられているところですが、権利の問題や現状住居一体型の事業所が多い中ではなかなか進まないのが現状とも考えます。これらのことについて町はどの程度把握されているのでしょうか。現在商工業に対する支援メニューは、新規開業や新たな設備投資に係るものや事業承継に係るものが充実していますが、現在商売を営んでいる方々を持続的に下支えできるメニューは準備されていません。プレミアム商品券の発行がそれに当たるものなのかとも考えられますが、持続性に欠いた一過性のものでもあります。どちらかというと消費者支援の側面が強いかとも考えます。2次交通が充実しているとは言えない当町において、自助努力により営業している事業所は町にとって非常に大切な資源の一つです。町民の利便性も考え、このような自営業者を支援していく必要があると考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
商工業者の現状把握の有無という質問についてお答えをしたいと思います。地域の商工事業者の経営環境につきましては、地域人口の減少や交通手段の変化、インターネットをはじめとする通信販売の発達などにより、全国的に厳しさが増していると言われています。当町におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、全体的に厳しい状況であると推察しているところです。事業者それぞれの経営状況についてその詳細までは把握していませんが、事業主の方の高齢化や設備の老朽化などもあるかと思います。そのような状況である町内商工業の振興に寄与できるよう、中頓別商工業振興支援条例などで設備投資や新規事業への補助、あるいは事業継承の推奨を実施しているところで、商工会と金融機関、産業課、商工労働・観光まちづくりグループが連携し、取り組んでいるところであります。これらを踏まえて、事業継承に関する課題、問題等につきましては、商工会においても重要施策の一つであると位置づけていますし、町としても関係機関と連携して取り組むべき喫緊の課題であると考えています。昨秋商工会が実施した事業継承に関するアンケートについて、結果の分析とその対策に関する協議を数回実施しました。アンケート結果は今後の対策を協議する上で重要な基本データとなりますので、個人情報保護に十分留意し、対策や協議を進めていきたいと考えています。さらに、国や道、民間企業が用意する制度や手法につきましても継続して情報収集し、当町で実施、導入が可能かなどの観点で評価をしていきたいと考えいます。また、プレミアム商品券事業につきましては、町内商工業販売店での購入機会啓発を目的として実施されたものです。事業を実施した商工会からは一定数の効果があるとの評価であり、継続要望もありますので、町としても改めてその意義、効果をお伝えするものであり、町内での購買意欲の向上を目指した施策の実施に向けて取り組んでいきます。一方で、商工事業者の経営持続を下支えする施策につきましては、実施に当たり公平性や実効性を担保しなくてはなりません。これらに伴った総体的な支援策の実施が可能か、関係機関との連携を密にし、様々な状況を注視しながら、国などの制度の有無を含めて継続的に情報収集を進めていきたいと考えています。令和7年度からは中頓別学園の建設工事が本格的に始まります。工事関係者の町内滞在が増加することは、町内経済が上向きになる要因の一つとして期待するところです。こういった情報につきましても商工会と連携、共有していき、町内の経済循環を好転させていきたいというふうに考えています。
質問 1番 蓮尾純一
今ご答弁いただいたのは、私が質問している内容を真っすぐ答弁していただいていないなというふうに率直に思います。私は、高齢者が多いと、設備投資をしたり事業承継をしたり、新たに事業をアップデートをさせたりすることは高齢者にとっては無理なのではないかという部分について一応言っているつもりだったのです。それが今のご答弁によるところによると商工業支援条例などで支援、推奨しているところですというようなご答弁をいただいても、ちょっと食い違いが起きているのです。要するに今の商工業支援条例では、今の商工事業者の窮状は正直改善できないよということを言っております。そこまできている喫緊の課題であるというところです。町にとっては、そうであっても高齢者が営んでいる事業所であっても町の資源なのですよ、商工業事業者というのは。その辺りが足元から今瓦解する寸前ですよというところで今回の質問をさせていただいたところです。商工業事業者に対して、設備投資であったり新しく事業展開をするための補助であったり、事業承継を考えたことをメインにしていくのではなくて、違う観点でしっかりと下支えをできるような何か制度等をぜひ考えていただきたいというような趣旨でありました。それについては、なるべく持続可能なものにしていく、今すぐに事業承継をできなくても事業承継をしやすいような状況に今の経営状態をしておくとかが非常に重要なのかなと思っております。その辺りについて今ちょっと制度的な部分で弱いなというふうに感じておりますので、ぜひ考えていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
答弁が十分に伝わらなかったかもしれませんけれども、一番最後のところで、何をするという回答にはなっていませんけれども、経営持続を下支えする施策についても今当面情報収集に当たっていきながら何をできるかというところを考えていくというふうにお答えしたつもりでありました。今商工労働・観光まちづくりグループのほうでは商工会のほうとも連携をして、今の商工業の中で特に町民の皆さんにとって、例えばクリーニング屋がなくなって困っているとか、やっぱりそういったところがあって、今後また経営者が高齢になっていて将来どうするかといったようなところについて、商工会としてもその対策を講じていかなければならないというところに立って、今情報を共有しながら何ができるかというところを探っているところであります。今ある補助を支援を削って組み直すということにもならないところがあるのかなというふうに思いますし、新たな支援制度の構築ということになると財源の問題ということも伴ってまいりますので、その辺り国や道における制度がないかというようなことも含めて十分に情報収集した上で、何らかの対策を講じられるように商工会と共に進めていければというふうに思っています。
質問 1番 蓮尾純一
私も実は商工会に事務局でいた経験がありまして、私がしている質問自体も商工会側から見ると非常に厳しい質問であるなと感じる部分もあるし、商工労働・観光まちづくりグループのほうでもこの質問についてはなかなか問題解決が難しい質問であるということは理解できております。ただ、どこのまちを見ていてもやはり商工業者が衰退していき、まちから商いが消えていくとまちの人口も同時に減っていきます。人口が減っていって商いが成立しなくてやめていくというパターンもございますが、人口1,500人弱おりますので、まだ商いは成立します。ですが、持続的に持続可能な事業所へのケアが必要だと言われている直近の状態において今それができていないと。ほかのまちももちろんできていないので、うちもできないですよというような見解もあると思うのですけれども、国や道などの制度を見て、ここの町にぴったり合うことなんてないと思うのです。どの施策を取ってみても前例踏襲であったりということがうちの町にはめてみると結局うまくいかないとかってあると思いますので、なかなか難しい問題ではありますが、財源の問題とかもありますし、難しい問題ではありますが、プレミアム商品券とか建設工事、プレミアム商品券、あれは例えば時期的なもので1か月、2か月、私も商いをしておりますので分かりますが、最初の1週間、2週間でもうその効果ってなくなるのですよね、実は。建設入りますっていっても、これも一時的なものになります。もちろんそれは建設業に関してもだと思います。一過性のものであって、持続可能な支援であったり情報という部分ではないと思うのです。これを持続可能なものにしていくためにはどうしたらいいのかというのを真剣に考えていくような場を設けていただくとかをまずしていだいて、商工会に主に考えてもらうのもありなのかもしれないですけれども、そういった場を商工会と共に設けて、事業所とも設けて、どういった支援が必要なのか、こういうふうに制度を変えてほしいだとか、プレミアム商品券の在り方について考えるだとか、建設工事、学園の後にもしかしたらほかの工事もあるかもしれませんので、そこら辺はどういうふうに動く可能性がありますということを言っていったりとかする場を設けていただきたいなというふうに思いますので、検討していただきたいなと思いますが、どうでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
検討していく場については、先ほど申し上げましたとおり、既に商工会と町のほうで連携を取って進めているということであります。その場に対して改めて今日のご質問の趣旨を投げかけてさらに検討を進めていくということで対応してまいりたいというふうに思います。近いところの例なのですけれども、例えばもうそこには床屋がなくなったと、そうすると床屋に行くときに使う移動手段に対して支援するとか、その地域、地域の事情によっていろんな取組もあるのだなということも分かったりもしています。いずれにしても、地域で生活していくために地域の中でどうしても調達できるものが、これは調達しなければならないとか、調達することが必須だというものがあるというふうに思いますので、そういうものをしっかり町民が困らないようにどうしたらいいかということの視点に立って考えてもらうようにしていきたいと思います。
質問 1番 蓮尾純一
検討していただけることがこれで3つ目になりましたので、以上の3点、難しい問題が多いとは思いますが、ここの町で生活をしていく上では欠かせない逃げられない問題であるというふうに認識をして私も質問をさせていただいておりますので、ぜひ検討の内容をしっかり本当に検討していただいて、私は検討したという内容についての答弁を見ましたけれども、本当に検討したのかというような内容の回答がほとんどだったので、しっかり検討して、その回答を得たいと思いますので、よろしくお願いいたします。これで終わらせていただきます。