みんなの議会

中頓別町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日

町内で過去に行政により実施されたアンケートについて

2023年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「町内で過去に行政により実施されたアンケートについて」質問し、教育長 相座豊、新しい学校づくり推進室長 大島朗、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
蓮尾純一 議員
答弁者
教育長 相座豊、新しい学校づくり推進室長 大島朗、町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 蓮尾純一

時間も少なくなってきましたので、次の質問に入らせていただきます。学園構想アンケートの結果の意味するところはということで質問させていただきます。アンケート回収の結果について1割程度の回収と報告がありましたが、どのように行政は捉えているのかお伺いします。事業に関心がないからアンケート回収が進まなかったのか、もしくは本事業について承知していて答えることはないという意味で回収は進まなかったのか。町内で過去に行政により実施されたアンケートについて、同様の回収方法で実施されたものと比較して回収率が低いとは考えられますが、行政としてはその原因の追求はできているのでしょうか。この回収率のアンケートの結果について、今後事業を進める上でここから得られたデータはエビデンスとして使用できるような母数になるのでしょうか。アンケートの結果を見ると、コメントとして半数程度比較的厳しい意見も見受けられるが、それらに対する見解や回答は行政から町民に対して丁寧に回答されるのでしょうか。本事業に対し1割程度しかアンケート回収がないことは町政に対する無関心を象徴するものであり、議員としても責任を感じているところですが、このまま本事業を予定どおり工程表にのっとり進めるには事業費の大きさや規模を勘案すると難しい部分があるのではないかと考えられます。工程表を変更して住民周知を優先して、住民理解を進めることを大切にするため工程表の変更はできないのでしょうか。以上についてお伺いします。

答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)

学園構想アンケートの結果の意味するところについてご答弁申し上げます。人生100年の学びの拠点、中頓別学園づくりに関する町民アンケートについては、令和5年8月11日に広報と一緒に全戸配布を行い、8月31日を期限として回収したところです。682家庭に配布し、61件の回答を頂きました。回答方法につきましては、用紙での回答が38件、ウェブでの回答が23件でした。調査時期がお盆と重なったことや期間が短かったこともあり、決して多い回答ではありませんでしたが、その中では9割の方が知っていると回答いただきました。徐々に町民の皆様に建設計画が伝わっているのではないかと考えております。ほかにこれまで行ってきましたワークショップ、保護者アンケート、みんなで考える会議、全体協議会、教職員会議、「町長がおじゃまします」等において実質400名を超える皆様からのご意見もいただいております。これらの声を加味しながら現在実施計画を進めております。しかし、アンケートに回答すること自体にハードルが高かったり、まちづくりにどのように参加するのか戸惑っていた方もいらっしゃったかと思います。今後も町民の皆様と定期的にコミュニケーションを図り、進捗状況や取組についてご理解いただけるようにしてまいります。また、ソーシャルメディアを活用してリアルタイムで情報を提供し、プロジェクトや計画に関連するトピックについて町民の皆様向けのプログラムを今後も提供していきたいと考えております。

再質問 1番 蓮尾純一

再質問させていただきます。今いただいた答弁、まず私がお伺いしたことに対してほとんど回答していただいておりません。何となくのらりくらりかわされたような形かなというような印象がございます。再度お伺いすることはございませんが、真っすぐに答えることができない現状は非常に憂慮されるべき事態であると考えます。真っすぐに答えることができないような現状であるというふうに逆に捉えることができてしまう状況というのはいかがでしょうかと思います。あと、この程度の回収でポジティブな考え方をできるような状況ではないのではないかなと思います。徐々に町民に伝わっているというようなご答弁をいただきましたが、そう考えるのは少し安直ではないのかなと思っています。普通であれば、普通に考えれば逆に伝わっていないと捉えられるべき結果だと思います。これは普通だと思います。逆に伝わっていないと捉えられるべき結果だと思います。ポジティブに捉えるのはちょっと安直だと思います。あと、答弁の中にあった実質400名というような答弁なのですけれども、実質という言葉、いろいろ使われることはあると思うのですけれども、辞書を引くと本当という意味になるのですけれども、実質400名を超える皆様からご意見をいただいたとありますが、これは私が知り得る限りでは延べ人数なのです。つまり重複してこれらの協議会だったりワークショップに参加している人も含まれています。下手をすると説明する側に回っていた人間も人数としてカウントされております。これを実質400名と答弁いただくことは町民に対して非常に誤った情報を出していると考えられますので、実質ではなく本当の数字のほうをしっかりお伝えいただきたいと思います。そして、実質400名という言い方について訂正のほうをしていただきたいと思います。あと、まちづくりにどのように参加するのか戸惑っていた方もいらっしゃったと答弁がありました。まさにそれが多くの町民が本事業を理解していないということなのではないでしょうか。どのように参加するのか戸惑っていたというふうに教育長は認識されるということですが、それはイコールで本事業を理解していない人が多数いらっしゃるということになります。答弁いただいたこと、最初から最後までの部分で答弁自体にそごを感じます。これは答弁の内容として情報を行政の都合のいいように捉え、町民に誤った情報を伝えてコントロールをしているように感じます。非常に危険なように感じます。以上、ご答弁をお願いいたします。

答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)

答弁の表現上の問題は訂正したいと思っております。実際の人数も1人、2人の単位まで正確ではありませんけれども、カウントはしておりますので、それは後ほど推進室のほうからお答えしたいと思っております。今回アンケートを実施しましたけれども、あくまでも私たちが教育委員会として実施したのはご理解をいただくためのアンケート、その実態把握のためというふうに理解しております。それで、今回61名と少なかったのは事実ではありますけれども、この中で分析をしていくと厳しい意見のほとんどが財政に対する不安であります。財政に対する不安を表明された方も期待する施設の内容についてはかなり意見をいただいているのです。そういう意味で私たち教育委員会と町が今後進めていくのは財政的な不安をどんなふうに町民の方に理解していただいて、不安がないように新しい施設として取り組んでいこうかというところに重点を置きたいなと思っております。これまでの同様のアンケートに対して比較しても少ないということなのですけれども、これまで町で行ったアンケートでこのようなワンイシューに関するアンケートというのはあまりなかったかというふうに思うのです。総合計画とか多くの世代の方に関わる課題についてのアンケートであって、教育というところ、具体的なところでの狙いを絞ったアンケートではなかったかと思います。そういう意味であくまでもこの後町民が集えるような、子供と町民が集まってコミュニケーションの新たな場として、町のコミュニティーの核としての学校をつくるということで、財政の問題のところも併せてさらに理解が進むように丁寧に進めてまいりたいと考えております。

答弁 新しい学校づくり推進室長 大島朗

今の蓮尾議員からの400名という数について私のほうから説明申し上げたいと思います。令和5年6月9日の説明の中でもお伝えをしています。重複するところがありますけれども、令和2年度までに検討準備会、令和3年度、ヒアリングワークショップと小中学生のワークショップ、それから令和4年度は町民説明会と設置協議会、5年度も引き続き行ってきたということでのトータルという、言葉で言いますと名簿を一人一人全て全部完璧にチェックをしているわけではありませんが、私が分かる範囲でこの方たちは1人とカウントして、何度も出ていただいている方は1人とカウントをし、またPTAの会議等も含めてその話題の中でお伝えをした方たちの数が400名ということで捉えております。では、完璧に精査しているかというと、先ほど申し上げたとおり運営者側の中で数を拾っていった中での数ということで押さえていただければと思います。もちろん説明をしたから、それが全て理解をしていただいているかというと、そうではないと思っておりますので、丁寧な説明と、それから月曜日の日、11日に町民の皆様にアンケートの結果と、それから補足説明資料、一番なかなかご理解していただけないところについて、質問事項があったところについて補足説明資料を作って配付をしたところでございます。

再質問 1番 蓮尾純一

時間もないので、質問が重複している後の議員にお任せしたいと思いますが、このような大型事業の失敗があった場合、責任の所在は誰になるのだろうというところが町民は非常に最近不安に感じております。それは議会であるのか、現町長であるのか、担当の教育長であるのか、もしくは大島室長なのか。その辺りが説明されていないのも町民の不安要素の一つであるというところも1つしっかり捉えておいてほしいと思います。最終的に事業だけ置き去りにされて負債だけ抱えてというような状況になった場合、誰が責任を取るのと、これはすごく町民が今思っている問題になっておりますので、こちらについてご答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

まず、今まで議論になっていた住民の理解というところについて少しだけ私のほうからも述べさせていただきたいというふうに思いますけれども、基本的には、最後の話に関わりますけれども、事業の大小にかかわらず、私町長という立場は町民の皆様からの付託、信託を受けて仕事をしている以上、この事業の正否に係る最大の責任は私にあるというふうに思っていますし、また併せてこの問題の議論を尽くしていただく中で、議会も一緒に町民から選ばれた皆さんとして深い議論をして結論を出さなければならないという立場にあるのだろうというふうに思っています。ただ、大事なのは本当にこの事業がどういうやり方が一番望ましいのかという、その結論に向かってしっかり議論していくことだというふうに思います。それで、この数がどれだけかというところは人の評価によっていろいろあるかもしれませんが、これほど大きな事業をもちろんやったことはないのですけれども、また1つの事業に対してこれほど長く町民の皆さん、あるいは町民の代表する立場の皆さんの議論を重ねてきた事業はないというふうに私は思っています。そんな中で、この事業は確かに大きな事業ではあるけれども、小学校を小学校として、中学校を中学校として、町民センターは町民センターとして、給食センターを給食センターとしてそれぞれ持って維持していくということから考えると、1つの施設に、あえて縮充という言葉を使わせていただきますけれども、小さくまとめることで中身の充実を図るという、そういった理念を体現する施設の構想になっているというふうに思います。今回配付した資料の中でも教育委員会のほうで説明はされているというふうに思いますけれども、これらの施設を長く個別に維持していくよりも明らかにこういう一体化した施設を持つことの将来的な財政負担を軽減できる、そういう施設の構想になっているというふうに思います。とはいえ、最大限できるだけ多くの町民の皆さんに理解をしていただいて事業が進むということに腐心すべきだというふうに思いますので、最後までこの事業の内容を理解していただくための努力を続けていく必要があるというふうに思っています。学校というのはその市町村にとって最も核になる、市町村が単位とする核になる施設であることは申し上げるまでもなくそうでありますし、その学校を単位とした地域、それをどういうふうにつくっていくかというのは地方自治の大きな役割だというふうに思っています。小規模なまちになっていけばなおさら核となる学校の意味、役割というのが大きいのではないかというふうに思っています。私自身、教育委員会が主にやっているとはいえ、最後の責任はもちろん私にあるという認識を持っています。その中で、私はこの事業に対して大変多くの町民の皆さんが期待をしていただいて楽しみにしているのではないかというふうに、直接ではありませんけれども、いろんなワークショップや会議を通しての記録なども拝見させていただく中で感じています。ぜひこの事業については、さらに検討を加えていくところはありますけれども、前向きに進めていかなければならないというふうに感じており、そこにおいてさらに議会の皆さんとも議論を重ねていければというふうに感じているということであります。

再質問 1番 蓮尾純一

時間切れで申し訳ございません。今町長に答弁していただいたことをしっかり議事録に載っているよということを町民に伝えていくのも我々の仕事かなと思っています。私は決して小中学校、今回の学園構想について反対をしているわけではございません。ただ、丁寧さが欠けているというふうに随時申し上げているところでございます。丁寧に町民と一緒にこの事業をつくっていき、多くの町民が理解ができる、参加したいと感じるような事業にしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:中頓別町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる