みんなの議会

中頓別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日

Jアラートの対応について

2023年6月22日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「Jアラートの対応について」質問し、町長 小林生吉、総務課参事 市本功一、教育長 相座豊が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課参事 市本功一、教育長 相座豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号6番、細谷でございます。それでは、議長より発言の許可をいただきましたので、令和5年第2回定例会に当たりさきに通告いたしました1点の項目について一般質問させていただきます。行政側の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。それでは、全国瞬時警戒システム、Jアラートの対応についてお伺いをいたします。北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射は、核実験など日本はもとより東アジアの安全を脅かす重大な事案が発生しています。こうしたミサイル発射が繰り返されれば、いつ北海道に着弾しても不思議ではない状況となっています。まず、防災放送やスマートフォンで全国瞬時警戒システムアラートが鳴り、地下施設へ避難や堅牢な建物へ、窓側は避けてといった想定できない言葉が画面に表示され、一瞬では理解できない状況となっています。町民からはどこに避難すればいいのか分からない、どう行動していいか全く分からないなどの不安の声が多数上がりました。そこで、地震があったときは身を守れ、津波が来たときは高い建物に避難しろという自然災害を想定した避難対策は練られているとは思いますが、このようなミサイルなどによる軍事的脅威に対しての万一の有事に備えての対策、危機管理の取組について町長に伺います。

答弁 町長 小林生吉

細谷議員の全国瞬時警戒システム、Jアラートへの対応についてのご質問にお答えしたいと思います。北朝鮮の弾道ミサイルにつきましては、国民保護法による町国民保護計画の中で武力攻撃事態として対応することとなっております。Jアラートが発報された場合には防災無線で近くの建物、地下、窓のないところへ避難するようお知らせします。できれば堅牢な建物への避難が有効ですが、弾道ミサイルの到達時間はJアラートが発報されてからおおむね3分から4分とされており、この移動時間を考えると危険な場合が多く、前述のとおり近くの建物、地下、窓のないところへの避難が基本となるというふうに考えています。本町の危機管理体制につきましては、国民保護計画により武力攻撃が発生もしくは発生しようとしている場合につきましては、武力攻撃事態に対応するために必要な職員が迅速に参集できる体制を取っております。特に着弾が確認された場合につきましては防護措置ゾーンの設定が必要となり、対象となる住民への避難指示が出され、救命、救助、避難誘導、避難所の設置、運営、危険排除など対策本部体制を構築し、全職員をもって対応に当たることとしております。なお、化学災害の対応については消防活動の範囲であり、南宗谷消防組合によりマニュアル化されているところでありまして、確認をしているところであります。町としては、弾道ミサイル対策について日頃からJアラートが確実に発報できるよう整備、点検をすること、着弾した場合の情報収集、情報の提供、避難所の設置、運営など、防災関連の訓練や職員教育に合わせた形で強化、推進していくこととしております。

再質問 6番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。Jアラートが発報された場合には防災無線でお知らせするようですが、私は全ての町民への情報伝達が最も大きな課題と考えます。総務省の調査では携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末の世帯保有率が9割を超えており、多くの町民は携帯電話などで緊急情報を確認することができます。一方で、特に高齢者など携帯電話などを持っていない方々はテレビやラジオなどのマスメディアからの情報に限られ、就寝時などには情報は確認できません。また、携帯電話を持っていたとしても電波の届かない場所では緊急情報が受信できないことも想定され、情報難民をゼロにすることは難しい問題だと私は認識します。そこで、今後ミサイル発射などの有事の際の情報収集、避難誘導など取り組むべき課題は私は多いと思います。今後中頓別町としてどのように町民の生命、身体、財産を守っていくのか伺います。去る令和5年6月15日木曜日午前10時頃、全国瞬時警戒システム、Jアラートの訓練が実施されましたが、町民からは不意打ちで大いにびっくりさせられて、テレビの音も聞こえないぐらいだった。もちろん災害時には緊急を知らせるべく必要な放送とは思いますが、ふだんの生活ではもっと音量を下げてもらいたいと思いますといった町民の声が聞こえました。そこで、防災行政無線に対しての町民からの苦情や要望などについてどのようなものが寄せられているのか、またそのときの町の対応についてお伺いいたします。また、Jアラートが発報されたら移動時間を考えると危険な場合が多く、近くの建物、地下、窓のないところへの避難が基本であると考えているようですが、しかしながら町民はJアラートの警報を受けての避難行動の認識がないため、1次被害はもとよりパニックによる2次被害にまで拡大するおそれがあります。こうした事態を防ぐためにも事前に弾道ミサイルの発射及びミサイル着弾時の初期動作や具体的な避難方法を周知徹底する必要があると考えます。そこで、今後実態に即したきめ細やかな避難行動の例示を分かりやすくお示しする文書、チラシなどを作成して町民の皆様方の理解がより一層深まるよう努めることと、毎年行われている町の防災訓練にミサイル発射や武力攻撃事態等などの対応を含めJアラートを想定した実践的な訓練も必要と考えますが、町の考え方を伺います。さらに、日頃からJアラートが確実に発報できるよう整備、点検を行っているようですが、その内容について伺うとともに、町職員に対する防災関係の訓練教育についてどのようなことを行っているのか伺います。最後に、教育長にお伺いします。小学生、中学生を預かる中頓別町の町として、このような緊急の場合、特に登下校時に発令された場合の小中学生の対応と、小中学校では教室、廊下などをはじめガラスに近接した場所が多いが、Jアラートが発令されたときの対応や指導をどのように行っているのか伺います。

答弁 総務課参事 市本功一(総務課参事は2023年6月まで)

ただいまの細谷議員の再質問に対して回答したいと思います。ちょっと量が多かったので、抜けていたら申し訳ございません。まず、Jアラートの発報の音量に関しては、実を言うと町ではコントロールができなくて、国がやっているものなのです。国が最大音量で鳴らすという設定でやっているものですから、町ができるとすると、その訓練自体を止めるということしかできないです。訓練をやらないという町もあるようですが、それはさすがに国に反するというか、国にもその回答を求められますので、やめるか鳴らすかどちらかという選択肢でございます。次に、順番がおかしかったら申し訳ございません。訓練に関してですが、本年度一応専門の道の危機対策をやられていた方に実はアドバイスを求めていて、職員教育を行うという予定になっております。その辺の内容についてはまだ、詳細についてはこれから話をするところなのですが、そのような予定をしております。一番最初の全町民に伝えるというところで現在防災無線97%以上の普及率ではあるのですが、3%に関してはもう要らないと、行政の力なんか頼らないというような言われ方をしておりまして、なかなかつけてくれないというところがあるのですが、一応97%でつけているのですが、特に若い世代はうるさいからと電源を外してしまっているような状況も見受けられています。転出のときに新品で返ってくるとか、そういう状況があるので、常時旬報等でお話はしているようにしています。旬報の話なのですが、先ほど言われましたびっくりしたと、うるさくて。それに関しては旬報で必ず2週間程度前にはお知らせは一応しているのですが、なかなか皆さん読まれていないようで、当然クレームも入ります。面白いテレビが入っていたのにおまえらのせいで聞こえなかったと、主にそういうクレームが多いです。あと、何を言っているか分からないというクレームもございます。なので、そのときはこういうことなのですというふうに説明はしてはいるのですが、緊急地震速報訓練が年2回、Jアラートの発報訓練が年4回ということで基本的にはやるというふうに国で指定されてやっております。防災無線の点検ですが、実は今も業者が来てやっているのですが、年1度業者が必ず見てやっております。あと、おおむね大体月1回ぐらいは国から通達がありまして、これどうなっている、あれどうなっているというテストをやって報告するということをやっております。今後に関しては、昨年90発以上ミサイルを飛ばされたとか、今年ももう既に10発ぐらい飛んでいるということでかなり緊迫しているところがあるので、周知したいなというふうにずっと考えてはいたのですけれども、周知の方法によっては逆に危険な、例えば皆さん言われている堅牢な建物に逃げなさい。では、堅牢な建物ってどこだと、それを指定するとなると例えば役場であったり,町民センターであったり、学校であったりということになるので、そこに逃げようという行動が生まれる可能性があると思っています。なので、そこに逃げる途中、大体着弾するのにJアラートの発報をしてから3分ぐらいというのが一般的な考え方なものですから、3分以内でそこへ逃げれるかというと逃げれないので、どうしてもその場ですぐ入れる建物に入るとか、そういう行動になってくるので、なかなか周知の方法が難しいという、国で作っているチラシはあるのですけれども、都会ベース、すぐ近くに堅牢な建物があるというベースのチラシが多いものですから、それを独自に町なりにチラシを作って配布したいというふうには考えております。防災訓練に関しても、その中で講話等を一コーナー設けてやりたいなというふうには考えてはおります。以上でよろしかったでしょうか。

答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)

学校の対応についてお答えしたいと思います。小中学生が対象になるかと思いますが、スクールバスが運行前であれば運行を遅らせるというふうな対応をしようと思っているところです。運行中については、停止をお願いするということしかお願いできないかなというふうには思っているところです。それから、子供たちの実際に登下校している、歩いているとき、それは近くの建物のところに避難しなさいということしか言えないかなと思っているところです。授業中であれば窓から離れたところに移動しなさいということの指導は可能かと思っています。ただ、ミサイルですから、どこに飛んでくるかという方向性がはっきりしないということ、現時点でそういうのがありまして、そのたびに全部対応していくと、そのうちに逆に警報慣れというか、悪い意味での、またどうせ解除になるのだからということが起きないように、その部分も考慮しながら指導していきたいと思っております。以上です。

再質問 6番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。教育長に伺いたいと思います。私が一番心配なのが小学校の低学年の、特に1年生の登下校の一人歩きしている生徒が万が一Jアラートが発令されたとき、安全を確保するためにある時間というのは3分から4分しかない中で命を守る行動を具体的に把握してこれるかどうか、また学校保健安全法においては登下校時における責任は保護者となっているものの緊急時における学校と保護者双方の連携が極めて重要であると私は思いますが、教育長の考え方をお伺いします。

答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)

1年生など低学年の場合は実際のところ大変だと思いますが、最も緊急性を要するというか、現実的に対応が必要なのは雷のとき、落雷のときの避難だと思っています。登下校中に急に落雷になったときの子供自身の防災意識というのが必要で、一般的には歩いているときには木の下に行ってしまうと思うのです、雨宿りも含めて。そういうことが非常に危険だということも含めて日頃からどこへ逃げればいいかということもきちんと指導しつつ、困ったときは人に助けを求めるという力をぜひ子供たちにも身につけてもらいたいなと、そういう指導も学校でぜひしていきたいなと思っているところです。以上です。

再質問 6番 細谷久雄

それでは最後に、ご答弁は要りませんが、今後も北朝鮮から弾道ミサイルの発射がなされるのが想定されますので、なかなか対応としても難しいものがあろうと思いますが、いずれにしても国民保護の観点から政府も町も町民を守る義務があるわけですから、必要な対策をしっかり講じて今後の対応をしていただきたいと思います。これで私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる