みんなの議会

洞爺湖町議会 平成29年6月会議 2017年6月15日

有事の発生時に、国はJアラート、全国瞬時警報システムを活用することとなっておりますが、その概要について

2017年6月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「有事の発生時に、国はJアラート、全国瞬時警報システムを活用することとなっておりますが、その概要について」質問し、企画防災課長 佐野大次、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
五十嵐篤雄 議員
答えた人
企画防災課長 佐野大次、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

今回は、質問を1件だけ用意させていただいております。世界情勢が大変不安定な状況になっているというふうに感じているのは私だけではないと思います。いわゆる先進国といいますか、G7の中でも三つの国のリーダーが交代をしております。かつての結束や協調が揺らいでいるのではないでしょうか。イギリスのEUからの離脱、米国のTPPやパリ協定からの撤退など、ある意味国民の選択の結果なのかもしれませんが、一国至上主義と言ったらいいのでしょうか、そんな傾向が強くなっているという指摘も見られるところでございます。そんな中、日本の周辺の国においては、皆さんご存知のことの繰り返しで恐縮ですが、大統領が弾劾され、新体制となって、今まで築いてきた努力の結果である両国間の政治的継続性みたいなものがちょっと危ぶまれているような状況もございますし、また、その近辺の国では、自国の防衛であると、権利であると称して、弾道ミサイルの実験を頻繁に繰り返しているという国もあります。まさに日本において、国のかじ取りがとっても重要な時代を迎えているのかなということが言えると思います。外交、防衛ということでございますので、この件につきましては、国に対応を委ねるところが多々あるわけでございますけれども、やはり平和というものが第一でございますので、平和を第一として、国民の命を守ってもらえる努力を願うところでございます。今回の質問は、以上のような状況に鑑みて、地方の自治体においても、こういった状況下において、そろそろ対応について真剣に考えていかなければならないのではないかなという思いがいたしましたので、ここに質問事項として挙げておりますけれども、有事における対応ということで、まず質問をするものでございます。実は、この質問を通告するのは、7日の日に通告をさせていただきましたが、何とその後、発行された、10日、11日と土日かかったせいか、12日に広報が手元に届きました。目を通していきましたら、何と1項目めの質問にありますJアラートについての解説といいますか、説明の文章が入っておりました。行政としても取りかかり出したのだなという思いはいたしましたし、タイミング的に、逆にちょうどよかったかなというふうに思っておりますので、この広報の中身も踏まえた中で、早速1番目の質問に入ってまいりたいと思います。1番目の質問は、有事の発生時に、国はJアラート、全国瞬時警報システムを活用することとなっておりますが、その概要についてということでございます。確かに広報で案内をされておりますけれども、なかなか理解できない部分が多いのかなというふうにも思っております。まず、簡単といいますか、手順といいますか、時系列と言ったらいいのでしょうか、どんなときに、どこからどんな内容で情報が送られてきて、そして、このことをどのようにして町民に伝えるのかという流れに沿って、まず、概要を説明していただければと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

Jアラートとは、全国瞬時警報システムとして、消防庁から発信された武力攻撃事態などに関する国民保護情報や、気象庁が発表する緊急地震速報など、即時に対応が必要とされる緊急情報を人工衛星を通じて、洞爺湖町の防災行政無線を自動的に起動させ、サイレンやチャイムに続いて、音声により放送するシステムでございます。こちらのJアラートが放送する緊急情報の種類といたしましては、国民保護関連情報といたしまして、弾道ミサイル情報、航空攻撃情報、ゲリラ特殊部隊攻撃情報、大規模テロ情報。また、緊急地震速報といたしましては、震度4以上の地震速報。津波情報につきましては、津波警報、大津波警報。火山情報につきましては、噴火警報、噴火速報、こういった情報がJアラートから自動的に放送されるシステムでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

順次質問していきますので、その先のこともちょっとお伺いしたかったのですが、まず、概要ということで承っておりますが、今お話しされたことは、この広報にもほぼ記載されておりますが、確認をいたします。対象の情報は全部で25種類あって、Jアラートに接続して流されるサイレン、チャイム等は3種類あるというふうに聞いておりますが、もしそれが間違っているかどうかちょっと確認したいことと。サイレンの3種類については、どこで切り分けているのか、もしわかれば教えていただけますでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

サイレン、チャイムの種類ということでございます。まず、地震速報につきましては、チャイム、上りチャイムから放送がスタートされます。その後、音声による放送がされることとなっております。また、火山情報ですとか津波情報につきましては、いわゆる消防サイレンのようなサイレンが吹鳴された後、放送がされることとなっております。また、国民保護関連情報につきましては、放送の前に、こちらもサイレンがつくのですけれども、こちらのサイレンにつきましては、国民保護の特別なサイレンとして放送されることとなっておりまして、音声放送の前につくのは、サイレン、チャイムの3種類となってございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

3種類あるということで理解をいたしました。Jアラートに関する広報の中身についても、ミサイルの落下を想定した内容になっております。その中で、国民保護ポータルサイト、これが、何かサイレンの音を確認できますということを言われているようです。また、首相官邸ホームページという記載があって、このマークをかざすと情報がとれるのだと思いますが、最近の方はいろいろわかるのでしょうけれども、なかなかお年寄りにはわかりにくいのかなというふうに思ったので、これも確認みたいな形になりますが、ポータルサイトと首相官邸ホームページ、これの使い方といいますか、どんなふうに町民にとって役に立つのか教えていただけますでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

今回、6月の広報で掲載しております国民保護のポータルサイトでございます。こちらにつきましては、武力攻撃やテロなどから身を守るために開設されている情報でございまして、こちらのポータルサイトのほうを開きますと、今回の弾道ミサイルの落下時の行動、そういったものも載ってございます。こちらにつきましては、音声についても、携帯電話からも聞くことも可能なのですけれども、その音声情報を入手して、直接携帯電話からも聞くことが可能となっているサイトでございます。首相官邸のホームページにつきましても、こちらはサイトとして、どちらも情報提供のサイトとなっておりまして、こちらは、ミサイル落下時、政府の対応状況、そういったところについて、政府がどのような対応をしているかという情報も即時に流れるサイトとしてなっておりまして、そういったものを広報で紹介してございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

このように一つずつ聞き出したら切りがないと言った失礼ですけれども、これで大丈夫だというふうにはきっと思っていらっしゃらないと思いますし、広報に、まずはこういう形でお知らせをして、今後、私この後にも提案といいますか、お話しさせていただきますけれども、とりあえずはこういう形で、まず知っていただくということから始まりまして、進めていくのだろうというふうに思っておりますけれども、逆に言いますと、これだけでは恐らく不十分だというふうに思いますし、お年寄りや、幾らポータルサイトだ、ホームページだといっても、ITが不得手な人たちにとっては、何やらさっぱりわからないなというようなことになろうかというふうに思いますので、今後のことについては、次以降の質問にかかわってきますけれども、これで十分だとは思ってはいらっしゃらないなと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

こちら今回、広報につきましては、Jアラートの概要と弾道ミサイル落下時の行動についてお知らせしております。町として、こういった有事の際には、町民、また、訪れている観光客も含めた、洞爺湖町にいらっしゃる方に、いかに正確な情報、それも早急に情報提供できるかというところが第一に考えておりますので、そういった情報提供の体制を今後ともしっかり対応していきたいと考えているところでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

わかりました。また後で、この内容についてちょっとかかわりがありますので、後の質問のほうでまた確認をさせていただきます。それと、この広報の中の回覧に、Jアラートシステムを通じた防災行政無線の放送のお知らせということで、7月5日に、訓練の日時ということで、これも回覧で回ってまいりました。これは、こういう放送が流れるのかなということなのですが、内容についてもし、簡単で結構ですので、説明ができたらお願いしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

今回、7月5日に実施します回覧ですけれども、洞爺湖町のJアラート放送につきましては、北海道等が実施する、また、国が実施する訓練に合わせまして、Jアラートを自動的に起動させる訓練を実施しております。今回、7月5日につきましては、そのJアラートを自動的に起動させる訓練として、音声放送も含めて、地震速報に関する情報提供をする訓練を実施することとしております。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

それで、Jアラートと町内の防災行政無線が連動して、サイレンなり、こういうアナウンスの内容なりが連動して流れることになるということだと思うのですが、これは全く自動的に流れるのであって、町がワンクッション置いて、新たなメッセージを追加して流すという形ではなく、自動的に音声も全て連動して流れるというふうに理解してよろしいのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

このJアラートの放送につきましては、消防庁のほうから、どのような放送をするかというものが事前に送られてきまして、それを自動放送することになっております。先ほどの3種類のチャイム、サイレンも含めて、音声につきましても自動に放送されるということになっております。職員が勤務時間中、休日も含めまして24時間、不在の際にも自動的に放送されるシステムとなってございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

多分そうだと思ったのですが、逆に、伝える内容にもよるのかもしれませんが、むしろ地域性があったりして、どこどこにとかと、もっと具体的に流せるのであれば、これ自動だとちょっと困るかななんていうのが、発生しないのかと、逆に余計な心配をしてしまったのですが、入り込んで独自の言葉というのか、独自の中身をつけ加えるようなことはできるのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

こちらのJアラートの放送につきましては、消防庁からの自動放送となっております。また、洞爺湖町に独自でそういった情報を伝えなければいけないような内容、事態が発生した際には、洞爺湖町の防災行政無線として、洞爺湖町の防災担当職員がその情報を伝えることとなりますので、洞爺湖町として単独で放送をすることも可能となっております。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

これちょっと実験、訓練があるということですので、その推移等を見たいと思いますし、必ずや検証していただいて、聞こえる、聞こえないから始まるかもしれませんけれども、その辺の確認をきちっとしていただきたいなということで、次の質問に移りたいと思います。実は、新聞記事での話なのですが、北海道が6月1日付で、弾道ミサイルの可能性に対して注意喚起をするように要請があったということでございます。2番目の質問は、今申し上げましたけれども、北海道は、住民への注意喚起を徹底するように要請したというふうになっていますけれども、具体的にどんな内容だったのか、まずお教えいただきたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

北海道から当町が受けた要請につきましては、消防庁国民保護防災部防災課が各都道府県宛の、弾道ミサイル落下時の行動についてということで、文書が発文されております。また、北海道がその文書を受けまして、各市町村に対して送付した4月21日付の文書で要請を受けております。その内容につきましては、ホームページや広報紙による住民周知への幅広い広報の実施、Jアラート及びエムネットにかかわる関連機器の点検等の徹底を図るとともに、休日、夜間を含む、緊急時における相互の情報収集体制の万全を期すよう要請を受けているところでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

そういう意味では、広報に載ったJアラートに関する概要説明等も、要請を受けたからということではないのでしょうけれども、その一環であるというふうに理解をすればいいのかなというふうに思います。そういう要請を受けたからではなくて、やはり世界の状況を見た中で、当町としても先んじて、こういう不安を払拭するためにも、こういった対応を進んでやっていかなければいけないのかなというふうに思っておりますけれども、かといって過度に危機感をあおるようなことがあってもいけないというふうに思いますが、やはり近くの国でこういった行動がなされているということを真剣に考えて、身の安全というものをしっかり確保していかなければいけないということで、こういった周知といいますか、広報というのは大変必要だと思いますけれども、今後、このような、まず、注意喚起という意味では、いろいろな方策があって、後で訓練とかという話をしてまいりますが、まず、その辺を含めても構いませんが、町民の皆さんに意識づけと言ったらいいのでしょうか、どういう形で、先ほど言いましたように、危機感をあおるという意味ではなくて、こういう状況をしっかり認識してもらうという意味での意識づけについて、どのように考えていらっしゃるか、お伺いをいたしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

今回の広報掲載につきましては、北海道からの要請を受け、掲載したものでございます。また、当町も含めました、こちらの行動につきましては、ミサイル落下時の行動として、こちらを住民向けの広報として、周知させていただいているところでございます。今後の訓練のお話は後ほどということもございましたけれども、今回、広報において、そういう情報を提供させていただいたというところでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

これからもちょっと具体的に、より周知をしていくということが、そういう意味では必要なのかなというふうに考えております。では、一歩先に進みまして、3番目の質問のほうに入ってまいりますが、もう話がJアラートの中で、地震とかいろいろな災害というふうにもなっていますけれども、既にもうここまで話が進んでいますので、ミサイルを想定した質疑でいいと思うのですが、町として、具体的な対応策の準備はできているのかどうかということの質問であります。決してこれはあってはならないことだとは思いますが、制御不能な形で行われた場合には、私どもはどうしようもないことでもあります。ミサイルの発射が攻撃であれ実験であれ、落下する可能性があるのであれば、町民の安全の確保というのが大変重要になってきますし、まずそれが最優先事項になってくるのだと思います。まして、災害でも瞬時の対応ということも当然ありますが、比較的に時間的に余裕とまでは言いませんが、時間がとれるという状況であれば、いろいろな対応が考えられるわけですが、事ミサイルの落下に関しましては、短時間での対応ということが必要になってきますので、避難の場所とか確保というのにきっと頭を痛めるのではないかなというふうに思いますが、この対策の準備について、町民の方々に対して、どのように行動してもらうのかというような計画はできているのかどうかも含めて、対応策についての準備状況についてお伺いをいたします。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

ミサイル落下時の行動につきましては、今回の6月号広報におきまして、Jアラートが放送された際には、まず屋外にいる場合につきましては、できる限り頑丈な建物や地下に避難する。また、建物がない場合につきましては、物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守る行動をとる。また、屋内にいる場合においても、窓から離れるか窓のない部屋に移動するということで、そういったミサイルによるJアラートが鳴った際の行動についてお知らせをしているところでございます。また、個別の避難計画があるかどうかというご質問だったかと思いますけれども、国民保護の計画におきましては、さまざまな災害、また、ミサイルに関しましても、落下した際に、どこがその場所になるかという特定も含めて、現段階では、そういった個別の避難計画というのは、現在、洞爺湖町としては持っていないところでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

それで、先ほどもちょっとお話ししたので重複するかもしれませんが、道の要請の中に、これは新聞の情報でございますが、髙橋はるみ知事も、全道一斉の秋の防災訓練などを活用して、それを意識した訓練をやらなければならないのではないかなどと述べていらっしゃるようですけれども、計画はまだないかもしれませんが、当町においても、それにあわせた計画を、今の段階で返事できないかもしれませんが、やっぱりやらなければいけないのかなというふうに考えていらっしゃるかどうか。それと、本州の特に日本海側の地域にあっては、地域性といいますか、暴発しそうな国に近いということもあって、積極的に訓練なんかを始めた地域もあるようですし、また、予定をしているような地域もあるようでございます。秋田県ですとか新潟県燕市なんかは、そんな計画を立てているようでございます。そういうことも含めて、訓練をやるかどうかということもありますが、そのためにも、そういった他の地域での訓練の状況なんかも非常に参考になろうかと思いますので、その辺の、まだかもしれませんが、そのことをやっているような他町村の状況をもしご存知でしたらちょっと教えていただきたいということと。多分そこまではいっていないと思いますが、こういった訓練に対して、国や道からの指導なり、できたら、お金がかかるようなことであれば、財政的な措置とかも含めて、支援の可能性があるのかどうか、この辺もわかればお答えいただきたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

洞爺湖町における訓練の実施の可能性と、全国の訓練の実施状況に関する質問ですけれども、初めに、全国の訓練の実施状況について回答させていただきます。本年3月17日に秋田県において、弾道ミサイルによる避難訓練が全国で初めて開催されたところでございます。5月には青森県むつ市、こちらは市の単独で実施しているミサイル訓練でございます。その後、今月に入りまして、山口県、山形県、広島県、12日には、今お話のございました新潟県燕市、また、12日は福岡県吉富町、こちら、全国で7回、ミサイルの訓練が行われているところでございます。訓練の実施につきましては、国、県、市町村、市と町が連携した訓練として実施されているところでございますけれども、5月の青森県むつ市の訓練につきましては、市町村が単独で開催しているところでございます。なお、むつ市に確認したところ、むつ市におきましては、自衛隊施設等があるというところから、国との連携を待たずに単独で訓練を実施したということでございます。また、洞爺湖町での単独での訓練開催ということになりますけれども、現段階では、当町の弾道ミサイルの訓練を単独で実施するという予定はございません。また、この訓練につきましては、Jアラートのミサイルの放送内容が、サイレンが14秒間吹鳴した後に、音声で、ミサイル発射情報、○○国からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してくださいという放送が実際に流れるようになっております。訓練における放送につきましては、当町においては、外国人観光客が多く訪れておりますので、日本語がわからずに、ミサイルという単語のみを理解して、混乱を招く可能性もございます。外国人観光客にとっては、訓練のための放送とはいえ、サイレンとミサイルという単語のみが伝わってしまうことになるため、現在のところ当町においては、単独での開催は予定していないところでございます。また、北海道における訓練につきましては、現在、北海道危機対策局危機対策課にその実施内容を確認しているところでございますけれども、開催の時期、また、開催の内容については、今後、検討されるということになっておりますので、当町の訓練におきましては、北海道の実施する訓練と連携した訓練ができないか、そういった部分も含めて、当町のそういった観光地の事情も含めて、今後しっかり調整してまいりたいと考えているところでございます。また、そういった訓練の際の支援のお話でございますけれども、先ほどもございましたとおり、国、また、都道府県が連携している訓練として実施すれば、主催者として訓練に参加いただけるということになっておりますので、実施の際には、そういった国、北海道の支援を受けたいと考えているところでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

うまく説明をしていただきました。単独ではやらなくても私も構わないと思いますが、道や国と一緒にやるときに、うまくと言ったら変ですが、地域の特殊性、今言った外国人観光客の対応とかというのもありましたので、その辺も加味しながら、この町の特色をしっかり考慮した訓練を部分的に行えればいいのかななんて思っておりますし、また、単独ではないにしても、実際のことも考えた中では、先ほどご案内のあった、先に訓練をやった地域の情報なんかもしっかり確認をしていただいて、役に立つようにしていただければいいのかなというふうに思います。それでは、最後の4番目の質問に移ってまいります。国民保護に関する町の条例に基づいた具体的な対応は可能か、また、課題はないかということでございますが、実は、この国民保護に関する当町の条例は二つございまして、169条で、洞爺湖町国民保護協議会条例と170条の洞爺湖町国民保護対策本部及び洞爺湖町緊急対処事態対策本部条例の2本がありますが、これは、具体的な行動を細かく規定したものではなくて、これは、恐らくこういう事案が発生したときに立ち上げる組織を条例化したものだというふうに認識をしているわけでございまして、実際の行動計画については、恐らく防災計画と同じように、洞爺湖町国民保護計画の中に具体的に織り込まれているのかなというふうに思いますので、国民保護計画の中での、ちょっとしたら質問になってしまうのかなということでございますけれども、まず、せっかく条例というものがあるわけなので、この条例が機能するというか、協議会並びに対策本部の設置がされるという条例でありますけれども、聞くまでもないのかもしれませんが、一応確認のために、協議会は25名以内とかとなっていますけれども、この協議会というのは、どんな人を想定しているのかということと、それぞれどんな状況のときに設置されて、特に協議会の中では、どんなことを協議するのかを教えていただきたいと思います。対策本部は、多分庁舎内で立ち上げる本部だと思いますので、このことについてはいいですが、協議会の立場といいますか、中身がちょっとわかりづらかったので、条例に関して、その件についてお伺いいたします。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

初め、洞爺湖町国民保護協議会条例に関してでございます。こちらの条例につきましては、平成18年12月に策定、制定され、こちらの条例につきます協議会につきましては、現在、洞爺湖町国民保護協議会の委員として、現在、委嘱を既にしている委員でございます。その構成でございますけれども、洞爺湖町、室蘭開発局、室蘭海上保安部、自衛隊、北海道伊達警察署、消防、また、通信等の関係機関、運送等の日本通運ですとか、そういった関係機関、また、住民の関連といたしましては、自治会連合会、社会福祉協議会、ウィメンズネットワークが構成となっている協議会でございます。現在、委員が19名で構成されてございます。こちらの協議会につきましては、洞爺湖町の国民保護計画の策定に当たりまして、協議会を設置されておりまして、協議会としては、継続して存続、存在している協議会でございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

わかりました。それでは、国民保護計画のことについて若干質問させていただきたいと思うのですが、そんなに厚くはないのですが、何ページかにわたる保護計画の中は、4本立てでできていまして、総論というのと、備え、予防、それから武力攻撃事態への対処、それから復旧という、大きく分けて四つにまとめられて、時系列といいますか、最初に、本来どうしたらいいのかという理論の部分です。それから、こんなことが仮にあったら困る、事前にどういうことを想定して、訓練等を含めてやっていけばいいかという、備え、予防の部分。それから、もう実際に起きてしまったときの対応という、それから、その後、おさまった後での復旧というふうにまとめられております。多分これも防災計画なんかとまとめ方はきっと同じなのだというふうに思っていますが、その中で、今回は時間の関係もありますし、備え、予防という部分に限定してちょっとお伺いしたいと思いますが、やはりこの計画の中でも、訓練の実施というのもしっかりうたってございますし、特に、訓練をやる際には、客観的な評価ができるようなことも必要ですと。それから、町内会、自治会、自主防災組織などの参加を求めるということも必要ですと。それから、場合によったらというか、当然なのかもしれませんが、学校とか病院とか、いろいろな事業所等の方にも参加していただくと。これは、防災の訓練とちょっと似たところがあると思うのですが、やはりミサイルの落下といいますか、有事のときにも、こういうことが必要ですということを意識した訓練でないと、真剣味が出ないといいますか、そういうこともありますので、このこともしっかり意識した中での、防災計画のうたわれている研修とか訓練という部分がとっても重要になってくるのかなというふうに思います。それから、啓発という意味で、パンフレットとか広報紙とか、マスメディア、インターネットもそうですね、そういうのを使って、こういったことに対する啓発というものも行っていかなければいけませんということがうたわれております。ちょっと的を射ないような質問になるかもしれませんが、もう一度、避難訓練はとも書くといたしましても、啓発という意味で、先ほどJアラートのことが広報に出ましたけれども、もう少しきめ細かい啓発のための措置が必要なのかなというふうにちょっと思うのですが、計画書に基づいて行われるようなことをぜひ考えていただきたいなということと。これ通告していないのですが、啓発の中に、学校における教育という項目がございまして、やはり住民は全部含まれるのですが、特に子供たちの身の安全ということも十分考えるということで、子供たちにも、そういうことを啓発の対象として行っていくということも大事なのかなと思うのですが、その辺についての見解がもしあれば、お伺いいたします。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

国民保護、住民また学校等も含めた啓発とのご質問だったかと思います。当町におきましては、攻撃対象として想定される軍事施設やエネルギー施設もないことから、当町が直接攻撃対象となるところまでは想定していないところでございます。また、当町の学校、事業所も含めて、現在行われている訓練につきましては、津波避難訓練、有珠山噴火に対する訓練ということで、洞爺湖町では、この二つの災害を優先して訓練を実施することとしておりまして、今年度も同様に計画しているところでございます。また、学校の啓発でございますけれども、学校においても特色ある教育として、防災の内容につきましては、有珠山噴火に対する防災教育、そういったものを教育委員会並びに町の防災担当と連携した啓発、そういった教育を実施しているところでございますので、当町としては、国民保護情報のそういった啓発よりも、特色ある有珠山についての防災教育というものを、今後とも優先して実施してまいりましたいと考えているところでございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

子供たちに教えたら悪いのかななんていう気もしないでもないのですが、もちろん防災教育は今までどおりやっていただきたいのですが、この弾道ミサイル等の現状をしっかり子供たちに教えておいて、命を守るという意味合いでは、これはむしろ隠さないで、こういう現状ですということのほうが大事だなというふうに私は思いますので、これは、委員会か何かの中でしっかり、学校現場でどのように、単純に地震や津波だけの防災ではなくて、どういう形で今後、今すぐでなくてもいいのですが、こういったものがあるのだということをどう教育の中に取り入れていくか、啓発していくかというのもしっかりしなければいけないのかなと私は思いますので、考えていただきたいということをお願いしておきます。それで、広報の中で、みずからの命はみずからで守るを基本にと、小さな文字なのですけれども、確かにそのとおりのことはあるのですが、緊急事態なので、もう面倒は見切れないので自分たちで守ってよみたいに、この文言から聞こえるのですが、きっとそんな意味ではないと思うのですが、どんな意味合いで、みずからの命はみずから守る、意味合いというより、このとおりですと言われたらそれまでですけれども、どんな気持ちでこの文章になったのかお教えいただけますか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

広報に記載されている、みずからの命はみずからで守るという記載でございます。洞爺湖町の防災、また避難に対する考え方といたしましては、洞爺湖町では、自助、共助、公助、この三つの役割を地域とともにしっかりつくり上げていくという防災体制を構築しているところでございます。まず、こういったミサイルの避難時においては、ミサイル到達まで10分以内と言われていることから、実際には、この三つの取り組みの中から、公助の役割というのは、避難の際には情報伝達以外できないと考えているところでございます。こういった緊急時に際しましては、やはり自助という役割をしっかり自分自身が、おのおのがしっかり捉えて、みずからの命はみずから守っていただきたい、そういう心構えをおのおの持っていただきたいという思いで記載した内容でございます。

議員の質問 3番 五十嵐篤雄

多分そういうふうな、僕は悪意で捉えたわけではありませんので、やっぱり時間的な対応が難しいということで、まずは自分で守ってよという意味で書かれたのだということだと思います。場合によったら勘違いされるケースもあるので、こういったことも含めて、まだまだ周知、啓発にはもうちょっと努力をしていただかなければならないかなというふうに思います。危機意識を過度にあおってはいけないとは思いますけれども、できれば今後、どういう場面をつくるかは別にいたしましても、町民の皆さんに、この件に関しての出前の説明会であるとか、各自治体単位で集まっていただいて、もう少し詳しい、アラームの音から含めて、情報のとり方からも含めて、もう少し丁寧に説明をできる機会があってもいいのかなと思うのですが、町長の出番がありませんでしたので、最後に、私の思いを酌み取っていただいて、最後にご答弁いただければありがたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

ただいまJアラートの関係、特に緊急情報システム等々の関係から始まったお話かなというふうに思っておりますが、Jアラートについては、これは国が設置し、各自治体にそういうふうな対策をとってほしいという依頼のもとでできているものでございますが、正直言って非常に難しい問題でもございます。私どもも国民保護法ですとか、いろいろな条文もありますが、近年、国際情勢が本当に緊迫しているという中で、このJアラートが活躍することのないことを逆に祈るといいましょうか、そのためには、政府において、特に外務省を中心として、関係する国に対してしっかりしたもの、あるいは行動に移す、そういう対策をしっかりとっていただきたいなというふうに思っております。特に最近、テレビ、マスコミ等で放映されておりますけれども、きょうもどこどこの国でミサイルが発射されたと。そのたびにJアラートはどうなっているのだ、あるいはその地域の方々の避難体制はどうなっているのだということが情報として流れてきますけれども、そのたびに相手国に対して強く抗議をした、あるいは制裁の措置を講ずる等々の関係が、今まで繰り返し繰り返し行われておりましたけれども、やはりしっかりした国としての対応を今後ともとっていただきたいなというふうに思っております。そんな中、私どもの町は、今、防災行政無線、さらには消防のアナログサイレン等々を利用しながら、災害の情報、あるいはその災害が起きたとき、例えば津波災害、あるいは噴火災害があったときの対策として、いろいろな情報をこれから提供しましょう。単なる防災行政無線だけではなくて、例えばラジオを使ったwi-radio(ワイラジオ)、それから携帯あるいはスマートフォンを使った非常時のメール対策、こういうこともやらせていただいているわけでございますが、そのときにいち早く行動できるような、例えば避難場所のしっかりした各家庭、例えばどこどこの地区はどこに避難するのです、これを再度やはり確認する必要があるだろうと思っております。また、いろいろ災害が発生するときには、防災行政無線等も使うわけでございますけれども、特に、まず地域の方々によく内容を知ってもらうと、これは大切なことかなというふうにも思っております。今回、初めて広報の中に、Jアラートとはという、こういう文章を載せていただいたわけでございますけれども、この周知については、今後ともやはりやっていかなければならないだろう。それと、今、議員おっしゃっていただいた、地域に出向いての講座関係、これは、特にお願いしたいのは、各自治会のほうから要請があれば、私どもすぐ出向いて、そしてご説明する用意は常に持っているつもりでございます。もう既に、特にジオパークについては、各自治会のほうから、私どもの地域で、ひとつジオパークについて説明をしてほしい、もっと理解を深めたい、そういうご案内をいただいたときには、もう既に出向いてご説明もさせていただいております。特に今回の問題、Jアラートあるいは防災行政無線、これらにつきましても、地域自治会で何かあったときには、お声かけをしていただければ、すぐに出向いてご説明をさせていただきたいな。また、やはりこういう場面では、自主防災組織、行政の職員の力も数が限られております。また、消防団員あるいは消防職員にしても数が限られている。そのときに一番やっぱり地域で頼りになるのは自主防災組織でございます。今現在、五つほど自主防災組織が立ち上がっておりますけれども、それぞれの地域で、やはりこういうのを地域の皆さんと一緒に勉強しながら、自主防災組織を立ち上げていただき、1人の犠牲者も、災害があって出さないということを念頭に、こういう例えば災害があったときに、隣近所で助け合えるとか、そういうシステムづくりは今後とも十分やっていかなければならないなというふうにも思っておりますので、ぜひその節はよろしくお願いしたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 平成29年6月会議 2017年6月15日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる