中頓別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月11日
人口減少対策について
2018年3月11日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「人口減少対策について」質問し、町長 小林生吉、総務課参事 長尾享が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課参事 長尾享
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
3問目は、人口減少対策についてです。相も変わらず町政執行方針で人口減少対策をうたっているが、効果的な施策等については明記されておりません。この町で生まれ育った町民でさえ、毎年のように町を去っている現実をどう捉えておられるか伺います。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。地方創生、人口減少対策は本町だけではなく、都市を含めて全ての市町村が取り組んでいる、国を含めてでありますけれども、課題であり、少子化に歯どめをかけるとともに、地域で最後まで暮らし続けられる環境をつくっていくことが求められているというふうに考えています。このための総合戦略があり、まずはこれに沿って施策を重ねていくことだと考えています。生まれ育った町を離れられる方々には、子供が離れた町にいるとか、専門的な治療を要する病気になってしまったとか、それぞれの事情や思いがあるとは思われますが、少なくともこの町で暮らし続けたいという思いをお持ちの方にはしっかりと応えるまちづくりをしていかなければならないというふうに考えています。また、それ以上に一人でも多くの方々に住みたい、暮らしたいと思ってもらえるまちづくりが重要と考えています。若い世代には、働く場と安心して家庭を持ち、子育てできる環境を整え、障がいのある方にとっても働く場やバリアフリーに生活できる環境を整え、高齢者のためには生きがいと安心を支えるサービスや施設を整えていく。最も困難な課題は働く場の確保だと思いますが、できることを一つ一つ積み重ねていきたいというふうに考えているところです。
質問 4番 宮崎泰宗
基本的には、生まれ育った場所で生活をしていきたいと思っている方のほうが多いのではないかなというふうに思うのですけれども、ご答弁にもありますけれども、どうしてもほかの地域で生活する必要が生じる方を引きとめることは難しいと思います。ただ、もうこれだけ小さい町ですから、そういった情報というのが結構入ってくると思うのです。つい最近、町を離れられた方もいらっしゃいますし、今後町を離れることを決めている方もいらっしゃると思います。また、個人だけでなくて農業においても商工業においてもことしも離農、閉店ということをお決めになったところがあるわけですが、それはどうしてもとめられないとしてもそういう話を聞いて、まず例えばお話を聞くということはできるのではないかなと思います。例えば個人でいえば、今の職場での待遇であるとか、持っている資格などを生かせる職場への雇用であるとか、住環境など、こういうことが少しでも変わることで思いとどまっていただける方もいらっしゃるのではないかなと思います。ですから、何かそういうことを町長も耳にされることも多いのではないかなと思いますので、そういう情報があればまず訪ねてみるとか、これだけコンパクトな町になってきていますから、そういった取り組みも必要なのではないかなというふうに思います。個人だけでなくて事業所というようなことでいくと、これは中頓別町では行われていないと思いますけれども、ほかの地域では以前から行われていて、最近も何かテレビとかで取り上げられているのですけれども、絶メシリストという形で後継者のいない飲食店を紹介をして、継ぎたいという方とのマッチングに行政が積極的に乗り出すということが全国的に広がってきているのかなというふうに感じます。これ大きな都市でも取り組まれているわけですから、飲食店に限らず、中頓別町でもできることなのではないかなというふうに思います。また、例えば事業所ということに関して公設民営のスーパーであるとかコンビニが何億円もかけて設置されている自治体があることからも、この商売などはその自治体で勝手にやっているわけではなくて、やはり農業であるとか商工業も町のインフラであるということを、民間はそういう意識を強く持っていると思うのですけれども、行政についてはいかがか。そういう町のインフラであるという意識を持って今後の対応に取り組んでいただきたいというふうに思いますので、これらの点について再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
ご提案というか、今述べられたことについては一つ一つ本当にそのとおりだというふうに思っています。おっしゃるように、地域に暮らしている方一人一人が見える町でもありますので、そういう声に聞き逃すことがないような努力をして、その条件の改善についても考えていくという姿勢に立っていきたいなというふうに思います。それと、行政が廃止される事業所と新しい継承者をマッチングするというような仕組みについても、行政だけがいいのかというのはあると思いますけれども、ここはぜひ農業においては農協あるいは商工業については商工会としっかり連携をとって、せっかく事業継承をしていくための支援制度も設けておりますので、それらが有効に活用されるような対応をとっていくようにしたいというふうに思います。公設民営のスーパーなども含めて商業施設、商店等が町のインフラであるという認識は全く私もそのように思っています。最近言われるのは、例えばガソリンスタンドの過疎地域においても複数のそういう確保をしなければいけないとか、スーパーもやっぱり必要だと。近隣でもスーパーがなくなった後に民間の事業者と話し合って設置、誘致したというような話も伺っています。そういったことは、そういうふうに認識しておりますので、最低限町の町民が困ることがないための商店、そういうものが将来も確保されるように考えていくということについて行政もしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
まず、今町長お答えいただいたように、まさに中頓別町が掲げる一人一人が主役のまちづくり、本当にお一人お一人のことを考えられる規模の町になっていると思いますので、まず長年町に貢献されてきた地元の方を流出させないと。また、やっぱりなくなったら後々本当にまたお金をかけてつくったりしなければいけないですから、地元の事業所を減少させないということを一緒に取り組んでいけたらなというふうに思います。よろしくお願いします。この質問については以上です。それでは、4問目は観光についてということで伺います。観光まちづくり組織の常勤職員として地域おこし協力隊を募集していたようですが、町民が驚くほどの破格条件に見合う人材は見つかったのでしょうか、伺います。
答弁 町長 小林生吉
新たに設立を予定している観光まちづくり組織の職員として専務理事と統括マネジャー各1名を昨年12月から募集を行い、全国から213名のエントリーがあり、そのうち応募書類が提出された方が95名という状況となっております。応募されてきた方の中には、大手ホテルの運営に携わってきた方や観光関連施設での企画部門に携わってきた方、旅行代理店での勤務経験のある方、大手企業での管理部門に携わってきた方など、さまざまな分野からの応募がありました。書類選考を経て2月上旬に16名の方と面接を行っており、現在は最終選考中という状況でありますが、応募されてきた方々は新たな観光地域づくりを担う組織の設立に非常に強い意欲を示されており、本町の地域活性化に役立ちたいという意向を強く感じておりますので、早急に選考を終了し、新たな組織の設立に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えております。
質問 4番 宮崎泰宗
選考されていて、基本的にはまだ決まっていないというご答弁になるかと思うのですけれども、一説には実はもう決まって、町内で歓迎会というのか、何か飲み会が開かれていたというような話がちょっと聞こえてきたものですから、これはまた違う話なのか確認をさせていただきたいと思います。それでは、これから採用されるであるとか、または採用されたとしたら、その職員の方を評価する成果については具体的に何をもって成功とされるのか。費用対効果の面で人件費負担だけがふえたというような期待外れの結果が見込まれる場合、こういった状況においては、例えば極端な話ですけれども、おやめいただくであるとか、そういった厳格な対応をとることはできるのでしょうか。この点、ある程度条件が必要ではないかなというふうに思います。また、今回のご答弁にもある新たな組織の設立についてですが、この求人の中でも2018年秋に、ちょっと前と名前が変わったかなと思うのですけれども、宗谷なかとんべつ観光協会、仮称ということで、これを立ち上げるということで募集をされていたと思うのですけれども、2018年秋、ことしこれが可能なのかどうか。既に来年度の指定管理については、現在の指定管理者が継続することに今定例会の前半で決まっています。町が進めようとしている組織化は、現在の観光協会と観光開発株式会社、こういったところの役割を吸収するような形を想定していると思うのですけれども、この状況で来年度、またことしになりますかね。実現の見通しはあるのか、これらについて再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、選考の関係なのですけれども、歓迎会ということではなく、お二人の候補の方に最終面接として来ていただいて、その選考の一環として地域を見てもらって、一緒に食事をして、その中で普通の面接とは違ういろんな話を引き出せるかなという中でそういう食事会を一緒にやったということであります。基本的に1名の方については、ある程度こちらのほうで絞らせていただいているのですけれども、最終的に受けていただけるかどうかというような、条件的なことも含めて協議を最終的な詰めをやっているということです。少なくとも専務理事の候補になる人材については、そういう状況にあるかなということです。実際に今携わっていただくのは、地域おこし協力隊という位置づけの中で、一定国の財源も期待しての選考と、採用ということを考えていて、基本的にはその任期というのは3年間という条件はありますけれども、まず当面このDMOの設立をしっかり果たしていくと。その中で今後の具体的な運営計画等、そういうものを確立をしていくというようなことについて取り組んでいただくということになろうかなというふうに思います。その組織ができた時点でもう一段階、その役割などについてもある程度見直すこともあるかもしれませんけれども、そこで将来の先ほどお話にあったような成果、指標というか、そういうものをどういうふうに立てていくのか、観光地域づくり計画のさらなる具体化というようなことを含めて整理をしていくように考えていきたいと思います。それと、ちょっと募集する組織の名称が宗谷なかとんべつ観光協会……(何事か呼ぶ者あり)
答弁 町長 小林生吉
ちょっとそこが、私どもの募集関係は委託でやっているので、そのところが十分に伝わっていなかったところがあって、そこは面接段階では町の観光地域づくり組織ということで説明をさせていただいた上で修正しています。観光協会があるのに、また観光協会という話にはこれはならないので、そこについては誤解のないようにお願いを申し上げたいと思います。基本的には、目標としてことしの秋に法人の設立をした上で、今の指定管理している事業関係をどういう形でそこに引き継いでいくか。その時点から引き継ぐのか、あるいは翌年の切りのいいところで4月からというふうに形をとるのか、そのあたりについてまだ明確にはし切れないところはありますけれども、基本的にはこの秋には少なくとも組織の立ち上げができるという状況を目指して準備を進めていきたいというふうに考えています。
質問 4番 宮崎泰宗
組織化に向けて準備をされているということですけれども、ちょっと今の観光協会とか観光開発株式会社とその新しくなる組織とがどういう関係になっていくのかというのが明確ではない部分もまだあるのかなとは思うのですけれども、例えば今の会員の方であるとか、株主の方であるとか、株主なんかでいったら、その株の行方をどうすればいいかわからないところとかも結構出てくると思うのです。やっぱりこれまで応援されていた方も新しい組織をそのまま例えば応援してくれるとか、そうは限らないと思いますので、理解を得るためにはそれ相応の努力が必要だと思いますので、しっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。この質問については以上です。それでは、5問目になります。障がい福祉についてということで伺います。障がい者等就労促進助成条例が提案されています。知的障がい者等を事業所が雇用すれば、最低賃金(1時間810円)の半額を事業主に助成する内容となっております。仮に1日7時間、障がい者2名を一月20日雇用すれば、事業主には年間130万円程度の補助金収入となります。補助金の使途は決められておらず、事業主の生活費や事業所の運営費に充てられる可能性があると思います。果たして障がい者のための条例と言えるのでしょうか、伺います。
答弁 町長 小林生吉
障がい者等就労促進助成条例は、障がい等がある方々の就労機会の拡大及び安定した雇用環境の創出を目的とし、事業者が障がい等がある従業者に支払った賃金に対する助成をするものであります。国においても同じような助成制度がありますが、対象範囲の制限や就労時間等の基準、さらには雇い入れの際にハローワーク等を経由しなければならないといった条件があることから町独自の制度を創設し、障がい等がある方々を雇用する機運の醸成や就労機会の拡大、賃金水準の向上を図るとするものであります。このため、国の助成制度の該当とならない手帳を所持していない障がい者や精神疾患患者、ひきこもり等の方々や週20時間未満の短時間労働であっても助成の対象とすることで障がい等がある方々が1時間からでも働くことができ、職を通じて社会参加の促進や就労機会の拡大、職場への定着が期待できるものと考えているところであります。
質問 4番 宮崎泰宗
先ほどの民間アパートの星川さんの質問と同じ感じになるのですけれども、本件については既に今定例会の前半で条例審議が終わっておりまして、可決ということで結論が出ていますので、国の制度を活用できる方については、それをまず優先して、町費についても適切に活用していただきたいと思いますし、こういうふうに申し上げたところではあるのですけれども、これ現状で対象となる方を雇用されているのは長寿園と黄金湯の2カ所ということになるかと思います。この点が現状で非常に限定的ということであって、障がいをお持ちの方のためというよりは対象となる方を雇用されている事業主のためではないかというイメージを持たれてもいたし方ない状況にあるかなというふうには思います。ちょっとこの点で再度、長寿園について1点お伺いをしたいのですけれども、ここまで増改築工事が行われてきておりまして、今回措置費も上がりました。そして、この就労助成、以前改善勧告というものの処分がありましたけれども、それ以降サービスの改善につながっていくような環境は整ってきたのではないかなというのは思うのですけれども、これその後例えば退職された方であるとか、現役の方の中では十分な改善はされていないというような見方もあるようで、当時は保健福祉のほうでも大分通ってお話をされたのではないかなというふうに思うのですけれども、今も定期的に行かれたりすること、その都度行かれたりとかあると思うのですけれども、実際例えばこういった制度が生かされてサービスの改善であるとか向上に以前よりもつながるような状況にあるのかというところを1点確認させていただきたいなというふうに思います。
答弁 町長 小林生吉
この制度というか、対象になる現時点での雇用先というのはおっしゃるとおり長寿園と黄金湯。ただ、両事業所とも最低賃金を引き下げる特例の扱いで、実際に障がい者の方たちも要するに最低賃金をもらえていない現状にありました。それで、やはり障がい者の方も一般の方と同じように最低賃金を保障される就労につくということを私としては期待をしているところでありまして、この制度の運用、最低賃金を払わなければ絶対だめだということではないのだけれども、こうった事業所についてはしっかり現状でも低いところで頑張っていただいていますから、制度を活用してぜひ最低賃金を支払うようにやっていただければなという思いを持っています。今障がい者の支援施設として天北厚生園がありますけれども、やっぱり就労と住環境が整っていないと、せっかくあってもそこに利用する方が来ないというような状況が今後予想されるかなというふうに思っています。そういう面でもここの地域がいろんな働き口があって、しっかりこういう最低賃金の保障がある、働き口があるのだというようにわかっていただいてこの町に来ていただけるような、ことしまたグループホームを新たに開設される予定ですから、そんなふうな障がい者の人たちが暮らし、働ける、そういう町になっていくことにぜひ取り組んでいきたいということでありますので、ご理解を賜ればというふうに思います。2点目なのですけれども、長寿園の増改築の事業の中で、サービスではなくて……(何事か呼ぶ者あり)
答弁 町長 小林生吉
今は正直改修期間中に利用者も定数よりかなり低いというか、そういう状況でやってこられて、平成29年度については運営も決して楽ではなかったのではないかというふうに思います。それで、平成30年度以降でありますけれども、ご承知のとおりショートステイの専用床がふえます。これをぜひ有効に活用していただいて、特養としての稼働率を高めるというふうな形で運営ができれば、大変厳しい環境には変わりないかもしれませんけれども、今までよりはずっと収益、収支的にはいい状況をつくり得るのではないかなというふうに思っています。その中で、利用者の方にそのサービス面で反映されるような状況を期待したいなというふうに思っています。本町の長寿園の状況として1つ特徴的なところは、経管や胃ろうの方の割合が非常に高いと。これは、地域における介護等の資源が全部そろっていないことによってこの状況が生まれているというところがあるというふうに認識しています。そのために必要な、そのことが大きなハンデになっているということであれば、町もその対策を考えていかなければならないというふうに思っているところでありますので、今後完成した特養の運営については町もしっかり協議をしながら、いい形になるように努力をしていきたいというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
今町長からもご答弁いただきましたけれども、この障がい者等就労促進助成条例、こういった制度についてはやっぱり障がいをお持ちの方、そういった方であってもやはり最低賃金が保障されるであるとか雇用される事業所がふえるような制度、今後見直しも必要かもしれませんし、取り組みというのを障がい者のための制度ですから、そういったことをお願いしていきたいなというふうに思います。この質問については以上です。それでは、最後になります。財政の運営についてということで伺います。事務のミスにより平成29年度の普通交付税2億5,000万円が不交付となっておりますが、これは町民1人当たり14万円にも匹敵します。新年度に交付されるという確証はあるのでしょうか。仮に交付額が当初算定額より減額された場合、町長はどのように責任をとられるのでしょうか、伺います。
答弁 町長 小林生吉
平成29年度算定の普通交付税において、基準財政収入額に係る市町村民税法人税割の数値過大算定により交付額が大幅に減少したことについて、交付税検査とあわせて昨年11月に事前調査が実施されました。事前調査の結果、法人税割の錯誤、修正額としての平成29年度交付税での影響額は2億6,394万9,000円となる予定で、平成29年度に減収補填債の借り入れ、平成30年度に普通交付税の錯誤及び修正額の精算、特別交付税の交付により全額措置される予定です。また、法人税割は3カ年かけて精算していくという制度であるため、後年度への影響はありますが、普通交付税算定での総務大臣修正額として平成30年度及び平成31年度にて整理されることとなっております。さらに、減収補填債の発行額について、翌年度の普通交付税の基準財政収入額を的確に把握することにより、その借入額を最小としていくこととしております。以上のことにより、平成29年度での財政調整基金の取り崩しによる財源補填は行わないこととしているところであります。交付税の算定誤りによって生じた減額分については、以上申し上げましたとおり確保されるということであります。
質問 4番 宮崎泰宗
ご答弁では、平成30年度までに全額措置される予定というふうなお答えもあるのですけれども、基本的にこれは減収補填債の借り入れとあわせて、つまり借金をして見かけ上補填した形をとるということにならないでしょうか。ここでおっしゃっているのは、今年度分の影響額とされる約2億6,000万円についてなのかなと思うのですけれども、これは長尾参事から前に丁寧にご説明いただいたのですけれども、理解できていないところがあると思いますので、もし間違っていたら説明をまたしていただきたいなと思います。ついてだと思うのですけれども、本件は平成30年度、平成31年度まで影響をして、影響額合計では、資料を前にいただいたのですけれども、3億9,000万円近い額になるかというふうに思います。そういうふうな私は解釈をしたのですけれども、ですからどのみち例えば来年度までにとか、けりをつけられるわけではないと思いますので、この錯誤措置の実施については以前説明いただいたのですけれども、その中でこれはその中の一つの方法だったのですけれども、1番目の従来の方法としてあった来年度からの5年間で措置が行われる形を私はやっぱりとるべきだったのではないかなと思うのですけれども、この点についていかがか。減収補填債というものを併用する形ではその償還が、これも説明文があったりしたのですけれども、これから約20年後の平成49年まで続くというふうに見えるのです。この借金の減収補填債の利息分というのが結果合計額から、わずかではあるかもしれませんけれども、減額されてしまう形になるのではないかなというところもお伺いしたいと思います。3年据え置きの17年償還なので、約20年後の平成49年ですけれども、根本的に小林町長は平成49年まで町長でいらっしゃるのでしょうか。方法がほかにもあるわけですけれども、この減収補填債という借金をする必要がなぜあるのか、改めてこれ説明していただきたいなというふうに思います。
答弁 町長 小林生吉
詳細については、長尾参事のほうから説明をさせていただきますけれども、減収補填債で一定程度借り入れをしない場合、翌年度に基準財政需要額に対して、この収入額のところで大きな数字が一気に入ってくると、その需要額と収入額の差額の中で地方交付税が交付されるのだけれども、そこで取り損なってしまう可能性があるということで、それでそういう形をとるということであるのと基本的に減収補填債を借り入れしますけれども、それは後から入ってくるというよりは逆に先に入って交付税に措置されるものも含めて償還していくという考え方になるところです。もちろん私は、そんなに長くやるつもりはありませんけれども、将来に禍根、負担を残すようなやり方ではないというふうな理解のもと、最善の選択を道とも相談させていただきながらとったものであるということでご理解をいただきたいと思います。詳細は、ちょっと長尾参事から説明します。
答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)
先日の常任委員会等でご説明をさせていただいて、また多分同じことを繰り返す場面もあると思いますが、ご了承いただきたいと思います。まず、減収補填債の借り入れ、今町長が説明したとおり基準財政収入額がいわゆるマイナスになってしまうというところを補填するために幾らかでも借りないとということで、予算上は8,000万円としていますが、それが数百万円から多くても1,000万円ぐらいの範囲になるかなと思っていますので、今時点では金額は固まっていませんが、かなり少額に抑えていきたいと思っております。減収補填債を借りた場合、先ほどお話があったとおり平成49年度までの償還になりますが、その中での元利償還金の75%は交付税措置がされます。ですから、毎年払うのですが、その75%は毎年返ってくると。25はどうするかという話も以前説明したかと思いますが、25%分は総務大臣修正額という形でそれは平成30年度に入ってきます、間違いなく。元利償還金の総額の25%は、総務大臣修正額の中に入ってくるということでご理解ください。ですから、残り75は交付税で後々返してくださいと。それは、元利償還金の75ですので、利息も75ずつ返ってきます。ただし、25を来年措置されるのはあくまで元金分ということで、利息の25はいわゆる町のほうで負担しなければならないというのは前回もお話ししたのですが、その金額はといいますと、今金利も安いということもあって8,000万円借りた場合、利息分が9万3,000円、合計。そのうち75は交付税で返ってくるとして、町の補填分としましては2万3,000円は町の持ち出しになりますよというところは変わっていないです。ですので、そういうご理解でいただきたいと思うのですが、それでなぜ5年間にしなかったか、従来の措置をしなかったかという点を言いますと、やはり2億6,000万円超が5年間にずれて入ってきますので、ちょっとずつ修正するという形ですので、やはり期間が長くかかってしまうため、分割でもらっていく形になってしまうのです。ですから、それを早くするために総務大臣修正という形で交付税検査を受けて、そんな形をさせてもらって来年に全額返していただこうという形で、でも収入額が引き切れないために一部減収補填債を借りましょうといういわゆる併用型でやりますという話で、ですから減収補填債を下げることによって町の持ち出しも8,000万円で2万3,000円ですので、それから1,000万円まで減ったらかなり減るということでご理解いただきたいのと……(何事か呼ぶ者あり)
答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)
済みません。それで、さらに幅があって3億9,000万円になるという話もそれも実態であって、2億6,300万円については今年度と来年度で終わりますが、さらに6,000万円の差額が出るのです。それを来年、平成30年、平成31年で差額を埋める、いわゆる毎年度調整で6,000万円減って6,000万円ふえるという形ですので、町としての損失としては当初話していた2億6,394万9,000円という中でおさまるという話なのです、1年ずれたのは。ですから、また新たに生じる6,000万円は、新たに生じる総務大臣修正で何度も2カ年に分けて修正されますよということでご理解いただければ。済みません、制度が複雑なもので。話がちょっと難しくなってしまいますが、一応そういう状況であるということでご理解いただいて、うちとしては減収補填債1,000万円以内としたいと思っていますが、その範囲内で借りて、残りを平成30年度の引き切れる範囲の基準財政収入額の中で錯誤及び総務大臣修正としていきたいという方向で今は考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 4番 宮崎泰宗
ちょっとご説明もやっぱり複雑なところがあるので、わかりにくいところもあるのですけれども、減収補填債のほうも8,000万円ということですけれども、1,000万円に抑えるようなことも考えていらっしゃるということで、そうすると金利もそれなりに下がるわけですから、減少する額も少なく、かなり少なくなると、金利として。利息がかかる分も相当少なくなるとは思うのですけれども、やはり町民の皆さんの血税にかかわる部分でありますから、大切にできるような形を今後も交付税を大切にしていっていただきたいなというふうに思います。以上で私の一般質問を終わります。