みんなの議会

中頓別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日

町長は、住民と行政の協働を実現するため、行政組織のあり方

2017年6月15日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「町長は、住民と行政の協働を実現するため、行政組織のあり方」について質問し、町長 小林生吉、産業課長 平中敏志が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、産業課長 平中敏志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 細谷久雄

受け付け番号1番、議席番号5番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、平成29年第2回定例会に当たり、さきに通告いたしました事項につきまして質問させていただきます。それでは、1点目の質問の住民参加型のまちづくりの推進についてお伺いをいたします。人口減少に歯どめをかけ、維持可能なまちづくりを実現するには住民が意欲的にまちづくりに参加できる環境など、住民と行政をつなぐ仕組みを考えることが必要である。町長は、住民と行政の協働を実現するため、行政組織のあり方と住民との合意形成、財政運営などをどのように考えているのか伺います。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁申し上げます。町は、情報公開と住民参加を基本に町政を運営する。これは自治基本条例の第3条第1項において規定していることでありますけれども、そういう基本理念に立っていかなければならないものというふうに認識をしております。情報公開では広報やホームページ等を通して積極的にまちづくりに関する情報提供できる体制を整えていくとともに、さらなる住民参加を進めていきたいというふうに考えています。今後自治基本条例推進会議による審議を予定しているところであり、その中でも現状についてしっかり検証を求めるとともに、前向きに改善策について検討してまいりたいというふうに考えております。

再質問 5番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。私は、町民がまちづくりに具体的に参加できる仕組みが少ないことが当町の大きな問題と考えています。町の主人公は町民です。多くの町民が町政に声を出すことができることが大切です。町民の声を聞く場として町民アンケート調査等を多くの自治体でこれまで一般的に行ってきておりますが、また住民への情報の提供も広報やホームページ等を通じて行われているのが現状です。それから一歩進んで、現在求められているのは住民の声を聞くというのではなく、聞いた声を町政に反映させるということではないでしょうか。そこで、町長に住民の声を何点か伝えたいと思います。まず、1つ目は、昨年9月から製造販売したなかとん牛乳ですが、宮崎議員のご答弁にもありましたが、採算性の確保は難しそうですが、9月から販売しているのですから、今までの収支決算を報告願いたい。また、牛乳の採算性が悪いのにそれに付随する加工品を販売するのは、先行きが見えない不安が私にはあります。高齢化率が40%の中頓別町のお年寄りが言っておりました。私は年金をもらって生活しているので、なかとん牛乳、200ミリリットル200円の牛乳を、本人は飲みたいそうです。だけれども、セイコーマートで1リットル178円の牛乳を買うのがやっとの生活だと言われておりました。町長は、ことしの町政執行方針で町民の声に耳を傾け、幅広く議論を交わしながら、一歩でも二歩でも地方創生を前へと推し進めていきたいと述べられました。中頓別町のブランドとしてなかとん牛乳をつくるのはいいが、こうしたお年寄りの言葉を聞いて町長はどのように思われるのかお伺いいたします。2点目に、ことしは6次産業化によるワイン用ブドウの試験栽培等に取り組むようだが、現在までの進行状況及び今後の計画、方針等をお伺いいたします。3つ目は、中頓別町総合計画後期実施計画策定のための町民アンケート調査結果について伺います。調査結果の中で、町長にお願い、お茶懇をぜひ実施して町の声を聞いてほしいというご意見が書かれてありました。町では年1回、「町長がおじゃまします」と称して各自治会と話の場を設けているが、仕事や時間帯によって参加できない人がたくさんいると思われる。私は、4月から副町長も置いて小林町長にも若干時間の余裕ができてきたのではないかと思いますので、お茶の間懇談会を各地区で積極的にどんどん開いて町民の声を行政に反映してほしいと思いますが、町長の考え方をお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

確認ですけれども、収支決算がどうなっているかということは今説明を求められていますか。(「はい」と呼ぶ者あり)

答弁 町長 小林生吉

では、後で。まず、1点目でありますけれども、高齢者の方から今の牛乳が高くてなかなか飲めないというようなお話があるということ、それに関係してこれらの事業についてどのように考えているのかという趣旨でおとりすればいいのかなというふうに思いました。なかとん牛乳に関しては、それは竹下内閣の時代にさかのぼると思いますけれども、地元の牛乳を地元で飲めるようなことにしたいという思いが長く長く言われ続けてきていて、なかなか実現してこなかったと。第7期の総合計画をつくる際にもそのことがやはり議論になって、これを何としてもまず一歩前に進めたいと、それが一つの大きな意思決定としてあったというふうに思っています。採算性をいえば、現状としては収支がとれるというような状況ではないことは、導入する時期からある程度覚悟していたというふうに私は思っています。ただ、今酪農を基幹産業にして、この地域の最大重要な資源というのはやはり牛乳ということでありますから、これを生かしてこれからどう地域づくりができるか、そのことを通して酪農家の人の誇りや地域に暮らしている人たちの誇り、そういうものをつくっていくという意味において非常に有意義な事業であると思っていますし、これからもそれに関連する加工産業、それは全てを町がやるという意味ではなく、これを一つの契機として加工に取り組むような農家だったり事業者の方があらわれていくということを私としては期待したい、そういう呼び水としての事業の効果というものもあっていいのではないだろうかというふうに思っています。直接的に牛乳の価格に対してどのようにしていくかというところは、今案があるわけではありませんけれども、多くの町民により親しんでいただいて飲んでいただけるような対策については、また検討させていただきたいというふうに思います。ワイン用のブドウにつきましては、当地において果たしてこういった果樹系のものを栽培して実をならすことができるのかというようなところで、極めて小規模でありますけれども、まず育つかどうかというところを見きわめたいというところで今回やろうと。間もなくこれらの植えつけがなされるかなというふうに聞いています。まず、植えたブドウが生育するのかどうかということを見る上でも、四、五年かかるのかなというふうに思っていますし、どのような生育になっていくのか、そのあたりを見きわめた上で将来それを拡大してやっていくのかどうかというようなことも検討していくというようなことになるかなというふうに思っています。それと、お茶懇を実施してというようなお話、大変私としても歓迎するようなご提案だというふうに思っています。最大限町民の皆さんと直接お話ができる機会をふやしたいというふうに思ってきていましたけれども、地区別の懇談会のほかに、いろんな団体等とは懇談をさせていただく機会というものを設けています。広報等で呼びかけて、最小限の人数というものを設定するかどうかというのはあると思いますけれども、仮に少人数であっても私と直接お話をしていただけるというようなご希望があれば、それに応えてそういう機会をしっかりつくっていくということと、それらの声については誠実に反映できるようにしていきたいというふうに思っています。

答弁 産業課長 平中敏志

収支決算のことでございますが、平成28年度につきましては国の補助事業を活用いたしまして施設の改修ですとか設備、機械の導入等も行っておりまして、単純に収支決算状況ということでは出しておりません。補助事業上の決算の報告ということであれば、今準備していませんので、後ほど提出したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。

再質問 5番 細谷久雄

それでは、町長と平中課長のお話を聞きまして、再質問はいたしませんが、最後に、役場職員は私は行政のプロだと思っています。その職員が地域にかかわることは地域のまちづくりにとって大きな力だと思います。積極的にまちづくり活動に職員が参加し、住民の生の声を聞くことが住民との信頼関係を築くことの第一歩だと私は思います。また、住民に対し企画立案時期の早い段階から説明責任を果たし、情報の共有のための努力を惜しまないことがこれからの町民と行政とのまちづくりにおいて欠かせないものであると私は思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。以上をもちまして1点目の質問を終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる