中頓別町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月5日
町民負担を伴う副町長は断念を
2017年3月5日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「町民負担を伴う副町長は断念を」について質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 星川三喜男
受け付け番号7番、議席番号7番、星川です。ちょっと風邪を引いていまして、お聞き苦しい点も多々あろうかと思いますが、これ以上熱の上がらないご答弁をよろしくお願いいたします。それでは、私は今回2点ほど質問させてもらいます。まず、1点目、町民負担を伴う副町長は断念をということで質問させてもらいます。私は、皆様のご協力を得て18年間、こうやって議員をさせてもらっていまして、行政をずっと見てきました。ところが、今ほど危機を感じることはない。副町長を置けば、その年収が、宮崎議員も質問されておりましたけれども、町民の重い負担となる。その分を公共料金の引き下げや、今南宗谷福祉会でも困っているように福祉の充実に振り向けるとの発想は町長はないのでしょうか。高額となる退職金や年金も町民の税金で支えられている。これ以上苦しい町民の負担をふやすべきではないと私は思っております。長年、前町長より副町長を置かなかったのは英断であり、創意工夫で乗り切ってきました。それが本町行政の誇りであるとも思うし、むしろ早期に副町長を置かない条例を提案すべきであったと私は思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。町の健全な財政運営のため、人件費も適切な範囲で抑制し、その中でより高い組織力を発揮できる職員機構を構築していくことが課題であるというふうに考えております。副町長の配置はそのために行うものであり、効率的、効果的な行財政運営に資するとともに、町民サービスの向上につなげるためにも必要であるというふうに考えているところであります。
再質問 7番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいます。宮崎議員への町長の答弁を踏まえつつ、町長の気持ちもわかりつつ質問させてもらいます。今の答弁ですが、全く私は説得力に欠けていると思います。先ほど来の宮崎議員の言葉をかりることになりますが、副町長を置くことは最少の経費で最大の効果に、それに逆行するものだと私は思います。効率的、効果的な行財政運営になぜ副町長が必要なのか。先ほども私が言いましたように、前町長は副町長を置かないことについてこのようなことを言っていたと私は思います。組織機構を簡素化することにより意思決定が迅速に伝わるとのメリットがあると語っていたと思います。私も前町長の意見が本当にそうだなと実感したところでございます。また、そうした前町長の方針にこれまで職員や管理職はよく耐えてきたと思いますし、頑張りと我慢があったと思います。そこで、現在町民から、副町長がいないから物事が全く進まないから、早く副町長を置いてくださいという言葉が聞こえてきますか。私たち議員の中には、早く設置せよと、副町長を置きなさいと言う議員もいます。でも、町民からの声は私は聞いていません。声がかかっているのは庁舎内です。庁舎内から声があるからでしょう。というのは、町長の出張などで書類などの決裁ができないという、そういったことから、やはり副町長を置かなければならない。副町長を置いたとしても、副町長のサインで賄うことはできないですよね、最終決断は町長です。町長のサインがなければ、何事も前には進みません。それであれば、何で副町長を置く必要があるのかです。それと、副町長を置いて町民サービスの向上につながると、そのために必要であるとも答弁していましたが、副町長を置いてなぜサービス向上ですか。先ほど宮崎議員の試算で、ちょっとかりますけれども、年間約800万円、800万円の報酬を町民の税金で出して何がサービス向上ですか。副町長は、町民のほうに足が向いていきますか。職員のための副町長設置ならば、年間800万円を今困っている長寿園の赤字部門に補填したらもっともっと町民から喜ばれるでしょう。一つの椅子に800万円をかけるよりも、もっと町民が喜ぶ方法を考えるべきではないでしょうか。これ以上語りませんが、中頓別町は管内一小さい町です。前町長のように、まず町民の負担軽減を考え、自分たちが楽をすることや職員ファーストを改めてほしいと思っております。町民に痛みを与えないでほしいです。町長は、職員のトップではないのです。中頓別町民のリーダーなのです。もっともっと町民の目線を町長はひしひしと感じてもらいたい。そして、町民目線を大事にして行政を運営してもらいたいと思います。答弁は、宮崎議員の答弁と一緒ならば、お答えは要りません。もし宮崎議員への答弁と違う点から言ってくれるならば、お願いいたします。
答弁 町長 小林生吉
答弁して星川議員の熱が上がってしまうと大変申しわけないなという思いはありますけれども、ここまで言われますと私もきちんと私なりの考えを、仮に同じであっても言わせていただかないとならないかなというふうに思います。まず、私も若輩で経験不足であって、前町長のような信頼感をまだ町民から得られていないのかもしれませんけれども、私は私として精いっぱい町民の目線に立って、町民の皆さんが本当にこの町で豊かに生活していただける、そんなまちづくりをすると、そういう強い思いを持っているということはぜひご理解をいただきたいと思いますし、そういう意味で住民よりも職員を優先するとか、自分の仕事が楽になるということを優先するとか、そういうものではないということだけはぜひご理解を賜りたいというふうに思います。繰り返すなと言われますけれども、今この町の財政の中で人件費の占める割合が13%ぐらいまで下がっています。普通会計です。これは、一般会計ベースで見てもかつては18%とか、そういう高い時代もありましたけれども、その中で本当に節減をしてきています。さらに、経常収支比率でいうと平成27年度は55というところまで下がっています。これは、ピークは80、90に近いところまでいっていますけれども、こういうふうに財政の健全化を図ってきています。そういう面で、適切な人件費の範囲で最大限住民サービスの向上に寄与する組織をしっかりつくって仕事をしていく体制を構築するということが不可欠であるというふうに思っていますし、住民サービスの向上に資すべく財源についても、先ほど言いましたように今の町の経常収支比率55から考えると、まだ余力を持っているというふうに思っています。それをどういうふうに使っていくかというのはこれからの課題でありますけれども、決して今本当に困っている町民の皆さんに負担を強いて、余計な人件費を割いて人をふやすと、そういうものではないのだということだけはぜひご理解を賜りたいというふうに思います。これは、実際にこれからの結果でお示ししていくしかないのかもしれませんけれども、今議員が本当に町を憂う思いでおっしゃっていただいた気持ちも十分わかりますので、ご指摘のそうはならない、そういう運営になるようにぜひやらせていただきたいというふうに考えています。
再質問 7番 星川三喜男
町長の思い、決意もわかりました。私も町長も町民に対する思いは同じだと思います。ただ、副町長に対する考えは、私と町長はやはり違うということだけ1点申し上げておきます。これ以上きょう町長と一般質問で論戦しても平行線のままでいきますので、1問目につきましてはここで終わります。