中頓別町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月11日
住宅を考慮した起業家への支援について
2016年12月11日、中頓別町議会の一般質問で、西浦岩雄議員が「住宅を考慮した起業家への支援について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 西浦岩雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 西浦岩雄
大変お疲れのところ最後になりましたので、私の質問にお答えいただきたいと思います。議席番号3番の西浦でございます。私は、極めて今まで質問された方と違って簡単明瞭に答えていただきたいと思いますので、多分5分ぐらいで終わると思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。それでは、質問させていただきます。住宅を考慮した起業家への支援についてということで、本町の基幹産業でもあります農林業のみならず商工業も廃業が相次いでおります。これからも高齢化と体力の衰えで、私は廃業が加速するのではないかと危惧しております。また、皆さんご承知のように廃業しても住みなれた住宅で住み続けるために、新規に起業しようとする環境の足かせになっているのではないかと思っております。これから起業しようとする人たちに多くのチャンスを与えるためにも住宅を考慮した環境を整えることが重要と思うのですが、町としてはどのようにお考えかお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
住宅を考慮した起業家への支援についてという質問にお答えしたいと思います。ことし3月に制定した商工業振興支援条例は、ご質問のような課題にも対応できるよう譲渡協力金などで支援を行い、店舗等の譲渡を円滑に進められるよう支援する制度という考え方に立っています。店舗を閉じられたまま居住されている方や後継者がいない事業者の方でも、その意思を最優先に尊重する必要があるというのが基本的な考え方かなというふうに思っています。その上で、新たな事業者への譲渡を希望される場合にはその希望がかなえられるように商工会との連携を図り、新たな起業家、事業継承者へとつないでいけるよう支援を行っていきたいというふうに考えております。
質問 3番 西浦岩雄
町のほうでは、今町長の答弁がございましたように、結構手厚いご支援をいただいておりますけれども、現状を鑑みますと先ほど私が質問したような内容で、結局のところ起業するような人が出てきていないというのが現状でございます。特に言わせてもらいましたけれども、商工業の衰退というのが非常に顕著ではないかと思います。酪農に関しましては、細々ではありますけれども、毎年、1年ごととか新しい方が就農されて、少しは光明が見えているのではないかと。そして、農協全体としても先ほど町長が述べられましたようにいろんな計画を組んで、これから何かやっていこうかということも見えるのですけれども、残念ながら商工業に関しては、私が両方に携わった限りにおいては非常に今後これから見通しが明るくないという感じがしておりますので、何かどこかこれから少しこういう商工業に関して新しい方が仕事を見つけて、何かやってほしいなということで質問しているわけですけれども、再質問といたしまして、廃業してもそこに住み続ける問題については、私考えるにやはりはっきりとした後継者がいないのではないかと。今住んで一応商売をしている人なんかも、恐らく私の後継者になる人なんか誰もいないのだから、そういう整備をする必要もないのだろうと、暗にそう思ってしまっているのではないかなと思っています。それで、大変これは聞きにくいことかもしれませんけれども、多分に廃業する予定でほとんどもう後継者がいないようでお年を召している方については、町が少し汗をかいていただいて調査して、その辺の具体的なことを聞き出していただいて、町内の人でもいいと思うのです。もちろん町内の人でもいいと思いますし、町外のほうにそういう条件がありますよと、起業してみませんかと、こういう後継、こういう商売のほうに引き継いでやってみる方がいませんかという情報発信を具体的にできるようなことを考えているかどうかお聞きしたいのですけれども、どうでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
なかなか将来のことを聞くと、これは商工会もそうだと思いますし、農家の方もそうなのですけれども、両経済団体の関係者にお話を聞いても、そういう意向を聞くこと自体がやめるのかというか、やめないのかというふうに聞いているみたいなニュアンスにとられて、非常にそこはデリケートだという話を聞きました。私としては、できれば農家については農協が、商工業者については商工会がそういう意向を聞いていただけるとありがたいなという思いで話しているのですけれども、むしろ両経済団体のほうがそういうことは聞きにくいというようなお話もあって、町が聞くのなら別だけれどもという話をされるようなところがあるのです、実は。ただ、ちょっと冗談ぽいような話をして大変申しわけありませんけれども、やはり事業をされている方に対して将来のことを聞くのは本当に難しいところはあるというふうに思います。ただ、まだ今は事業をやっていらっしゃる方の中でも、私の個人的な思いだけではなくて、地域の方からもやっぱりそこがなくなるのは、1つは困るという話もあります。そういう今やっている事業が、お店がなくなってしまったら困るというのもあるけれども、あれだけいいものをつくっているのだから、それは将来残してほしいという声も聞くことがありますので、なかなかデリケートなところでありますけれども、私としてもそういうある意味今どきの言葉でいえば地域のレガシーでもあると思うのです。それが引き継がれるような仕組みはぜひつくっていくべきかなという思いはありますので、改めてどういうアプローチがいいのかも含めて両経済団体ともいろいろ相談しながら、そのあたりについては対応していくように努力したいと思います。
質問 3番 西浦岩雄
私の質問はこれで終わってしまうのですけれども、結局は商工業の関係者の中にはある程度技術的なスキルを持っていないと、なかなか営業できないという方もいらっしゃるかなと思うのです。それをきょうやめました、すぐ違う人がやってもなかなかそういうことはできないと。だから、時間がもちろんかかるわけです。だから、前段階である程度計画して、そういう人たちを育てていかなければ、なかなか継承も難しいのかなという考えがいたしております。それと、これから1年、2年先ということではなくて、10年、20年というスパンで長期ビジョンに立って町を考えていくにおいて、やっぱり商工業者が減ってしまうということは町民全体のマイナスになるということを考慮に入れて、ぜひ町としてもこれについて真剣に考えていただきたいと思います。以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。