中頓別町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月13日
町道の交差点の除排雪について
2015年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「町道の交差点の除排雪について」質問し、産業建設課長 中原直樹、教育長 田邊彰宏、教育次長 青木彰が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 産業建設課長 中原直樹、教育長 田邊彰宏、教育次長 青木彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 細谷久雄
2点目は、国道、道道、町道の交差点の除排雪について伺います。最近除雪を民間の業者に依頼している世帯がふえていますが、除雪した雪を交差点付近に運び、堆積している民間の除雪業者が見受けられる。特に安川商店の跡地、町の駐車場のところですか、あそこの交差点は道道の除排雪も月に1回ぐらい行っているのですけれども、雪が降ればすぐ山になって危険な状態になるのが現状です。特に昨年は、春先に雪が積もり、町道側の交差点の車線が1車線しかとれず、町で交差点除雪を行ったが、排雪が終わってすぐに、誰かわからないけれども、雪を捨てているのが現状でありました。平成27年11月25日発行の広報なかとんべつでは、除排雪についてのお願いということで、車道や歩道に雪を捨てないでください。中頓別町の冬は、積雪のために道路の幅が大変狭くなります。車道や歩道に雪を捨てたり出したりすると交通の障害となり、歩行者は大変危険な状態となります。道路上への雪捨ては事故を誘発することとなりますので、絶対にしないでくださいと書いています。私の会社でも道道の除排雪作業を請け負って、私もオペレーターとして早朝からタイヤショベルに乗ることがたまにありますけれども、降雪時に交差点に堆積した雪で大変苦労しているときもあります。私は、民間の除雪業者の方も町なかの住宅の除雪した雪の置き場所には大変苦労していると思います。私は、置くなとは言わないが、しかし交差点の見通しが悪くなり、車両同士の事故、または子供たち、高齢者たちの事故が起きる危険性がある場合には、各自常識のある範囲内で交差点を排雪するなど、何かしらの措置をとってもらうのが普通ではないかと思うのですけれども、町の見解を伺います。
答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)
1点目の高齢者世帯に対する除雪の対応の関係でございますけれども、確かに町の除雪の臨時職員については、除雪業務ですから、降雪状況に応じてはいわゆる手待ち時間というのは、それは発生はしてきますけれども、その年、その年によって違いますけれども、そんなにいつもそういった日があるわけではないです。仮に除排雪をしなくても、車の点検等々もございますし、何よりも除排雪業務を担っている方たちの業務内容について言えば、単純に比較はできませんけれども、国道だとか道道の除雪と比べて町道の除雪が楽だとは決して言えないというふうに思っております。1台当たりの稼働時間だとか除雪距離数を見ても2倍とか3倍ぐらいになっているのも実態でございますから、そういった中で業務を担っていただいているということでございます。それと、そもそも議員がおっしゃるようなそういった内容を含めた雇用条件とはなっていないということもございます。先ほど町長のほうから答弁がありましたけれども、今後次年度以降どのような対応をしていくのかということで検討するということでございますから、そういったことが本当に入れられるかどうかも含めて高齢者世帯に対する除雪の対応については町内部で検討していくものというふうに思います。それと、町道の交差点の除雪の関係でございます。確かに議員がおっしゃられるように毎年毎年民間の除雪の事業者にお願いする件数がふえてきているのだろうというふうに思っております。旬報でも議員がおっしゃられたようなお願いをしてきておりますし、また交差点だとか道路に捨てないようにということで民間業者にもお願いをしてきている経緯もございますけれども、実態として交差点に雪がどっさりとなってしまっているという実態もございます。そこで、町としては、通常の交差点の除排雪については通常の除雪だとか排雪時期以外に必要に応じて今までも行ってきておりますけれども、それもいつもできる話ではございませんけれども、ただ町有地だとか空き地について、民間の事業者だけではなくて個人の方も捨てておられる方もいるのだろうというふうに思っておりまして、誰がどこにどれだけ投げているかというのはなかなか把握でき切れないというのもあって、なかなか難しい問題となっている実態があるものですから、議員のご指摘もされてきているのだろうというふうに思いますけれども、これらの問題については実際どういった方法がよいのか、課題解決に向けてどういったことをしていくべきなのか、町としてもさらに考えていって対応していかなければならない課題の一つだという認識は持っております。
再々質問 5番 細谷久雄
それでは、再々質問も終わりましたので、最後に、ことしも雪が生活道路に影響を及ぼす時期となりますが、除雪は我が町にとって福祉そのものであると私は思います。町なかの除雪の不備は、多くのお年寄り、町民の生活を抑制しかねません。障がい者にとってはハードな負担となります。除雪や排雪が行き届き、路面の整備をきちんとやってほしいと多くの町民は願っていますので、降雪時には町として全力を挙げて、町民の皆さんの生活を阻害しないよう、地域住民が安心して住める環境づくりに努めていただきたいと思います。以上で1点目の質問を終わりたいと思います。それでは、2点目の質問に移りたいと思います。2点目の質問は、当町におけるいじめなど子供たちの現状についてという題で伺います。子供は、一人一人がさまざまな個性、資質や能力、夢を持ったかけがえのない存在です。1980年代に小中学校が荒れたときに教師が力で子供たちを押さえ込んだが、それは結局真の解決にはならず、問題を深く沈み込ませることになり、全国各地でいじめによる悲惨な事象が多発しています。いじめられていると親や教師に話すことは、自尊感情を低下させることにもなるため、なかなか話す生徒はいない。特に中学生は、ちくることも嫌いだという感覚が強いようです。そこで、本町における小中学生のいじめの現状を教育委員会としてどのように把握し、対応しているのか、子供たちの現状を伺います。
答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)
ただいまの細谷議員の質問について答弁させていただきます。子供は、未来からの留学生であり、宝であり、希望でもあります。岩手県矢巾町の事案のように、学校がいじめと認識せず、組織的な対応が行われない事案は決してあってはならないというふうに認識しております。本町では、ほぼ毎月、教育委員会に小学校、中学校から児童生徒の状況について報告があります。教育委員会では、定例の教育委員会議でこの内容を報告しています。小学校は、児童が遊んでいるときのトラブル、友人間の陰口や言葉遣い、自分の感情が抑えられない等に係る記述があります。中学校は、生徒に学校で嫌な思いをしたことがあるか、ないか、自分に対していじめはあると感じるか、嫌な思いをしたときどうしたか、誰に相談しますか、最近いじめられたり嫌なことをされている人を見た、聞いたことがあるか、ないか、自由記述欄等の質問項目がある学校生活状況把握アンケートを実施しています。現在のところ小学校、中学校ともにいじめられている、いじめと認知した児童生徒の報告はありません。また、教育局に報告するいじめの把握のためのアンケート調査が2回実施されています。1回目、小中とも6月に実施されましたが、この調査においては中学校で持ち物を隠されたりいたずらされたりするいじめが1件報告されております。この事案は、早期に解消しております。小学校では、いじめられている児童の報告はありませんでした。なお、2回目の調査ですけれども、小学校は11月、中学校は10月に実施しておりますが、この調査においては小中ともにいじめられている児童生徒の報告はありませんでした。いじめは、社会性を身につける途上にある児童生徒が集団で生活する場合、しばしば発生することがあると私は認識しております。したがって、小中学校においていじめが発生することは自然でもあります。初期段階のいじめは、児童生徒たちだけで解決に至ることもあり、大人が適切にかかわりながら、自分たちだけで解決する力を身につけさせることも大切であろうと思います。一方で、いじめは予期せぬ方向に推移し、自殺等の重大な事態に至ることもあることから、初期段階のいじめであっても学校が組織として把握し、見守り、必要に応じて指導し、解決につなげることが重要と認識しています。今後も小中学校のいじめ防止基本方針にのっとり、組織としていじめの未然防止、早期発見、早期解消に取り組み、適切な相談など児童生徒の実態把握に努めるよう指導してまいります。
再々質問 5番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を受けまして3点ほど再質問させていただきます。まず、1点目は、文部科学省が10月27日、2014年度における小中高のいじめについて、その調査結果を発表しました。もともとは6月の時点で既に集計が済んでいたが、7月に岩手県矢巾町立の中学校で男子生徒がいじめを苦に自殺したと見られる事案が起きたため、文部科学省が全国の教育委員会に再調査を示していました。いじめの認知件数は、小中高で約18万8,000件に達し、これは6月の時点よりも3万件多く、昨年度よりも約2,000件上回ることになったそうです。いじめの苦しさから抜け出そうとみずからの命を絶つ未来ある子供たちが後を絶たない重い事実に、私は大変心が痛みます。いじめを防ぐためには、全ての学校の教員が、保護者が連携し、取り組むことが必要であると思いますが、より実効性のあるいじめ防止対策を進めるために、いじめ撲滅に向けた社会全体の機運を高めるとともに、学校、家庭、地域、行政がそれぞれの役割を果たすことも重要であると考えます。そこで、伺いますが、ただいまのご答弁で今後も小中学校のいじめ防止基本方針にのっとり指導してまいりますと述べられましたが、北海道では平成26年4月1日から北海道いじめ防止などに関する条例、第1章第1条から第9章第54条まで制定されたが、中頓別町教育委員会として独自の条例があるのか、またないのであれば今後条例の制定は考えておられるのか、まず1点目を伺います。2点目は、学校生活状況把握アンケートや教育委員会に報告するいじめの把握のためのアンケート調査を小中学校で2回実施されているようだが、私はこのアンケート調査の結果でいじめの参考にはなるが、実際のいじめの実態の把握にはかなり難しいところがあると思います。いじめられている側には先生に話したことでますますいじめがひどくなったらどうしようだとか、誰にも知られたくない、親に心配させたくないという気持ちが働き、本当のことを書く子供がいるのかどうか、ちょっと不安です。ましてや、いじめている側はいじめをしているなどと書く子供はいないでしょう。そこで、現在小中学校においていじめが多発している中で、いじめが教師や学校に見つけられない原因には何があるのか、教育長に見解を伺います。3点目は、学校の先生は毎日の授業準備に加えて、学級活動や学年集会、児童会、生徒会活動、部活動の指導、行事の準備などをしながら、遅くまで学校に残り、報告文などの作成にとりかかっているのが現実だと私は思います。先生方が過度な仕事をこなし、生徒への指導に不安や不十分さを感じながら子供たちと向き合わざるを得ない状況、さらに先生が忙し過ぎて生徒一人一人の状況を把握できないことは、いじめの早期発見の妨げになっているのではないかと私は思うが、教育長の見解を伺いたい。さらに、いじめの問題を学校全体の問題として捉え、サポートする体制が中頓別町の小中学校にはあるのかどうかも伺います。
答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)
最初の質問ですけれども、独自条例はあるのか、ないのか、制定を考えているのかということだったと思いますけれども、小学校、中学校のいじめの防止基本方針についてはこちらのほうで理解しておりますけれども、教育委員会のほうでこの条例をつくっているのかどうか、それから条例についての考えについては、私のほうでこの部分については残念ながら勉強しておりませんので、この回答については今ここでは適切な回答は出てまいりません。それから、2つ目のほうのいじめが見つけられない原因について何があるのかというご質問でございますけれども、これについてはこれだという明確なものはなかなか難しいものがあろうかと思いますけれども、第1には担任の先生と児童生徒との信頼関係というか、担任の先生がどこまで一人一人、それをしっかりと見ているか、そこに尽きると思います。幸いなことと言ったら変なのですけれども、小学校、中学校ともに担任が見ている生徒は、中学校で最大18人ですけれども、小学校の場合は10人前後ということになりまして、このぐらいの人数でありますと担任は朝の会で子供の顔を見ると大体どういう状況かというのは見えてくると思います。これが最大の把握事項であろうかと思うのですけれども、見つけられない原因というのは、学校の中あるいは学校の外、極めて難しいとは思うのですけれども、端的に言えば子供が先生にいじめがあるということを訴えない、また逆に担任のほうも生徒の微妙な変化を見つけることができない、このあたりではないかなというふうに思いますけれども、明確にその原因は何だということになりますと、これだというものはなかなか出てまいりません。それから、3つ目の先生が遅くまで残っているということで、独自の状況把握ができているのかということなのですけれども、確かにおっしゃるとおりに2回のアンケート調査と小学校、中学校で、特に中学校でやっている学校生活状況アンケート調査、これは同じものかというと若干違うものがあろうかと思います。いじめのアンケート調査は、ずばりいじめについてのことを聞いています。中学校の生活状況把握アンケートについては、これはもう少し具体的な内容ということになっていまして、中学生がそのままの状況で回答するということになっています。むしろこちらのほうが把握はしやすいというふうに私は思っています。1回目のものについても、学校生活状況把握アンケートの記述、これに基づいてアンケート調査のほうにいじめ云々という記述があったというふうに私は理解をしています。それから、小学校のほうについては、これについては前の質問とちょっとかぶるかもしれませんけれども、やはり担任による把握、これが一番だと思います。ただ、小学校低学年の場合はけんかのような事案もないわけではないわけでして、その部分については苦しい状況もあろうかと思いますけれども、答弁書に書いてありますように、児童が遊んでいるときのトラブル、それから友人間の陰口や言葉遣い、自分の感情云々ということで、細かな部分まで担任のほうは把握しているというふうに私は理解をしております。それから、4点目の学校全体の対応ということで、質問の内容がちょっとずれるかもしれませんけれども、組織として対応しているという点ですけれども、これは小学校、中学校ともに担任だけで抱え込むということはありません。小学校の場合は、必ず何かあったら教頭に連絡が行く、教頭のほうで学校全体の児童の様子を1枚のペーパーにして、職員会議で全体の共通理解にしているというふうに聞いています。中学校については、学校生活状況把握アンケートがそれぞれの学年から出てまいりますけれども、これも3学年の状況が理解できるペーパーにまとめられていまして、これについても教職員で共通理解をして、なおかつ中学校の場合はこのアンケートの結果について保護者のほうにも周知しているというふうに私のほうは理解しております。学校全体で組織的に対応するという点では、今のところは申し分ない状況ではないかなというふうに思います。以上でございます。
答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)
1点目の関係ですけれども、私のほうからも答弁といいますか、今の状況についてお知らせをしておきたいと思います。町として、町教委としてということですけれども、条例化はされておりません。北海道あるいは他府県、他の自治体において地域ぐるみでいじめを防止していこう、なくそうというふうなことでの取り組みがされていることについては、教育委員会としても把握をしてきております。今後条例化がいいのか、それらの地域ぐるみでどうしていこうかというふうなことについては、教育委員会としても議論を重ねていくというふうなことになるのではないかなというふうに認識をしております。そういう状況にあるということでご理解をいただきたいと思います。
再々質問 5番 細谷久雄
それでは、再々質問させていただきます。北海道新聞、11月6日金曜日版、名古屋市で市立中学校の1年生の男子生徒12歳がいじめを受けたと遺書に書いて自殺した問題、また11月17日火曜日版には、北海道札幌市でもいじめで中1退学、札幌の市立中学校、学校、事実を認め謝罪と書かれていました。内容は、札幌市内の市立中学校で1年生の男子生徒12歳が複数の同級生から無料通信アプリラインで殺すぞ、死ねとメッセージを送られるなどのいじめを受けた結果、10月末に退学したことがわかった。同校の校長によると、男子生徒へのいじめが始まったのは6月ごろ、同じクラスの複数人からラインで脅迫のメッセージを送られたほか、たたかれたり、言葉による嫌がらせを受けたという。その後男子生徒からいじめを打ち明けられた担任は、いじめを主導した男子生徒らを注意したが、いじめはとまらなかった。その結果、男子生徒は9月中旬に不登校となり、男子生徒の母親が同校に相談、同校は担任や生徒からの聞き取りでいじめを確認し、中心人物の男子生徒を1週間の自宅謹慎と処分したほか、複数の生徒に注意したと書いてありました。さらに、母親は10月中旬、いじめなどにより不眠などの症状が出ているとする男子生徒の診断書を同校にメールで郵送、同校は生徒の生命や身体に重大な被害が生じるいじめがあったと判断、男子生徒は10月に退学し、別の中学校に転校しました。校長は会見で、誠意を持って対応したが、届かなかった。学校のいたらなさを感じ、申しわけないと謝罪したと書かれておりました。そこで、教諭、校長経験も長く携わったことのある教育長に伺います。今回のこの事件は北海道札幌市の出来事でありますが、中頓別町の小中学校でも起きないとは言えません。教育長として率直にどう受けとめられたのか、ちょっとお聞きしたいです。
答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)
大変重たい質問をいただきました。私としては、札幌市の市立中学校で起こった事件でございますけれども、他人事とは思えませんでした。何回もこういうような事件が起こってしまう、繰り返されるということに大変遺憾といいますか、大変残念な思いであります。中頓別町は、先ほども申し上げましたように現在のところはいじめられた、いじめられているというふうに認知されたというものは私のほうでは認識しておりませんけれども、先ほど申し上げましたようにこういうことがないようにというか、あってはならない、そういう認識のもとに小中学校の担任の先生あるいは管理職が一体となって、いじめはあってはならないというよりは許さないというようなスタンスでこれからも指導を継続していってもらいたいというふうに考えております。
再々質問 5番 細谷久雄
それでは、最後に……
再々質問 5番 細谷久雄
ちょっと最後に言うだけです。最後に、ちょっと教育長聞いてください。(何事か呼ぶ者あり)
再々質問 5番 細谷久雄
質問はしないです。私の言いたいことを言うだけです。私は、一番恐ろしいのは、いじめはいけないことだからあってはいけないと我々大人たちが事実から目をそむけ、見て見ぬふりをしてしまい、気づいてあげられないことだと思います。命まで脅かすような卑劣ないじめを決して許してはなりません。家庭、学校、行政、地域全体でアンテナをしっかり張り、子供がみずから命を絶つような悲劇が起きる前に食いとめる対策が必要であると感じます。一つの方法として、いじめを続けていた生徒や放置、助長した教員に対しても厳正な処分をとるということが今後必要になってくるのではないかと私は思います。以上で私の全ての質問を終わりたいと思います。