中頓別町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月24日
観光の振興について
2015年6月24日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「観光の振興について」質問し、町長 小林生吉、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
それでは、4問目、観光の振興について伺います。鍾乳洞や敏音知地区を観光の中心とした具体的活用、有効な運営のあり方などについては当然抜本的な見直しを図るべきですが、寿地区やメモリアルパーク、郷土資料館など市街地周辺の活用についてはいかがお考えですか。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。北海道が外国人観光客300万人という目標を掲げ、観光振興に取り組む方針を掲げていますが、当町における観光客の入り込み状況はここ数年横ばいで、管内的に最も低い状況となっています。また、ピンネシリ温泉の経営状況も年々厳しさを増してきており、改革が急務であるというふうに認識をしております。こうした状況を踏まえ、町全体の観光振興方策としてどのような施策が効果的なのかを検討しながら、町内にある全ての観光施設の有効な活用方法も含めて観光振興計画の策定に着手をしていきたいというふうに考えております。
質問 4番 宮崎泰宗
まず、観光振興計画の策定に着手していきたいとのお答えについてですが、いつまでに策定しようとお考えか。また、策定委員会などを設けるのか。設けるとしたら、どういう方に委員になっていただくのかということが1点。また、観光的要素の一つであるピンネシリ温泉の改革が急務ということについては、もうお答えをいただいていますので、ここ数年の赤字からは今回一転して前年度決算は82万6,000円の黒字、これを減少してきていた株主資本に充当することができたという状況ですよね。それでも温泉のほうで厳しさが増しているとお答えになるのは、観光面での利用がふえたわけではないからということなのか。温泉については、いろいろまだ課題があると思うのですけれども、1つはトイレの問題、客室にトイレがないということでお客さんを逃しているというのは報告のほうでもありましたけれども、これは今に始まったことではありませんので、それよりも、共同であってもトイレの性質として簡易水洗をどうするかということではないのかなというふうに思うのです。個室になくて共同であっても、においであるとか、便槽に水がたまり過ぎる、そういう心配がないだけでも大分効果としてはあるのではないかなと思うのですけれども、トイレについていかがか。それと、客室についてですけれども、トイレもそうなのですけれども、エアコンもなくて、扇風機すらもないという話を以前よく聞いていたのですけれども、現状はどうなっているのか、この点についても伺いたいと思います。また、この質問の根本的な趣旨としては、鍾乳洞や敏音知地区、寿地区や旧天北線に関連した施設などの具体的な活用についてということですので、計画を策定するということよりも、私はそれぞれの施設に対する町長のお考えを伺いたいと思っていましたので、その点についても再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、観光振興計画に関してでありますけれども、これから計画策定の準備をしていくということで、27年度中というのはちょっと厳しいのかなというふうに思っています。ですから、少し時間をかけて、28年度にかけてじっくり計画をつくっていきたいという考え方であります。温泉の改修等については、後で遠藤課長から答弁させていただきたいと思いますけれども、温泉の経営が厳しさを増しているというのは、まさに先ほど議員がおっしゃったように、ここしばらくの間なのですけれども、公共事業等があって、そういう業者の利用があるかないかということが経営を大きく左右しておりまして、本来の目的である観光、それともう一つ、町民の方の利用、この2つにおいてはやはり低いし、むしろ下がってきているのではないかという認識があるというところが認識の出発点というふうにご理解をいただければというふうに思います。あと、寿公園やメモリアルパーク、郷土資料館、正直個々のそれぞれを今どんなふうに活用できるかというふうに考えているということではなく、その点については申しわけないと思いますけれども、ただ長期的に考えていくと、町の今ある公共施設の全てを今のような利用状況、負担の中で全てを維持していくということは、やはり難しいだろうというふうに思っています。その中で、いろんなものの統廃合であるとか、さらにもっと積極的に活用すべきものなどを振り分けていくということが必要ではないかというふうに思っておりまして、そういう面ではこれらの施設に関しても現状の利用やこれからの可能性、そういったものを全体として整理をしていく中で、残すものとさらに活用を広めていくものというふうな振り分けをしていくという考え方に立っていきたいというふうに思っています。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
温泉の施設の関係のご質問がございました。トイレの関係と、それから客室のエアコン等の関係であります。まず、客室のエアコンに関しては、ついていません。扇風機については、貸し出しをする形は整えていますけれども、実際には全ての部屋に設置はされておりませんので、ただ去年の段階でも取締役会の中ではそういう議論が出ておりますので、十分その辺の対応は考えていきたいというふうに思います。それから、トイレであります。これは懸案でありまして、これを水洗化にするのかという形、今は簡易水洗でありますけれども、これも今の施設のままで相当お金をかけていくという考え方に立つのか、この間も議員のほうからも出ていますけれども、各部屋にトイレを設置するという考え方に立つということも一つの選択肢ではあるのですが、いずれにしても余りにも大きなお金をかけるということになりますので、そこら辺の見きわめは大株主である町とも十分協議をしていく必要性はあるというふうに考えておりますし、当然これらの施設の運営に当たっては、観光振興計画の中の大きな要点になりますので、それらの検討の状況を踏まえて対応せざるを得ないのかなというふうに考えておりますので、現段階でいついつにどうするということではなく、観光振興計画の中で具体的な施策としてどう取り上げていくのかということを検討させていただきたいというふうに思っております。この件については、部屋の関係もそうでありますけれども、あそこの施設そのものの改修というのは今までもずっと出ております。特に照明の関係でLED化にすべきでないかというふうなご指摘もいただいている経過もあります。それらを単発にやっていくということがいいのか、その辺を十分踏まえる必要性はありますので、会社としてもその辺についての意見はいただくことにしておりますので、もう少し時間をいただきたいというふうには思います。
答弁 町長 小林生吉
申しわけありません。答弁漏れがありました。計画については、しっかり計画策定のための委員会等の体制を組んでいきたいというふうに思っておりまして、どういうメンバーでやるかということについてはまだ煮詰めておりませんけれども、町内の観光にかかわる方々や有識者の活用、それと経済的な分析だとかということについてはやっぱり専門的な力も必要かなというふうに考えておりますので、町外の識者を加えたりすることも含めて体制を整えて進めたいというふうに考えています。
質問 4番 宮崎泰宗
特にピンネシリ温泉のことについてお伺いをしましたけれども、町長のお答えにもありましたけれども、観光面での利用であったり、町民の皆さんの利用というのは相当減少しているだろうとは思うのですけれども、そういう中でずっと赤字が続いていましたけれども、公共事業によってということもありますけれども、前年度は一応黒字ということでありましたので、そういった経営を続けて、観光面であるとか、町内の皆さんにももう少し利用していただけるようなことを考えてやっていければ、黒字経営というのも続けていけるのではないかなというふうに思います。町長に先ほどお答えいただいたのですけれども、各施設それぞれの具体的な活用というのは言ったらいろいろあり過ぎて、一つ一つ質問したり答えたりというのは大変だと思うのですけれども、例えば先日、町長ももしかしたらお会いになったかもしれないのですけれども、酪農学園のゼミ生の方々がお越しになっていて、私たちも1年ぐらい、以上になりますかね、交流をさせていただいているのですけれども、今4年生のゼミ生が全員それぞれに中頓別町のそれぞれの要素を一つテーマにして卒論を書いてくれるというようなお話がありまして、皆さんすごくいいテーマに着目をされていたなというふうに感じるのですけれども、観光の面でいうと1人、中頓別町でのホーストレッキングについて卒論を書きたいという学生さんがいらっしゃって、すごくうれしいなというふうに私思いました。これは、例えばハイジの丘から鍾乳洞、そして寿公園周辺くらいから始めて、今はいるかどうかわからないですけれども、ポニーが毎年いたりしますけれども、行く行くはそれを町内の観光地全体を結べるような、寿から敏音知まで行けるようなホーストレッキングを考えてみてもいいのではないかなというふうに思うのですけれども、町長はどういうふうにお感じになるか。ポニーでも普通の馬でもいいと思うのですけれども、そういうのを飼育している人が元気でいらっしゃるうちに取り組まなければいけないと思うのです。例えば1頭1頭に馬主制度なんかも一緒にあると興味を持つ人がふえるのではないかなと思うのですけれども、まずその点はいかがか。それと、中頓別町の木と花というのがあるのを私は最近まで知らなかったのですけれども、木がアカエゾマツで花がチシマザクラというふうに指定をされているわけなのですけれども、それらを前面に押し出すイベントであったりとか取り組みというのはないような気がしていまして、指定されてはいないのですけれども、シバザクラというのが鍾乳洞祭りなんかでもすごく人気を最近も集めているのではないかなというふうに感じるのです。なので、例えばシバザクラも町の植物というふうに指定をして、もっと鍾乳洞以外の場所でも普及することを考えてみてはいかがでしょうか。シバザクラについては、鍾乳洞できれいにことしも咲いていたのですけれども、咲いている状態がすごくいいところと余りよくないところの差が結構ありまして、きれいに咲かせるためには根の掘り起こしなんかがかなり必要だと思うのですけれども、この人手であったりとか、もっと専門的な知識だったりとか、こういうのを取り入れてすごくまばらな部分を改善できないでしょうかということが1点。それと、これは関係ないとお感じになるかもしれないのですけれども、メモリアルパークでのイベントについてなのですけれども、会場にお越しの方々、イベントがあったときに会場に人がたくさん来るわけなのですけれども、バスターミナルのトイレを利用するのです。特に男子トイレなのですけれども、会場側に向いて、ご存じだと思うのですけれども、大きな透明な窓がありまして、外から丸見えの状態なのです。それが理由でトイレを我慢される方というのが少なくないようだということを常々聞いていて、なかなか対応できなかったなと思っているのですけれども、カーテンであるとかブラインドであるとかを設置するとか、すりガラスにするなり、ぜひ早急に対応していただけないかなと思いますので、これも含めて再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、温泉の経営に関して黒字経営となることを続けていくということに向かってぜひ私も、指定管理しているからということではなく、近く温泉の方々とも意見を交わして、町としてお手伝いできることは積極的にしながら、経営が安定して改善されるよう努力をしていきたいというふうに思っております。それと、施設の利用に関しての派生というか、関連でホーストレッキングであるとか、町の花の新たな指定、活用というような点です。それらに関して個々の問題というよりも、さまざまなご提案をいただいても、できないと言ったり、検討するという回答をしたままになったりとか、どうしてもそうなりがちな傾向があって、それは私自身もいろいろ汚点があるかなというふうには思います。それで、個々の問題にお答えするということではなく、1つ考えたほうがいいかなと思うのは、提案されたアイデアとかを採用する前の段階で試行してみるとか、実際にまずやってみてというような、その上で評価して最終的に取り組むのか取り組まないのかということを判断していくというような、そういったような仕組みが必要なのかもしれないというふうに思っております。その辺の制度というか、仕組みを考えて、今後いろんな場面でいろいろご提案をいただいて、今後というか、既にいただいているものもたくさんありますし、またこれからもいただくことになると思いますので、なかなか全てということにはならないかもしれませんけれども、一定の採択の基準でまず試してみるというようなことができるようにはしたほうがいいかなというふうに思いますので、そういうことでご理解いただければというふうに思います。シバザクラに関しては、イベント協会のしばざくらッシーもいただきましたし、そういうところから発信しようとされている方たちがいるということも踏まえて考えていければなというふうに思います。あと、公園のシバザクラの問題、傾斜の関係、特に融雪の際に地面をすったりとかというようなこともあって、どうしても定着が難しい斜面があって、私も担当していたときに、そこのあたりはいろいろやってもうまくいかないというような実態があったというふうに思います。指定管理をしている公社と改めて確認をしていきながら、そういった対策を講じていければというふうに思います。バスターミナルのトイレについては、速やかに改善をしてもらうように指示をしたいというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
今町長のお答えにあったように、計画というのも大もとになるものですから、これは大事ですけれども、できるかどうかわからないものを入れてしまっても、後でできなかったと、できない計画を立てたというふうに言われますから、私もまずどんなことでもやってみなければわからないから、やってみようということでいろんなことをやらせてもらっているので、ぜひそういった姿勢を持ってこれから取り組んでいっていただきたいなと思います。これは最初のご答弁の中にあるのですけれども、道が北海道全体で外国からの観光客300万人を目指すというふうにあります。札幌市では市内での宿泊など地元消費を確実につかむために、お得に使えるプレミアム旅行券というものの発行が進められていたりとかいうこともありますので、観光エリアとして今実は注目されつつある道北地域にある中頓別町に適した、各地でそういったアイデアがありますので、こういったものを取り入れ、工夫していただけたらなというふうに思います。以上で私の一般質問を終わります。