中頓別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日
ピンネシリ温泉について
2014年6月18日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「ピンネシリ温泉について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 本多夕紀江
それでは、2問目の質問に移りたいと思います。町民に親しまれるピンネシリ温泉に。ピンネシリ温泉については、先ほどの経営報告の中でもいろいろ話題が出ておりましたけれども、平成25年度も資本金の取り崩しが行われ、資本金1,000万円のうち、残高は370万円ほどとなり、ピンネシリ温泉の今後を心配する町民の声があります。1つ目ですが、今年度の町長の執行方針ではピンネシリ温泉について触れられていないが、町の他の観光施設や町民福祉の増進にとっての位置づけをどのように考えていらっしゃいますか。もう一つは、温泉は長く存続させるということですけれども、経費の削減だけを考えてあれもこれもやめるのではなく、町民がぜひ利用したいと思うような集客の方策を知恵を集めて考え、工夫すべきではないでしょうか。3つ目ですけれども、経営が赤字で町が補填することになっても、町民が喜んで利用するのであれば、それは意義のあることと私は考えます。温泉に対する町民の要望や意見を具体的にどのように捉えていらっしゃいますか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
町民に親しまれるピンネシリ温泉にという質問につきまして、遠藤まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
それでは、私のほうからご答弁をさせていただきます。まず、1点目でありますけれども、ピンネシリ温泉は設置当初から町民の健康増進、保養施設として、また都市住民との交流の場として観光振興を図る上で重要な役割を担っている施設であるというふうに考えております。また、就労の場が少ない当町にとっては貴重な施設であり、食材や燃料等の購入など、地域経済振興においても少なからずその役割を担ってきている施設であるというふうに考えております。2点目でありますが、町としても同様な考え方であります。会社としても集客のために送迎バスの運行継続や新たな利用者感謝デーの設定、会社訪問などの取り組みを行い、集客に努力しているものと考えているところであります。3点目でありますが、ここ数年多くのご意見をいただいておりますけれども、会食や宿泊者への食事の内容の充実を求めるものであり、町といたしましてもこうした意見に対し、支配人はもちろん、取締役会に率直に伝えて改善を促し、最近改善の兆しが少し見えてきているものというふうに感じているところであります。
質問 3番 本多夕紀江
それでは、また質問させていただきます。役員体制を変えたという資料をいただきましたけれども、そのことで今までと違うことが何かできるようになりますか。役員とはいっても皆さん、支配人を除き無報酬であり、それぞれ本業の仕事を持っていらっしゃる方ですので、日常的に温泉の運営にかかわることができるかどうか心配しております。2つ目ですけれども、26年度の計画では営業活動に重点を置くというふうになっていますけれども、営業活動に当たってのセールスポイントは何でしょうか。どういうふうな営業活動になるのか、誰がその活動をするのでしょうか。3つ目ですけれども、それこそ経営報告の中で話題が出ていました。食事の内容の充実を求める意見を踏まえて、それで改善を促したと、改善の兆しが見えているということでしたけれども、食事は集客のための一番大事な要素だと私は思います。会食や宿泊者とは限らず、一般の日帰りの入浴する町民の人にとってすごく食事は大事だと思うのです。そこで、もう一歩踏み込んで、温泉のラーメンはおいしい、また食べたいねとか、温泉のそばはいいよねとかという、町民の人たちがそんなふうに思えるような、そんなに高くはないけれども、ちょっとおいしいのだよというお勧めの一品はつくれないものでしょうか。そういうことは簡単ではないかもしれませんけれども、簡単ではないので、これは支配人任せであるとか指定管理者任せではなくて、メニューとか味の検討とか試食とかやってみて、これなら大丈夫とか、これいいのではないかなというものをつくれば口コミで評判も広がるだろうと思います。言葉だけで指導、助言するのではなく、足を運んで食べてみて、もっとこうしたらというようなことはできないものでしょうか。町民の人たちが喜んで食べたり温泉に行くようになれば、それは口コミで評判が広がっていくのだと思います。町民の方からよくお聞きするのは、温泉に行くのは食事が楽しみだったと、そういう声をよく聞きますので、お伺いしたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
何点かありましたので、ちょっと欠けるかもしれませんけれども、あったら言ってください。まずは、1点目ですけれども、今回役員体制を変えてきました。これによって、先ほど日常的にかかわっていけるのかというようなお話がありました。今回の役員体制については、昨年度の第4回の定例会のときにも役員体制についての指摘を受けて、取締役を増員してもっと広く多くの方々の意見を聞いて、それを会社運営に当てるべきだというお話でありました。これを受けて取締役会の中でも議論されまして、5名ないし6名の取締役を配置する中で進めていきましょうということでありましたが、今回5名の取締役の体制になったというのが実態であります。そのうち、4名については本業を持っておられまして、もう一名については、今回でいいますと代表取締役については現職ではありませんので、23日に取締役会が開かれますので、その中でも代表取締役としての役割等について改めて取締役会の中でしっかり議論をしていくことになっておりますので、従前とはちょっと違う形での代表取締役の会社へのかかわり方というのが日常的に生まれてくるものというふうに考えております。その中で、取締役が、役員がかわったことによって何かいいメリットというか、変更になることがあるのかということでありますけれども、一つは今までは代表取締役以外は取締役の立場でおりました。しかし、約款の中にも書いてあるのですけれども、代表取締役を支える意味で専務あるいは常務取締役という役職をもって配置することも可能だというふうになっておりまして、今回はそれを適用させていただいて、より取締役に対しての責任度合いを高めていくということで、みずからも、今までですと支配人が集客のための企業回り等を行っておりましたけれども、今後は代表取締役はもちろんでありますけれども、他の取締役についても積極的に会社訪問等を行う中で集客を高めていくというふうな考え方を持っておりますので、その辺には期待をしていきたいというふうに思います。また、営業活動を行う上でのセールスポイントはという、あるいは誰がやるのかということでしたけれども、本温泉については一番はまず効能だというふうに思います。冷泉ではありますけれども、他の温泉に比べて効能としても大変いいものを持っておりますし、町外から来る方はそれを求めて来ておりますので、そういう部分を1つはセールスのポイントにするということと、残念ながら皆さんが期待しているような食事の提供ができていないという指摘でありますので、当然その点は大きな課題として残りつつも、今後支配人はもちろんでありますけれども、役員会としてもその辺についての対応を十分する中で、何とか営業活動をする上でのセールスポイントを一つでもふやしていくという取り組みは必要かというふうに思います。営業活動そのものは、先ほど申しましたとおり、今までのような形ではなく、取締役全員が営業活動を取り進めるいうことにしていきたいというふうに思います。また、食事が大事だというお話でありまして、何かお勧めのメニューをぜひつくるべきというお話であります。当然そういうふうに進めていくのが望ましいことだと思いますし、取締役会としては今後は今まで以上にみずからが温泉に集まって具体的にその手法に関して議論を積極的にやりましょうということを第1回目のときに確認しておりまして、今後は月1あるいは月2回は必ず集まって、食事をしながらでもそういう議論を積み重ねていきましょうということを確認をすることを23日にやることにしておりますので、そんな中で新たなメニューができればいいかなというふうに思いますし、そういう話はぜひ取締役会のほうには伝えていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただければと思います。
再々質問 3番 本多夕紀江
今のお話を伺って、期待をしたいと思います。そこで、もう一回、再々質問をさせていただきたいと思いますけれども、指定管理者や支配人への指導、助言にとどまらず、温泉の方向性、大きな経営の内容といいますか、方向性を考えるのはやはり町としての責任であり、役割であると思うのです。敏音知には、敏音知岳、道の駅、コテージ、キャンプ場、それにそうや自然学校等、さまざまな資源、施設が国道のすぐそば、近い距離に大体固まっているのです。敏音知岳は、登山だけではなくて、最近ではスキーとかスノーボードを楽しむ人もいるのだそうです。こういう施設や資源、これをまとめて温泉と連携させて運営するというようなことは考えられないでしょうか。2つ目ですけれども、経費のことになると思うのですが、27期の計画では一般管理費を最大限節約するというふうにおっしゃっていますけれども、指定管理制度にしたこと自体が大きな節約になっていると思うのです。振興公社の経営報告がありましたけれども、そことはまた経営の中身が大いに違うことですので、収益を上げるためには経費もかかる、そういう施設ではないかと思うのですが、これ以上節約の余地はあるのでしょうか。そこで、具体的にですけれども、労働条件の一つでもある従業員の交通費の支給です。それができるような指定管理料にはできないのでしょうか。職員の募集で大変温泉のほうでも苦労したという話を聞いております。交通費がもし出ないということになると、市街地で温泉で働こうか、働きたいと思っても、全く出ないとなると難しいのではないかと思います。2つ目、水道光熱費ですけれども、水道料は格安にはなっていると思うのですけれども、大幅な減免というものはできないものでしょうか。特に温泉ですから、水は商売道具だと思うのです。3つ目ですけれども、広告宣伝費が昨年よりも2万円ふえて5万円になりましたけれども、職員の募集チラシを町の広報お知らせ版に載せるだとか、年に何回かの温泉のサービスやイベントのお知らせの印刷代を無料にしたり、それから配るのは広報の配布のときにあわせて町内の全戸に配布できる、そういうようなことはできないものでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
お答えをいたします。まず、敏音知地域の総合的な関係でありますけれども、これは数年前からいろいろと庁内でも議論をしているところでありまして、できるのであれば観光協会等々がそうや自然学校や温泉や何かをまとめて運営をしてもらうというようなことができないかどうかと、これは庁内部で検討をしてきている一つの大きな項目であります。それぞれ今は別で運営をしているということで、いろんな連携が図れていないと、こういうようなことで、私どもができるのであれば、ピンネシリ温泉も道の駅もコテージもそうや自然学校も一体となった管理運営をしていくような方法論が近い将来できないのかなと、こういうようなことを模索していると、こういうことでご理解をいただければなと思います。また、観光開発株式会社で働いている職員の関係でありますけれども、交通費の関係については、私が知っている範囲では自分で来る人については人件費を若干高くして支給をしていたと、こういうようなことを聞いております。それは、観光開発株式会社の車で送迎している人よりも、私の知っている範囲では時間給で20円ぐらい高くしていると、こういうようなことで対応してきたと。今現在は、自分で車で来ている職員はいないというふうに聞いております。また、水道料の減免、または広告料の関係でありますけれども、これは第三セクターでありますけれども、あくまで私は商法で言う株式会社として観光開発株式会社が運営をされているということからいくとなかなか難しいのかなと、このように思います。ただ、振興公社と観光開発株式会社の比較をすると、振興公社は運営費の95%ぐらいは指定管理料なのです。また、観光開発株式会社は、指定管理料は大体全予算の33%ぐらい、そういう面で観光開発株式会社の運営というのは、1つはお客さんに来てもらって初めて成り立つ会社であります。そういう面の違いは間違いなくあるわけです。そういう意味で、それぞれ会社として努力をして、少しでも利用してもらう人たちが多くなって、そうして初めて経営が成り立っていくという施設でありますから、先ほど担当課長が言ったように、営業活動をより強固に進めていただいて、一人でも多くの人が利用していただけるように、本多議員にも利用してもらえるようにお願いをしたいと、このように思います。
再々質問 3番 本多夕紀江
それでは、私の質問はここで終わらせていただきたいと思います。