中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日
公共施設の整備について
2014年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「公共施設の整備について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉、教育次長 青木彰、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉、教育次長 青木彰、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 東海林繁幸
それでは、次へ移ります。先ほどもちょっと申し上げました。公共施設の整備についてはいろんな考え方がありますけれども、これも1点だけ申し上げますと、町の公共施設はみすぼらしい、こんな思いを抱く町民は私だけではなく、多いと思います。どんな立派な施設を建設しても、その後の管理が適切でなければなりません。この町は、特に施設管理に問題があります。整備基金を積み立てていますが、次の施設でどのような整備が必要と思いますか。ここでは括弧書きに病院とか郷土資料館とかいろいろ書きました。ここの何点かでもいいですから、例えば自動車学校はトイレの整備をするということで、あえてここには載せませんでした。みすぼらしくなった公共施設、ちょっと手を加えればよくなるのでないかと思える節があるものですから、ここで二、三点でも、どのように課題があって、どのようにしたいという思いがありましたら、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
公共施設整備の考え方についてお答えをいたします。本町の公共施設につきましては、築後30年以上経過している施設も多くありますが、修繕等を行いながら一年でも長く利用していきたいと考えており、そのための維持補修などについては所属部署の意向に沿って計画的に取り組んでまいります。なお、今東海林議員からどのような整備が必要と思いますかと、こういうお話がございました。それぞれの所管から、所管をしている施設について修繕を要する部分について私のほうに報告をいただいております。一番多いのは、やはり外壁等の塗装の関係が一番多いようであります。しかしながら、そういうものの整備について今後総合計画に追加をしながら修繕をしていく必要性があるだろうと、このように認識をしているところでございます。
質問 4番 東海林繁幸
町長はよくお答えいただいたと思います。みすぼらしいのはまず外見から始まるわけですけれども、部分的には外見はいいけれども、中がみすぼらしいというものもあります。例えばピンネシリ温泉ですが、塗装したのは昨年でしたか、外見はきれいになりました。ところが、ホールへ入ると内装は約30年前のまま、たばこの煙でくすぶれたり、壁が剥がれそうになったりしている箇所がたくさんあります。そういったことも含めて、私が思うのはまだたくさんあるのです。道の駅やコテージ、各地区の集会施設、消防施設も入りましょうし、寿公園の施設も入ります。特にこういった箱物、教育関係の場合は教育関係施設整備計画があるようですけれども、それもいつ、どういうふうにしてやるというような内容ではまだ示されておりませんよね。ですから、これからこうやって修繕しなければならないような箱物がたくさんあるので、各担当者の意向でやりたいということになれば、みんな早くやりたいと思うのです。でも、そうはいかないわけで、町有の公共施設の整備計画みたいなものを早急につくって、ことしはあれをやる、ことしはこれをやるというように整備計画をつくるべきだと思います。いろんな施設をそれぞれの所管でやるのも結構ですけれども、全体のバランスを考えたときにはなかなか一遍にはできないでしょうから、そういう考え方はありませんか、それを伺いたいと思う。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
公共施設の整備というか、維持補修のための修繕等々について、今話があったような方法論でやるということについてはこれはやぶさかでありませんけれども、それぞれの所管が自分たちの所管をしている施設をどういうぐあいに維持補修をしていくのか、こういう計画は当然それぞれの所管から出てこなければ、我々が100%把握しているわけでありませんから、出てきたものをどういうぐあいに割り振りをしていくのかと、これは所管する所属が入っていれば自分のところは優先的にやってほしい、こういう話になる可能性も非常に大きいのでなかろうかなと思いますから、少なくとも数人の委員の中でその判断をしていくと、こういうことになろうかなと思いますけれども、どういう形にしても今ある施設を一年でも長く利用して、できるだけ経費をかけないで有効利用していくと、こういう考え方に沿って修繕等の計画をつくり上げていくということでご理解をいただければなと、このように思います。
質問 4番 東海林繁幸
これからかかる修繕費というのは本当に大きな修繕費になると思うので、それだけに大変だと思うのです。ですから、町長おっしゃっていただいたように計画的に急ぐものから整備していくというふうなことでやっていただければまことに幸いであります。よろしくお願いいたします。次に、私どもの町は私なりにいい町だなと思っておりますし、今までこの町のスローガンとして上げてきた福祉の町、スポーツ振興の町、こども安心安全な町、こういったことがありました。どのような政策を持って、効果があったのか、その辺を伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
この町を標榜する言葉と現状についての質問につきまして、それぞれ福祉の町、スポーツの振興、こども安心安全を所管する担当課長に答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)
1点目、福祉の町でありますけれども、本町は福祉の町として昭和50年前後に障害者福祉施設天北厚生園、養護老人ホーム長寿園、特別養護老人ホーム長寿園を相次いで開設しています。その後もまちづくりの重要な柱として福祉を位置づけ、施設整備や町独自の福祉施策に取り組んできているというふうに考えております。それらの誘致した施設につきましては、高齢者や障害者のためだけでなく、町民の生活に密接にかかわり、福祉に対する理解をより高めるとともに、過疎化で多くの公共的機関の統合や企業の撤退が進む中、地域を支える重要な存在になっているというふうに認識しております。
答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)
スポーツ振興についてでありますが、町では平成元年8月、町民運動会においていきいきスポーツ推進の町宣言セレモニーを実施してから25年が経過をいたしました。宣言をした当時は、スポーツ少年団初め、各種一般のスポーツ団体の活動が大変盛んな時代であり、今後も継続していこうという全町民の熱い思いがその宣言につながったものです。今日では、人口の減少や高齢化等により、当時の競技性の高いスポーツから健康の維持増進が目的となった軽スポーツに大きく変化をしてきておりますが、町民生活の一部として浸透しているほか、各団体のスポーツ活動と各種スポーツ教室や大会、そして自治会主催の町民スポーツフェスティバル等に根づいているというふうに考えております。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
こども安心安全な町宣言は、将来を担う子供たちを犯罪から守るため、全町民で犯罪防止の意識高揚を図るよう、地域生活安全協会、こども安全パトロール隊や教育関係者等が提言書をまとめて町へ提言していただいたものであります。その取り組みは、基本的に町、地域生活安全協会の傘下で、枝幸警察署の指導を得ながら町内各関係機関がそれぞれの領域で活動していただいており、特にこども安全パトロール隊の日々の活動等により町内の子供たちが犯罪や交通事故に巻き込まれることが一度も発生していないことは、大変効果があったものというふうに考えているところであります。
質問 4番 東海林繁幸
町側としては、それぞれこういった宣言、それから標榜したことについては効果があったというみなし方をしておりますが、私もそう思います。それはそれなりにこの町を表現していると思うのです。ただ、では現実にこれからどうなるのだということになると、ちょっと悲観的にならざるを得ない部分がございます。まず、福祉の町ですけれども、私は福祉の町に非常に期待しております。町長も決断したように、今年度から特別養護老人ホームの施設整備に当たると、計画からですが、当たると。これを進めていただく、これまた施設関係者としては喜ばしいと思いますし、利用者は一番喜ぶと思います。ただ、もう一歩進んで、福祉の町であれば今の高齢者福祉、それから知的障害者福祉の面だけでなくて、まだ福祉施設はたくさんあるわけです。老人福祉の中でもまだまだ、認知症障害でグループホームをつくることもできますし、いろいろ施設をさらに拡充してやるという方法も同時に考えていただきたいと思うのです。現状の施設を発展させる、維持するというのも、これはもっと大事なことですけれども、さらにこの町にとって希望が持てるのは、福祉施設であればまだ拡大できるのでないか、拡充できるのでないか、そんな期待を住民はたくさん持っておりますので、町長は多分考えてはいらっしゃると思うけれども、いろんな多様な福祉施設について当町にふさわしいものとしてさらに一歩踏み出すような内容のものはございませんでしょうか、それをまず1つ伺います。それから、スポーツ振興宣言をやったのですけれども、教育次長が言うように、当時の状況とどんどん高齢化してきた現在は内容が変わってくるのは仕方ないことなのです。これはわかります。ただ、先日のソチオリンピックでも、小さい下川町、ちょっと大きいとはいえ小さい上川町からああいう立派な選手が輩出されているわけです。当町としてのいき方としては、従来からスポーツ少年団を中心に、立派な指導者に恵まれて、ある時期には剣道、ある時期には柔道というような形で子供たちによいスポーツの場を与えて指導してきた経緯がありました。現在もそういった歴史を抱えながら、まだ頑張ってくれています。何か町の誇りになるようなスポーツ振興を奨励すべきではないのかなという思いがあるのですけれども、何かと言われても、なかなかわかりません。この町の人口としてはそれなりの規模のスキー場もあります。といって、スキー競技でのスキー少年団もなくなってしまっているという現状から、何かやり方として足りなかったのでないかと思わざるを得ないのですけれども、この辺これから競技スポーツを発展させるような方向を考えられないものでしょうか、ちょっと伺います。それから、こども安心安全、これは私もかかわってまいりまして、今までも無事故でこられたという、これはよかったなというふうに思います。これについては、町も含め、地域生活安全協会が後ろ盾となっていろいろ応援してもらった結果でもありますけれども、町の人たちがこどもパトロールをやっているということで、みんなも自分がパトロール員になったようなつもりで子供たちを見てくれる、そういう傾向はできたとは思うのです。ただしかし、こども安全パトロールも当初から見ると、亡くなった方が2人、病気で継続できなくなった方が4人とか、そういう状況になって、なかなか補充がつかない状況もあります。せっかくこどもの安心安全宣言をしていただいたわけですから、何とかこういった継続をしながら、長くこれからも続けていきたいとは思っておるのですけれども、こども安全パトロールの活動に対して町としての、精神的なものでもいいのですけれども、評価というと、やっていることを先ほどもお答えいただいたのですけれども、これからも続けていくために、私どもは後継者といいますか、そういった人たちを常に探してはいるのですが、なかなか力不足でして、町として、こういうパトロールだけでなくていいのですけれども、子供の安心安全に関して今後どうすべきか、どう発展させるべきか、お考えがあったらお聞きしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、福祉の町として福祉の施策として町に何か見合うような施設の誘致の考え方はないかと、こういうようなご質問でありました。私は、今一番はやはり長寿園の改築を第一の主眼に置いて、これに全力で取り組んでいくと、こういうような考え方を持っておりまして、それが二、三年後に完成を見た暁には、次のステップとして福祉施策として何か中頓別町で誘致なり、または設置なりをして取り組むことができるかどうかと、そういうようなことに取り組んでいくと、こういうような考え方を持っておりますので、今現在こういう取り組みを長寿園の特養の改築と同時にやっていくと、こういうような考え方は持ち合わせをしていないと、こういうことでご理解をいただければなと、このように思います。今お話ししたとおり、長寿園の特養の増改築を最優先に取り組まなければならないと、こういうことで考えていることでご理解をいただければなと思います。
答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)
スポーツ振興の関係でありますけれども、当時スポーツ宣言をした内容につきましては、スポーツを楽しみ、生き生きとした心と体をつくりましょう、スポーツの場と機会をみんなでつくりましょう、スポーツを通して友情の輪を広げましょうというような宣言をしておりますけれども、当時から今のような時代を見越した中での宣言だったのかなというふうな感じもしないわけでありませんけれども、当時の競技性が非常に高かった時代から非常に変化をしてきたというのは事実かなと思います。ただ、この3つの宣言は、東海林議員もおっしゃるとおり現在にも通じている内容ではないかなということで、多少の見直しも必要なのかなと思いますけれども、改めてスポーツ関係事業のあり方を関係者を含めて再確認、認識をして進めていく必要があるかなというふうに思います。当時立てた看板等も非常に色あせたり、壊れたりしているものもございますので、ここについては新年度の中で議論を重ねながら、しっかりしたものにしていきたいなというふうにも考えております。スポーツ少年団は非常に頑張ってくれています。小学生80名近い中で現在5団体、55名ぐらいの子供たちがスポーツに励んでいる。指導者の方たちは、本当に一生懸命やっていただいているかなというふうに思います。25年度はフットサルも少年団として活動を開始したということもあって、さらにそういった部分で盛り上げていければいいかなというふうに考えております。さらに、26年度については予算の中でも計上させていただいていますけれども、冬季スポーツ少年団、今はないのですけれども、何とか冬季の部分での少年団活動をやっていけないかなということでの検討もしていきたいなというふうに考えております。また、プールもせっかく、夏の短い期間でありますけれども、あります。そういったプールの関係もしっかり取り組んでいければなということでここ一、二年取り組んできておりますので、さらにしっかりやっていければということで、この辺に関してはスポーツ推進員の皆さんの協力も得ながら、関係者の協力をいただいて、さらにしっかり取り組んでいきたいと、いければいいかなというふうに考えているところでございます。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
パトロール隊の隊員さんの減という状況にある中で、町としてこれをどう発展させていけるのかと、どういう考え方かというお話だったと思います。この件につきましては、以前からパトロール隊のほうからも自治会連合会のほうにも協力要請をお願いしている状況もありますし、町としてもそういう機会を持ちながら、自治会連合会の会議等での要請活動をするなりというような形はとっていけるというふうに思っておりますので、ぜひとも今後とも地域安全協会とパトロール隊、そして自治会連合会等関係者と十分協議をしながらいい方向を探っていきたいというふうに思っております。
質問 4番 東海林繁幸
みんなそれぞれ指導も行き届いてくれているし、頑張っているし、それなりにこのことを押さえて考えてくれていることはよくわかりました。ただ、もう数十年前から、一番新しいこども安心安全でも宣言してからもう4年たちますか、どうしても薄らいでくるのです。せっかくこの町を標榜する視点としてのいいことが薄らいでくるのです。ですから、私はそれがちょっと心配なので、改めて担当の皆さんにお願いしたいのは、改めて中頓別町の福祉の町を維持するために今後住民として福祉に対する考え方をどう押さえていくのか、またはスポーツ振興にどういうふうにかかわっていくのか、子供の安全に町民としてどう携わっていくのか、いま一度思い直す機会をつくっていきたいな、またそういう機会をつくってほしいなという思いがあるのです。検討しますでもいいですけれども、そういうことをご検討、お答えいただかなくていいですから、ご検討いただけるように、もう一度町の宣言を見直すというか、改めて検討する機会をつくるということをやっていただければなという思いを伝えて終わりたいと思いますが、冒頭申し上げたように、もし検討していただけることがあれば、検討した経過と結果については後日お知らせいただければと思います。終わります。