中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日
町有施設の将来像について
2014年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「町有施設の将来像について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 星川三喜男
受け付け番号6番、議席番号5番、星川です。まず初めに、町有施設の将来像についてお伺いしたいと思います。町政執行方針にはピンネシリ温泉、自動車学校の方向性が含まれていませんでした。この両施設とも老朽化し、運営面においても顧客が減少し、先細りとなっている。その反面、指定管理料や維持管理費が増加しており、町財政の負担が大きくなっていると思っております。ここで、今後の将来のあり方を検討されているかをお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
星川議員の町有施設の将来像について私からお答えをいたします。ピンネシリ温泉や自動車学校は、議員ご指摘のとおり施設は老朽化し、利用者も年々減少傾向にあることも事実でありますが、昨年に両施設の運営者もかわったところであり、今後の経営努力に期待をしているところでございます。また、施設の修繕等につきましては、それぞれの施設運営者の意向に沿って対応してまいりたいと、このように考えております。なお、現在のところ両施設に対する将来のあり方については検討していないのが正直なところであります。
再質問 5番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいたいと思います。ピンネシリ温泉の件につきましても、4日の日の補正予算等で議員の方々からもいろいろとご質問等が出されておりました。それで、ピンネシリ温泉の指定管理料に補正で406万円追加し、当初と合わせて平成25年度は1,276万円となる。そういう指定管理を続けても、今後消費税分が膨らむだけだと思っております。そこで、お聞きいたします。平成26年度の利用料収入は幾ら見込んでおるのか、また平成25年度、26年度の利用料収入は歳出の何%かお聞きいたします。それとまた、施設の老朽化ですけれども、町長は素直にまだ検討していないということですので、それでいいのかなと頭をかしげるところでございますが、職員の担当者は温泉等に行ってわかるかと思いますけれども、今現在電球の切れ、それが多いです。それと、浴場の蛇口の悪さ、それと一番目につくのは夜になったら温泉の入り口の看板、あれが昔は電気がついてまだ何とか見やすかったのですけれども、今は全く電気がついていない。それが営業している温泉の施設なのか、それを担当職員はどう考えているのか。今までも東海林議員さんからも指摘があって、早く修繕するなら修繕しなさい、なくすなら取り外しなさいというようなことも言われておりながら、まだそのまま放置してある。看板であれば、電球をつけないならば、今は夜光性の塗料があります。夜光性の塗料でもとりあえず塗っておけばまた違うのかなと思っておりますし、それと今新しい支配人のもと、従業員が減り、少人数でやっておりますが、支配人以下、今の従業員の態度の悪さ、接客の悪さです。これは、お客さんからも批判等が出ております。そういうのを踏まえながら、今後の方向性などもまだ検討されていないということで、また愚痴になりますけれども、今後町長を頭に早急に、やめるならやめる、継続するならもっと金をかけてでも整備していくかを考えてもらいたいと思います。それと、自動車学校です。自動車学校は、25年度の補正で868万円を一般会計からまた繰り出し、総額1,310万円にも膨らみました。予算規模はたしか3,700万円でなかったかなと思いますが、実に35%が繰入金で運営されている。運転免許証取得者が年々減少していく中で、これもまた独立採算制を基本とする事業会計の黒字転換は可能なのかお伺いいたします。自動車学校の職員は全員臨時職員であり、町として将来も続けていく意思が私は感じられていません。施設は、新年度水洗化はしますけれども、それだけでは足りないと思っております。教室、また玄関等々はまだまだ今後改善していかなければならないと思っておりますが、これもあわせて全体を見直す必要があると思いますが、再度お伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
質問が細かいこともありますので、担当者からお答えをさせる部分もありますから、ご承知おきをいただきたいなと、このように思います。まず、ピンネシリ温泉の関係でありますけれども、私どもはピンネシリ温泉を町民の健康や憩いの場として押さえておりますし、また観光客の拠点の場所であり、雇用の場、または町内の商店に対する経済の波及効果、こういうものが大きい施設だと、このように認識をしております。そういう中にあって、今までも大規模改修的に屋根を張りかえたり、壁の塗装をしたり、または浴室等々の改修を行ってまいりました。そういう中で、この施設ができたのは昭和63年でありますから、26年程度の年数がたっておりまして、ほかの部分についても施設的には結構老朽化をしている施設という認識をしております。そういう中で、今お話ししたような整備または改修をしてまいりまして、できるだけ長く町民の皆さん方に利用していただきたいし、また町内に来られる観光客の皆さん方にも利用してほしいと、こういう認識を現在もしております。そういう中で、一時的にはこの施設も2,000万円から3,000万円ぐらいの赤字を随時補填をして運営をしてまいりました。しかしながら、18年度から900万円という委託料で運営をしておりまして、その900万円の根拠は、当時としては消費税も入らないで、または経営も割かしよかったということで、いろんな面で節約をして最低限900万円という数字を指定管理料、管理委託料として支出することで議会のご理解をいただいてきたと、こういうことであります。たまたまここ数年大変経営的には悪化をしております。この原因も、今の支配人の問題ではなく、前支配人の運営方法にも大きな問題があったのだろうと、こういうような認識を私個人的にはしております。ぜひそういう面では、先ほど申し上げたとおり、新しい運営者の経営努力またはサービス努力によって何とか現在の局面を打開していただきたい、これが我々の希望であります。そういう意味では、厳しい中でありますけれども、いろんな分野で修繕等をしていきながら経営改善を図っていくと、こういうような努力をしていきたいなと、このように思います。後ほど25年度、26年度の支出に対する収入の割合等々については担当課長から説明をいたさせます。また、もう一方の自動車学校、今回の補正予算で860万円ほど予算を計上させて、可決をいただきました。この時点で積算をして、収支のバランスは860万円ほどという赤字額を見込んでおりましたけれども、当時は教習生が52名程度の見込みでありましたけれども、今現在は60名ぐらいになりました。そういう面では、昨年は249万円ぐらいの赤字でありましたから、その前後まで回復をしているのだろうと、このように思います。そういう意味では、平成19年度に中頓別農業高等学校がなくなって、そうして枝幸町の高校生の自動車免許取得者が減った時点から計算をしていきますと、大体収支的には300万円前後の赤字で済むのかなと、こういうような気がいたしております。しかしながら、これも臨時職員等々で運営をしている自動車学校の支出でいけば、最低限の支出で最高の収入を上げていっているのでなかろうかなと、このように思います。ぜひ新しい運営者が先頭に立って、もう10名程度教習生をふやすことによって黒字化になると、こういうようなことで大川校長に私のほうはハッパをかけているところでございます。ここ数年間の状況を見ていただいた中で、将来とも運営というか、存続の判断をしていかなければならないものだと思いますけれども、私は自動車学校としては南宗谷唯一の公安委員会認定の自動車学校であると、また自動車免許取得による事故を起こさない優秀な運転手の育成も役割の一つだと思いますし、また高齢者等に対する免許更新時の講習の実施等をしておりますから、交通安全教育センターの役割も担っていると、こういう意味では南宗谷唯一の自動車学校は将来とも運営を続けていく施設の一つであると、こういう認識をしておりますので、今後についても経営の努力と、そうして期待をされる自動車学校の運営に努力をしていきたいと、こういうことでご理解をいただければなと、このように思います。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
それでは、詳細な部分がたくさんありましたので、もし欠落していれば後でお願いします。平成25年度の見込みでありますけれども、収入としては売り上げ総利益として3,015万9,000円ほど見込んでおります。昨年24年度におきましては3,114万1,000円ということですので、ことしの見込みからいけば約100万円ほど落ちるということになります。ただし、この落ち込みは、宿泊料については今年度は昨年度より若干伸びておりまして、多くは食堂、それから自販機、会食等の売り上げが少ないというのが大きな要因になっております。販売費、一般管理費は今年度の見込みでは3,479万6,000円ほど見込んでおりまして、昨年度は3,639万9,000円ですので、一般管理費等の人件費等も含めてですけれども、その辺の節約によって約160万円ほど減額にはなっておりますけれども、これでいくと単年度の収支でいけば約463万円ほどのマイナスというような状況になるのかなというふうなことであります。ただし、これについては、単年度の指定管理料を870万円で見ましたので、それでの収支ということですので、今回補正をいただきましたので、それを上乗せしたとしても若干足りない部分が出てきますので、60万円ほどのマイナスが予測されると。これにつきましては、2月、3月の入り込み、それから管理費等の部分でどこまで精査をしていけるかというところがありますので、マイナスがずっと続くかというと、今回補正した部分からいけばプラス・マイナス・ゼロに近づける要素は若干あるのかなというふうに思っております。あと……(何事か呼ぶ者あり)
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
先ほど出た施設の細かいところの部分と外のネオン、あれについては私どもの担当のほうから業者さんには実は要請はもう既にかけてあります。ただし、あの部分を一時直した経過がありまして、それは町が故障させたわけではなく、開発のほうで一時あれがだめになって中をあけて整備をした経過がありまして、その辺を確認した上で、うちとしても今そういう状況になっているので、改めて中を見て対応していただきたいのですが、あれをやるには一回全部外さなければならないという大がかりな工事になるものですから、それでちょっと時間を要しているのかなというところがあります。それから、蛇口のところ、それについては私もちょっと業者さんに確認をしました。調整の方法は幾つかあるようなのですけれども、これは正直言ってあれそのものも古いという状況もあって、その調整の度合いが非常に難しいというか、できないということではないのだけれども、調整をうまくやるというのは、我々がやってもできないわけではないのかもしれないですが、会社のほうには一応支配人を通して調整をするようにお願いはしていますけれども、現実的にはそういうことになっていないとすれば、また改めてその辺はお話をさせていただきたいというふうに思います。あとはよろしかったですか。
再質問 5番 星川三喜男
25年度の利用料の収入は歳出の何%かということも、後からでいいですから、今計算できないかと思いますので、後ほどお知らせ願いたいと思います。それでは、再々質問をさせてもらいます。こうした老朽化した施設の中で、事業運営には人件費や施設費に隠れた負債が多く含まれていると私は思います。ここ数年見ても、正職員の数が減り、そのあおりで臨時職員をふやすやり方で貯金をふやしても、結局途中でやめる職員が出てきます。後継者も育たないで、組織力は年々弱くなっていく一方だと私は思います。この後東海林議員さんの質問もありますが、老朽化している公共施設の改修を先延ばししているだけで、私は使うところにはやはりお金をかけて使わなければならないと思います。こうした問題の解決の道筋を町長の任期中に示さなければ、私は財政再建を果たしたとは言えないと思っております。早急にでもいいですから、このような公共施設の老朽化の道筋を早く検討し、立ち上げるべきと思いますが、町長はどのようにお考えになるか再度お伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
両施設ともどういう部分で改修をするのが一番ベターなのか、大変難しいと思います。ピンネシリ温泉でいけば、今の時代のニーズに合わないような施設になっている。あの施設をもしも建てかえる場合に、本当に敏音知でいいのか、どこに建てるのが一番ベターなのか、利用者が一番多く利用してもらえるのはどこなのか、いろんなものがあると思います。また、施設的にそれぞれの部屋にバス、トイレがないというのは、今の時代に利用者としては好ましい環境ではないと、このように思います。ですから、今までピンネシリ温泉もいろんな分野で改修をしてきましたけれども、結果的には利用者の希望に沿うような部分の改修にはなっていない。一部分トイレに水洗用のウオシュレットをつけて改修をしましたけれども、これは温泉に来られたお客さんからここの施設のトイレはどういうトイレになっていますかというお話があったと、こういうような聞かれ方があったので、私も当時の支配人から話を聞いて、国からもらえる100%の交付金で改修をしたわけでありますけれども、しかしながらそれでトイレの改修が十分かというと、なかなかそうでもないみたいな話であります。ピンネシリ温泉を老朽化したので改修をしなければならないということになると、一番ベターな方法は建てかえだろうと、こう思います。しかしながら、本当に簡単にそれがいいのかどうなのか、こういうもので大変難しい部分が私はあると思うのです。ですから、慎重に今の施設を有効に活用していく、その場合にどこまでの改修が必要かと、こういうことになろうかなと思いますので、安易に私の任期中に、はい、やりますよと、こう簡単に言えるものではないだろうと、ゆっくりと慎重に、そうして今の時代に合った施設になるようなことを考えていかなければならないと、このように思います。一方、自動車学校については、施設的には昭和50年にあの施設を建設しましたけれども、今まで施設を大規模改修したことはありません。初めて今回トイレの水洗化を図るわけでありますから、自動車学校としての役割や使命、そうして必要度合いから考えると、今の自動車学校を末永く存続をして住民の利便性を図っていく、施設として残していくことが一番大切だろうと思います。そういう意味では、自動車学校の今の施設をことしトイレを水洗化した後どの部分を直すことによって教習生の確保につながっていくかと、こういうことを自動車学校とも十分協議をしながら改修の方向性を計画をしていきたい。こういうことでご理解をいただければなと、このように思います。
再質問 5番 星川三喜男
わかりました。それでは、次の質問に行きたいと思います。