みんなの議会

中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日

町の観光施設の運営強化について

2013年9月25日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「町の観光施設の運営強化について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 東海林繁幸

次に移ります。3点目、町の観光施設の運営強化についてということで、これは簡単にピンネシリ温泉はどうですか、鍾乳洞はどうなるのですかというような言い方しかしておりませんが、私もいろいろ考えはありますけれども、町が今後この2つの施設をどうしようとしているのかをまず伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

3点目の町の観光施設の運営強化について、遠藤まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

ご答弁申し上げます。ピンネシリ温泉の運営は、中頓別観光開発株式会社に指定管理者として運営委託を行い、運営管理に最大限の努力をいただいているところですが、ここ2年間は大変厳しい運営状況にあります。町といたしましても、ピンネシリ温泉が町内唯一の保養施設であり、町内外からの利用者がいることや十数名の職員が勤務していることなどの状況を踏まえ、今後もできる限り長く施設運営をしていただけるよう、積極的な支援に努めてまいりたいというふうに考えております。鍾乳洞であります。中頓別鍾乳洞は、当町において観光の核となる観光資源であり、今日まで洞窟内はもとより、散策路を初めとして周辺環境の整備を図る中で、来場者の方々に気持ちよく豊かな自然環境を満喫していただけるよう努めてまいりました。指定管理者である有限会社中頓別振興公社も日ごろから公園内の整備に最大限の努力をいただいており、また昨年度より鍾乳洞ガイドを配置し、鍾乳洞の魅力を大いにアピールする取り組みを行ってきたことにより、観光客より、公園内の整備が行き届いている、公園内が整備され、気持ちよかった、ガイドの丁寧な説明に感心したなどの意見が寄せられております。多くの方に鍾乳洞を見ていただくことこそが鍾乳洞の魅力や中頓別町の自然環境の素晴らしさを理解していただくことにより町の観光振興につながるものと考え、今後も鍾乳洞内の整備を有限会社中頓別振興公社と協議をしながら取り組んでまいりたいというふうに考えているところであります。

質問 4番 東海林繁幸

まず、ピンネシリ温泉のことなのですけれども、今後もできる限り長く施設運営をしていただけるよう積極的な支援に努めるというのですけれども、長く運営管理をしていただくために必要な事項というのはどういう点を押さえておりますか。例えば建物が古くても、清掃管理、それから浴場なんかの場合でも照明が切れっ放しであるとか、こんなに長くカランのお湯が出る必要があるのかとか、私どももいろいろ聞いています。そういうことは管理する町はわかっているのかどうか、課題というか、問題点をどう把握しているのか、まずその辺を聞いてみたいと思うのです。それで、課題があるとすれば早目に解決する手だてを考慮しなければなりませんので、それをもって今後も長く運営していただくというふうにつなげていきたいと思うのですが、町としてどんなお考えでしょうか。鍾乳洞につきましては、私ども議会としてもう5年くらい前から有料化についての考え方を出していました。今のメンバー以外の前回のメンバーのときからの話し合いでしたけれども、ここまで整備したら、もう少し整備して有料化にすべきでないのかと、それはここまでどのぐらいの投資がされているかということを考えると、これは相当な額だなと思って、今ここではちょっと言えないところですけれども、しかし用地の買収から工事費をずっと積み重ねてくると七、八億ぐらいになるのかなと思うのです。そこまで手を入れた、よくしたということは、将来的には、ここの場が町民の健康管理のためにはいいことは間違いないのだけれども、観光施設としての値打ちがお金にかわってくるというような期待もあってのことでないかと思うのですが、この辺今まで投資した金額とそのお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

ピンネシリ温泉の関係について私からお答えをいたします。社長も兼ねていますので、私からお答えをいたしますけれども、施設につきましては63年に建設をして、もう25年経過をいたしておりますし、また宿泊棟については平成2年だと思いましたけれども、つくりました。しかしながら、今の時代に本当に宿泊室が時代に合っているのかどうなのかと、バスもトイレもありません。そういう意味では、私どももバスやトイレぐらいは部屋につけられないかなと思っておりましたけれども、それをするとしたら新しく改築したほうがいいぐらいのお金がかかると、こういうことであります。そういう意味では、宿泊料を高くしないようにしながら、多くの人に安い値段で泊まっていただくと、こういうようなことが必要かなと考えておりますけれども、しかしながら宿泊数につきましては平成23年、24年度を比較すると72%ぐらいの利用率しかなかったと。また、入館者、温泉のほうの利用も23年、24年度の比較をすると81.5%ぐらいの利用者しかいないと、年々利用者の数が減ってきております。そういう中で、1つはやはり委託料の870万円が妥当なのかどうなのかと、今この計算を担当のほうに指示をしてさせているところでありまして、特に1点目は委託料の大きな要因になるのが、最賃がここ3年ほど14円、14円、ことしは15円と上がってきております。それから、電気料が来年の4月から約30万ぐらい、ことしと比較をすると上がると、それから温泉を沸かす暖房料の灯油代も値上がりをしております。そういう意味で、現在870万円、今5年ぐらいですか、870万円で委託料がついておりますけれども、今お話ししたようなことでの値上げ等、または賃金のアップ等々がありますから、どのぐらいの委託料にすることによって指定管理者である中頓別観光株式会社が運営できるのかと、そういう模索もしないとならないですし、浴場についても一時一部改修をしましたけれども、かなりまた汚れている状況もあります。そういうものをある程度改修をしながら末永くあの施設が運営できるようにしていきたいと、こういう判断を私のほうもしておりますので、恐らく12月ぐらいには本年度の委託料の見直しも含めてまた議会とも相談をさせていただきたいと、このように考えているところでございます。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

鍾乳洞の関係であります。まず、1点目のこれまでに整備費はどのぐらい投資しているかということでありますが、決算審査特別委員会にまちづくり推進課の決算資料を提出しておりまして、その中にも、15ページになりますけれども、施設整備状況という欄に平成13年から18年まで行われました各種鍾乳洞エリアにおける整備費として総額約4億5,300万ほどの数字を上げさせていただいております。あわせまして、土地の取得費につきましては約6,070万円ほどでありますので、合計しますと約5億2,000万ほどになろうかなというふうに思っております。それから、2つ目の観光施設としての値打ちの部分でありますけれども、確かに東海林議員がおっしゃられたとおり、この間議会のほうからも鍾乳洞に関する有料化の問題について問いかけがずっとありました。これに対して、町といたしましても鍾乳洞の利活用の検討委員会等で議論をしてきた経過があります。その中でも多くは、そこの委員さんの中からは鍾乳洞に関する有料化には大変慎重な意見が多いという実態もありますし、また鍾乳洞を活用する上で環境の整備を十分行った上で考えるべきでないかという議会からの意向もあります。この間鍾乳洞を利用していただいた方からの意見の中には、中頓別鍾乳洞につきましては基本的に一般開放している第1洞について鍾乳石あるいは石筍などを直接見ることができない状況でありまして、これに対してこれが鍾乳洞かというご意見もいただいております。つまり鍾乳洞の価値、評価ということについては非常に難しい面がありますので、この間も入場していただいた方から協力金という形で募金をいただいた経過がありまして、例えば平成24年度では約10万8,000円ほどの募金をいただいております。23年度においては約9万6,000円という状況、22年度では8万8,000円ということで、ここ3年間、若干ではありますけれども、少しずつふえてきている状況もあります。入場料を取るという形でいったときにどれだけの方に見ていただけるのか、利用していただけるのか、また今のやり方が本当にこのままでいいのかという議論は当然あろうかと思いますけれども、この利活用に関する、あるいは有料化に関する最終的な結論を町で求められているということであれば、改めてその辺については検討していく必要性はあろうかと思いますが、ただいずれにしても、今までの利活用検討委員会等での多くの委員さん方からの意見としては有料化には慎重な意見が多いという実態もありますので、その辺はご理解をいただければというふうに思います。

再々質問 4番 東海林繁幸

では、再々質問をいたします。まず、ピンネシリ温泉がどんどん利用者が少なくなるという状況は人口減少のほうから見てもわかるわけですが、しかし来ている方は、私は温泉が好きでいつも行くのですが、浜頓別町、猿払村のほうからも来ていた。枝幸町からも来ていた人がいました。また、夏場ですと旅行者が途中寄ってきたという、そういう人もよく話しかけられたりしました。それなりに温泉質がいいねというお褒めの言葉も、私も風呂の中で何回も聞いています。そういうような田舎なりのひなびた温泉をイメージする客には、やはりそれなりに好評な受け方をされているようです。ですから、どういう路線をとるのか、例えばバス一つとっても、何年前のものですか、町が投げたバスですよね、やっと走っているようなバス、温泉地に遊びに行くという夢も希望もないのです。そういう形で、施設設備の改善も含めて何かてこ入れをしていただければなと思いますし、委託料の問題はありますけれども、まだ努力不足のところも見受けられるなと私なりに思っているところもあるのです。社長がいる前で言うのも気の毒なのですけれども、社長としても町長という大任を持っていながらの社長ですから、本来は望ましくないと思います。ある意味で1週間に1回や2回は行けるような、専念できるような社長がいるべきだと思いますけれども、そういう体制の問題も含めて、今後改良できるところはどう改良するのか、ちょっと伺いたいと思います。それから、鍾乳洞ですけれども、5億ちょっとだというのですけれども、もう少しかかっていると思うのです。基本的には道事業でやった散策路だってもちろん鍾乳洞に投下した資本ですし、これに土地取得の経費は入っていたのでしょうか。そういうことも含めると相当な投資をしています。投資した理由が将来とも楽しい公園であっていいという考え方でやったのか、将来は観光施設として経済的な活動を期待したのか、この辺今どうこうという答え方は要らないですから、5年も6年も前に議会で持ち上げたことが全然結論が出ないままここへたどってきているわけだから、もういいかげんにこれを真剣に討議して、だめなものはだめ、やるものはここまでやってこうしようというような、そういう行政方針を立てたほうがいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まず、前段の質問でありますけれども、東海林議員もご承知かと思いますけれども、今取締役である支配人が来月中に退職すると、こういうようなことでありまして、その後釜をやっていただける人も決まりました。そういう中で、今後新しい支配人と十分協議をしながら、施設をどうやっていくのか、またはどういう運営をしていくのかという打ち合わせ、協議をしてまいりたいと思いますし、私はできれば来年度あたり、今度支配人を引き受けてくれた人に社長等をやっていただいて、そうして責任を持ってピンネシリ温泉を運営してもらうと、これがやはり一番いい方法でないかなと。当然地元の人でありますから、私は十分やっていただけるのでないかと、そういう認識を持っております。そういう意味も含めて、新しく支配人になられる方と十分協議をしながら、そしてピンネシリ温泉が末永く運営できるようにしてまいりたいということでご理解をいただければなと思います。また、鍾乳洞の関係については、皆さん方もご承知のとおり中頓別鍾乳洞は中頓別町の観光の核であります。そういう意味で、民地であった鍾乳洞を中頓別町の所有にするという悲願を持ってやっておりまして、たまたま競売の関係だとかいろいろなものがあって町の所有にいたしました。中頓別町の観光施設の核であるとともに、道北地域の観光の一つの目玉でもあるのでないかなと私は思います。そういう意味で、これから中頓別鍾乳洞をどういう方向性に持っていくのか、1つはジオパークという話もありましたし、またはジオパークが難しいのであれば、ジオツーリズムの方向性をしっかりと足腰を鍛えて位置づけをしていくと、こういうようなことを含めて十分内部で検討させていくと、こういうことでご理解をいただければなと思います。

再々質問 4番 東海林繁幸

ありがとうございました。これで私の質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる