みんなの議会

中頓別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月20日

役場の組織体制の見直しについて

2012年6月20日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「役場の組織体制の見直しについて」質問し、町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 柳澤雅宏

7番、柳澤です。質問に入る前に、このたび2点ほど質問事項として挙げましたけれども、2点目の限界集落の葬儀への町職員派遣につきましては先ほど町長から行政報告がありましたので、割愛させていただきたいというふうに思います。それでは、役場の組織体制の見直しについてお伺いしたいと思います。このたび戸籍窓口や産業建設課等において不祥事があり、改めて行政の問題点が浮き彫りになっているというふうに思います。言うまでもなく行政の責務は町民福祉の増進にあり、また職員は公正かつ適正に職務を遂行しなければなりません。このことによって町民からの信頼を回復するために次の点をお伺いしたいと思います。まず、1点目は、グループ制はうまく機能していますか。2点目は、現在の職員数は適正であると思いますか。3点目は、職員の資質向上の策はとられているのか。以上の点についてお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

柳澤議員の役場の組織体制の見直しをの質問につきまして、和田総務課長に答弁をいたさせます。

答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)

それでは、ご答弁を申し上げます。まず、1点目、グループ制はうまく機能していますかという点でありますけれども、グループ制導入時から行政の総合力の向上を図り、より弾力的、機能的な組織運営を目指してきましたが、職員同士の横の連携がいまだ十分とは言えないところがあると考えられ、より一層充実を図りたいと存じます。2点目であります。定員管理計画上は、平成27年4月1日で普通会計上の職員数の目標を41名と設定しておりました。定員管理計画に含まないこども館の職員を除けば本年4月1日現在でちょうど41名でありまして、急ペースで計画が達成されたことになると考えております。昨年度も1名の採用を予定しておりましたけれども、これを果たすことができず、行政を執行する上で大変厳しい職員数に直面していると認識しております。3点目でございますが、専門的な事務研修に積極的に参加させることに加えまして、宗谷町村会、北海道市町村職員研修センターなどが主催する研修に多くの職員を参加させ、事務能力の向上を図っているところであります。また、処分等を受けた職員に対しても上司が地方公務員としてのあるべき姿を再教育するなどの対策をとっているところでございます。

質問 7番 柳澤雅宏

1点目と2点目は、かなり関連するのかなと思いますので、ちょっとまとめてお伺いしたいと思うのですが、職員数、定員管理計画、平成27年に41名を設定して、計画としてはそういう計画を立てて、それは現在もう達成していると。それだけをとれば順調過ぎるぐらい順調にきているのかなと思うのですけれども、計画、41名が本当に適正だったのかどうかという点について現在どう考えられているのか。やっぱり計画を立てたときとその情勢は変わるわけで、本当にこれが適正だった計画であったのかどうか。それで、私が感じるには、グループ制もそうなのですけれども、ちょっと絶対数が足りないのではないかなという、これは私の感想ではあるのですけれども、そういう感じがするのです。それで、現に第7期総合計画、重要なプロジェクトをうたってはいますが、なかなかそれが計画が具体化されていませんよね。それで、一生懸命担当のほうはやっているのだとは思うのですけれども、やっぱり絶対数が足りないのではないかなと。それによって結果グループ制も機能していないのではないかなという感じがするのです。その点をどうとらえているか、まずお聞きします。それから、41名、41名とただ単なる人数ばかりではなくて、年代層がでは適正な41名になっているのかどうか。町長も財政的に緩くなかったので、定年補充をしないできましたよね。その空白の年数が今ここへきてそれが災いしているのではないかというちょっと気がするのです。その点どうとらえているか。上司の人たちがうまく部下の人たちに仕事を十分教え切らないうちにやめてしまう、定年になるという傾向がないのかどうか、そこら辺をどうとらえているのか、ちょっとそこをお聞きしたいというふうに思います。それから、職員の資質向上なのですが、聞くたびにいろんな研修には参加させますよ、していますよ、これからも資質向上のためにあらゆる点で努力しますという答弁は私も前にも何回も聞いておりますが、大変申しわけないですけれども、逆に資質が向上しているのかどうかちょっと疑わしいなと。もう少しいわゆる先ほど申し上げましたように町民福祉の増進、あるいは公正かつ適正に職務を行う、私は技術的な研修も重要ですけれども、認識としての研修もちょっと必要なのではないかと。町民の公僕であると言葉では出てくるけれども、本当にそういう認識を胸に持っておられるのかどうか。そういう点においても、研修を受けてもらっても技術的には上がっているのかもしらぬけれども、まだ欠けているところがあるような気がするので、以上その3点について再度お聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)

まず、定員管理計画の41名が適正かどうかというご質問だったと思いますけれども、当時の書類を見ますとグループごとに職員数1万人当たりの都市を指標として、当時の人口が2,333人でありますから、それで割っていってこの計画はつくられているというふうに思います。今の人口が2,000人に達しておりませんので、適正かどうかということになりますと、計画が達成されたとはいえ前提条件が多少異なってきておりますので、ちょっとその辺が基盤は揺らぐかなという気はいたしております。それから、年代層でありますけれども、きのうちょっと担当のほうから見せていただいたものがあったのですけれども、たしか40代の前半層が、中間層というのでしょうか、そこが非常に数が少ないという状況、それからやはり20代の数が非常に少ない。20代から30代にかけてが少ないという非常に大きな階段ができているという認識でおります。そういったこともあって、なかなか年代間のギャップもありますので、上司が部下に直接仕事を教えるというような慣習そのものがちょっとすたれてきているのかなという気がいたしております。それから、資質の向上でありますけれども、確かに技術的な研修といいますか、専門的な研修、例えば戸籍業務でいえば法務局等が主催する研修でありますけれども、そちらには積極的に出ていってもらっているということであります。それから、認識的な研修、地方公務員法の遵守、あるいは地方自治法の遵守ということに関しては、新たに入られた人たちは必ずそういうものを初任者研修で受けているわけでありますけれども、庁舎内で同じく自前の研修、そういう法を遵守するという研修については今のところ余りとられていないということを認めざるを得ないかなと。それで、グループ制を行う上で適正な人員は何人かというのは、これはなかなか割り出すのは難しいと思うのですけれども、現実として私は今のところ総務課しか見ておりませんけれども、ある程度の弾力がないとグループ制というのが非常にうまくいかないのかなと。あとそれから、やはり少数精鋭でなければうまくいかないのかなというふうに感じておりまして、そういった意味で少数精鋭にするために研修を行うことが大事ではないかなというふうに思っております。以上であります。

質問 7番 柳澤雅宏

どの仕事もそうでしょうけれども、ある程度やっぱり人事を異動させて、それぞれいろんな仕事を覚えていってもらうということは当然必要なのかなとは思うのですけれども、仕事を覚えたときに、覚えてやるようになって異動してしまう。その覚えた人がそこから離れてしまって、また来た人が一から仕事を覚えるというようなことの問題点がないのかどうか、その点お聞きしたいのと、最後にこれはあくまで町長にお答えいただきたいのですけれども、今の職員数でこのまんま、ふやせということを私は言いたいわけではないのですけれども、やっぱり必要なところは必要になってくるのだろうなと思うので、現行の流れのまんまでいこうという考えを持っておられるのかどうか。あるいは、多少なりともいっとき数がふえてもある程度新たな職員を採用していかなければならないというふうに思っているのかどうか、これは町長にお聞きしたいと。以上、お願いします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まず、初めの異動の関係でありますけれども、これは大変難しいことだと思います。特に町の職員はいろんな仕事があるわけです。その仕事をやはりこなしていくということが言えば将来の幹部候補生になる一つの道だと思うのです。私も昭和44年に役場に入りましたけれども、そのとき年金と国保と衛生を兼務していた。そのときに約2年と3カ月ぐらいいましたけれども、そしたら年金というのはどういう仕組みになっているのかというのは若いときに、今から本当に40年も前のことを今でも覚えております、はっきり申し上げて。言えば拠出年金と老齢福祉年金と。そういうことで、やはり若いときにいろんな仕事、職場を歩くことによってその仕事というのは全部が全部でなくても基礎は覚えれると。そういう面では、できるだけ3年ぐらいで若い職員は私は動いて、いろんな仕事を覚えたほうが得だろうと思います。また、幹部職員になるとやはり簡単には動かさない。やっぱり長い間いてもらって部下を指導してもらう、そういう役目も大きいと思います。そういう意味で、私も町長になってそんなに大きな異動はしませんでしたけれども、今回初めてある程度大きな幹部職員の異動をさせていただいたと。こういうようなことで、異動をどのぐらいの期間でやるのがいいのかというのはなかなか難しいと思うのです。そういうことで今後もやはり住民の人たちの町の職員は財産でありますから、その財産を有効に働いてもらって、町民の負託にこたえてもらえるような適材適所の異動を進めていかなければならないだろうと、このように思います。それから、後半のほうの質問でありますけれども、中頓別みたいな地域、特に職員が何ぼいればいいのかという判断は難しいと思うのです。ただ、類似団体、同じような人口規模の団体等々の職員数を基本にしながら、適正な人員というのはこのぐらいかなということの一つの目安として定員管理計画が定められていると思うのです。そういうことで、ただそれだけではなく、中頓別町みたく言えば町独自の財源がないところは交付税が減ったら義務的な経費、人件費だとか借金だとかというのは義務的な経費でありますから、その部分が大きくなると財政の硬直化を招いてしまって、言えばいろんな施策ができなくなります、はっきり申し上げて。そういう面では一番経費の抑えることが可能なところは、人件費と借金を抑えると、この2つしかないと私は思います。そういう意味では、今の41名程度の人間で、職員で少数精鋭式で頑張っていただくというのが私の考え方としては基本であります。ただ、本当に昨年も採用できませんでした。これからは、ただ定年退職だとか勧奨退職でやめる職員の補充はしていくと、最低限していくと、そういうような考え方を持って、来年度も今現在2名の採用を予定しております。それから、後期高齢広域連合にも派遣をしている職員が2年間の年数が終わりますから来年は帰ってくる予定であります。そういう面で今の人員を最低限維持をしながら、若干でも職員の減るのを抑えていくと、こういうようなことを取り組んでいかないとならないと、こういう思いを持っておるということでご理解をいただければと思います。

質問 7番 柳澤雅宏

それでは、今後とも町民の負託にこたえ、また町民福祉の増進のためにご尽力いただきたいというふうに思います。以上で質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月20日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる