中頓別町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月13日
議事録に件名の記載なし
2011年3月13日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が質問し、教育長 米屋彰一、教育次長 柴田弘、まちづくり推進課長 小林生吉、町長 野邑智雄が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 教育長 米屋彰一、教育次長 柴田弘、まちづくり推進課長 小林生吉、町長 野邑智雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 星川三喜男
まず、1点目質問させてもらいます。高齢者の通院をスクールバス等で対応できないかでございます。近年高齢化が著しい本町では、自動車のない世帯、あるいは免許証を自主返納される方がふえております。人口が偏在し、住宅が点在している本町では、路線バスを走らせることは財政的にも無理があろうかと思います。現在福祉ハイヤー交通費助成事業により、70歳以上の高齢者には条件つきで年間24枚ないしは48枚の500円乗車券が配付されていますが、枚数不足を訴える声が多いと思います。今後の高齢者の増加を考えれば、交通費助成を現金給付で続けることは高上がりになるのではありませんか。サービスを現物給付に切りかえ、バスより便利でタクシーよりも安い交通システムをつくる時期に差しかかっているのではないかと考えています。そこで、例えば1日に3回程度しか運行されていないスクールバスの目的外使用を可能にし、利用者からの電話予約に応じて戸口から戸口へ運行することはできませんか。あるいは、ジャンボタクシー程度の車両を町内循環させ、通院の足を確保することはできませんか。
答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)
星川議員の高齢者の通院、スクールバス等で対応できないかのご質問でございますが、柴田教育次長のほうから答弁をいたさせます。
答弁 教育次長 柴田弘(教育次長は2011年6月まで)
答弁申し上げます。補助金で購入したスクールバスを目的外使用のため住民利用に供しようとするときは、承認申請等が必要となり、スクールバスを利用する児童生徒の登下校に支障がないこと、安全の面で万全を期するよう配慮されていること、交通機関のない地域等の住民に係る運行であること、市町村の教育委員会が住民利用に供することを差し支えないと認めたものであること、都道府県の教育委員会が住民利用に供することを差し支えないと認めたものであることのすべての要件に該当した場合は認められます。ただし、処分年限期間を経過したスクールバスを住民利用に供するときは、承認申請等を行う必要がありません。また、有償、無償にかかわらず、陸運支局との打ち合わせが必要です。さらに、有償で住民利用に供しようとするときは、住民利用に係る文部科学大臣の承認があった後に道路運輸法に基づき陸運支局から許可を受けなければなりません。以上の手続が必要です。現有のスクールバスは、処分年限期間が経過していますので、承認申請等を行う必要はありませんが、陸運支局との打ち合わせや許可が必要となります。また、児童生徒の登下校等や学校教育活動の利用に支障がないことが絶対条件となり、仮に住民利用に供するとした場合、かなり制約がされることになりますので、住民利用に供することが可能かどうかも含めて検討してまいります。また、ジャンボタクシー程度の車両運行による通院者の足の確保については、現状における国保病院の送迎実態、タクシー運行者の実態などを総体的に勘案しながら、独自での車両運行ができるのかどうかを検討してまいります。
再質問 5番 星川三喜男
それでは、次長の答弁に再質問をさせてもらいます。今の次長の答弁の大半は、スクールバスの目的外利用にされていただきましたが、あくまでも一つの選択肢として考えられるだけで、私はそれにこだわるわけではありません。要は高齢者が、移動の足を失った町民が今後も本町で不便のない生活を送れるようにしなければならないと思っています。できれば先ほど言ったように電話一本で玄関先に来て、要するにディマンドバス、要求バスということです。走らせる必要があるところではないかと、そういう時代に来たのではないかなと。要するに切迫しているのではないかと私は思っております。まず、町民の需要をしっかり掘り起こすことが大切ではないかと私は思います。やはり町民アンケートなどをしっかり実施して、高齢者が困っていることを把握し、ディマンドバス等を走らせるか、当分の間は今のタクシーチケットをふやすような方法をとるのか、また長期的、短期的、両方の視点を今後考えていってもらいたいと思います。このためには、答弁にもありましたけれども、国保病院、保健福祉課、教育委員会等々の3者で協議してもらえればなと思います。また、あすから始まる新年度予算の時期です。これもとりあえず早急に取りかかってもらいたいとしたら、タクシーチケットの交付枚数をふやすことができないのか、町長にお聞きしたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
地域交通に関する総合的な需要の調査、それから仕組みの改善ということにおきまして、路線バス、それから今走っているタクシー、それから病院の患者送迎、あるいは今後の可能性としてのスクールバス、こういったものなどの調整を含めて、私どものほうでまずニーズ調査と可能性に対する検討をしてまいりたいと思います。(何事か呼ぶ者あり)
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
タクシー券の枚数の関係でありますけれども、なかなか難しい面もあろうかなと思います。ただ、町の中、それから部落の中、沿線の中、いろんなところの状況によってその枚数の数を調整をしております。そういう中で一部分のどこだけを調整するのがいいのかどうなのかというのもありますし、またこれは恒久的に続けていかなければならないものでありますから、そういう面でどういう仕組みづくりがいいのかと。言えば町民の要望の把握等も含めた中で、総合的に検討する必要性があるのかなと、こういうように考えているところでございます。
再々質問 5番 星川三喜男
それでは、再々質問をさせてもらいます。この質問等で、私は送迎の実態とスクールバスの運行と、それと福祉ハイヤー等の状況を全部調べさせてもらいました。この中で私が言いたいのは、確かに小頓別地域までは沿線は送迎、要するに病院のワゴン車、それが週2便走っております。そして、兵安街道、そちらのほうには月曜日でしたか、週1回のみ走ってもらっております。それと、福祉ハイヤー等はここ数年、平成19年度から22年度までの実績等の利用状況を調べてみましたら、高齢者率が上がっていても今までどおり、大体利用枚数はそんなにも変わっていないでという実態も調べさせてもらいました。そういった中、私たち自営業、酪農業からの要望もありまして、現在仕事に目いっぱい、家族労働目いっぱいしている中で、親が動けない。病院に行きたくてもどういう手だてもない。なかなか息子さん、嫁さんが免許は持っているのだけれども、送っていってもらえるような時間がないというようなことで、両親の親のほうが遠慮しているというのが現実でございます。その中で日に日に悪くなっていく患者さん等もいます。そういったような意味で、もう少しハイヤーのタクシーチケットの増、そして途中、途中、6カ月もしくは3カ月ぐらいでそういう実態をもう一回チェックをしながらふやしていくとか、また私の言っている玄関先まで電話一本で予約ができて迎えに来てくれる、そういったような交通システムをもっと3者、要するに考えてもらえればなと思っております。再度ですけれども、町長に伺います。こういった厳しい財政の中ですけれども、新年度予算もつけられていると思いますけれども、再度途中でよろしいですけれども、タクシーチケットを増とするつもりはないかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
お答えをいたします。まず、患者輸送を病院で始めた本当の趣旨は、小頓別地域の人たちが音威子府等の病院に行くのが多くて、中頓別の病院の利用頻度が物すごく少ないと。そういう意味で何とか小頓別の住民の方々が病気になったときに中頓別の病院を利用してほしいという、そういう思いからスタートをしたのが実態であります。そういうことを踏まえて、数年たった後、兵安の方々から1週間に1回でも小頓別に行っている患者輸送のバスを回してもらえないかと、こういうような要望があって、病院に話をして1週間に1回患者輸送車を回したと、これが今までの経過であります。これは、星川議員も十分承知をしているのでないかなと思います。そういう意味で本当にバスの便もだんだん不便な時間帯になってきておりますし、または農家の方々も規模拡大してそれぞれ大変忙しい時期に、お父さんやお母さんが病院に行きたい時間帯にすんなりというか、スムーズに送迎をすることがなかなか難しい状況もある、そういう話も私のほうでは聞いております。しかしながら、これは兵安ばかりでなく、藤井や、それと旭台、そういうほうも同じような環境にある世帯もあるのでないかなと思いますから、総合的に保健福祉課なり病院なり、またはまちづくり推進課なりで協議をさせた中でどういう方法論がとれるのか、そしてそれによってどのぐらいの人たちが病院等に来るための手段として確保できるのか、そういうものを総合的に調査検討をするということをやっぱりやってみる必要性があるのかなと思います。そういう意味では、できるだけ早くにどういう方法論になるのかは別にして、最終的にはなかなか人を雇ったりするのは難しいなり、または車を必ず確保しなければならないことが毎週毎週できるのか、そういう面もありますから、どういう対策、方策が一番効果があって確実性があるのかと。そういうことを調査をさせていただいて、本年度中にできるだけ早くに実現できるようなことを調査検討してまいりたい、このように思っています。
再々質問 5番 星川三喜男
町長の答弁ありがとうございました。できる限り早急に検討してもらいたいと思います。それでは次に、温泉の宅配についてご質問させてもらいます。ピンネシリ温泉は、厳しい経営を強いられていると認識しております。そのような状態にあっても源泉部の漏水工事が行われることで、取水量は増加、安定し、経営にプラスになるものと期待しています。高齢者世帯を中心に温泉を利用したくても利用できない住民がふえ、日帰り入浴客の減少の一因になっていると考えられます。貴重な天然資源を最大限活用し、来られない住民に福祉を届けるという意味からも、幾ばくかの料金を課してもいいですので、温泉の宅配を検討してはどうかと考え、町長のご見解をお伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
温泉の宅配について、小林まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
温泉の宅配についてご答弁申し上げます。源泉水は、施設開設前に希望者が自宅等で利用した経緯がありますが、そのまま使用する場合はふろがまや浴槽を傷めてしまうという問題がありました。また、源泉水は現在沢水が少なくなっていることや導水施設の一部に漏水箇所があると思われることから、渇水期や冬期間は温泉として必要な水量ぎりぎりを現在やっと確保しているというような状況となっております。この問題については、来年度以降も改善に向けて取り組むことにしておりますが、その上で宅配できるかどうかについて、町民からどれだけニーズがあるか等も調べた上で、あわせて検討させていただきたいというふうに考えております。
再々質問 5番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいます。この温泉の源泉部なのですけれども、昨年の秋ですか、私たち所管事務調査で現地調査したところ、漏水なのではないのかという指摘がなされまして、小林課長に聞いたら、新年度早々に工事を実施するということですので、そうなれば量が今まで以上に増すと思います。答弁の中でふろがま、浴槽を傷めるとのご答弁がありましたが、かつては源泉部まで温泉をくみに行った方々が大勢いたと私は記憶しております。そうした判断は住民個々の選択に任せ、温泉横の貯水タンクから温泉水を取り分けるような方法をとれないかどうかということをお伺いします。それと、高齢者に入館料の割引を行っても、やはり温泉まで来られない方がふえていると思います。来れない方々がふえている中、今回自治基本条例案が出されております。その中で前文にあるように、町民福祉の推進、町民一人一人の幸せの追求がそのまま町民全体の幸せにつながるようなまちづくりを実践すべきではないでしょうか。そういったことで答弁お願いします。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
冒頭の部分は、確かに浴槽を傷めるから宅配等できないという趣旨で申し上げたつもりではなくて、そういったことも含めて慎重にお知らせした上でということが必要かなというふうに考えたということであります。温泉の設備的には、温泉横にあります貯水槽と言っておりますけれども、そこからバルブをあければ源泉の貯水されたものを取り出すことは可能であります。ただ、これは源泉から薄めて持ってきている、温泉に入れている状態のものでありますので、大体沢水と10対1になったものということになりますけれども、可能な方はそこからとりに来ていただくとかという方法は十分考えられるというふうには思います。ただ、先ほど申し上げましたように、今も冬期間本当にぎりぎりでして、量にもよるのですけれども、残念ながらたくさんの希望に沿ってお分けできるような状況にはないということです。源泉部につきましては、漏水というか、管から漏れているのではなくて、かごマットで積んで集水しているのですけれども、従前設置したところの横側から出ているというようなことが昨年ちょっとわかりましたので、その部分を拡充して、源泉は今よりも確実に多く集水をしたいということ、それからあと取水のところで沢水がいろいろ流れが変化しているので、集水槽のところに十分に入って確保できないというような問題、それともう一つは、導水管の中で先ほど申し上げましたような漏水というようなことが見込まれる状況でありまして、23年度以降いろんな補助事業も活用してこれらの改善をしっかり図っていくという、そこが十分確保できますれば、ある程度余裕が生まれるのではないかということを期待しております。その上で今回ご提案をいただきました温泉水の宅配等について検討させていただきたいというふうに考えております。
再々質問 5番 星川三喜男
わかりました。先ほど来から課長が言っているように、要するに集水槽のところに原水がもっともっと入ってくれば、私は沢水が少なくても可能かなと、量的には可能でないのかなと思っております。確かに10対1、もしくはそれが8対2の割合で今来ているかとは思いますけれども、そのような形で集水槽にもっともっと源泉が入ってくれば町民に対しても宅配は可能だろうと私は思っておりますので、現地を再度チェックして、早急に新年度漏水工事をしてもらえればなと思っております。それができれば、課長が言ったように宅配等も検討してもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。