中頓別町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月16日
国民健康保険病院の運営について
2009年9月16日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「国民健康保険病院の運営について」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 星川三喜男
それでは、2点目についてお伺いします。2点目、国民健康保険病院の運営についてでございます。国民健康保険病院は、住民の生命と健康を守るためなくてはならない施設と考えていますが、経営状況は極めて厳しいものがあります。平成20年度決算では、一般会計から約1億5,500万円もの繰り出しを行い、実質赤字を補てんしていますが、このまま負担が膨らめば町の財政そのものが破綻する可能性も否定できません。中でも本業である医業収入が減っており、その分人件費の割合が年々大きくなっています。今年度の経営も昨年度に増して厳しいと考えますが、このまま病院会計の赤字が膨らんでも一般会計から繰り出しを続けていくのか、町長のお考えをお伺いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
国保病院の運営について、私からお答えをいたします。国民健康保険病院は、地域住民にとってはなくてはならない施設であり、存続は町の最優先事業の一つであると考えております。特に本町は、少子高齢化が急速に進み、さらには高齢者の入所する施設である特別養護老人ホーム長寿園や知的障害者更生施設天北厚生園の各施設の定員を確保するためにも入院機能を有する病院が必要であると、このように考えております。また、当町のような不採算地区では、民間病院が進出するような環境にもなく、町民がこの地域で安心して暮らすことができるよう、医療、保健、福祉の連携を図りながら収入確保対策や経常経費の削減に努力をし、少しでも一般会計からの繰り出しを抑制するように努めてまいりたい、このように考えているところでございます。
再質問 5番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいます。ただいま町長から答弁ございましたけれども、私は幾らまでなら一般会計から負担に耐えられるのか、要するに持ち出しができるのかということを聞きたいわけなのです。そこの点もお願いしたいと思いますし、それにあわせて一般会計の財政の見通しを求められると思うが、具体的に数字があるならば伺いたいと思います。町長が言いましたように、本町のような不採算地域にある公立病院は国、要するに全道にも相当数があると思います。こういうことも民主党政権に対して診療報酬制度の見直しや医師、看護師の補充対策を積極的に訴えていくべきと考えますが、町長はこのことについてどのように考えておられますか、伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず初めに、一般会計からの繰り出しの最大限どのぐらいの額まで耐えられるのか、こういうようなご質問ございました。平成20年度一般会計からルール分も赤字分も不採算地区分も含めて総額繰り出したのが1億8,450万円であります。そのうち交付税等で措置をされたのが8,760万円、一般会計からの一般財源を利用したのが大体9,700万円であります、昨年度。本年度は、今の私どもの計算では、交付税が大体1億3,000万円ほど病院関係で来るだろうと見ています。そういう意味で昨年と同様に9,700万円の一般財源をそれにプラスするとしたら、2億2,700万円ほど繰り出す額として押さえれば、昨年と一般財源の繰り出しは同じことで、最大2億2,700万円まで私は出せるのでなかろうかなと、このように思います。細かくちょっとお話をさせていただきますけれども、昨年度の普通交付税で病院に措置された交付税は、端数は切りますけれども、2,560万円、ことし7月に普通交付税で積算された額は6,770万円であります。特別交付税、昨年は6,200万円、ことしも不採算地区病院の1床当たり、去年は68万円だったものがことしは120万円になることが決定しておりますので、これを計算すると6,270万円ほど特別交付税で入る、こういうようなことで先ほど申し上げました約1億3,000万円程度交付税で措置されるだろうと、前年度から比較すると4,200万円ぐらい多くなるだろうと、こういうぐあいに見ておりまして、先ほどの2億2,700万円ほどが最大出すとしても去年と同じぐらいな割合になるだろうと、こういう見込みをしております。ただ、今現在8月までの欠損金、本年度の欠損金、5カ月過ぎましたけれども、大体370万円ほど昨年よりも今の状況では悪い状況であります。そういう意味では、恐らくこのまんまの推移をしていくと、上限はありますけれども、1億5,000万から2,000万程度昨年よりも繰出金が多くなる可能性もあると。しかしながら、先ほど申し上げたとおり、交付税で4,000万強ふえますので、差っ引きをかけると昨年よりも病院に繰り出す部分としての一般財源の割合は少なくなるだろうと、こういうぐあいに見ているということでご承知おきをいただければと思います。また、私ども北海道町村会、公立病院に係る財政措置の充実に関する要望を昨年の11月に北海道町村会としてやっておりまして、国のほうに、その結果等も踏まえてことしの公立病院に対する交付税に対する財政措置が見直しをされたと、このように理解をしておりますし、またその中では医師の確保、看護師等の確保等も要望しておりますので、そういう面では今後とも国のほうに、当然これからは官僚よりも政治主導でありますから、それぞれの国会議員のほうにそういう旨の要請もしてまいりたいと、このように考えているところでございます。また、最後の質問でありますけれども、一般会計による財政状況でありますけれども、普通交付税、それから臨時財政対策債等々で今決定をしている額と、それから今予算計上している額との差額、留保財源、今現在2億5,000万ほど持っているということをご承知おきいただいて、答弁にかえさせていただきます。
再質問 5番 星川三喜男
ありがとうございました。本当に病院はこの地域にとってなくてはならないのはわかっておりますけれども、今後経費削減のためにも院長初めスタッフさん方のますますの努力をお願いして、質問にかえさせてもらいます。どうもありがとうございました。