みんなの議会

中頓別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月1日

新型インフルエンザの対策について

2009年6月1日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「新型インフルエンザの対策について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 竹内義博、国保病院事務長 青木彰が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 竹内義博、国保病院事務長 青木彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 柳澤雅宏

それでは、続いて2点目の新型インフルエンザの対策についてお伺いしたいと思います。メキシコで発生した新型インフルエンザが国内でも急速に拡大しています。人の動きがグローバル化した現在、本町においてもいつ感染者が出てもおかしくない状況にあるというふうに思います。町民の感染に備えてどのような対策をとられているのか、次の点をお伺いしたいと思います。まず、1点目は、新型インフルエンザ感染者の発見体制は確立されているのかどうかをお伺いします。2番目に、感染者が確認された場合の感染者や町民に対する危機管理の対応は整備されているのか。以上の点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

新型インフルエンザ対策について、竹内保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 竹内義博(保健福祉課長は2010年6月まで)

新型インフルエンザ対策についてのご質問に対して、まず1点目につきましては、海外渡航者や感染者との接触等により発熱した方や新型インフルエンザが疑われる方は稚内保健所に設置された相談窓口及び発熱相談センターに連絡していただきたいと旬報やチラシ等で町民に周知し、感染者の発見に努めております。また、医療機関が患者で感染者を発見した場合は、速やかに稚内保健所に届け出ることになっております。2点目につきましては、感染症対策について自治体は国、道と一体となった取り組みが求められていることから、中頓別町国保病院、関係機関等と感染の疑いのある人が出た場合の診療場所、入院対象者等について協議を行ってきております。現時点で北海道では集会等の自粛、学校等の休校措置については必要ないものと通達されておりますが、今後国、道の指示のもとに町民周知など迅速な対応を図ってまいります。

質問 6番 柳澤雅宏

まず、1点目なのですけれども、新型インフルエンザが疑われる方は稚内保健所相談窓口云々、センターに連絡していただきたいと、これはなかなか、熱出たから、では稚内保健所に電話してみましょうとはなかなか一般住民はならないのでないかなというふうに思います。それで、まず町民がちょっとおかしいなと思ったら病院へ行くというのが通常でしょう。それで、担当されている先生には大変失礼なのかもしれませんけれども、報道関係で新型、新型と言われます。それから、成田等での検疫で抜けてしまったと、あるいは専門家のテレビ、ラジオの報道によると、熱が出た時点ではウイルスが確認できない可能性があるとかと言われますと、どこの自治体も小さな病院なので、本当に中頓の病院へ行って新型ウイルスだということが発見されるのだろうかということがまず町民としてちょっと心配するところかなと。その後は、今説明されたような対応をとるということにはなるのかなと思うけれども、そういうようなところで住民がもし不安を持っているとするならば、十分であるのかないのか、そこら辺の対応はどうなっているのか、まずお聞きしたいということであります。それから、2点目は、感染の疑いが出た場合に診療場所、入院対象者等をどうするか協議を行っております。私は、そこを聞きたいのです。もし出たときには、少なくとも診療所でどう対応するのか、あるいは入院対象者にどういうふうな形で対応していくのか。全部を言えとは言いませんから、これらについては出た場合には少なくともこういう対応をしますというようなところで答えてくれると協議された全体像が見えるのかなというふうに思います。それで、特に当町には長寿園、天北厚生園というような福祉施設がありますよね。こういうところというのは、毎日の生活が集団で行われています。そうすると、例えば町内で患者さんが出た、そういった場合に濃厚接触者の対応ということになると思うのです、ああいう集団の生活をされている方々は。では、そういうときに、小中学校、こども館はもとより、ああいう人たちというのは自宅で休んでいなさいといったって自宅は集団生活の中で生活しているから、そうすると少なくとも長寿園、天北厚生園あたりの対応はどうされるのかなということです。それから、慢性疾患を有する人たちに重症化が出ている例が報告されていますよね。では、当町においても慢性疾患を持った方がおられると思うので、そういう方々に対してはどう対処されているのか。弱毒性と言われて、余り過敏になるのもどうなのかなとは思いますけれども、こういうような対応。それから、何たって高齢者が多い当町の高齢者に対する対応、そこら辺はどう協議されているのか。その点について説明していただければ、どれぐらいまできちっと危機管理整備がされているのかわかるのかなと思いますので、その点についてお伺いします。

答弁 国保病院事務長 青木彰(国保病院事務長は2011年6月まで)

主に今のご質問については、当町の医療機関としてどこまで対応ができるかということが主なご質問かなと思いますので、私のほうでお答えをできるところはしていきたいと思います。新型インフルエンザを疑われる患者様につきましては、病院へ直接来られるということについては一般の患者さんとの接触ということが一番危惧されますので、そこをまず控えていただくと、絶対あってはならないという対応が1つあります。そこで、保健福祉課を中心に町民の皆様に、まず自分が渡航歴があるですとか、そういった患者さんとの接触があるかもしれないというような不安を抱えている方につきましては、稚内保健所へまず連絡をしていただいて、稚内保健所の指示をもって動いていただくということになります。稚内保健所のほうでは、中頓別の町民の方であれば病院のほうへ連絡を送るという形になっておりますので、その時点で病院と患者さんとが相談をして診察に当たるというようなことを考えております。診察につきましては、病院の中でというふうにはなりませんので、車の中、あるいは今検討して対応を考えているのは保健センター、診療所になっておりますので、そちらのほうに待機をしていただいて、医師がそちらのほうに向かって診察をするという考え方に立っております。あくまでも一般の患者さんと接触しない形を最大限とっていくと。ただ、何もわからずに来られた方、これまでも熱があってという方はいます。ただ、そこは、注意の張り紙等を張っていますけれども、さらに町民の方に今言われたようにわかりやすく再度周知徹底を図っていきたいなというふうに思います。それで、新型インフルエンザかどうか判明するのは、検査をして、これを稚内保健所経由で道立衛生検査所に検体を運ぶことになっております。これは、当院で初期の検査をします。それは、インフルエンザ迅速診断キットというのがありまして、それで検査をするわけですけれども、そこでA型で陽性かつB型でマイナスということがわかった患者さんにつきまして、疑似患者という形で保健所に届け出るということになっています。その時点で検体が稚内保健所経由で道立の衛生検査所に持ち込まれると。そこで1週間程度の日数を要して新型インフルエンザだったかどうかというのが確定するということです。ですから、確定された段階では症状がおさまってというのが今までの事例ではないかなというふうに思います。その場ですぐ出るような検査ではないということでご理解をいただきたいと思います。重症患者さんにつきましては、当院で入院するということにはしておりませんので、稚内市立あるいは名寄市立病院で隔離病棟を持っておりますので、そちらのほうと相談をしながら、保健所の指示でそちらに行っていただくというようなことになろうかと思います。これにつきましては、フェーズ4Bという段階での措置ということで、これがまた段階が上がってきて、ある程度全国的に広まっているということになれば、そこそこの病院でというような対応も出てくるのかなというふうには思います。それと、長寿園、天北厚生園の関係ですけれども、連休前にも皆さんで協議をしていますけれども、疑いのある方については、出た場合には大変なことになりますので、本当に予防を徹底していただいて、そういったものにかからないように、できる限りそういった方たちとの接触を避けるということが大切なことではないかなというふうに全体の中では協議をしているところです。それと、慢性疾患の患者さんに対する対応ですけれども、これについてはうちの医師のほうからも随時注意を促して予防を徹底をしていくということと、あと高齢者の方に対してもそういうような対応で注意を促していると。いずれにしても、手洗い、うがい等を徹底をして、あるいは都心のほうに、北海道はまだ出ておりませんけれども、東京等本州のほうではあちこちの県で出ておりますので、そういったところに行く場合は必ずマスク、手洗い、そういったところに十分注意していただくと、そういったような対応になるかと思っております。以上です。

質問 6番 柳澤雅宏

新型ウイルスに関しては、こういう小さな自治体では対応という点についても、今の説明聞いてもちょっと限界があるのかなというふうには感じます。今事務長が言われたように、おかしいなと思ったら病院に来るなとは言っていないだろうけれども、それを望むと言うけれども、実際みんなせきをしたから風邪かな、きょう私も何かちょっとのどが痛いし、せきが出るのだけれども、これで私新型ウイルスにかかっていたら、ここら辺一帯みんな感染する可能性があるよね。だから、それぐらい、みんなそんなに疑って稚内保健所へまず連絡するということはあり得ない。それで、まずは病院へ行ってしまうというのが現実だと思うので、極力インフルエンザに関して知識を、情報を町民に知らしめて、より気をつけてもらうということに努めていただいて、特にあとは本当に予防、注意を促す。特に先ほど言われた長寿園、厚生園あたりは出たら本当に大変だと思うので、父母さんたちもおおよそ気は使っているだろうとは思いますけれども、より感染に関して敏感に対応してもらうように要望しておいて、私の質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月1日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる