みんなの議会

中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日

介護保険料は据え置きを

2008年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「介護保険料は据え置きを」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課参事 竹内義博が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課参事 竹内義博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 本多夕紀江

2点について質問をさせていただきます。1点目、介護保険料は据え置きを。介護保険制度の開始から間もなく10年になります。この間、制度の見直しもありましたが、本町においては住民が介護サービスを積極的に利用するという状況にはなっていないように思われます。利用したいサービス、利用できるサービスがない。介護保険料を支払った上、さらに1割のサービス利用料がかかるなど、この制度上の問題もあります。来年度は、3年に1度の介護保険料見直しの年ですので、次の点を伺います。1つ目、平成19年度の介護保険の実施状況を伺います。あわせて特定高齢者の状況も伺います。2つ目、さまざまな社会的状況から来年度介護保険料は値上げせずに据え置くべきと考えますが、いかがですか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

本多議員さんの介護保険料は据え置きをと、質問につきまして保健福祉課竹内参事に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

本多議員さんの一般質問に対してお答えいたします。まず、1点目の平成19年度の介護保険の実施状況を伺います。あわせて特定高齢者の状況を伺いますということに対しましては、平成19年度の介護保険の実施状況については、平成20年3月31日現在で65歳以上の高齢者人口は679人で、要介護、要支援者ですけれども、認定者は119人、居宅介護支援サービスの延べ受給者数は640人となっております。平成19年度介護給付の主なサービス状況としましては、ホームヘルプサービスで延べ422人、デイサービスでは延べ361人、施設介護サービスでは、そこに延べと書いてありますけれども、実に訂正をしていただきたいと思います。実39人が利用しており、平成18年度から養護老人ホーム長寿園に入所されている方が介護保険サービスを利用できることになったことから、ホームヘルプサービスでは実29人、デイサービスでは実13人が利用されております。特定高齢者につきましては、65歳以上の特定健診受給者、それから要介護申請をしていない要支援になるおそれのある方で運動機能低下、閉じこもり等のおそれのある方を対象とした事業を行っております。平成19年度発生数は27人となっておりますが、事業を行うことにより3人の方が改善され、平成19年度末では24人の方が特定高齢者の対象となっております。2点目につきましては、現状の介護給付費から見ると要介護、要支援認定者がふえたとしても、介護給付費が大きくふえるとは考えられないことから、本年度介護給付状況をもとに策定される第4期介護保険事業計画内容、それから介護給付状況、介護給付費準備基金積立金を総合的に判断し、介護保険料を検討したいと考えております。以上です。

再質問 2番 本多夕紀江

それでは、再質問をしたいと思いますけれども、1点目です。決算審査資料などによりますと、介護給付費の総額が19年度は18年度に比べて600万円以上も減っています。ホームヘルプ、デイサービス、両方合わせた、その2つの利用者数は昨年度と比べて491人から783人へと大幅にふえていますけれども、この給付費の総額が減っているわけというのをお伺いいたします。2点目は、18年度の介護保険制度の大幅な見直しですね、それによりまして介護予防に重点を置くということになったと思いますけれども、このときの見直しで導入された新予防給付という制度ですね。これは、国の言うように要介護度の予防とか改善に中頓別町でも効果があったのでしょうか。この新予防給付の制度になってから2年余り、この事業がどのように行われてきたのか伺います。2005年9月の制度が始まる前の説明会のときは、新予防給付の対象者は39名ほどだというふうに伺っております。もう一点ですけれども、特定高齢者についてですが、ここに最初の答弁で65歳以上の特定健診受診者とありますけれども、これは特定健診というのは20年度から始まりましたので、ここでは違うのかなと思います。この特定高齢者を対象とした事業で改善された方がいらっしゃるというのは大変喜ばしいことだと思います。この特定高齢者は、介護保険給付の対象外ということではありますけれども、要支援、要介護にならないために、そういう高齢者を把握して改善をしていくという、こういうことを目的の事業かと思いますので、伺います。この特定高齢者を対象とした事業、対象者の方24人は、全員がこの事業に参加されているのかどうか。この事業の内容を伺います。以上、3点について伺います。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

まず、1点目の関係につきましては、ホームヘルプ、それからデイサービスが伸びている理由といたしましては、養護老人ホームの入所者が利用できることになったことから、ホームヘルプサービスが伸びておりますが、逆に1人当たりの給付費の高い特定養護老人ホーム入所者が減少していることから、保険給付費が減となっており、ここで保険給付費が減少しているにもかかわらず、ホームヘルプ、それからデイサービスの給付費がふえているという現象が起きております。2点目の新予防給付についてでございますけれども、効果があったのかどうなのかということ。それから、どのように行われてきたのかということなのですけれども、この新予防給付につきましては、平成17年度までは予防給付事業でございました。ですから、新しくできたというわけではございませんけれども、予防給付が新予防給付ということで現在の介護予防サービス等諸費が新予防給付に当たるという形になります。それで、現在の事業内容、それから事業量につきましては、後ほどの決算でも報告しますけれども、介護予防サービス給付費としては介護予防訪問介護、ヘルパーサービスですけれども、それが延べで50件、それから介護予防通所介護、デイでは98件、介護予防短期入所生活介護では9件、それから介護予防認知症対応型共同生活介護、これにつきましてが新予防給付で新しくできた事業でありまして、これにつきましては現在利用者がおりません。あとは、介護予防福祉用具購入費1件、それから介護予防のサービス計画給付費ということで139件という状況になっております。次の特定高齢者につきましては、どのような事業を行っているのか。24名全員が参加されているのかどうかということにつきましてですけれども、これにつきましては全員が参加しているわけではございません。ただ、特定高齢者を対象とした事業については、地域支援事業で介護予防特定高齢者施策事業という形で行っており、運動機能の向上、これはリハビリ教室、それから栄養改善、それから口腔機能の向上等を行っております。ただ、特定高齢者が一般の事業に対しても参加できるということから、介護予防一般高齢者施策事業にも参加しております。これらにつきましては、特定高齢者を認定された方につきましては、保健師が特定高齢者と相談をしながらケアプランを作成し、計画に沿った事業を行っており、本人の希望によりその事業に参加するという形をとらさせていただいております。以上でございます。

再々質問 2番 本多夕紀江

再々質問をさせていただきます。特定高齢者の対象の事業ですけれども、要支援の状態にならないようにということについては、もう少しここのところに力が入ってもいいのかなと思います。そういう要支援になるかもしれないよという方が全員それを改善する事業に参加されていないのは、どういうことかなと。本人の希望もあるということですけれども、送迎があるのかないのか。そのあたりもやはり大きな問題になるかと思いますので、ほとんどの方が参加できるようなやはり体制をとるべきではないかなと思います。それから、新予防給付ですけれども、決算審査の説明資料によりますと、要支援1の方が14名で居宅介護支援サービスの受給者ということで115人。ということは、1人平均、年に8回ぐらいサービスを利用されたのかな。あと要支援2の方が5人のところ、延べ利用者数21人ということは、年平均4回の利用なのかなというふうに思うわけですけれども、要支援1、2にあって、このサービスの利用回数では改善に役立つのかどうか。ちょっと私としては疑問に思いますので、何とか改善はできないものかなと考えます。そこで、2点ほど伺います。1点目は、介護保険料にかかわることなのですけれども、介護給付費の総額というのが平成14年、私はその前の資料はちょっと見ていなかったのですけれども、見ました資料のうち平成14年、これ介護給付費の総額が1億7,800万円だったのがだんだん減ってきているのです。19年度は約1億6,000万円に減っております。それに反してというか、介護保険給付費準備基金ですね、積立金のほうは14年末に518万円だったのが19年度末には2,400万円と、余ったお金というか、積立金は5倍近くにふえています。これは、やっぱり介護保険制度そのものが使える制度、使いやすい内容になっているかどうか。高齢者の実態や希望とかけ離れたものになっているような気がするわけです。国の制度ですから、町として簡単にどうするというわけにはなかなかいかないと思うのですけれども、そこで来年度は見直しの年なのですけれども、国のほうの来年度見直しの焦点は今どうなっているのか。それに伴って、中頓別町の第4期事業計画もつくり直されると思うのですけれども、今のところは計画のほうは大きく変わることがあるのかどうか、その点を伺います。2点目ですけれども、介護保険料は先ほどのご答弁ですと簡単に上げるというような方向にはならないというふうに私は受け取りましたけれども、また高齢者の置かれている今の状況ですね、これも十分にまた考慮していただきたいと思います。65歳になったら介護保険料が年金から天引きされる。国保税も年金天引きが決まる。75歳からは、後期高齢者医療制度も年金天引きと。この10月から、さらに天引きの対象者がふえますけれども、それに加えて天引きの対象がどんどん拡大、この後住民税の年金天引きも決まっているというふうなことで、どんどん天引きの対象が拡大していく中で、二、三年前の税制そのものの改正で年金はふえないのに介護保険料……介護保険料について言えば、年金はふえていないのに介護保険料が上がったという人が90人もいるわけです。中には、月額2,000円の介護保険料だった人が月額5,000円にまで上がるという人がいらっしゃって、これはもう本当に唖然とするばかりなのですけれども、またそこまでいかなくても、2人分合わせて介護保険料だけで、非課税世帯から課税世帯になったばかりに2人で介護保険料、年間3万6,000円もふえてしまうというような人も、そういうことでがっかりしている人もあるわけです。この介護保険料にかかわっては激変緩和措置がとられてきて、1年間延長されましたけれども、それも今年度で終わり。ですから、21年度からは90人の方々は実質的な値上がりということにもなります。こんな状況ですので、介護保険制度とか介護保険料の見直しに当たって、国が主催する検討会議だとか、国のほうから来るアンケート調査などがあるのではないかと思うのですけれども、もしそういうことがありましたら、地域とか高齢者の実態に合わせたサービスが提供できるように、市町村の裁量の範囲を拡大するように強く要望してもらいたいと思うのですけれども、そういうことができるのかどうか伺います。今の状況ですと、やはり高齢者、年金生活者の負担感、介護保険料は途切れることなく払っているけれども、その恩恵を受けることが本当に少ない。保険料あって……

再々質問 2番 本多夕紀江

わかりました。保険料あってサービスなしの状況になってしまうというので、改善を求める要望をしていただきたいと思います。以上です。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

1点目の介護給付費総額、14年から19年ということでお話がありました。お話がありましたように、介護給付費が下がってきてはおります。ただ、介護保険が使いやすくなっているのかどうなのかということにつきましては、介護認定をいたしまして、認定された方に対してケアマネジャーがケアプランを立てて、それに沿った形で、このケアプランというのは本人の意見を聞きながらつくっていくわけですけれども、そのケアプラン、本人の意向に沿った形で事業を実施していくという形になっておりますので、介護の認定された方に対しては、現在の事業の中で使いやすくなっているのかなと思いますけれども、そういうことでケアマネジャーが本人の意見を聞きながらケアプランを作成し、それに沿った形で事業を展開していくという形になっております。もう一点の第4期の計画につきましては、見直し、ことしは今後これから行っていくわけですけれども、これにつきましては平成23年度までの第4期の計画、最終の数値目標が決まっております。そういうことで、実情にということは、実績、それから18年から19年までの実績に沿った形で、果たしてその数字がいいかどうかということに対して見直しを行っていくということでございます。今現在では、介護保険法が改正されておりませんので、現在作成されている計画に対して大きく内容が変わるという形ではございません。あと、2点目の保険料につきましては、介護保険事業につきましては町村で行う事業が国で示されております。それに沿った形で計画を立てておりますので、そのほかに地域で実態に合わせた形で事業は展開できないのかということでありますけれども、これにつきましては地域支援事業の関係で介護予防の部分ができる。その範囲内であればできるという形になりますけれども、介護給付につきましては国で定められた内容以外に対しては行っていないということであります。以上です。

再々質問 2番 本多夕紀江

国のほうへの要望として、市町村の裁量の範囲ですね、サービスの提供に当たって、それを拡大するように強く要望してもらいたいということなのですけれども、これは可能なのかどうか伺います。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

要望につきましては、可能かどうか、ちょっと今ここで判断ができませんので、宗谷支庁のほうと協議をしながら、できるのであれば要望をしていきたいとは考えております。以上でございます。

出典:中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる