中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日
町職員の定員管理について
2008年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「町職員の定員管理について」質問し、町長 野邑智雄、南宗谷消防組合中頓別支署長 鳥田博が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、南宗谷消防組合中頓別支署長 鳥田博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 東海林繁幸
次へ移ります。3番目に、町職員の定員管理について伺います。まず、消防関係ですが、消防職員の定員は15名であります。現在は12名体制です。このため、職員は休暇をとれても、勤務明けとなっても町を離れない現状にあります。町長は、この春1名の増員を図っていただきました。私は、その姿勢を高く評価してきたところでありますが、残念ながらせっかくの職員が定着しませんでした。また、もとの12名体制を招いていることは本当に残念であります。ただ、枝幸町と合併した歌登分署でも15名定員のところ14名体制を堅持しています。一刻も早く一名でも増員する取り組みに着手すべきではありませんでしょうか。次に、町職員のうち世帯主である職員、世帯主でない職員もいるのですが、特に世帯主である職員が20年以上も臨時職員、いわゆる嘱託職員として勤務しています。これは、それぞれ扶養家族を持っている方々ですけれども、町民からこの職員、もう20年も勤務していますから、非常に評価も高いわけで、職務の内容は正職員と全く変わらない形態になっていると思います。しかし、残念ながら嘱託職員ということで給与の格差が、若干ではあっても生じているわけで、少なくとも若干であっても、勤務する職員のためを思うと、非常に精神的なものを感じていることは事実だと私は思うのです。これを何とか、町長も感じていると思うので、何とか是正を図るべきでないだろうか。いろんなタイミングがあるとは思いますけれども、直ちにと言ってもなかなか難しいと思いますけれども、そういった是正を図るお考えがあるかどうか、その辺を伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
町職員の定員管理について、1点目については鳥田支署長、2点目については私から答弁をいたします。
答弁 南宗谷消防組合中頓別支署長 鳥田博
東海林議員さんの質問にお答えいたします。中頓別支署では、職員間で基本的には交通事故などの災害に対応するために、町内には救急隊3名と救助隊4名、通信隊1名、計8名を残すことで取り決めております。したがって、町外に出られる職員は現在4名となっております。現状では、町外に出る場合、支署の掲示板の予定表に記入をいたしてもらいます。また、宿泊する場合は私事旅行届を提出していただき、職員全員に回覧をいたします。現在のところ、職員間で調整をしながら協力を得ておりまして、苦情はほとんどありません。ただ、緊急に家族や親戚などに不幸がありましたら、町外に出なければならない場合があります。その場合、取り決めた人数を割ることもありますが、限られた人員の中で協力をしながら業務を遂行しております。2月1日付で採用いたしました救急救命士は、6月30日で一身上の都合により退職をいたしました。早急に消防現職などからの中途退職者を採用するよりは、救急救命士の学校新卒者を採用するほうがよいとの判断から、平成21年4月1日採用に向けて募集をいたしましたが、受け付け期間を過ぎましても応募はありませんでした。今後は、受け付け期間を延長しまして、さらに募集を行ってまいります。職員が多いにこしたことはありませんが、財政上の理由もありますので、現状の体制で執行したいと考えております。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
2点目の嘱託職員の関係でありますけれども、私からお答えをいたします。現在本町は、財政健全化法の4指標の中の実質公債費比率が早期健全化団体基準の25%以上であり、早期健全化団体となることが確実であります。このようなことから、一年でも早く健全財政に移行させることが行政を預かる私たちの責任であり、今の状況の中で嘱託職員の待遇を改善することは難しいと考えます。しかしながら、個人的には改善をしてあげたいという気持ちを持っているということでご理解をいただきたいと存じます。
再質問 3番 東海林繁幸
再質問いたします。まず、1点目ですけれども、これを支署長が答弁したらこういう形になってしまうので、私の真意が伝わったのか伝わらないのか、職員が少ない中で協力してやっています、全く問題ありませんという言い方は言っていないのだけれども、何とか我慢してやっているよ。支署長であれば、本当は職員のためにもう少し窮状を訴えて、もうあと少しなのだから、頑張って職員のためにいい職場環境をつくってやるような、ひとつ頑張りを見せてほしいものだと思うけれども、1つ気になったのは、言質をとるようで申しわけないけれども、職員が多いことにこしたことはない。これは、ちょっと誤りです。定員が多いわけではありません。必要最低限の数を言っているわけです。これは、だれでもおわかりでしょう。15名の定員が多いことにこしたことはないというのは、気持ちもわかるのだけれども、しかし15名が12名でやる。言うなれば2割以上も欠けているということには、やっぱり職場の職員環境というか、職員の勤務条件については厳しい状況があるということは当然想定されるわけです。これでいいのだったら、定員直したらいかがですか。13名でいいと思うのなら13名に直したらどうですか。やっぱりこれは、きちっと消防業務を、しかも命にかかわる業務または財産を守る業務はどうしたってこの人数は必要ですよというのが定員なはずなのです。それを3名も切っているのだから、急いでやっぱり補充。少なくとも1人だけでも補充するというのが筋だと思うのです。これがもし少なくて、救急業務が何分もおくれたとか、1軒で終わる火事が2軒になったといったら、だれ責任とる。支署長とるの、そんなわけにいかないでしょう。だからこそ、そういう職員の体制を、職員の勤務が大変だからというだけでなくて、住民の生命、財産を守るという立場からも、早急に改善していくという方向を見出していただければと思うのです。決して15名が多いほどいいという、多くはないというふうに私は考えますので、感想でいいから聞かせてください。それと、町長、私は職員採用というのは大変だと思いますし、まして新たな職員を入れるというのは大変だと思います。ただ、町長、考えてもらわなければならないのは、町長はあと2年ちょっとで終わるみたいなことで日ごろ言っているから、それはそれでいいのだけれども、職員にとって十何年間の空白というのは、新卒がないという空白は、これは後で絶対後悔します、何十年後かに。絶対これは、当町にとってよくありません。だから、不補充しない、不補充しないは、町長の言いぐさだけれども、それでは町がきちっと将来動いていかない原因になってしまう。だから、2年に1遍ぐらいは、または3人退職するなら1人や2人はというような考え方でいかないと、財政健全化はもちろん大事だし、やっていかなければならない。だけれども、ただ予算減らし、人件費減らして、住んでいる住民、みんなサービス落とすことにつながっているわけでしょう、それ。だから、何とかそこら辺を食いとめながらも、財政健全化に向ける努力を、これが努力だと思うのです。ただ削るだけだなら努力ではない。努力しないつもりだったら、いろんな補助金、皆やめなさい。もうそんな補助金なくたって、農家も食っていけるし、年寄りだって食っていけるから。だけれども、そうはいかないので、やっぱりそれが呼び水となって住民の意識を高めることにもなるわけなので、だから私が思っているのは、その意識を高める方策としてこういった立場にいる人たちを改善していただければと思うのです。ですから、財政が厳しいからできないということは、私はひとつ理由にしてほしくない、こういう状況のときは。だから、何かを維持しながらも、一定のレベルを維持しながらも、健全化へ向けての一つの方策として、こういったことについては近くはなくても将来的に改善をするという考え方、町長はちょっと言っていただけましたのですけれども、もう一回確認させてください。
答弁 南宗谷消防組合中頓別支署長 鳥田博
再質問にお答えいたします。一人でも多くということで、こしたことはないということで答弁いたしましたが、これは定数条例が15名、この定数条例15名というのは平成9年4月に策定しましたので、ここで定数条例というのは消防力の基準とかからではなくて、実際必要最低限の人数が何人いるのかと。支署の職員でポンプ車とか、いわゆる消防自動車を運営するのに何人いるのだろうということで出したものが15名ということで、本当にかつかつという、15名で非常に厳しいというのは……本当は16名なのです。16名なのだけれども、1名、支署長はポンプ員とか機械員もできるだろうとか、そのような考えで15名にした経緯がございます。それで、本当は15名いればいいのですけれども、はっきり言って財政上の理由もありますし、ほかの歌登分署も15名で1名欠けております。14名体制なので、それも確認しましたところ、やっぱり財政上の理由ということで定員数は確保できていないということなのです。それで、その辺が理由というか、それで今のこの現状ですので、財政状況が逼迫した中で何とか町民の生命、財産を守るということで、我々現場を持たされた人間は一生懸命務めてまいりたいというふうに考えております。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
嘱託職員の関係でありますけれども、職員の採用の問題等々もお話ありました。これからいろんな職員の採用する場合については、必ず新卒を採用するというわけではなく、やっぱり社会的経験のあるような職員も採用するということが今後望まれる時代になってきているのでないかなと思います。そういうことで、今後職員採用についてもそういうことで考えていく必要性はあるのかなと思います。また、嘱託職員の待遇の改善についても、将来にわたって今のような状況がいいのかどうなのか。あわせて、総合的に現業職員が働く場所として今後また新たに出てくるのかどうなのか。そういうことを総合的に判断をしながら検討してまいりたい、このように思います。
再質問 3番 東海林繁幸
終わります。