みんなの議会

中頓別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月17日

保育所の民営化について

2006年12月17日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「保育所の民営化について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男、助役 矢部守世が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男、助役 矢部守世

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 柳澤雅宏

それでは、2点目の質問についてお伺いしたいと思います。保育所の民営化についてお伺いします。保育所の民営化については、中長期行財政運営計画の中でも位置づけられております。先ほど常任委員長の報告にもありましたとおり、私たちも11月の6日から7日、この民営化について新十津川及び栗山町へ視察に行きまして、さまざまな教訓を得たところでございます。本町におきましても、民営化の第一歩として幼児クラブと保育所について条例あるいは利用料の一元化が検討されておられるようですが、その検討がどのような状況にあるか、現在の状況をお伺いしたいと思います。また、町長は、以前分限免職は難しいというふうに答弁されたことがありますが、新十津川町では地方公務員法第28条第1項第4号の考え方として民間でいう解雇の4要件を守れば可能として、保育士を実際に分限免職しております。保育所に限らず、これから当町としても小さな役場を目指すという考えの上で、今後分限免職ということを当町としてもいつかの時点で考えなければならないときが私はないとも言い切れないというふうに思います。その点について実際国会等でも取り上げられておりましたが、この件について再度町長の認識をお伺いしたいというふうに思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

保育所の民営化について、前段につきましては奥村保健福祉課長に、後段は私から答弁をいたします。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

現在までの状況についてご説明申し上げます。10月の23日の行財政改革調査特別委員会におきまして報告いたしましたこども館管理運営検討委員会の中間報告に沿いまして、取り組みを進めているところでございます。条例及び保育料の一元化につきましては、実施に向けまして条例、規則等の改正についての内容の検討と保育料につきましても保育所の保育料と同様の算定方法で検討を進めております。しかし、認定こども園との関連があり、道と協議をしながら検討を進めているところでございます。また、認定こども園の認定を受けるためには現在の保育時間を4時間以上に見直す必要があることから、現在保護者の意向調査をしながら保育時間の変更について検討していく予定でございます。以上です。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

後段の関係について、私からお答えをいたします。地方公務員法第28条第1項第4号、職制もしくは定数の改廃または予算の減少により廃職または過員を生じた場合の分限免職は、法律上認められておりますので、任命権者、町長して地方公務員法や民間の整理解雇4条件クリアすることにより可能であるとの認識を持っているところでございます。

質問 4番 柳澤雅宏

分限免職については、ただいまの答弁で十分理解させていただきました。あと、保育所の方なのですが、先ほども言いましたように、新十津川、それから栗山等を視察して、確かに先ほどの常任委員長の報告にあるように、民営化に向けての受け皿というのが札幌圏に近いということがあって、条件としてはそういう民営化が割と行いやすい地域だったのかなというふうに思います。ただ、中頓別の保育所として私がすばらしいと思うのは、新十津川では民営化されたことによって、子育て支援という事業が民営化されたその先で考えられるようになってきておりました。ですから、今まで公設であった保育所等については、子供支援、そういう事業がなされていなかった。民営化されて、民間がやるようになった。それから、栗山町においては、民営化されて、余った保育士に新たな子育て支援という事業をやらせているということなので、ここも子育て支援みたいなことは今までなかったのかなというふうに思いまして、当町においては幼児クラブから保育事業、それから子育て支援等を従来からこども館の中でやってきているので、そういう点においては中頓の方がずっと先にいっているというふうに認識したところで、これは改めて中頓の保育所は結構いろんなことを頑張っているのだなというのは実感させていただきました。ただ、だからこのままでいいということには私はならないと思うので、その点だけ一言申し添えておきたいと思います。答弁にあった保育料と認定こども園との関連ということ、認定こども園の関連があって保育料が云々ということがあるので、この関連というのは保育料を決める上で認定こども園とどういう関連があるのか、その点についてお伺いしたい。それから、保護者の意向を調査しながら保育時間の変更について検討していくという答弁なのですが、保護者の意向を調査することによって保育時間というのが変わり得るということなのかなと。だから、保護者の希望によっては時間の変更があるよというふうにとらえたらいいのか、私はある程度の方向性を決めて、その保護者の方に理解してもらうという方が、私は方法としてそうではないのかなというふうに思うので、保護者の希望によって時間がばらばら、ばらばら変わるということはあり得ないと思うので、この点についてどういうふうに考えているのかお伺いしたいと思います。それから、認定こども園については、4パターンあります。幼保連携型と幼稚園型、保育所型、地方裁量型。中には当町にそぐわないパターンもあるのかなというふうに思うのですけれども、当町としてはどのパターンを念頭に置いて考えておられるのか、その点についてお伺いしたい。それから、例えば認定こども園を目指すとするならば、いつごろまでに認定こども園の申請というものを考えておられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

まず、1点目ですが、保育料の算定が認定こども園とどういう関係があるのかということですけれども、保育料の算定につきましては基本的な設定の方向につきましては今ご説明申し上げたとおり、保育所の保育料と同様の設定の仕方を考えております。ただ、料金を確定する上では、保育時間に基づいて幼児クラブの保育料が決定されることから、幼児クラブの保育時間が変わることによって料金の額が変わってくるということでございます。2点目のアンケート調査の関係なのですが、アンケート調査につきましては基本的には認定こども園につきましては4時間以上の保育時間を常時しなければならないということが原則でございますので、今現在の保育時間が2時間30分の保育と6時間の保育になっております。したがいまして、これを4時間以上の保育時間に設定をしていかなければならないということで、アンケートの中身につきましては4時間と6時間との設定でもってアンケート調査をしているところでございます。したがいまして、それに伴ってアンケート調査している保護者の皆さんがすべて4時間でいいという状況になれば4時間一本の保育時間の設定となりますし、4時間、6時間双方に一定程度の希望があるということになれば4時間あるいは6時間の2パターンの保育時間の設定ということで考えていくということでございます。それから、認定こども園の形態なのですけれども、今議員が言われたように4パターンの認定こども園の型がありまして、中頓別におきましては保育所型の認定こども園の設定を考えておりまして、中頓別については現在幼稚園がありませんので、幼稚園の機能を幼児クラブが担っているということもあります。したがいまして、幼稚園がないところにつきましては認可保育所プラス幼稚園機能を備えるパターンが該当になるということで、保育所型の認定こども園を現在考えているところでございます。次に、申請の時期なのですが、申請の時期につきましては認可を受ける3カ月前までに認定申請が必要だというふうに言われておりまして、今現在4月1日を目指すとすると12月中あるいは1月の前半に認定申請の申請書を提出する必要があるというふうに考えております。

質問 4番 柳澤雅宏

認定に向けて、12月中か1月の頭ぐらいということなのかなと思うのだけれども、その時期までに認定こども園等に関して、あるいは先ほど言う保護者の意向等を調査して、最終的にその時期までにすべての申請に向けての整備が整うのかどうか、その可能性として十分間に合うかどうかについてお伺いしたい。それから、先ほどの質問の中で町長も保育所や、それから自動車学校の法人化あるいは民営化等についても答弁されましたけれども、先ほど申しましたとおり、視察に行った他町村と違って、ここら辺で民間の受け皿となり得るところはないわけで、民営化に向けた受け皿づくりを今後どう進めていくか。民営化をする以上、やっぱり受け皿を見つけなければならないわけで、その受け皿をどういうふうにつくっていくかという点について、何か考えがあればお伺いしたいというふうに思います。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

前段の申請について12月中あるいは1月の上旬まで間に合うかというご質問でございますが、今間に合うように努力して書類等を作成しているとともに内部協議を進めているところでございます。

答弁 助役 矢部守世

2点目の民営化の受け皿づくりについて私の方からお答え申し上げます。現段階におきましては、認定こども園等々の制度改正を今考えておりまして、それを当面継続しながら、並行して民営化の受け皿づくりについても検討していかなくてはならないだろうと。ただ、現実問題として現段階で言えることは、極めて町内にはそういった団体というのは難しいのかなと。だから、その受け皿づくりの具体的な検討に入るまでに、いかに今のこども館の経営を改善できるのかと、そういった努力にかかっているのかなというふうに思いますので、今後平成19年度から効率的な財政的な部分も含めて経営を図っていきたいなというふうに考えております。

質問 4番 柳澤雅宏

具体的な受け皿づくりについての質問としては、具体的なものが出てこなかったので、今のところはないというふうにとらえていいということですね。わかりました。では、以上で質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月17日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる