みんなの議会

中頓別町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月16日

介護保険制度に伴う介護サービス利用者の負担について

2005年6月16日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「介護保険制度に伴う介護サービス利用者の負担について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課参事 竹内義博が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課参事 竹内義博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 本多夕紀江

それでは、二つ目の質問に移らせていただきます。二つ目ですけれども、介護保険制度に伴う介護サービス利用者の負担について伺います。介護保険制度の大幅な見直しが今論議されており、2006年4月から実施されます。それに先立ち、前倒しの形でことし10月から介護3施設の居住費、食費が保険給付の対象外になるということです。低所得者に対する措置もあるようですが、特別養護老人ホーム長寿園及びショートステイ、デイサービス利用者の負担はどのように変わるのでしょうか。所得段階別の居住費、食費の額を伺います。給付の見直しでますますデイサービスが利用しづらくなったり、年金の額や介護度によっては費用を負担できず施設に入れなくなることもあるのではないかと思います。町として何らかの援助の手だて、対策を考えていますか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

2点目の介護保険制度改定に伴う介護サービス利用者の負担について、保健福祉課竹内参事から答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

今の本多議員さんからのご質問にお答えいたしたいと思います。1番、2番含めまして、介護保険制度の施設サービスの利用者負担が平成17年10月1日から一部見直されます。現行では保険給付の対象経費に居住費と調理コストが含まれておりますが、改正ではこの居住費と調理コスト、それから食材料費は全額個人負担となります。現在介護保険制度改正内容については国からまだ正式に示されていないことから、現段階では詳細を示すことができません。改正内容が正式に示された段階で町民に周知をしていきたいと考えております。

再質問 5番 本多夕紀江

では、再質問をさせていただきます。マスコミ等では大々的に取り上げられていますが、国から正式に示されていないということであれば新しい部分については仕方がないと思います。そこで、現行の利用者負担について伺います。介護サービス費用のうち食費、居住費は、今幾らに設定されているのでしょうか。中頓別町内で利用可能な三つについてお尋ねします。施設の場合、デイサービスの場合、ショートステイの場合です。それからまた、所得による介護費用の負担の上限は幾らになっているでしょうか。金額的な面と、もう一つはお知らせのことですけれども、改正内容が正式に示された段階で町民に知らせるとのことですが、それはおよそいつごろになるということはわかりますか。10月実施の部分と4月実施の部分の両方について伺います。それから、お知らせの範囲ですけれども、全町民対象ということでしょうか。今回は発足以来5年を経ての介護保険制度の大幅な見直しであること、また65歳以上の人はいつでもサービスの利用者になれる、なる可能性が高いですし、40歳以上の人は皆介護保険料を負担しています。また、40歳以下でも家族がサービスの利用者の場合があることも考えますと全町民に改定の内容や中頓別町での負担について知らせるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

まず、1点目の介護保険制度の食費、それから居住費の額につきまして、現行の額につきましてご説明いたします。特別養護老人ホームの長寿園の場合の現行の額でございますけれども、まず食費につきましては所得に応じて段階が設定されております。第1段階では現在1日300円、それから第2段階で1日500円、それから第3段階から第5段階までは1日780円ということになっております。それで、これらに対する限度額、上限額につきましては、1カ月第1段階では1万円、それから第2段階では1万5,000円、第3から第5段階では2万6,000円となっております。現行の居住費につきましては、現在保険給付の対象経費の中に含まれていることから、1日当たりの金額を出すのは難しいのかなと思います。金額を示すことは現段階ではできません。それから、ショートステイの場合につきましては、現行の食費につきましては1日780円となっております。食費は全額利用者負担であり、長寿園で1日当たりの単価を設定いたしております。次に、現行の居住費につきましては保険給付費の対象経費に含まれていることから、1日当たりの金額を算定することは難しいということでご了承をお願いいたします。それから、デイサービスにつきましては、現在食材料費、保険給付外ということで400円いただいております。それと、保険給付費の中に含まさっております食事加算、これについては1割負担という形になりますので39円、390円ですので、39円が個人負担ということで合計で1日が439円の負担となります。次に、2点目の介護保険制度改正に伴う住民周知につきましてですけれども、10月からの改正につきましては8月ごろに介護報酬が国から示されることになっております。示された段階で早い時期に町民に周知していきたいなということで考えております。また、来年の4月1日から全面的に介護保険制度が変わってきます。それにつきましても現段階では、介護報酬の告示、それから指定基準の公布が来年の2月ごろに告示されます。その段階、もしくはその前段で確定された内容がわかり次第住民に周知していきたいなということで考えております。ただ、対象者ばかりでなくて、できることであれば対象者外の住民にもわかるような形で周知していきたいなと現段階では考えておりますので、よろしくご了承の方をお願いいたします。

再々質問 5番 本多夕紀江

再々質問をさせていただきます。今までの件については、大変よくわかりました。再々質問ですけれども、国から改正内容について正式に示されてはいないとはいうものの、介護保険制度改革の全体像というものが示されたりしているわけです。その中で軽介護者を対象に新予防給付が予定どおり実施されると在宅でのサービス利用がかなり制限されて、困る人が出てくるのではないでしょうか。これは、費用負担とはまた別であったり、費用負担も絡むと思いますけれども、直接には関係ないかもしれませんけれども、要支援、介護1、介護2の方々がホームヘルプサービスを利用されて、それを支えに日常に在宅での生活、自立して日常一人で暮らしている、あるいはお年寄りだけで暮らしていらっしゃるという実態が中頓別でも多いように思います。介護保険者の責任として中頓別の人たちの介護の実態をよく把握し、早目の対策を講じて、途方に暮れるような人がないようにすべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)

今のご質問につきましてですけれども、現段階でどういう介護利用者がどういう介護サービスをどのぐらい受けているか、その辺を分析しまして、できるだけ介護サービスが容易に受けられるように考えていきたいと思っております。現段階では、介護保険制度に対して大きな内容では出てきておりますけれども、ただこれらにつきましては全国の介護保険担当課長会議等の資料や何かは出てきておりますけれども、その内容につきましても会議があるたびに内容が変わってきます。そういうことで、現段階ではこういうことになるという内容の説明につきましては避けたいなということで考えております。そういうことで、介護保険改正の内容が二転三転する中で、今後どういう形をとっていくか検討していきたいなということで考えております。

再々質問 5番 本多夕紀江

これで私の質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月16日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる