中札内村議会 令和5年9月定例会 2023年9月8日
利用状況について
2023年9月8日、中札内村議会の一般質問で、福原一斉議員が「利用状況について」質問し、村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美、副村長 山崎恵司、教育長 上田禎子が答弁しました。
- 質問者
- 福原一斉 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美、副村長 山崎恵司、教育長 上田禎子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 福原一斉
次に移りたいと思いますけれども、今質問したように、この答弁書にあります上札内放課後児童クラブを廃止するに至った理由というものは、とりあえず2つとも根拠がないものでないかなというふうに考えます。であるならば、そもそもの理由は何だったのかということを聞きたいと思います。ここの答弁書にはないですけれども、何かしらの理由があったのではないかと私は推察するところでございます。それが何なのかといいますと、昨年春から夏にかけては、上札内の学童の利用状況、非常に厳しい状況といいましょうか、少ない状況で推移をしておりました。登録人数は、はっきりとは覚えていないのですが、1人から2人、3人の登録者だったのかなというふうに思います。また、利用状況については、平日においては、平日休日においても1人という非常に少ない状況だった。そういった状況を判断されて、廃止の方針を打ち出したのではないかなと。こういうふうに、これは推察でありますけれども、そういうふうに考えております。しかしながら、これは上札内においても1人とか2人とか、そういった少ない人数はこれは非常に特殊な例でして、少ないには理由がありました。これは何かというと、昨年の春ですか、上札内の学童において、毎年人数の変動というのは非常に大きいです。これは親御さんの仕事の関係ですとか、子どもたちの少年団活動、そういったものが影響していると。そもそもの登録者数が少ないのでね、学童に通える人たちの変動が大きくなると、そういう事情があります。また、山村留学においても、4月に中札内に来て、一定程度馴致期間といいましょうか、慣れる期間を持つために、とりあえず様子見で学童に入れないよと、そういう人が一定程度いらっしゃる。そういったことを考えれば、春先に少ないということは非常に特殊な例であって、事実として、昨年8月には、学童の人数は6名の登録者、それから平日においては4名から5名の安定した利用があったと、このように思っております。なので、少ないから、利用者が非常に少ないから閉鎖してしまおうというような考え方は、少しずつ改善されつつありますし、今年についてはさらに登録者は9名、10名かな、ちょっとすみません、はっきり覚えていないですが、9名の登録者になっていると、そういう現状でございますので、その辺の認識ですね。少ない状況であったのですけれども、そういった状況の中で、村の方針として学童を閉鎖しようというふうな方針に至ったのでないかなという推測をするところでございます。また、この村の方針ですけれども、これがどういった過程で、どういった場面で決まってきたのかというのを、私の認識不足でございますので教えていただければというふうに思いますけれども、村長、こういった方針ですね。学童がなくなる。村の事業の一つとして行っているものがなくなるというのは非常に大きな案件だと思いますし、そういった方針を決めるのは1人で決めるわけではない、いろんな会議だとかそういったものの中で決めてくるものだと思います。そういった順序といいましょうか、そのやり方ですね。そういったものをお伺いしたいのですけれども、よろしいでしょうか。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
それでは、福原議員の質問にお答えいたします。冒頭、答弁書に述べた理由、根拠がないというお話されたのですけれども、これについては根拠があるというふうに考えております。ちょっと順番あれしますけれども、利用者が少なくなっていることが今回の判断の理由になったのではないかというお話されましたけれども、それは当然判断になっています。それは学童保育というサービスを維持していく上で、人材確保が難しいという状況がある中で、非常に利用が少なくなっているサービスに人材を確保する困難性。ややもすると誰でもいいから入ってほしいみたいなサービスは果たして本当に子どもたちにとっていいことなのか。ということは、地域医療においても、非常に病院の維持をしていくために、中札内以外の市町村というのは大変ドクターの確保に苦労しているわけです。その病院を維持するために。それは誰でもいいから医師来てほしいということで、いろいろな問題も生じております。ある程度、ある程度というか、良いサービスをどう持続的に維持していくのか。しかも、その人材を確保するためには大きな困難がこれから直面することになるというのは想像できるわけなので、当然利用人数の動向というのは、事業を今後どうするかということでは大変重要なファクターだというふうに考えております。それともう一つ根拠がないというふうにおっしゃいましたけれども、いわゆる上札内の子どもたちと中札内市街地の子どもたち、上札内小学校と中札内小学校の子どもたちが、交流がないことでどんな問題がこれまであったのだと。私は知らないというようなお話ではありました。これは明確な問題があったというのは私も認識しておりません。ただ、私も子ども4人育てた経験から、特に高校に進学させるときには、中札内から帯広の高校に行くときには本当に友人が少ないわけですよね。学習塾とかに通っているお子さんたちは、学習塾での友だちがいたりして馴染みやすいということがあったのですけれども、ちなみに私の子どもたちについては塾に通わしておりませんでしたので、親としては非常に不安な気持ちを抱いておりました。実際に子どもたち、不安は口にしませんでしたけれども、いろいろ悩みながら学校生活を送って友だち関係を構築していったというのは理解しております。なので、目に見えてあるから、目に見えていないから課題がないかということではなくて、そういった交流の場があることはマイナスになることは絶対僕はないと思っていて、要するに、交流は苦手だという子どもに行ってほしいということではないのです。当然、教育分野でおいても、そういった交流の場、いわゆる教育現場同士の交流の場というのはこれからも進めていってほしいなと思いますし。なので、明確な課題が起きていないからいいのではないかということではなくて、僕は1人の親として、交流する機会、チャンスは用意する。そういったチャンスは子どもたち選択できるようにしておくというのが一番いいのかなというふうに思っております。あと、学童保育を1つにすることの弊害。これは福原議員、学童保育を廃止、廃止という言い方をしておりますけれども、中札内村としての学童保育のサービスは維持していきます。そこはしっかり維持できるように、人材確保においても一生懸命頑張ってまいりたいというふうに思っております。中札内村としての学童保育はあります。上札内については、廃止というふうに、そういった見方をするとすごくマイナスの評価になりますけれども、単純に見守りスタッフというと軽く感じられるかもしれませんが、そういう体制に移行した後は、教育委員会として、交流館として、地域の公民館機能として充実した中で、子どもたちをしっかり見守っていく。そういった僕はプラスに働くような形にしたいなというのが考えでありますけれども、まだこれは何も決まっていない段階ですので、僕の思いをここでたらたらと語ったところで、教育委員会の方でまだ具体的に動いておりませんのであれですけれども、僕はこれは子どもたちにとって選択肢、子どもたちにも子どもたちを育てる保護者にとっても、選択肢が増えるプラスの要素しか実はないというふうに考えております。福祉の観点での学童保育はきちんとあるわけです。そこに至る中札内児童館まで行くための、確かにこれまですぐ歩いて行けるところがバスに乗っていかなければいけないというようなデメリットは、それはデメリットかもしれませんけれども、できる限りその解消に努めていく考えですし、上札内交流館を運営していただくスタッフ、フロンティア会議さんの後継者になるような組織が、もっともっといろいろな公民館事業充実していけば、いわゆる子どもの見守りサービスというのも、単純に見守りではなくて、いろんな関わり、いろいろな展開が出てきていくのではないかなというふうに思っておりまして、私については、これはデメリットというのは、交通の便のデメリット、確かにそれはあるかもしれませんけれども、子どもたちの選択肢が増える、保護者の選択肢が増えるという面では、僕は相当大きなメリットになるというふうに考えて、今回の決断をさせていただきました。ここまで答弁させていただいて、福原議員にお聞きしたいことあるのですけれども、学童という制度が重要なのでしょうか。子どもたちが安心して放課後過ごせる場所があるということが重要なのか。この辺りはどのようにお考えでしょうか。
質問 5番 福原一斉
私は、先ほど、村がこういった方針に至った経緯をお伺いしたところでございまして、今答弁にありましたようなことは、ちょっとこの後に聞こうかなというふうに思っていたところもあるのですが、そういったことも踏まえて、今の質問にお答えさせていただきたいと思います。学童はもちろん、放課後の子どもたちの居場所ということですね。それはもちろん大事です。しかしながら、学童という制度はそれだけではなくて、そこに預ける親の安心、親が安心して働けるということが第一前提です。それがないことが、それがなくなることが僕の質問にありますように、重要な社会基盤の1つであると書きました。これは子どもが放課後早く帰ってくることによって、その親は仕事に行きたくても、その時間は家にいなければならない。子どもと一緒に過ごさなければならない。そういったことから、そこで安心して預けられる場所が必要だと、こういうふうに申し上げています。先ほど来、村長が申します見守りという制度ですね。これには実は預かるという観点はないのですね。見守り体制についての素案ということで、8月23日にいただきました。僕がこの質問書を通告した後にいただいたのですけれども、これはPTAの保護者たちがいろいろ知恵を絞ってたくさんの会議を持ちながら要望書を、こういうふうにしていただきたい、あるいは、こういう問題についてはどうなのだというような中で、この見守り体制ですね。どのように構築される考えがあるのかということでお答えした答えがこの素案です。実はこの見守り制度というのは、今ここで出てきた話ではなくて、昨年の12月、これは昨年度ということでございますけれども、PTAの保護者説明会ということで開催されました12月の8日です。この席に、私まだ議員でもありませんでしたけれども、地域の者として、保護者に一緒に来てもらえないかということでお伺いしたところ、副村長だったと思います。副村長、福祉課長、教育次長、その他出席される中で突然提案された見守り制度というものです。その場で学童については廃止の方向です。見守り制度を設けますので、これで安心ですねというような説明だったかと思います。しかしながら、この見守り制度については、具体的な素案もなく、どういった人間が通えるのか、どういった親が預けられるのか。あるいは、どういった人が配置される予定であるのか。そういった素案についても全くない状態で、昨年の12月ですよ。そこからスタートして、つい先日、この素案が出てきたのです。この間8ヶ月間、この素案1枚をもらうために、いろんなPTAの会議ですとか、私も要望しましたけれども、早くこの見守り制度について、どういった制度なのかということ。これをずっと要望してきているのに、8ヶ月経ってようやくこの紙1枚出てきたという状況です。また、この中身を見ますと、果たしてこれで安心して子どもを預けられる制度なのかというのは甚だ疑問です。また、この要望アンケートを見ますと、果たしてこれで誰が応募してくれるかな。そんなふうにも感じるところでございます。詳しく中身を紹介しますと、まず、資格等については専門知識は問わない。子どもと遊べる素質がある人、経験者とあります。これは子育てを経験した人であれば誰もいいと。そういう形でございます。また、この素案については、この見守り制度を設けたときに、どれぐらいの利用者があるのか想定しているのかいないのか。PTAでは、いろんなアンケートの中で、こういった見守り体制、しっかり預けられる体制ができたときに、何名預けられるかということも調査をしておりますが、その中で15名ほどの利用が見込めるだろうと。そのような数が出てきておりますが、逆に福祉課長にお伺いしますが、この素案について、どれぐらいの利用を見込んでの素案になっているのかということをお伺いしたいところでございます。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
利用人数の見込みですけれども、来年度の山村留学の方たちの体制がまだはっきりしていないという状況の中での推計になりますけれども、今現在、学童を利用していただいている方が、平均で月4、5名程度、一般利用の方が来る日、来ない日がありまして、1、2名程度ということですので、少なくとも10名前後かなというふうに思って想定はしておりました。保護者の方とちょっとお話をさせていただいたときには、もう少し人数がいるのかもしれないという状況もお聞きしましたので、それはこの後の意見交換の中で深めていかなければならないのかなというふうに思っているところでございます。
質問 5番 福原一斉
概ね10名程度の利用を見込んでの素案ということでございますけれども、これでPTAでは15名を予定しているということで、もうすでに5名の祖語が出ているという状況でございます。こういった、不備とまでは言いませんが、そこまで考えていなかったということだろうと思いますけれども、昨年の12月からもうすでに9月に入っていますよね。そういった中で、この素案をどれだけPTAと揉んでものにして、あるいはこの後応募をして、この見守り体制を構築されるのか。その辺のタイムスケジュール的なものですね。今現在9月です、いつごろこれが決まって、そういったものが春から親御さん方が安心して預けられる見守り体制というものが構築できるのかということをお伺いしたいですけれども、それのほかにもう一つ、利用環境等、見守り体制の中で、利用時間については1時から6時までというような形で明記をされています。しかしながら、長期休暇についても1時から18時までと、こういったような時間帯でございます。要は長期休暇の間は親は働かないで家にいれと、そういうようなふうにも取られかねない。預かるという大元がない、見守りだからこういうふうになっているのかなという印象を持つ次第です。これ23日に出来上がった体制に対して、すでにPTAから数多くの要望も課長のもとには届いているのかなというふうに思います。私の手元にもございます。8ヶ月間揉んだこの体制の素案に対して、今現在、30項目ほどの改善点、問題点、指摘点、そういったものが出ています。ちょっと紹介しますと、親としては子どもの安全確保が前提でなければ利用が難しいと考えています。この素案を見て、子どもの安全確保が不十分だというふうに捉えているのだなというふうに思うところです。また、事業の名称を決めてほしい。見守りスタッフを配置するではなくて、制度としてこれを発足させることによって、親の安心につながるのかなと。そういう意見でございますし、これは昨年来、この見守り制度については名称を決めてくれということは申し続けておった要望点だったというふうに思います。その他数多くのこういった要望、それがたくさんの時間を経過して、多分この、ゴールとしては、12月か1月ぐらいまでには最低限、来年度の体制ということで決めていかなければならないと思いますけれども、果たしてこれで間に合うのでしょうか。来年度の親御さんの仕事もどういう働き方になるのかわからないという状況になるのではないでしょうか。実際に山村留学家庭においては、学童がなくなるのだったら来年どうしようかなという声も聞かれます。なくなるのではなくて見守り体制をという形でございますけれども、少なくとも、今現在、上札内の学童保育に入れているお母さん方、親御さん、これについては、今現在中札内に通うこともできるのですよね。できるのです。中札内の方が6時まで預かってくれます。上札内5時までです。そういう状況にも関わらず、小学校からバスも出ますね。そういった状況にも関わらず、上札内を選んで上札内に入れている親御さん方がいらっしゃるということです。ということは、学校の近くにこの学童があるということ。これが大変重要なことだというふうに私は判断をしているところでございます。先ほど村長からもデメリットばかりではなくというような話もございましたけれども、学校の近くに学童がないこと。これが最大のデメリットです。自分が通わせる子どもの親だとしたら、学校が終わって放課後、バスで遠くの学童に預けられる。親御さんは家の近くで仕事をしている。そういうような状況が果たして親の安全を担保する学童としての姿なのか。今一度認識をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
私の方から一つ、昨年度の私が出席をしていた地域との懇談の段階、その段階では具体的に交流館を使って、見守りサービスというような言い方をしたかどうか非常に微妙です。そこで見守りをすることができる体制を取ることで一本化をすることのデメリットを薄めるという言い方をしたと思います。それ以降、それが放ったらかしにしてあったわけでは全然ありません。結果的には、令和5年度については、村としてもこのまま議論を平行戦のまま続けても、学童保育の一本化はすぐにはできない。そうすると、そこに学童保育、見守るスタッフ自体もいない状態が発生してしまうので、結果的には、フロンティア会議さんに依頼をして、5年度1年間、何とか継続してくれないかという要請をして、それを受けていただいたということでございます。ですから、新年度、5年度に入って福祉課の方で動きましたけれども、先ほどの6月の村長を交えたPTAとの懇談2回。そこから再度仕切り直しをやったわけです。その段階で、村の方針として、交流館での見守りスタッフを配置してという件も出しながら、話し合いを2回続けた結果、その後にこの要望書が出てきて、それに対する回答を村の方でもしましょうというのが経緯だと。ちょっと中端折っているかもしれませんけど。決して昨年度の意見交換、複数回やりましたけれども、それを結果的には放ったらかしにして、先送りしただけではないかということではなくて、一度はそこは村としても、一度は撤退した形ですけれども、5年度については、放課後児童クラブを継続するというところで一度止めておいて、再度話し合いを、新年度に入ってから持ったと、そういう経過だというふうに認識をしております。それと名称の話は、事業名称ですね。そのことは、昨年度の段階で出席をしていた私も福祉課長の方も、その名称自体を決めていないことだとか、その辺も、先ほどの放ったらかしではないといったことも含めて、その認識はまだなかったです。何でかというと、そこが平行線の状態で動いていましたので、勝手に事業名称付けてしまうわけにもいかないというのも当然あるかと思います。村の方で勝手に先に走らせたという取り方をされるのもちょっとまずいなということもありましたから、そこは事業名称まで付ける認識は、その時点ではなかったと。今後については、まだ話し合いの最中ですから何とも言えませんけれども、当然、方向性が見えてくれば、その事業の正式な名称も含めて表に出すような形にはなるとは思いますけれども、そういう認識でございます。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
先ほど、後半の方で安全面、いわゆる見守りに関する安全面というようなお話、不安だというようなお話あったのですけれども、小学校の放課後の過ごし方における安全というのは、どの程度担保できる。要するに安全、どうでもいいという話ではなくて、例えば、では子ども1人に大人が1人いなければだめなのかだとか、そういったことをお話されているのではないとは思うのですけれども、例えば、上札内交流館で館長もいらっしゃいます。見守りスタッフという者も配置します。そういった大人2人がいるという状況では、やはり上札内の子どもたちを遊ばせるのは、上札内小学生を遊ばせるのは不安だということをおっしゃっているのかなと思うのですけど、本当にそれは不安なのかなというのは、私としては正直疑義を感じるところであります。小学校においても、例えば、上札内小学校は本当に小規模に、子どもたち見られますけれども、その他の普通の中札内小学校においても、児童が二十数名いる中で先生1人とかで見ていたりするわけですし、中札内の学童保育についても、放課後児童クラブについても、大体平均50人ぐらい利用者がいて、パートを含めて6名ほどのスタッフが見ている。実際私も放課後児童クラブ、上札内の方も中札内の方も拝見させていただいておりますけれども、子どもたちは正直、大人のことなんか関係なく自由に楽しく遊んでおります。大人の方々は、時に、それは放課後児童クラブであっても、時には声を掛けたりしますけれども、子ども同士で、大人の目の届かないところでも普通に遊んでおりますが、今回の中札内村、村として進めようとしている交流館の見守りというのが、どんな危険性をはらんでいるのか。それは人が生きていく上でリスクはゼロにはなりませんけれども、そのリスクをゼロにするということはなかなか難しいかなっていうふうに思います。生きていく上では。ただ、要するに交流館に大人2人配置されているような状況でも、それでもやっぱり安心できない、子ども同士では遊ばせられないという不安感というのは、ちょっと行き過ぎではないのかなというのが正直な感想ではあります。なので、僕は小学生ぐらいになれば、大人が肩越しに見るような遊びではなくて、それは危険な遊びはしてほしくないですけれども、自主的に遊んでいただくような環境というのを整える。そういった場所があるべきだというふうに考えております。中札内、いわゆる学童保育としての事業をやはり、保育と名称が付いていますので、どちらかというと、子どもたちの安全にやや配慮しているような動き。当然、見守りも子どもたちの安全を重視するのですけれども、恐らく上札内の子どもたちってきっと、少人数ですから、いろいろとうまく、大人が温かく見守る中で安全に遊んでいけるのではないのかなというふうに考えております。
質問 5番 福原一斉
答弁の中で、非常に長い答弁だったので、一つひとつ質問をしたいと思いますけれども、館長もスタッフなのでしょうか。交流館の館長もこの見守り体制のスタッフであるというのであれば、この素案にも書いてあるはずなのですけれども、アクシデント発生時の対応要員は館長と書いてあります。つまり配置は1人なのです、これ。1人で、今想定されている15人の子どもを見ると。これは不安以外の何物でもないのではないでしょうか。今、上札内の学童については、子どもは9名体制ですけれども、大人は3名体制です。2人ではありません、3名体制です。4月から1人増員されています。これは体調面ですとかそういったものを考慮されてということではありますけれども、それと同等とは言わないですけれども、15人に子どもに対して、子どもは増えているのに対して、見守る人は一人だというのは、これは安全面的に考慮されていないというふうに判断するしかないのではないかなと、私はそういうふうに思います。交流館も非常に広く、学童の部屋から講堂まではかなり死角も多い。あるいは、15名いれば、低学年の子もいれば高学年の子もいる、男子も女子もいる。そういう中で、1箇所で遊ぶということは、これは不可能です。あちこちに分かれて遊ぶということが当然ながら想定されるわけで、そういう中で1人の張り付けで全てを見守れるのかと。そういう不安が、安全面への不安ということだと認識していただければなというふうに思います。決して1人に1人付けれと、そういったような意味合いで言っている話ではありません。また、副村長も言われましたけれども、名称ですね。名称を付けた方がいいのではないかというのは、私の記憶の中で12月一番最初に見守りサービスということが出てきたときに、これは見守りではなくて、預かりなり子どもセンターですとか、何かしらの名称を付けて制度化しないと、名前というものも非常に大事で、そういったしっかりした制度の中で子どもを預かる、見守る、そういった体制が必要なのではないかなと。学童がなくなるのであれば、学童と同等の見守り制度にしなければならない。全く同じにしてとは言いません。そういったことでございますので、ご認識をしていただければと思います。ちょっと中身いろいろ飛びましたけれども、答弁書の中に、中札内学童に通う際に、スクールバスを利用するというように書かれています。これも確定ではないことだと思いますし、送迎体制の確保も検討しておりますということで書かれております。送迎体制ということは、送りに関しては今現在も、上札内の子が中札内の学童に通う際には、これは確保されています。これは4名の子が上札内から中札内の学童に今現在通っておりますし、低学年の子も中学年の子もいらっしゃるのですけれども、放課後の時間を合わせて、スクールバスの余席を利用して、中札内の小学校まで通っていると、そういう状況でございますので、送りにお関しては検討の余地はないかと思いますけれども、迎えに関して、これを果たして検討する、確保すると書いてありますけれども、確保できるのかどうなのかというのが、僕にはちょっと想像が付かないのです。ということは、学童の帰りということは、時間的には中学校の部活帰りのバス、これを利用して帰ることを想定しているのかなと思いますけれど、もちろん中学校の場合には、夏と冬では部活が終わる時間が違う。また、どちらを先に乗せるのか。児童館で乗せて中学生を乗せるのかという問題もありますけれども、ある程度やっぱり時間がかかって、そこから上札内なりに向かうということになれば、当然ながら時間もかかることでございます。中学生が乗っていて、中学生が降りる場合には家の前で降りて、小学生はどこか1箇所で降ろしますよと。そういったことは本当に可能なのかなと。冬の場合ですと、6時になれば暗いです。上札内も特に街灯が多いわけではありませんので、そういった中で、6時に学童からスクールバスに乗せて、スクールバスの余席を利用して送っていった。そこに親が迎えに来ていればいいですけれども、親が迎えに来てなかったら、スクールバスの運転手さんどうするのですか。親が来るまで待っているのですか。降ろせないですよ。降ろしたら置き去りになりますので。親が迎えに来るかどうかもわからない。そういった状況になることももちろん想定されるかというふうに思いますし、また、学童という制度においては、この迎えですね。迎えに行くことによって、親が学童でどう過ごしたか。今日、こんな問題なかったでしょうか、あんな問題なかったでしょうか。そういったやり取りができるのが、この学童の迎えに行くことの良さなのです。つまり、スクールバスで迎えに行けば、親と学童の先生のコミュニケーションは取れません。親が学童に行くことなくなるのです。スクールバス行けば、子ども勝手に行って勝手に帰って来るだけなのです。親は学童に対する興味も薄れますし、そこでコミュニケーションが取れなくなる。通常であれば、家庭から学校、それから学童、学童から家庭。こういうサイクルの中で、子どもたちの安全、見守り、そういったものが担保されているというふうに思います。この送り迎えでバスを入れることによって、親御さんは迎えの手間は楽になるかもしれませんが、顔も見たことのない学童に子どもたちが行っているという状況が生まれてしまうということです。教育の精神から、地域、学校、子どもたち、これは共に見守っていかなければならないという観点において、この送迎スタイルですか、学童においての送迎バス、これについては、私は個人的に明確に反対をさせていただきたいと思います。そういったことで、考えておりますので、何よりもまず、こんなスクールバスを出さずにも通える地元の学童。学童とは言わなくても、預かり制度、放課後の児童預かり制度。そういったものは必ず地元に必要だと、私はこう確信しておりますが、村長の認識をお伺いしたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
まず、バスの関係、明確に反対されるというようなお話。これはバスを送迎することはまかりならんということではないかなとは思うのですけれども、これはいろんな選択があると思います。バスを使う日もあってもいいでしょうし、保護者が、時には学童保育のスタッフの方とお話したいから迎えに行くということもできるので、これは要するに、先ほどの話だと、バスを運行すれば、放課後児童クラブのスタッフと保護者との隔絶が生まれるようなお話でしたけれども、それは保護者次第かなというふうに思います。私であれば、心配であれば迎えに行くと思います。恐らく車を持たれていない家庭って今ほとんどいらっしゃらないと思いますので、学童使われるということは、どこかに就労されているということでしょうから、子どもたちの様子を確認したり、子どもたちの安全を守るというのは、ある意味保護者の方にもしっかり考えて対応していただきたいなというふうに思います。なので、バスに乗って来て降りても、その時間には迎えに行けないということであれば、学童に子どもに残ってもらって迎えに行くというのが通常の家庭のあり方ではないのかなという、全て保護者、世帯ごとのあらゆるニーズに応えるサービスというのは、これは難しい。そこは我々ができること、行政ができること、社会福祉協議会ができること、保護者ができることとすり合わせて維持していくというのが福祉であり、まちづくりということではないのかなという、公的サービス。これは全く公助のみでやるというのは、今の時代、昔からだと思いますけれども、それは難しいということで、このバスというのは決して保護者にとってのデメリット、子どもにとっての危険ということにはならない。そうならないように、いろいろな人たちの知恵を絞っていければいいなというふうに思います。ということで、バスについてはこれで終わります。放課後に子どもたちの居場所が地域にあることは大切だということ、全く私もそのとおりだと思います。それは自宅でもいいですし、少年団に通ってもいいですし、塾に通ってもいいですし、学童保育に行って過ごすのでもいいですし、上札内交流館で自由に遊んでもいいと思います。なので、そういった面で上札内交流館の機能を低下させるということは一言も言っておりませんし、私の個人としては、これは教育委員会の管轄になるので、あまり言いすぎるとちょっと越権行為になりますけれども、上札内交流館は地域の公民館としての機能をもっともっと拡充していただきたい。いろんな団体とコラボレーションしながら、地域にとってのいいサービス、いい交流館であってほしいなというのが私の願いであります。あと、スタッフの話も冒頭ありましたでしょうか。見守りスタッフを配置します。館長というのは、僕個人としてはもっと能動的に活動してもいいのではないのかなというふうに思っておりますので、これについては、今後の交渉次第かなというふうに思っております。
質問 5番 福原一斉
館長もスタッフなのかということでお伺いをしたのですが、それについては、結局はあやふやということですかね。こういったことに関しては、教育委員会は認識をされているのでしょうか。教育委員会も交流館事業に関しては統括をしていると思いますし、館長の職務の中だと判断をされて、できますか。すみません、お伺いします。
答弁 教育長 上田禎子
現在の上札内交流館の今の状況は学童がありますので、そういった館長の役割は、今のところはないというふうに考えております。
質問 5番 福原一斉
ということは、村長の考えでは、館長の仕事を増やすようなことにもつながりかねないのかなというふうに思います。交流館については、地域コミュニティの中心というような言葉もありましたけれども、近年、コロナ明けてから非常に宿泊者も増えていて、非常に多く、館長1人で泊っているというような状況を見受けられます。これが減っていくかというと、今の状況であれば、変わらないか同じぐらいで推移するのではないかなというふうに思っていますので、館長に、この平日、土曜日、祝祭日、長期休暇、そういったもの含めて、この見守りの仕事をお願いするということが本当に可能なのかなということでの質問でございました。何にせよ、この見守りの制度、これはなにせもっと充実をさせないと、預ける地域のお母さん方が安心して預けることができないのでないかということが、まず一番の趣旨ではないかなというふうに思うのですね。この素案に関しては、これからいろんな意見を取り入れながら、良くなるはずですし、良くしていかなければならないと思います。できるだけ多くの、もうすでに、先ほど報告しましたように、多くの要望、問題点、そういったものが提示されています。これはPTAの役員の方々、夜な夜な集まって、一つひとつ精査した結果、こういうものが出てきている。こういうことを本当に春からずっと続けているのですね。もういい加減にしてくれよという声もちらほら聞こえる中で、でも、春からの子どもたちの見守り体制しっかりしないと、今決めておかないと、ならないという思いからこういうものが出てきているのだと。そういうことをしっかりと認識していただいて、地域の子どもたち、親御さんの声、そういったものをしっかりこの見守り制度の素案に入れ込んで、新たな案を提示していただいて、保護者、関係者、その他との合意形成を1日も早くお願いしたいところでございます。最後一つだけ質問させていただきます。募集方法について、地域の声掛けというふうに、①として地域の声掛けというふうになっています。これは見守りスタッフが地域の中から選ばれた方がいいだろうという配慮だというふうには思いますが、今この時点で、地域の声掛けということになれば、これから地域に対して説明会を行わなければならないのかということです。今現在、これまでは年度変わったことでリセットされたのだという答えもありましたので、春からということで言いますと、春からこれまで様々な意見交換会、座談会、村長も含めて行っておると思いますけれども、その中で地域の方々を呼んで説明したことは果たしてあるのでしょうか。お伺いいたします。
答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)
6月に2回実施しました意見交換会は、まずはPTA、保護者の方としっかり話をしなくてはいけないという認識で、集まっていただく方には、上札内小学校の保護者の方ということでご説明をさせていただきました。回答書をお渡ししまして、今月19日に3回目の意見交換会を予定させていただいて、今日程調整終わったところでございます。上札内地域は、小学校のことをすごく心配していらっしゃる皆さんが多くいらっしゃるというふうに認識しておりますので、3回目の意見交換会につきましては、地域で関心を持っていらっしゃる方にも参加をしていただいて大丈夫ですということで、PTAの方にお伝えはしてきているところです。ただ、この見守りスタッフの地域の方への呼び掛けということは、まだ決定はしていないので、具体的に誰ということでお話はしていないですけれども、そのことも含めて、次の意見交換会ではご説明をしたいなと思っています。
質問 5番 福原一斉
繰り返しになりますが、やはり1日も早く、この見守り体制をしっかりとした制度にしていただいて、親御さん方が安心して子どもを預けられる、子どもたちが安心して遊べる、また、ここで働くスタッフも安心して責任感を持って働ける、そういった制度にしなければならないのでないかなと、このように思う次第でございます。どうかひとつ、多くの村民の意見に耳を傾けていただいて、実際に使われる親御さん方の声に耳を傾けていただいて、どうかどうか充実した制度にしていただきたいというふうにお願いをして、私の質問としては終わりたいと思います。