みんなの議会

中札内村議会 令和5年9月定例会 2023年9月8日

現在までの協議の経過と進捗状況について

2023年9月8日、中札内村議会の一般質問で、福原一斉議員が「現在までの協議の経過と進捗状況について」質問し、村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美が答弁しました。

質問者
福原一斉 議員
答弁者
村長 森田匡彦、福祉課長 高桑佐登美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 福原一斉

おはようございます。はじめに、私、今回初めての一般質問となります。大変緊張しておりますので、口が回らないだとか、言葉が出てこないとか、そういった問題があるかと思いますけれども、ご容赦いただきますようよろしくお願いいたします。それでは、質問させていただきます。上札内放課後児童クラブについてということで質問させていただきたいと思います。現在、上札内放課後児童クラブの運営を委託されている「フロンティア会議」が本年度いっぱいで撤退の意向であることを伺っております。昨年春より、本来であれば昨年度末での撤退であったところ、12月のPTAとの意見交換会協議を経て、1年間の延長をお願いしたところであり、さらなる延長は難しいだろうと村も認識されているものと推察するところでございます。このことを受けて、本年6月、2回の上札内小学校保護者、通学家庭との意見交換会を行っておりますが、未だ合意形成に至っておらず、教育委員会で行っている山村留学の継続意向聞き取り調査、来年度の留学募集などにも影響がでているところでもあります。未だ協議中の事案であることは承知をしておりますが、いわゆる学童は、学校とともに地域住民や子育て世代にとって重要な社会基盤の一つであると考えることから、以下、3点についてお伺いいたします。1、現在までの協議の経過と進捗状況についてお尋ね申します。2、保護者や地域住民などから上がっている要望についてお伺いいたします。3、村として提案している対応策などがありましたら、お尋ね申し上げます。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

上札内放課後児童クラブについては、現在、令和6年度からの在り方に関して、上札内小学校の保護者の皆さまと協議を進めているところであります。今回、3つの項目のご質問でありますが、それぞれの内容が密接につながり合っていることから一体的に答弁させていただきます。この間の経過につきましては、まず、令和4年5月に事業委託先である「フロンティア会議」から同年度末で事業受託を終了したい旨の意向を受け、役場内部において学童の利用状況等を勘案しながら、後継の委託先を含めて長期的な視点で方向性を協議いたしました。放課後児童クラブは、中札内児童館1箇所での運営とし、上札内交流館においては、放課後を館内で過ごす子どもたちの見守りスタッフを配置することを基本的な方針といたしました。そのように判断した理由は大きく2つあります。一つには、超少子高齢化を伴い人口減少が進む我が国において、今後2箇所の放課後児童クラブを安定的に継続する上では、保育士等有資格者の指導員の確保が難しくなると予想されること。もう一つは、上札内小学校と中札内小学校の同学年及び異学年の児童が、一つの放課後児童クラブの利用を通して交流しやすい環境を整えることで、中学校に進学した際などの円滑な人間関係構築に寄与するものと考えたからであります。10月から、上札内小学校児童の保護者を対象としたアンケートの実施や、この関連する事業に担当する福祉課とPTA役員の方との話し合いの場を2度設けさせていただきました。ただ、議論が熟すには時間的な制約があり、フロンティア会議に令和5年度に限り放課後児童クラブの運営継続を依頼し、了承いただきました。今年度の継続協議には私も参加し、6月中に保護者の方々と2度意見を交換させていただいております。この間、保護者や地域住民の皆さんからいただいたご意見、ご要望は様々ですが、7 月25日にPTA保護者から村に対し「上札内放課後児童クラブの存続等に関する要望書」が提出されておりますので、その要旨を申し上げます。第1には上札内放課後児童クラブの存続、併せて、村が提案している見守りスタッフ配置の具体提示を求める内容であります。この要望書に対して村は、放課後児童クラブは令和6年度から中札内児童館1箇所で運営すること。上札内交流館については、日曜、祝日等を除く午後、子どもたちの自主的な活動を尊重しつつ、状況に応じて声掛けやサポートを行い、突発的なアクシデントに対応する役割を持つ「見守りスタッフ」を配置し、放課後の児童の居場所の一つとして利用できる体制づくりを進める考えを示させていただきました。その回答書には記載しておりませんが、放課後児童クラブが1箇所となることの不便をできる限り解消できるよう、スクールバスの通常運行を活用した上札内小学校を発着とする送迎体制の確保も検討しております。協議中の案件で流動的な要素はありますが、今後も保護者等へご理解いただくため、努力する所存であります。

質問 5番 福原一斉

上札内児童クラブに関しては、今後、放課後児童クラブに関しては、中札内児童館1箇所で行うという回答であったかと思います。ということは、上札内児童クラブに関しては閉所というのでしょうか、閉鎖するという考え方でお間違いないですね。そういうことに関しては認識をいたしました。それでは、ちょっと項目に沿って再質問を考えてきたのですが、答弁が一括ということになっておりますので、ちょっと順番、時系列的に入れ替わってしまうかもしれませんが、ちょっとご容赦いただきたいと思います。答弁書の上の方から順番に質問をさせていただきたいと思います。上札内児童クラブを閉所する考えに至った理由についてでございます。保育士に限らず、今現在、人材確保については大変難しい状況でございます。保育士あるいは教員、あるいは公務員、運転手、我々のような農業をやっていても、人を募集してもなかなか集まらないと。こういう状況は、保育士に限らず起こっているものです。そういう中で、いないから、募集しても来ないだろうということで、募集をしないという理由にはならないのではないかなというふうに思います。来ないのであれば、なるべく来るような採用の仕方、あるいは、働き方の改革などを行って、ぜひ、この中札内で保育士として活躍したいという人を生み出すような、そういった政策がまずは必要なのではないかなと、こんなふうに考える次第でございます。それから、こういった状況で保育士が確保が難しいということが理由になれば、例えば今後保育所で保育士がいなくなった、辞めてしまった。そういった場合に採用がされないということでしょうか。募集はされないということでしょうか。学童に関しては、保育士のみならず、資格案件については、保育士ほか経験者、あるいは補助員として入る場合には、保育士以外の資格であっても募集はできると、このように考えます。ですので、継続的に確保が難しいという理由は、この児童クラブを閉鎖する理由には当たらないのではないかと、このように考える次第でございますけれども、いかがでしょうか。見解をお伺いしたいです。

答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)

ただいまの質問にお答えしたいと思います。この一本化の方向性を協議しましたのは、ちょうど1年以上前ですね、6月、7月ぐらいだったかと思います。実際は学童の継続できるだろうかということで、保育士の確保も含めてどうなのかということで検討してきたところではございますけれども、利用状況ですとか、あと、もともと上札内学童の方でも、6時半という少し遅い時間まで利用させていただけないだろうかというような、いろいろなご要望もございました。そのような体制を2箇所で持つということはどうなのかというようなことですとか、今確保ができたとしても、将来的に2箇所の学童を継続するのに保育士を確保していくということが今後どうなのかということも総合的に判断をさせていただいたところでございます。学童以外の保育士が退職してしまった場合、再募集はしないのかということでございますけれども、今も中札内の保育園につきましても欠員の状態がありまして、継続して募集を、ここ数年してきているところでございます。なかなか以前のように、多くの方が募集に応募してくださる状況ではないので、非常に難しいなというところですけれども、何とか1人ずつでも内定は出してきているところですけども、やはり難しさというのは感じているところです。そんなことをいろいろ考慮いたしまして、今回、一本化の方向を提案をさせていただいたというところでございます。

質問 5番 福原一斉

前半の方の検討に関しては、質問にちょっとそぐわない答弁だったのかなというふうに思います。私は、保育士がいなくなった場合に募集をしないのかということで聞いたところでございますけれども、今現在もしている状況でございますよね。保育所ではしているけれども、学童に関してはそれをしないという判断、これがどうなのかということで問いたいというふうに思っております。次に、もう一つの理由として、上札内小学校は中札内小学校の交流をしやすい環境を整えると。それによって円滑な人間関係構築に寄与するのではないかという理由が書いてあるので、これについてお伺いをしたいと思います。交流しやすい環境を整えるということは、こういった人間関係の構築に関して、中学校に入ってから、上札内の子どもたちと中札内の子どもたちでそれがうまくいかなかったのだと。そういった事例があるのでしょうか。もしないのであれば、これは何のために学童一緒にしなければならないのかということが起きてくるのかなと思います。私は昨年まで中学校でもPTAをやっておりまして、16年間ですか、小学校、中学校合わせてPTA会員をやっておりました。地域の子どもたちとも普段から交流などを持っております。そういった中で、中学校に入ってこういったことが起きているのだよねということは、今まで16年間聞いたことはありません。なので、こういった問題はないのではないかと思います。もし仮にあるとしても、これを学童を一体化することで解決するというのは、これは誤ったやり方ではないかなと思います。これは上札内の中にもいろいろな意見あります。小学校時代にもっと交流を持つべきだろうと。あるいは、学童も2つある中で、それぞれが交流することによって、中学校へ入ってからの円滑な人間関係構築に向けていこうと。そういうような意見はもちろんあります。ただ、これは学童1つにしてしまおうという考えではないです。そもそもこれを学童でやるのではなくて学校でやるべき話だと思います。そういった観点から、二つ目の理由に関しても、この学童をなくす理由に当たらないのではないかと考えますがいかがでしょうか。見解をお伺いいたします。

答弁 福祉課長 高桑佐登美(福祉課長は2026年3月まで)

一問目の質問に対しては、大変失礼いたしました。一本化の方針が、今村では持っていますので、募集をかけているというような状況ではございません。方向性も決まっていませんので、見守りスタッフについても、募集という動きもまだ取ってはおりません。2点目の中学校に入ったときの交流が進むのではないかという点につきましては、これはそこを目的にして学童を一本化したということではございません。学童を一本化することを通して、こういうこともあるのではないかということで、うまくいかなかった事例があるからこうしたということではございません。一本化して交流があることで、こういったことも考えられるのではないかという視点で述べさせていただいたところでございます。

質問 5番 福原一斉

ただいま理由として載っていることがらについて、これが正しい根拠ではないという答弁だったかと思います。であれば、逆の場合ももちろん考えられると思います。学童一本化することによって、そこで問題が起こった場合に、誰がじゃあ対処するのかということです。学童でもし人間関係がうまくいかないという場合ももちろんあるかと思います。一緒に学童に入れておけば勝手に仲良くなるのだろうというのが非常に短絡的な考え方なのかなというふうに私は理解しています。なので、そういった観点で考えれば、学童でそういった一緒にしたことによるデメリットというのですかね、そういったことも考えないとならないだろうというふうに思います。決していいことばかりではないし、この理由として良いことのように書いてありますけれども、この反動としてのデメリットが必ずあるのだということを認識していただきたいというふうに思います。

出典:中札内村議会 令和5年9月定例会 2023年9月8日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる