みんなの議会

中札内村議会 令和4年9月定例会 2022年9月16日

有料レジ袋から村の指定ごみ袋の活用について

2022年9月16日、中札内村議会の一般質問で、船田幸一議員が「有料レジ袋から村の指定ごみ袋の活用について」質問し、村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司が答弁しました。

質問者
船田幸一 議員
答弁者
村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 船田幸一

私から、有料レジ袋から村の指定ごみ袋の活用について、質問をさせていただきます。近年、プラ系ごみによる海洋汚染などで、環境や生態系へ深刻な影響を及ぼしているとされていることから、社会問題となっています。経済産業省は、令和2年7月1日よりプラスチック製買物袋有料化が小売店に義務付けをし、現在に至っています。これによりまして、小売店では消費者がマイバックの持参か有料レジ袋の購入によって買い物を済ますよう、これが日常の光景になってございます。一方で、有料レジ袋化がプラ系ごみの削減に繋がっていないのではないかと危惧する声も聞かれるようになりましたが、有料レジ袋の取扱い数量が一向に減少していないとされています。また、マイバックについては、衛生面での問題、あるいは万引きでの問題が指摘されています。こうしたことから、一部の自治体では、店舗でのレジ袋の取扱いを止めることを要請して、代わりに家庭ごみ指定袋を有料で扱い、減量化対策を推進しています。先進事例は、千葉県千葉市、石川県志賀町、長崎県五島市、兵庫県淡路市など少数でありますが、1枚3円や5円のレジ袋より高い概ね20円程度で販売し、使用後は家庭ごみ搬出用として使用できるようにしています。小売店や地域住民からも取組みが理解されまして、この取組みが全国的に注目されています。本村は家庭ごみなどのリサイクル資源化に十勝管内の先陣を切りまして、取組んできた経過がございます。先んじて、未来志向で有料レジ袋の代わりに村の指定ごみ袋をマイバック以外の選択肢に加えてはどうでしょうか。また、村が提唱して、美しい村連合に加盟する道内、管内自治体と連携し、取組んでみてはいかがでしょうか。以上について、お伺いをいたします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

有料レジ袋から村の指定ごみ袋活用についてでありますが、令和2年7月のレジ袋有料化から2年が経過し、村内消費者のマイバック・エコバック利用が浸透しつつあると感じているところでありますが、一方で、本村におきましても不燃・プラスチック系ごみの減量に繋がっていないといった事実は、ご指摘のとおりであると認識しているところであります。併せて、レジ袋の利用削減につきましては、プラ系ごみの減量と化石燃料の使用軽減のほか、地球全体の環境対策として重要な取組みであると理解しております。先進的な事例として提示いただいた地域は、特に海洋汚染の問題が切実な海岸沿いの自治体が主体となった取組みのようでありますが、主な店舗等におけるレジ袋を兼ねた指定のごみ袋販売事例としては、レジ袋と専用袋のいずれかを消費者が選択できる二択方式での採用のほか、実証事業として数量限定による販売の実施、令和4年度からの本格実施などさまざまな取組み事例があり、実現にあたっては地域が抱える問題に対し住民理解が後押ししているものと思われます。今回、ご提案のありました各自治体での取組みが直近のものであるため、レジ袋の利用減少や家庭系ごみの減量など、成果としては確認できておりませんので、今後において先進事例の取組み内容等を検証するとともに、本村における取組みの一つとして効果が伺え、導入が可能なものであるかを研究してまいりたいと考えております。また、道内の美しい村連合に加盟する自治体に対して、その研究内容について情報共有してまいりたいと考えております。

質問 6番 船田幸一

ありがとうございます。この中札内村の指定ごみ袋の動向については、役場からいただいた資料でも拝見することができました。その過程の中で、今現在、10リットル10枚入りで400円と。燃えるごみ、燃えないごみ、そして20リットルで800円ということになってございますので、これが例えば、3円、5円のレジ袋と比較して、はるかに価格面で高い印象があろうかと思います。そして、また一方で、ごみ袋をレジ袋って一体何事かというご意見もあろうかと思いますね。実は、先ほど村長からもご回答ありましたけれども、この取組みを先進事例として取組んでいる自治体は、港を抱え、浜辺を抱え、漁業者を抱え、そしてさまざまなマイクロプラスチックの問題、あるいは不法ごみの問題に直面している自治体でございます。私たち、この中札内は、ではどういうことかと言いますと、広尾もあったり、大樹もあったり、大津もあったりと、さまざまな形で私たちの十勝は海洋に面してございます。一方で、丘に住んでいる私たちは、ごみの不法投棄であったり、あるいは、台風災害であったり、あるいは、大風であったりとして、意図せずにして、プラスチック系ごみを自ずと知らず知らずに海洋に運んでいっている状況を目の当たりにしています。丘に住んでいる者として、やはり私たちが、将来の食卓でマイクロプラスチック入りの魚介類を子どもたちや私たちの子孫が魚介類を食卓に囲んで食事をする姿なんて見たくありませんものね。そういった意味もございまして、この質問をさせていただいたわけです。そして、先ほど申しましたように、印象といたしまして、指定ごみ袋は有料のレジ袋よりも非常に高いというようなことですから、クエスチョンマークが付きそうな話でもございます。そこで、ちょっとした提案なのですけども、美しい村連合のロゴマークにちょっと注目をしてみました。中札内村においても、キルトであったりパッチワークであったり、ロゴマークの作品を、役場の玄関であったりロビーで展示してございます。私、美しい村連合のホームページを開けてみました。そうしたところ、このロゴマークが紹介されていました。中札内村の。これは使えないのかなと。つまり、中札内村の指定ごみ袋に、美しい村連合のロゴマークを入れたら印象は相当変わるのではないのかなと。もしこれが許されるのであれば、中札内村の取組みとしては、やはり一定程度、連合の仲間の実態としても連携が取ることができるきっかけになるのではないかなというふうに捉えさせていただきました。そして、これが、まずここですね。この点について、このロゴマークの有効活用についてのお考えをお尋ねしたいと思いますがいかがでしょうか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

美しい村連合のロゴマークの関係、小売店等で使うケースを想定したときに、燃えるごみ袋、燃えないごみ袋というふうになっているだけでは、インパクトがちょっと違うということもあって、ロゴマークを入れてみてはどうかという。ロゴマークについて、今ちょっとお時間をいただいて確認したのは、形状を変えることはできないのですけど、色合いとかも変えても大丈夫かどうかとちょっと確認を取りたかったので、それでちょっと休憩を取らせていただきました。今確認をしたところ、美しい村連合の方に申請を上げて許可がされれば大丈夫だと。今、たまたまボランティア用の専用ごみ袋、こちらには、ロゴマーク入れていますので、今回、もし新たにするということになったときに、そういう申請をしたときには、やることは不可能ではないかなと。申請今受けてくれるかどうかというのはちょっとありますけど、そういう実態もあるということでございます。

質問 6番 船田幸一

ありがとうございます。実は、このごみ袋のレジ袋にとって代わって使ってもらうという、もし運動がされれば、かなり多くの皆さまのごみに対する理解度が変わるのではないかなという思いがいたします。なおかつ、ご検討していただく中において、この方法が良いというわけではないかもしれません。また別の角度で、ごみの減量化に向けた形での方策が新たに生まれるかもしれません。そのことについて、ご期待を申し上げたいと思います。それともう1点、実は、私も経験上、あるお店でごみの処理とかそういう形に関わるようなことの機会が毎日、ほぼ毎日です。実際、本当にレジ袋有料化されてごみが減っているのかといったら、実は一向に減っていないのですね。そして、そのことに気にしながら、それらのホームページを開けて調べていくと、やはり一向に減っていないという実態が見えてきました。そういった意味からも、今回こういうご質問させていただいたわけであります。それともう1点、これは実は今質問している私が、中札内村の有料レジ袋を持って、スーパーなり小売店で買い物をした経験があるのかと。あんたそんな経験ないので、経験しないで発言しているのでないのかというお叱りの向きもあろうかと思います。しかし、私、この質問をさせていただいた本日以降、村のごみ袋を持参して、帯広市内であったり、村内での買い物に積極的に活用していきたいと思っていますので、どうかどうか、ご協力いただける方々におかれましては、行動をともにしていただきたいなと思います。そして、ある意味、一つの実験ですから、どういう評価がされるのか。ごみ袋についての評価なのか、それとも、別の評価があるかもしれませんが、そういった意味で、よろしくお願いしたいと思います。そして、なおかつ、本村においては、森田村長、そして森田村長の奥様も、日常、車で運転しているときに、国道あるいは村道の沿線でごみを目にしたときに、村長自らごみ拾いをされているお姿を何度も見ています。そういったことからも、私も一議員として、お役に立てることのご協力をさせてもらいたいなと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

質問 6番 船田幸一

続きまして、村職員の勤怠管理についてでございます。役場庁舎新築に伴いまして、職員の入庁や退庁時間が磁気カードで管理されています。働き方改革の観点から、次の点についてお伺いをいたします。1つ目として、他の施設での役場職員については、どのような形態で管理されていますか。2つ目として、磁気カードの導入で、どのような効果が図られましたか。3つ目として、本庁舎以外の役場施設において、今後改善すべき点などはございますか。以上についてお伺いをいたします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

村職員の勤怠管理についてでありますが、役場庁舎以外の施設における職員入退庁管理の形態については、保健センター、保育園、児童館及び給食センターではタイムカードによる管理を、文化創造センターではパソコン使用時間によるグループウェア、いわゆる組織内情報共有システムを活用した管理を行っているところであります。次に、役場庁舎における新たな勤怠管理システム導入による効果についてですが、勤務時間のデータ管理を適正に行えることなどから、労働管理・監督の面で一定の効果が期待できます。また、セキュリティの向上やペーパーレス化によるコスト削減にもつながっております。今後における役場庁舎以外での改善すべき点についてですが、タイムカードを用いた管理については、一部に手書きされたカードも散見され、記録の信ぴょう性に疑義が生じかねないことから、定期監査において、本庁舎と同様の勤怠管理システム導入を検討するべきとの意見が出されているところであります。このことから、他施設でのデジタル管理システム導入の検討を進めることと並行し、管理職による勤務時間管理・監督により厳格な運用を図るとともに、職員一人ひとりの自己管理意識を高め、職場全体の適正な勤怠管理に努めてまいります。

質問 6番 船田幸一

ありがとうございます。今、村長からご答弁いただきましたけれども、定期監査において、本庁舎と同様の勤怠管理システム導入を検討するべきとの意見が出されていたというようなお話がございました。私、深く入ることはいたしません。やはり管理されるのは、村長であり副村長であり、管理職の方々であるということと、もう一つは、一番大切なことはどういうことかといいますと、人と人との心のふれあいなのですね。どういうことかというと、やっぱりお互いを、管理する側、管理される側も含めて、お互い相手を気遣うという職場の雰囲気がやはり一番大切なことではないかなと思います。それが何よりもの働き方改革ではないかと私は常日ごろ思っておりますので、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:中札内村議会 令和4年9月定例会 2022年9月16日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる