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中札内村議会 令和4年6月定例会 2022年6月17日

議事録に件名の記載なし

2022年6月17日、中札内村議会の一般質問で、大和田彰子議員が質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、副村長 山崎恵司が答弁しました。

質問者
大和田彰子 議員
答弁者
村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、副村長 山崎恵司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 大和田彰子

通告に従い、質問をさせていただきます。脱プラスチック対策「道の駅」から発信をという内容で質問をさせていただきます。本村は、第7期まちづくり計画の基本目標に「環境にやさしいまちづくり」をあげており、その一つにゴミ拾いの活動を推進しております。ゴミ拾い活動は、SDGsが掲げている将来にわたって持続可能な地域にするための必要な取組みであると私自身も考えております。また、ポロシリ福祉会の協力を得て行っている生ごみ回収事業ですが、多くの自治体では生ごみは可燃ごみとして焼却処理をしており、水分が多いために通常の可燃ごみより多く燃料が使われているのが実態です。本村では、生ごみ処理機により、堆肥化処理をし、住民に還元しています。また、今年度更新予定の生ごみ処理施設は、熱を使わずに微生物分解することで二酸化炭素の発生を抑えるタイプとお聞きし、いずれも地球環境を考えた取組みになると評価しております。近年、プラスチックごみによる環境破壊が世界中で問題視されており、さまざまな対策が進められています。その対策の一つとして、レジ袋が有料化されたことにより、マイバックの持ち歩きも人々の中に浸透し、プラごみの減量化につながっていると思います。さらに、今年4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。概要は、プラスチック製品をできるだけ減らし、再生できる素材に切り替え、資源化できるものを循環させていくというものです。コンビニチェーンやカフェなどでは、ストローやカップを紙製に替えているところも増えてきております。村内では、テイクアウトの需要が多い道の駅や村内飲食店もストローやスプーン、プラ容器など、いずれエコ容器に変えなくてはならないときが来ると思います。そこで提案ですが、本村道の駅でいち早くエコ容器を導入してはいかがでしょうか。環境にやさしい中札内村として、エコ容器導入を発信することで、環境に取組む姿勢が広く評価され、集客効果や販売促進に繋がることも期待されます。村も積極的に関わり、道の駅でのエコ容器導入に今後取組んでいく必要があると思いますが、村の考えについてお伺いいたします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

中札内村が目指す「日本で最も美しい村」の取組みは、まさしく「持続可能な社会」の実現であり、SDGsと方向性を同じくしております。その一つの柱が、第7期まちづくり計画にも掲げている環境負荷の低減であります。本村は、十勝管内でいち早くごみの有料化に踏み切り、ごみの減量化を推進するなど「環境にやさしいまちづくり」のパイオニア的な自治体であると考えております。家畜糞尿や農作物加工残渣の堆肥化、生ごみ処理機による再資源化、地産地消の推進にも取組み、「日本で最も美しい村」連合加盟後は、誰もが気軽に参画できるごみ拾いを基幹事業に据えて、ボランティアごみ袋の無料提供、また、ウォーキングを推奨する七色献立プロジェクト健康ポイント事業を実施し、総合的な視点で持続可能な美しい村づくりを展開しているところであります。大和田議員がご指摘のとおり、脱ブラスチック対策も環境負荷低減を図る重要な取組みであると考えております。プラスチックは、成形の容易さや素材の軽さ、腐食への強さなどの特性から、日常生活の利便性向上に大きく貢献し、広く社会生活に浸透しております。一方、その長所は大量生産・廃棄につながり、化学的に安定した物質であるがゆえに分解されず、海洋生物の誤食を招くのをはじめ、目に見えないマイクロプラスチックとして漂流し、長期にわたって環境に負荷をかけ続けます。SDGsの浸透、アジアなど諸外国の廃棄物輸入規制強化などの国際的な社会情勢の変化を受けて、本年4月には、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」いわゆる「プラスチック資源循環促進法」が施行され、プラスチック製品の製造から再利用までのすべてのプロセスで資源循環を進め、基本原則としてリデュース、リユース、リサイクル、リニューアブルが掲げられているところであります。日本で最も美しい村連合に加盟し、景観や環境を守る取組みを進めている本村といたしましては、プラスチック資源循環促進法に基づく取組みに対しても、積極的に取組んでいく必要があると認識しているところであります。道の駅における各事業者の脱プラスチックの取組みについては、既に多くの店舗で買い物袋の有料化を行っているほか、半数の店舗がエコ容器等を導入している状況にあります。事業者側の立場では、脱プラスチックに対して前向きに検討していただいているものの、プラスチック製品を紙や木製品、バイオプラスチック製品に変更する場合、流通している紙容器等の種類が少なく、品物に合った容器が少ないこと、また、コスト面で割高になる面などの理由で切り替えが進みにくいという課題があり、できるところから順次取組んでいる状況にあります。「日本で最も美しい村」を冠に掲げる本村といたしましては、脱プラスチックの取組みが進むよう、道の駅の事業者に関わらず、村内の事業者に対してもプラスチック資源循環促進法に関する情報や新たなエコ容器に関する開発情報などについても収集に努めながら提供するとともに、事業者が行う新たな取組みに対して、既存の補助制度の活用も含め支援してまいります。また、利用する消費者にもご理解いただけるよう「脱プラスチック」の取組みについて、広報等による啓発に努めてまいります。

質問 4番 大和田彰子

前向きな答弁をいただきました。村も積極的に取組もうとしていることがわかりました。村長がおっしゃるように、海洋プラスチックごみは深刻な問題であります。先日のニュースで、北海道の石狩市の海岸にも大量のプラスチックごみが流れ着いてきているということで、地域の方々が清掃活動をしておりました。もう他人事ではなくなっているのだなということを実感いたしました。それでは、再質問なのですが、先ほど、半数の店舗がエコ容器をすでに導入しているとのことでした。半数の店舗とは、道の駅のことの店舗か、または商店街なのか。また、どんな商品にどのようなエコ容器がもうすでに使われているのかというところもお聞きしたいと思います。また、流通している紙容器の種類が少なく、品物に合った容器も少ないというお話をされておりましたけども、エコ容器も先ほどの答弁にもありましたけども、たくさんの植物由来とか木製、とうもろこし、天然素材などいろんなさまざまな素材のエコ容器が今開発されておりますけれども、ちょっと調べますと、多くの種類の容器があるので、それが出回っているとは思いますけれども、種類が少ないとか品物に合った容器が少ないと書かれてありますので、そこら辺も具体的に教えていただきたいと思います。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

それではまず、1点目の、今回、答弁書に先ほど村長が答弁しました取組み状況の数値でございますけども、基本的に今回、道の駅のテナントではということで、特にテイクアウトしているお店については、道の駅には5店舗ございます。そのうち半数以上の店舗が何らかの形でエコ容器の方を導入しております。5店舗のうち、完全にエコ容器等に切り替わっているのが2つ、一部エコ容器以外というか、プラスチックも使わざるを得ないというところが2つという形になっています。提供しているものの関係ですけども、基本的に油が出るもの等については、なかなかまだエコ容器の普及にまで至っていないというふうに伺っております。また、容器の種類、あるいは、品等がまだまだ流通していないというところでございますけども、基本的にエコ容器については、近年、かなり流通してきています。当然種類も増えてきていますが、例えば、お店屋さんが料理を提供する場合、例えば、容器の色づかいですとか、あとは形ですとか、食べ物がおいしく見えるような容器というのも各店舗では工夫されています。まだまだその部分が流通の数が少ないということと、今、大都市では比較的、エコ容器、通信販売も含めて販売されているようですけども、まだまだ地元の取扱い業者では、その辺が入ってきていない、または、数が少ないという現状もお聞きしております。そういったところが課題ということで、村としては認識しているところです。

質問 4番 大和田彰子

わかりました。確かにプラ容器でしたら中身が透明なので、中身が見えて、やっぱり盛り付けというのは大事ですからね。そういう意味で、エコ容器にするとどうしても中身が見えないというところで、やっぱり業者にとっては躊躇するという部分もあるかなというのを思って聞いておりました。それで、確かにコスト面ですけれども、コスト面もエコ容器の方が割高になると思います。それで、既存の補助制度を活用し、支援をしていただけるという前向きな答弁を書いてありました。どういった補助制度なのかもお聞きいたします。それと、半数の店舗がすでに先ほどのエコ容器導入しているということなので、その店舗には、この補助制度をすでに活用しているのかどうかもちょっとお聞きいたします。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

まず、既存の補助制度の関係です。補助制度につきましては、村としましては、現在、もともとはコロナ感染症対策の関係もございましたが、商工業プロモーション推進事業という補助制度を設けております。こちらの補助制度につきましては、例えば、商工業者が新たな取組みを行った場合ですとか、顧客確保のために行う取組み、そういったさまざまな取組みに対して、年間で補助対象経費の3分の2以内で年間で40万円、それを前期、後期で20万円、20万円とすることもできますけども、そういった補助制度を設けています。この要綱の中には、例えば、容器、包み紙、あるいは、箸といったそういったものの購入経費も補助対象経費に含んでおりますので、既存のこちらの補助金の方を活用していただければなというふうに考えております。今年度につきましては、まだ補助申請、4月始まったばかりですので、この後前期で9月ごろに補助申請の取りまとめをするという形になりますので、今年度、そういったものが経費として上がるかどうかは今のところは確認は、村としてはしておりません。ただ、昨年度もプロモーション事業は行っていました。その中では、例えば、テイクアウト容器を購入する際の費用として、当然村として助成はしておりますけども、それが脱プラスチック容器だったかどうかというところまでは、ちょっと確認はしておりません。

質問 4番 大和田彰子

わかりました。今の補助金というのは、コロナ対策ということでプロモーション推進事業の中の一環ということです。このコロナ対策の補助金はいつまでも続くものではないと思います。収束すれば、この補助金はもうなくなるのかなって思っておりますが、もしそういう補助金がなくなった後の村は引き続き助成していく考えというのはあるのかどうかもお伺いいたします。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

今、産業課長の方から説明した通り、今回、この脱プラにも活用ができる補助制度が既存でございましたので、その中で、エコ容器の購入についても対応はできるだろうと。ただ、今、大和田議員の方からありましたように、コロナ対策として、予算補助として付けているものでありますから、今年単年度に、今のところは終わるということになります。以降の部分についてですが、当然、同様の事業についても検討の値はあるなというふうに思っています。なぜかというと、道の駅、また、中札内として、脱プラに関する施策を前向きに取組んでいくということになれば、恐らくそういった施策も一つ考えていかなければならないなと。内容について同様とするかどうかというのはちょっとまだこれからの検討事項であります。なぜかといいますと、先ほど言いました通り、エコ容器開発がいろいろ進んでいます。でも、流通が確実に全てのものが流通しているわけではない部分もありますから、また、商店によっては、そのものでは対応はちょっと難しいねというものも当然あるわけです。つまり、100%紙を使ってしまうと、ご飯粒が全部くっ付いてしまうだとか。それにプラスチックを一部、数パーセント混ぜるだとか、これいろんな開発の手法があるのだと思います。これは村としても、例えば、商工業者さんにとっても研究の値はあるのではないかと。その暇がないために、今既存で出回っているやつはないかというふうに探すのでしょうけれども、それをある程度情報も取得しながら、村の方としても、それを商工業者さん等に対して周知をすることで、前へ進むのであれば、その補助制度の在り方も大分変ってくるかなというふうには思っているところでございます。前向きに検討はしたいというふうに思います。

質問 4番 大和田彰子

エコ容器を将来的にずっと支援するというものではなく、やはりその軌道に乗る一定期間、軌道に乗るための一定期間の間、役場がコストがかかったとしても優先して取り組んでいく必要があるのかなって思っておりますので、引き続き支援の方をお願いしたいと思います。これからもいろいろと情報収集をしていただき、道の駅や商店街がいち早くエコ容器が導入されることを期待しています。また、各家庭においても、答弁書にも書いてありましたけれども、脱プラスチック対策としてできることはたくさん各家庭でありますので、広報等による周知もお願いしたいと思います。今までも何度かSDGsに関する質問をしてきました。今年4月に示された第7期まちづくり計画書の中に、各政策とSDGsの対応一覧表、1から7までの開発目標が項目ごとに書いておりまして、取組み状況がわかるように黒丸で書かれておりました。村も意識が高まってきていると感じて、私自身うれしく思いました。どこかの項目に当てはめて終わるだけではなく、ずっと住み続けられるまちづくりを目指して頑張っていただきたいと思います。最後に、ちょっと村長の方にお聞きしたいのですけれども、今回の答弁内容の中にも、最も美しい村連合の取組みとSDGsがつながっているという内容でしたので、そのような方向で今後も取組んでいってほしいと考えますが、その辺の内容について、村長、そういう進んでいく方向の考えがあれば、一言何かお願いしたいと思います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

SDGsと美しい村づくりということの兼ね合いということでの見解をということであります。最初の答弁でもお答えさせていただきましたけれども、SDGs、持続可能な開発目標、国連が定めた計画ではありますけれども、これが求めているのは、全ての人が安心して暮らせる、そして、持続的に安心して暮らせる社会の実現ということであります。それは中札内村にとっても、中札内村民がこの村でいつまでも安心して暮らせる、心豊かに暮らせるということを目指すという意味では、本当に方向性は全く同じです。ただ、恐らく、中札内村が抱えている課題とSDGsで掲げられている課題というのは、完全に合致する部分、たくさんの部分では、いろんな部分で重なり合っている部分あるのですけれども、そういった面で、SDGsと要するに持続可能な中札内村を実現するためのという上の方向性同じで、中札内は中札内村の課題をしっかり見極めながら、一つずつしっかり育てていって、シビックプライド、中札内村に関わる全ての人がこの村と関われたこと、この村がふるさとであること、この村で暮らせることを誇りに感じられるような、そういった取組みを進めてまいりたいと思います。今、本当にごみ拾いということでやっています。私のまちづくりの方針として、物差しはできるだけシンプルに、わかりやすいということで進めておりますので、やっておりますけど、本当にいろんな面で、総合的にこれからも取組んでまいりたいなというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

質問 4番 大和田彰子

ありがとうございました。

出典:中札内村議会 令和4年6月定例会 2022年6月17日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる