みんなの議会

中札内村議会 令和7年3月定例会 2025年3月7日

議事録に件名の記載なし

2025年3月7日、中札内村議会の一般質問で、大和田彰子議員が質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里が答弁しました。

質問者
大和田彰子 議員
答弁者
村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 大和田彰子

通告のお許しがいただきましたので、質問をさせていただきます。まず1問目、1つ目の質問です。まちなかに住民同士がつながる拠点づくりの創出をという内容です。平成27年にまちなかにぎわいづくり委員会により、まちの顔である中心街に活気がない、気軽に集える場所がないという課題が挙げられました。旧役場庁舎が移転することにより、中心街が空洞化するのではという懸念も生まれる中、委員会から「人と人を食でつなげ村民が集う空間として、まちなかキッチンスタジオの建設」という提言もあったことから、建設に向けて検討、協議を開始し、さらには改善センターとキッチンスタジオをつなげ、併設することで大人数での交流会など、誰もが気軽に利用しやすい憩いの場を目指すというコンセプトとして事業がスタートしました。ここに至るまでに、村長をはじめ役場職員と住民が何度も話し合いを重ねた経緯があります。令和6年5月に待望のキッチンスタジオがオープンし、その後、改善センターも改修され、12月にはフリースペースがリニューアルオープンしました。食を通じて人と人をつなげるコミュニティの場が実現となりました。今後さらに、まちの中心街でもあるキッチンスタジオ周辺が、人と人がつながる新たな拠点となっていけるよう次の点について伺います。1つ目、第3期中札内村まち・ひと・しごと創生総合戦略の案が策定されました。その中に、まちなかにぎわいの拠点施設の利活用では、「地域コミュニティの拠点として、多くの方に利用いただけるよう、フリースペースの利用についての周知など情報発信を図る。また、キッチンスタジオでは気軽に参加できるような事業の開催に努める。」とありますが、今後どのような事業を考えられているのか伺います。②です。改善センターフリースペースについては、使用料は取らず自由に使えることなどを知らない人がまだ多いのが現状です。ホームページ等で周知することを考えているのか伺います。また、以前から申しておりましたが、フリースペースに飲み物が必要だと多くの住民から声が挙がっております。カップ付き自動販売機の設置、又は違った形での飲み物の提供方法もあるかと思います。指定管理者と検討されているのか伺います。③、キッチンスタジオ使用の際の基準について、現段階では営利を目的とした利用はできないことになっていますが、営利を目的とされても、コミュニティの活性化につながるのであれば利用許可してもよいかと考えますが、見解を伺います。また、改善センターフリースペースについては、チャレンジショップなど誰でも気軽に販売することができる方法を検討するとしていましたが、そのことの導入も検討されているのかをお伺いします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

まちなかキッチンスタジオは、5月で1周年を迎えます。この間、食育サポーターの各種講話や調理実習、社会福祉協議会による地域食堂、中札内消費者協会による講習会などの利用のほか、個人や団体によるお菓子やパン、味噌づくりなど趣味を主目的とした利用、移住体験交流会や帯広畜産大学主催の産官学金連携交流会といった住民同士の懇親会など様々な用途で活用されております。このほか2月には、日高山脈襟裳十勝国立公園誕生を機として、仕込み水に札内川水系の水を使う帯広市にある日本酒醸造所、碧雲蔵と連携したイベントも開催し、中札内村らしい食文化の創出にも取組んでいるところであります。優しく穏やかな美しい村に相応しいまちなかにぎわいの動きになっていることを嬉しく思います。さて、そのような状況を受けて1点目のご質問にお答えいたしますが、この間に行ってきた各種企画を継続して育てていくほか、新たに放課後児童クラブの子どもたちを対象とした料理体験事業、少年団やスポーツクラブと連携した栄養をテーマとした講習会、住民有志が中心となって企画する市街地に新たなにぎわいを創出するイベントとタイアップしたオープン1周年記念事業などに取組む予定であります。今後も食を通して様々な人をつなげ、温かみにあふれ、豊かなひと時を提供できるような施設を目指し、指定管理者とともに運営に努めてまいります。続いて、農村環境改善センター内のフリースペースに関するご質問ですが、誰もが気軽に利用できるサロンとして、昨年11月23日から一般開放をし、以後、ホームページへの掲載やSNSでの発信、広報紙での紹介、チラシを制作し、文化創造センター内のラウンジに掲載するなどして周知に努めております。また、中学生の模擬議会で質問や提言があったことを契機として、高校生を含めた学生に施設の存在が知られるようになり、利用者が増えてきております。とはいえ、供用開始から半年にも満たず、まだまだ認知が十分でないことは承知しております。引き続き、情報発信には注力してまいります。また、フリースペース内の飲食に係るカップ付き自動販売機の設置や飲み物の提供については、この間も指定管理者と協議し、飲料水販売事業者に要望してきたところです。しかし、飲料水の売上げが期待できるかどうかは事業者の経営判断によることから、オープンから1年にも満たぬ今、設置には至っておりません。ただ、先ほど述べたとおり、フリースペースの利用者は増加傾向にあり、既存の飲料水自動販売機の売上げも伸びていることから、実現に向けて引き続き事業者と協議を進めてまいります。3点目のご質問についてですが、まちなかキッチンスタジオは多くの方が利用する施設であり、求められる食品衛生水準を維持できるかの懸念があり、営利目的での利用はお断りをしてきたところです。しかし、同じような設備を持つ管内他自治体の施設で、運用基準を定めて営利目的の利用を許可しているところがあることも承知しております。こうした施設の視察調査を行う中で、本村に合った営利目的利用の在り方について、指定管理者と協議中であります。新たな運用基準を定め、4月から営利を目的とした利用もできるよう取り進めてまいります。また、キッチンスタジオと改善センターのフリースペースについても、4月以降、加工調理室で製造した商品の試食・販売等を基本として、チャレンジショップ的に利用できるよう指定管理者と調整いたします。

再質問 3番 大和田彰子

では再質問をさせていただきます。先ほどのご答弁でおっしゃったとおり、キッチンスタジオは去年の5月のオープンから現在までに、本当にたくさんのいろいろな講習会、調理実習がされていて、加工室や調理室は本当に埋まっている状況が多くて、とても賑わっていることに私もうれしく思っております。団体の利用はどんな利用があるかというのも書かれておりましたけれども、団体の利用では、食育サポーター、消費者協会、それから移住体験交流会の利用が挙げられました。その中でも地域食堂も言われておりましたけども、この地域食堂は少し違う位置付けと考えております。申込みはいらない。無料又は100円で誰でもが来れる。この誰でも来れるというのが、私の中ではキーワードになっているのですけど、ということは、地域食堂を通じて地域の人が交流できる場というふうに考えています。そういった意味で、地域食堂は大きな役割を果たしています。このボランティアの協力による地域食堂ですが、これをただの単独の地域食堂にしてはいけないなと考えております。それで、地域食堂とミニイベントを組合わせることで住民同士の交流がさらに生まれるのではないかと考えています。それで、内容としては、この話私の提案だったのですけど、最初のころは。3月の28日に今度ありますけれども、その地域食堂では、改善センターフリースペースにおいて、ファミリーサポート主催の交流イベントを予定します。そして、5月には、ふまねっと体験を提案し、それぞれの機関に相談させてもらいました。ファミリーサポートセンターは会員を増やすきっかけにもなると喜んでいただきました。また、ふまねっとは社会福祉協議会が管轄ですので、そこの方を相談させてもらうと、前向きに考えていただきました。そして、ふまねっと会員の方々のところにも行ってお話しますと、快く承諾していただけたのですね。本当に感謝です。このように子どもも大人もみんなで楽しく遊んで、そしておいしくいただけたらいいなというのが私の一番の願い、今のところの地域食堂に関しては願いです。そのほかにも、私たち議員も1月30日に改善センターのフリースペースとキッチンスタジオを利用したカフェでトークを開催しました。43名の方々といろいろな思いを語り合うことができましたけれども、その中に一人暮らしの高齢者が数人来られました。こんなにいい場所ができたのだねと。今日は1年分話せたって。またしてほしいですと言って喜んで帰っていったのですね。その時、本当に私はここの場ができてよかったな。そして、高齢者が今後もフラッと気楽に来れるような場というのは本当に必要だと感じた時でした。先ほどのご答弁にありました、今後、指定管理者であるカランメールさんが6月に1周年記念イベント事業を予定されていると聞きました。キッチンカーが並ぶスペースがありますよね。そこもありますので、そういったキッチンカーが並ぶのかなと思って私も楽しみにしておりますが。それで、今回3月の広報の中に、商工会の会報誌が折り込んでありました。初めてのことだと思うものですからじっくり読ませていただいたのですけれども、その中には、農業、商業、そして行政が一体となって、地域を支えるという、そこに目が行ったのですけれども、今後、商工会もまちなかの中心街を活性化するために、村として何か働きかけを行っているのかをお伺いいたします。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

まちなかにぎわいづくりの関係で、商工会とどのようなことを協議をしているかというところですけども、村と商工会、基本的に今、年1回がほとんどですけども、村長あるいは向こうの商工会は理事の方含めて意見交換をする場を必ず年1回設けています。その中でもやはりまちなかにぎわいづくりというのは話題になっていますし、当然キッチンスタジオ、できたばかりのキッチンスタジオをどう活用していくかというところでも、いろんな意見交換もさせていただいています。その中で、例えば、商工会がやっているような、今まで商工会前でやっていたお祭りとか、そういったものも、例えば、キッチンスタジオのあの敷地内でできないかですとか、あるいは、各種イベントがキッチンスタジオを中心としてできないのかというような話し合いも、実際の方は商工会の方とは詰めています。あとはまた、商工会さんが理事会の中で、ではどういった事業展開をしていくのかという形になるかと思いますけども、そういった相談、また逆に商工会からあれば、村としても前向きに協議をしていきたいなというふうに思っています。

再質問 3番 大和田彰子

村のにぎわい拠点はどこなのかなと考えますと、一般的に道の駅と言われる方が多いですし、そういうふうに考えがちですけれども、その多くは、村外の人中心でにぎわっているのが現状です。私、花づくり会で結構夏場とか行くのですけど、ほとんどが村外の人でにぎわっている。それはそれでよろしいのですけれども、村民のまちなかにぎわいづくりの拠点ということを考えますと、これからはその新しい拠点ができたのですから、ぜひとも商工会の方々とも連携しながら、ここのキッチンスタジオ周辺をにぎわいづくりの拠点というイメージを持って進んでいってほしいと思いますが、その辺はどのように考えられますか。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

ただいま大和田議員の方から、キッチンスタジオ、農村改善センターの辺りを住民にとってのまちなかのにぎわいの場所とすべきではないかというお話いただきましたけれども、全く同感です。先ほど大和田議員がお話していただいたとおり、議会の皆さまもそうですし、いろいろな方々があそこを使っていただいております。まだまだ十分ではないと思っておりますけれども、これからも皆さまの協力を得ながら、あそこに行けば、先ほど地域食堂、誰でも来られると話ありましたけれども、そういう場所になるような仕掛けづくりというか、をしていければいいなというのは全く同感で、そういう努力をこれからもしていきたいですし、広報も力を尽くしてまいりたいなというふうには考えております。1年目としては非常に皆さまのおかげで、良い滑り出しだったなというふうに思っております。指定管理者のカランメールさんも、非常に大変努力していただいたなということで感謝している次第です。

再質問 3番 大和田彰子

それでは、2問目の再質問をさせていただきます。学生が増えているということで、春休みもなりますし、高校生あたりはもうとっくに春休みということで、いろいろ来場されているのかなとも思います。文化創造センターにもパラパラと休憩している学生がいらっしゃいますけれども、こういった場所もできたので、いろいろ開放して、子どもたちの居場所にもなって良いことだなって思っております。それで周知の方法ですね、引き続き多くの方々に利用できるように周知していくという答弁をいただきました。あと、自動販売機については、指定管理者と前向きに調整していくというご答弁をいただきましてありがとうございます。ぜひ、設置に向けて事業者と協議していただけますよう切にお願いいたします。3番目の販売ですね、営利を目的とした販売はどうかということですけれども、村内の中でも個人で製造して販売している方々がいらっしゃいます。そういった方々は、光熱費を含むすべての経費を自腹、当然ですけど、払っているわけです。その一方で、キッチンスタジオで使用して販売する場合は光熱費はかからず、使用料のみということになってしまいます。そう考えますと、何か不公平感があるのかなと考えてしまいます。そういった意味で、今後、公平性をもって、きちんとした運営基準を定めていただきたいと強く感じます。また、営利目的で利用ができるということで検討中だということをお聞きしました。これはとても良いことだなって思っておりますが、今後、地元農産物を使った新製品開発や起業を目指したい人などが現れてくるかもしれませんけれども、良い意味で村の活性化につながっていくのではないかと期待しております。ぜひとも新たな運用基準を指定管理者の方としっかり協議して作成していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

出典:中札内村議会 令和7年3月定例会 2025年3月7日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる