みんなの議会

中札内村議会 令和4年3月定例会 2022年3月11日

村の災害対応について

2022年3月11日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「村の災害対応について」質問し、村長 森田匡彦、住民課長 髙島啓至、副村長 山崎恵司、産業課長 尾野悟里が答弁しました。

質問者
北嶋信昭 議員
答弁者
村長 森田匡彦、住民課長 髙島啓至、副村長 山崎恵司、産業課長 尾野悟里

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 北嶋信昭

それでは、許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。村の災害対応について、伺いたいと思います。昨年の12月1日、4市町村に前例のない暴風がありました。農村地区では、ビニールハウス、車庫のシャッター、屋根、壁、牛舎、住宅など、市街地区でも商業施設の屋根、壁、車庫、物置、住宅と想定外の暴風被害がありました。他にも、大木が倒れ道路を塞ぎ、通行止めになったり、多くの暴風被害がありました。同じく強風で被害に遭った他市町村と比べると、中札内村は甚大な被害であり、農村地区での被害額は6億円とも言われております。そこで伺います。村道は3日間も通行止め、一部の公共施設では2週間も利用できませんでした。村として、今回のような甚大な被害のあった災害には、どのように対策をしているのか伺います。2問目、他町村とは比べられないぐらいの被害が大きかったにもかかわらず、なぜ見舞金で済ませたのか。中札内村独自で災害特別復興助成金、これは仮名ですけども、みたいなものを、村独自で考えられなかったのか。これからも大災害があった場合も、見舞金という、冷たく、少ないお金で済ませるのか伺いたいと思います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

村の災害対応に関する質問にお答えいたします。まず、1点目の甚大な被害があった災害への対策については、『中札内村地域防災計画』に基づき行動いたします。災害によって異なりますが、大雨や洪水などの水害については、気象、地象及び水象に関する警報を受けたときには、第一非常配備として、総務課長、防災担当者等が防災拠点である役場庁舎に招集することになり、甚大な被害をもたらす恐れがある場合は、全職員を招集して災害対策本部を設置して、対策を講じることになります。また、地震については、震度4の地震が発生したときは、第一非常配備として、全課長等及び総務グループが招集することになり、被害状況を把握し、震度6以上の地震が発生したときには、甚大な被害が予想されるので、全職員を招集して災害対策本部を設置して、対策を講じることになります。災害対策本部が設置された後は、総務対策部、調査施設対策部、救護医療対策部、教育対策部にそれぞれ分かれて災害に対応することになります。総務対策部は、住民に対して災害広報等や避難場所の周知を行い、調査施設対策部は、農業施設や商工業施設等の被害調査、道路等の災害応急対策及び被害調査、水道施設等の確認などを行います。救護医療対策部は、災害時要援護者の避難及び救護などを行い、教育対策部は、教育関係団体との連絡調整などを行います。適時、災害対策本部を開催して、各対策部の状況情報を基に緊急度を見極めて、必要とする対処を講じていくことになります。12月 1 日暴風災害において、『まちづくりトーク』で経過説明等を住民に行い、災害対応について住民の皆さまから貴重なご意見やご提言をいただいており、役場全職員からも課題等提起してもらい、内部協議により課題検証を行い、防災関連機器の拡充等で新年度予算に一部予算計上させていただいております。12月1日の災害においては、至らない点については、次年度以降も研究を続け、災害に強い村づくりの強化を目指して実践してまいりたいと考えております。次に、12月1日暴風による被害に対しての経済的支援については、今回の暴風被害の大きさを考慮し、内部協議を行ってどのような対応ができるか検討いたしました。火災や風水害の損害賠償保険に加入している住民との公平性を考慮するとともに、迅速な対応を図るため、既存である見舞金を時限的措置として支給対象や支給金額を拡大して、特例災害見舞金として支給いたしました。国庫補助を受けて都道府県が行う制度として、『被災者生活再建支援制度』があり、近年では、東日本大震災や令和2年7月豪雨などが支援の適用を受けております。本村において、同様の災害があった場合には、このような制度を活用するとともに、村独自の支援対応ができるかどうか、検討してまいりたいと考えております。

質問 5番 北嶋信昭

災害に対しての対策とか云々は前段にありますけど、このようないろいろ検討していただきながら対処していただくということを理解したいと思います。今回のことに関して、質問としては、道路通行止めだったり公共施設だったりということが遅れているということを、一つも答弁が入っていないのですけども、いかがなものですかね。中札内だから道路が遮断されてでも、うちの村は碁盤の目に道路がなっているので、どこからも通れるのですけども、これが一本道だった場合、こんな3日もこのままなげておけるのかなと。それから、公共施設に関してもそうです。新聞にまで載っていたのですけども、2週間も手を付けないで置いていたというのはどういうことなのか。この2点について、再度伺いたいと思います。

答弁 住民課長 髙島啓至(住民課長は2023年3月まで)

まず私の方から、施設の通路の閉鎖の話をさせていただきたいと思います。新聞報道であったということなのですが、多分、村の火葬場の話かなと思います。手を付けずに置いておいたという話をいただいたのですが、いろいろ業者等の調整を含めて、2週間程度かかったということであります。あったものを見て過ごしていたわけではなく、やれるところから手を掛けていって、前の議会でもお伝えしたかと思いますけども、土日には手作業で職員が火葬場、墓地の木ですとか、畑に入った木、ここら辺を撤去した後で、業者に依頼をかけて、本数が本数だったものですから、業者の機械で処理をいただいたということであります。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

私の方から、今の公共施設の関係もそうなのですが、今回の被害、私が述べなくても、かなりの広範囲に渡って、道路だけでなく、公共施設、公園、至るところで倒木等によって使用ができない状態が起こっていたのは皆さんもご理解いただけると思います。それを一気に処理することができるかどうか。ただし、道路についてはできるだけ早くということは、所管課も考えておりましたし、ただ、人間の手でできることと、業者を入れて重機を使わないとできないことがありましたから。当時、優先順位的には道路を早急に復旧すべく、基本的にその回復のために、業者さんに発注をして、維持管理業者さんに発注をして、その処理を行っていたのですが、すべての処理を終えるまでにかなりの時間をどうしても要してしまったと。1カ所、2カ所の通行止めの部分であれば、当然すぐに回復はできたのでしょうが、あまりにも広範囲すぎたというところが一つの要因かなと。それでも、公共施設はかなりの期間閉めていた部分、今、担当課長からも話ありましたけれども、道路の部分については、根っこから処理することはできませんが、頭のところだけでもはねて、通行ができるようにだとか、そういう処理は施設課の職員も含めてやっておりましたので、そのことが3日間、どうしても費やさざるを得なかったという状況でございます。あまりにもその数が多かったというのが、一つの要因かなということでございます。

質問 5番 北嶋信昭

二つ目の今意見、答弁しましたけども、この対応をどういう形で、職員とかそういう形の中でやったのか。この間、十勝毎日新聞社に、災害時停電復旧などということで、北電と協定しましたよね。以前にもちょっと言ったことあるのですけども、中札内にも土木だとか建設だとか運輸会社があるはずなのですよ。そういうところと話し合いも何もしていないような形の中で、ボツボツやっていったような感じがするのですけど、その辺いかがなものですか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

一つの業者さんと協議をして、すべてを賄うことは当然のように困難でありました。ですから、中札内に入ってこれる業者さんについてはお願いをして、いろんなところで処理を行っていただきました。たまたま、北電の電線が切れたことで、そこの復旧作業をやっている業者さんにもすぐに声を掛けて、ほかのところもやってもらえないだろうかというお話は随時していっていますし、村内の業者さんには、特に道路維持等を行っていただいている業者さんには、手分けをしながらでも順次進めてほしいと。全く仕事をしていなかったわけではなく、どうしても一遍にそれができなかったと。これは公共施設周りの倒木の処理についても同様で、十勝管内にあるいろんな業者さんにお願いをしています。結果として、どうしても優先順位を付けなければならず、どうしても、後手ではないですけど後ろの方に回ってしまった路線も中にはあったかなというふうには思います。路線というか、公共施設ですね。今も積んだままになっている部分も一部ありますし、これは雪解けをもって最終的な処理作業も行うということになっていますから、やれる範囲で対応してもらえるところには、すべてというのが当たっているかどうかわかりませんが、できることはやったというふうに思っています。ただ、そのやり方がもう少し効率的にできなかったかという指摘については、対応の方法はもうちょっと考えられたのではないかと。そういう点は真摯に受け止めたいというふうに思っているところであります。

質問 5番 北嶋信昭

今、副村長の言う後者の方が、大体そういうことでないかと。今、理事者側から言わせると、頑張ってやったのだから、これ以上どうにもならなかったよみたいなこと言うのですけども、先ほど言うように、北海道電力との協定と同じように、中札内にも運輸、土建、いろいろな業者がおります。帯広からもうちの村の仕事を結構してもらっている建設会社とかいろいろおるので、やっぱり緊急のときにすぐできるような対応を組んでもらわないと。今回のように、これで頑張ってきたからこれでということにはならないのですよ。自分質問しているのは、3日間もなぜって。これを聞きたいのですよね。これを今、副村長言うように、いろんな対策の中で頑張ってきたのだろうけども、道路3日も付かないでいるなんていうのは、こんな平らな中札内村に。処置の仕方によってはできることがいっぱいあるはずなのですよ。それを行政として、やっぱり早く皆さんに害の与えないような形の中で対応するという、そういう対策をもう一度考えてもらわないと。平成28年の大雨のときも、上地区で一部被害がありました。これは上地区一部ですからと言うけども、村全体考えたら小さいかもしれないけど、一部地区においてはものすごい被害があったことも間違いないし、あのときの対応というのは結構早かったように思います。だけど、今回に関しては、倒木、38号更別境界のときに、パトカーが回転灯を回しておったから、何だと行ってみたら、駐在さんが手ノコで一生懸命道路通れるようにって一生懸命切っているわけですよ。自分もそこで一生懸命手伝ったのだけども。そういう応急の仕方もあるので。通行止めということにはならないのですよ、何日も。東4線の35号のところのカーブのところでは、木が3日倒れていた。そこに行きますと、職員が車の中で座っていましたちょっと言葉きつかったかもしれないけども、なぜここにあなた方いるのと。通行止めの標識ぐらい出すことぐらいやりなさいということを、かなり強く言った経過もあります。今の駐在さんが、木切りしていたことを考えたら、役場の職員は、車に乗っていなくたって、そこで手ノコで車通れるぐらいのことはできたはずなのですよ。職員は頑張っていることは認めます。朝早くから頑張っていたのですけども。やっぱりそういうちょっとした応急の仕方というのは、もっともっと細かくやれたような気がするのですけども、いかがなものでしょうか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

先ほども答弁させていただきましたけれども、ご指摘の点については、当然、今後対応方法について十分、課題検証しながら、対応方法を、職員内部の中でも検討していかなければならないというふうに思います。その被害の程度の大きさ、言ってみれば、1カ所1カ所を細かく見ていくと、もしかチェーンソー1台、手ノコ1丁あれば、もしかしたら通れるようになったのではとかって、そういった部分が全くなかったかというところまでは、ちょっとお答えはできませんけれども、一つは、そういった装備品の、チェーンソー、手ノコ含めて、変な話ですけれど、装備品自体もそう多くはなかったということがありますし、あと、北電の電気の復旧というのは、かなり最重要視されていましたから、そういったところに主力が動いたというところもあるかなというふうに思います。北電もすべて、電線に絡む部分について、すべて自前でやっているわけではないというふうに言っていましたし、電線が絡んでいる部分について、うちの道路維持作業関係の業者さんも、電線絡んでいる部分については、安易には手を出せないといったような状況も現実的にあったかと思います。どちらにしても、先ほど、1回目の答弁の中でもお話しましたが、今回の防風災害については、推測することがかなり困難であった災害であったかなというふうに思います。その範囲も含めて。こんなときこそ、職員が見聞きした、または、村民の皆さんが見た、聞いた、今北嶋議員のご意見もそうですけれども、そういった課題に対して、今後は同一のような災害が起きたときには、どのように対応するかということについては、十分検証していきたいというふうに思いますし、当然、単に備品が少なかっただけでそのことに手を出せなかったという部分があるのであれば、その部分をきちんと補充をしながら、今後、対応していくようにしていきたいというふうに思っているところでございます。

質問 5番 北嶋信昭

わかりました。最後にこんな長々言うこともないのですけども、自分の言いたいのは、職員も頑張ったのですけども、そこに対して、今言うように、北電の協定したように、土木、建設、運輸業、そういう方に、こういう災害緊急避難時のときに、やはりその人方ともう少し密に話をしながら、朝早くから動けるような形を取るという形を、村で一回考えていただいて、それをやっぱり村民に公開しながらやってほしいと思います。それで、村民の避難訓練は年に3回ぐらいやっているので、村民的にはいろんなものに対して知識を持っていると思うのですけども、やはりそういうものをやっていかないと、今言うように、職員がチェーンソー持ってなんていうことは自分で言ってないのです。でもやっている人もいたということも間違いないのですけども。やはり、今言うように、そういう今のこういう災害時に対応できる職業の方と密にいろんな話をしながら、そういう災害時の避難に対する対応の仕方というのは、村独自でもう一度考えるということに関してはいかがなものでしょうか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

村内の土木、運輸関係の業者さんと全く密に取っていなかったということではございません。十分に密に連携を取りながら、できる部分については、夜間も含めて、危険な部分はちょっと回避しなければなりませんけれども、そういった打ち合わせをしながら復旧に入ったわけでございます。それでも手が足りなかったという実態があるために、今回のような事態が起きていたというふうに思うわけでございます。当然、そこに手を出せない業者さんもいたかというふうには思います。ただ、村としても、そういった業者さんに手伝っていただかないと、当然、対応は困難なわけですから、それは村とそういった業者さんとの間で連携を密にして、実施を行っていたということだけでは、お答えをしておきたいというふうに思います。

質問 5番 北嶋信昭

村の業者云々という答弁でありましたけども、朝行って、運輸会社は全然話を聞いておりませんという運輸会社もありました。ですから、一部であったかもしれないけども、やっぱりその辺を徹底してやっていかないと。これはこのままでいくと、本当に、今ここに水が流れているのどうしようといったら、会議開いていろいろ考えるというのは、もう手遅れなのですよ。だから、始まった時点の中で、やはりすぐ開始をしていただくと。先ほども言うように、中札内平坦なところで、よっぽどのことない限りは大丈夫だと思うのですけども、ただ、自分も75年生きている中において、これだけの風とこれだけの被害があったことないから、これからも、それ以上の想定外に来たときに、村としてはそれなりのものを、対処の仕方を考えていかないと、これ以上の被害があるのではないかと、そういうふうに想定することで質問しているわけです。これだけやっぱりあれしてください。北電と協定したように、ほかのそういう災害に関する関連の業者さんと、やっぱり連携を取りながら、災害時には瞬時動けるような形の中の対策というのを考えていただけることでいかがなものでしょうか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

実際にはその災害協定という部分につきましては、村内であれば、建設業協会さんと協定を当然結んでいますし、ただ、いろんなリース会社と協定を結んでいたりと、いろんなところで災害協定は結んでいます。ただ、課題の中にもありましたけど、その災害協定によって、どういう連絡体制でどういう運営の仕方をすれば最大効果的な対応ができるのかというところまでは踏み込んではいないというのが実態ですので、その辺は実態に即した形の運用方法を、それぞれ協定先とも十分今後詰めていきたいなというふうに思います。それは建設関係だけではなくですけれども。

質問 5番 北嶋信昭

この問題に対してそんなに言う必要もないのですけど、それだけのことをしっかり、村でもう一度検討をしていただいて、災害時には即対応でき、この小さい村の中で3日も道路が付かなかったとか、そんな話は今後ないように進めていくことで、今後そういう取組みを、公開できるものなら公開できるような形の中の災害時のものを、村として考えていただけることで、終わらせていただきたいと思います。次に、見舞金の話です。屋根が飛んだ云々で、これ、農業関係だけで6億円ですよね。約、被害が。村で見積った金額だから間違いないと思うのですけれども。農家、今、戸数が百四十数戸あって、被害のないのは本当の数戸だけなのですよ。そうすると、大体420万円ぐらいの農家1戸の被害が出ているということも間違いないわけですよね。それから、街の中においても、ここにも書いてありますけども、いろんな施設の屋根が飛んだ、小さい車庫がつぶれた、それからいろんなものがあったのですけども、これ、見舞金だけで済ませているのですけども、この見舞金の最初に見積った金が1,300万円だったのですよ。ところが、最後には、67戸の330万円しかないのですけども、この1,300万円というのはどこで組んでどういう形の中で出てきたのか。ちょっとこの辺を知らせていただきたいと思います。

答弁 住民課長 髙島啓至(住民課長は2023年3月まで)

条例改正とともに補正予算ということで、1月の臨時会で組ませていただいた関係です。この数字につきましては、12月段階で決めておりますもので、中札内村農協と商工会の方からいただいた被害件数という、件数だけをもとにして、それにプラスアルファ一般住宅という考え方で想定して件数を計上しております。実際のところ、これは後の話になりますけども、農業者については298件の被害があったと。商工業者は43件の被害があったということでしたが、当初、12月の段階では、農業被害については140件程度であろうと。商工関係については30件程度であろう。一般住宅の被害については330件程度、合計して500件。この予算を、想定の中で多少大きめに組ませていただいたという状況であります。実態を確認してからの補正予算でなかったために、実情と大きな差が出てしまったということでございます。

質問 5番 北嶋信昭

いろんな査定の中で出て、実際は67戸、330万円ですか。これで済んでいるわけですよね。ここで見舞金で済ませたというこの理由。これをどういうふうに済ませたのかといえば、最終的にいくら被害があっても見舞金で済ますと。こういう仕方は、自分としてはものすごく冷たいなと感じるのですけども、中札内でこれ以上の今まで被害というのはなかったはずなのですよ。ここで、6億円もある中に、6億円は全部、これは農業関係ですけども。商工関係含めるとまだまだ大きな被害があるのですけども、これ、村として、帯広、それから更別、芽室、中札内の中に、被害というのが平等だって考えていることがあるのですかね。中札内は特別だって考えたことはないのですかね、村として。それをちょっとお聞きします。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

他市町村との状況ですけども、農業被害についてだけ、私の方からちょっと説明をさせていただければなというふうに思います。それぞれ集計の仕方も異なります。捉え方も異なりますので、全く同じ分母で統計の方が出されているわけではないですけども、中札内の場合、今回、農家被害は138戸のうち132戸が被害があったと。細かな部分もすべて入れると、359件の被害がありますし、ビニールハウスですとかそういった営農施設ということになれば298ということになります。この状況ですけども、例えば、隣の更別であれば、細かなところは、正直更別村も把握できていなかった状況です。更別村としても、被害は、農家戸数210戸のうち194戸が被害を受けているということですので、割合からすると、本村と同じように、更別もそれなりの被害があったのかなというふうに、ちょっと推測しているところです。また、芽室町については、分母の全体農家戸数は、ちょっとうちの方でも把握はしていませんが、被害戸数として162戸の農家の被害があったということで、261棟、営農施設ですけども、261棟の被害が今回あったということで、それぞれ状況を把握しているところでございます。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

今、農業関係の施設については、今、産業課長の方から答弁があったとおり、ただ、実際その被害を受けたところを見に行っているわけでもちょっとありませんから、ほかの市町村とどのように比べるのかという問題だというふうに思います。戸数的には、そういう情報を得ていて、今朝の道新にも、帯広の被害戸数と12月の防風被害の被害戸数等も出ていましたけれども、戸数的には、そこに記載されているとおりだというふうには思います。ただ、被害額という部分でいけば、1件1件具体的な調査をしたことは変わりがありませんけれども、基本的にそれを直すためにこれだけの金額が掛かってという、そういう算定の方法では、もともとありませんので。6億円というふうに出ているうちの金額は、ほかの町村に当たるとどの程度だというのは一切出ていないわけです。うちぐらいしか。結果としてそれが被害を大きく、報道されているもとになっているのかなというふうに思います。あくまでも基準的な再建築すれば、これだけの費用がかかるということをもとに、6億円という数字は出ていますから、具体的な、実際1件1件を算定して、被害額を算出したものでは、基本的にはないというふうに思っています。ただ、そういう被害を受けているというところがございますから、私たち、見舞金という形で出しましたけれども、見舞金という形が冷たいかどうかは別として、うちの条例上で決めているその災害見舞金という制度を拡充することで、言ってみれば、いち早くその支給をすることは可能であろうと。これが実態に合わせた支援助成とかという形になると、当然、1件1件のその被害状況を把握した上でないと、不公平感がやっぱり出てきますので、そういう面では、この災害見舞金という条例を特例的に改正をして、支給額を引き上げて対応するというのが、一番理にかなった方法であろうというふうに思っているところでございます。ただ、この関係については、1回目の答弁の中でもありましたけれども、国の災害救助法だとか、被災者生活再建支援制度、こういったものが適用されるような大規模な災害と国が認定したケースについては、かなり対応の仕方は変わってくるのだろうというふうに思っています。そういった面で、似たような規模でありながら、うちがその法律に基づく支援制度の対象外ということになれば、回答の最後のところでもお答えをさせていただきましたけれども、基本的にそういうときには、村としてもどういう対応ができるかというのは、十分考えておかなければならないかなというふうに思っているところでございます。

質問 5番 北嶋信昭

いろいろ考えてくれているのだろうと思いますけども、これ、4市町村の中で、自分が全部歩いてみました。更別も芽室も、それから戸蔦地区ですか。戸蔦地区、それから、芽室の美生地区、これ一部、かなり中札内以上のところもありましたし、中札内ぐらいのところもありました。戸数にすると、芽室、それから帯広市は、中札内から見ると戸数的にも少ないです。中札内は、本当に全体、街農村関係なく全体にこういうふうに被害を受けたときに、ここに書きましたけど、災害特別復興助成、これ名前はこうなるかどうかわからないけども、中札内として、なぜこういうことを考えられなかったのか。今言うように、いろんな支援とかそういうのはあると思うのですけども、今回は特別であるはずなのですよ。これをやっぱり何らかの形の中で、今、副村長、時間もかかるし云々、不公平出ると言うけども、時間掛けたっていいのですよ。こういうときこそ、中札内の村の温かさを見せてほしいのですけどもね。何か冷たい見舞金で済ませる。不平等が云々、そんなことではないのですよ。これだけの被害、中札内はほかの町村と違うのですよということを言っているはずなのですけども。政治家の先生にも、国の方にお願いをしてくれ、道の方にお願いしてほしい、振興局の方にもお願いしてほしい、一応お願いをいたしました。そうすると、ある国会議員の先生は、テレビの一般質問の中で、このことを堂々と言ってくれて、何とか災害に支援金を出してくれという話までしてくれました。それから、十勝振興局に行った人は、もう首長同士で話が進んで終わっておりますよということで、話してくれなかったそうです。中札内はなんで他市町村と話を合わせて見舞金だけで済ませるのか。なぜ特別、中札内として考えれなかったか。その辺の考え方を聞かせていただきたいと思います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。他町村と話を合わせて何もしないかのようなご質問については、明確に否定させていただきたいと思います。それと、見舞金だけで済ませたという言い方を先ほどからされています。中札内村独自の支援はできなかったのかというお話です。今回、見舞金の支援対象を広げたり、見舞金の支給額を上げたりということは、中札内村独自の対策です。ただ、名称がこれまである見舞金という制度を活用したということにすぎません。ということで、例えば、この見舞金制度を条例改正して、北嶋議員がおっしゃっているような、復興助成金、これ正直言うと難しい面はありますけれども、別の名称にすれば良かったのかというようなお話になってしまうのですよね。先ほど申し上げましたとおり、この見舞金、なぜ見舞金かというと、何かの被害を補償するということにはなかなかならないです。災害において。これは、先ほども申し上げましたとおり、さまざまな巨大災害、甚大なる災害においても、これは同じなのです。それはなぜかというと、行政が努めるべき役割というのは、住民の福祉を守るということにあります。健康で最低限の生活を守ることが福祉であり、そこを保障することが行政の役割であります。なので、その中で、中札内村としてできることは何か。それは本当に真剣に考えさせていただきました。既存の制度の見舞金を使ったということが、もしよろしくなかったということであれば、それはちょっと、もうちょっと別の方法あったのかなと思いますけれども、この見舞金条例を拡充したというのは中札内村独自の判断でさせていただいております。金額の大きい小さいというのは、これについては申しわけありませんが、非常に個人的な価値観に伴う基準になりますので、それについては、冷たいと言われれば冷たいのかもしれませんし、もっと多くできなかったかと言われると、できたのかもしれませんけれども、ただ、我々が長期的な視点を見た中で、住民の福祉を守るという観点で考えた中で、あの時点でしっかり検討したそういった事業であったというふうに申し上げておきたいなと、ご回答させていただきたいなというふうに考えております。

質問 5番 北嶋信昭

考え方大分違うところもあるのですけども、やはりうちの村に、基金の中に備荒という欄もあるはずですけども、そういうものも使えなかったのかなという部分もあるし、村として、今話を全体に聞いておりますと、被害はあったけど、そんな甚大というほどでもないみたいな処理の仕方に自分としては聞こえるのだけども、やはり、もう少し、個人的にそういうものをもう1回検討していただきながら、これ以上の被害起きたときにはどこまで補償できるのかというものもあると思うのですけども、いずれにしても、村民の納得いくような形の中で進めていっていただきたいのですけども、自分と村との考え方、大分違うところもあるのですけども、いずれにしても、これからもいろんなことがあると思うので、そのときは敏速にしていただいて、やっぱり村に、そういう村民一人ひとりに補償できるような形をもっとつくってほしいなと。先ほども言いましたけど、28年の大水害のときには、一部のところでした。一部だったけども、この一部が、畑が全体に水をかかったり、埋まったりして、そして作物採れないところもあったけど、これも見舞金で済ませているのですよね。そういうことも含めながらいくと、何か村の対応の仕方というのは冷たいところがあるのかなという気が自分はします。そんなことで、村の考え方、前段の方もそうですし、今回もそうですけども、村として、これで精一杯頑張ったというのなら、それでも仕方ないかもしれないけど、自分としては、もう一度違う形の中の災害というものを検討していただけるという形の中で、村も進めていってほしいと思いますけど、いかがなものでしょうか。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

基本的には、今回の防風災害においた対応が、限界までできたかというのは、そういった面では今に至っても反省点はいろいろございます。先ほど、副村長からも繰り返し繰り返し申し上げさせていただいておりますけれども、反省点はいっぱいございます。それはしっかり今回検証して、今後に活かしていきたい。あとは、とにかく、いわゆる被害に遭われた方の経済的な支援というのは、これは非常に難しい面があって、本当はもっともっとやる方が良かったのか。そういったことも含めて、今後、住民に寄り添うという観点は全く変わりません。今回もそれについては、精一杯検討はさせていただきました。ただ、不十分な点は多々あったというのは、我々も十分認識しておりますし、今後、非常に日本は災害も激甚化していますし頻発化していますし、このようなことがこれから起こることも十分想定されます、同じようなことが。そういった面で、今回の経験活かしながら、どうすれば住民により寄り添えるような対応ができるのか。これについてはしっかり取組んでいきたいというのは、北嶋議員がおっしゃっていることと全く同じですし、ただ1点だけ、もう一度繰り返させていただきますけれども、のんびりと構えていたわけではないですし、いろんな方々、関係機関と相談し、話し合い、そして職員が村の隅々に行って、さまざまな状況を確認した中で、優先度を考えながら対応はさせていただいております。なので、場所によってはどうしても時間掛かったところもあったかと思いますけれども、その点についてだけは、至らないところはたくさんありましたけれども、反省することも十分我々ありますけれども、我々十分やったから褒めてくれということを言いたいわけではなくて、優先度を考えながら、どうすれば住民の福祉を守っていけるのか、最低限の暮らしを守っていけるのかということを最優先させながら対応をしてきた。対応した。その中でさまざまな反省点もあったということでご理解いただきたいなというふうに思います。これからもしっかり努力を重ねてまいりたいというふうに考えております。

質問 5番 北嶋信昭

いろいろ答弁もしていただきましたけども、最終的には同じところもあるのですけども、その内容について考え方というのは違うのですけども、国の制度とか道の制度とかっていうもの以外に、特別災害とかあったときには、中札内独自で考えれるようなシステムも作っていただきたいなと。そうすることによって、やっぱり村民がいろんな被害あったときに、多少でも助かるような形の中の支援金でもいただければ、皆が助かるか。そういうふうに思います。なかなか災害というのは、国でもそうですけども、難しくて、支援の仕方も難しいと思うのですけども、言いたいのは、中札内独自のものも考えていただきたいなと。特別ということになるのですけども。そういうことも含めながら、今後、いろんな、2点の質問をいたしましたけども、そんなことも今後含めながら、村民と一体となって、やっぱり村民が納得できるような村づくりで頑張っていただきたいと思います。

出典:中札内村議会 令和4年3月定例会 2022年3月11日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる