みんなの議会

中札内村議会 令和2年12月定例会 2020年12月10日

農家に対するコロナ対策について

2020年12月10日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「農家に対するコロナ対策について」質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、副村長 山崎恵司が答弁しました。

質問者
北嶋信昭 議員
答弁者
村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、副村長 山崎恵司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 北嶋信昭

それでは、お許しをいただきましたので、質問させていただきます。農家に対するコロナ対策について、伺いたいと思います。今年の農産物の作況は、春先の干ばつ、高温、降雨によって農作物の被害は多大な状況下にあります。特に中札内の特産であります枝豆については過去最低の減収となり、よって農協としては枝豆の種子の全額助成の措置を取っているとお聞きをしております。春先から農協はコロナ対策給付金として、組合員1戸当たり5万円、職員一人5万円を支給しております。また、枝豆加工品を3回にわたり支給し、8月には北海道ホテルにて中札内フェアにも組合員並びに職員に一人1万円の食事券をしたり、最大の努力を図っております。しかしながら、村の対応は全くなく非常に不満と疑問を感じている昨今であります。また、農協は毎年十勝管内では、1番2番の法人税を払っている実績があります。今年は1億9,410万円を支払っております。コロナウイルスによって、農産物の動きは悪く、価格が下落しております。このような時期こそ村が率先して対策を取るべきであります。村長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

農家に対するコロナ対策についてでありますが、村では農業分野における新型コロナウイルス感染症の影響や対策について、国の対策に注視しつつ情報収集や農協をはじめ関係機関と協議を行い、取り組みを進めてきたところであります。国では、令和2年度第2次補正予算において農業者に対する経営継続補助金や、一部運用の見直しが行われた高収益作物次期作支援交付金を制度化しており、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている農業者が持続的に経営できるよう給付型の支援制度が実施されております。村としましては、こうした各種支援制度の適用を受けることができるよう、農協や北海道農政事務所帯広地方拠点と連携した取り組みを行ってきたほか、6月以降は農協と協議を重ね、影響や課題の把握に努めてまいりました。この中で、豆類やイモ等の収穫時期の受入、選別作業に係る密の解消や少人数でも安全で効率的な作業ができる体制づくりが必要という課題提起を受け、村としては、安全を保ちつつ今後も継続的に作業が行えるよう豆の選別作業場に自動化機器の導入検討を行っており、現在、3月補正予算での予算計上を視野に調整を行っているところであります。また、今年は感染拡大防止のため、各種PRイベントや販売イベントが中止となっており、枝豆をはじめ、村の農産物を多くの方に食べていただける機会が減少しております。村としましては、東京、札幌、帯広の各ふるさと会会員に特産品の詰め合わせを送り、地場農産品を食べていただくための費用を今定例会で補正予算に計上し、可決いただいたところであります。今年は新型コロナウイルス感染症の影響のほか、春先の干ばつや発芽期、収穫期の長雨など天候不順によって、畑作農家の皆さまにおかれましては、二重の影響を受け、大変厳しい年になっていると認識しております。また、新型コロナウイルス感染症は、未だ終息の見込みが立たず、その影響が長期化しております。今後も農協や各種関係機関と現況や課題を共有しつつ、新型コロナウイルス感染症の影響を少なくし、農業者の皆さまが持続可能な営農ができるよう努めてまいります。

質問 5番 北嶋信昭

村長から答弁ありましたけども、コロナ対策の村としての農業に対する対策なのですよ。今、言うなれば商工関係者には休業補償だとか、それから売上のない人は補償したりとかいろんなことをしているのですけども、農業に関しては、今言いました農協や北海道、農政事務所帯広拠点との連絡云々というのは、これは国の対策であって村がしているわけでないですよね。聞きたいのは、今、農業が何が売れて何が採れていないのかというそういうことを聞いて補償をしてほしいという話をしているわけですよ。これは国のやっていることとか、そういうものに対して答弁であって、村としては何の、今、豆の選別機の自動化、これもこの間1週間ほど農協行ったけど話は全然聞いておりません。どこで話しているのか分かりませんけども、いい対策だと思うのですけど、こういう対策をどんどん組んでいってもらって、農業に対しての支援ということになると思うのですよ。それを国のやったことをいかにも我々がやったような話しながらしているのは、ちょっといかがなものですかと。そこをちょっとお聞きしたいですけども。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

農業に対するコロナ対策の支援についてですけども、確かに北嶋議員がおっしゃるように、各種の給付的な制度については、この間、国の方で事業を実施してきたところです。村におきましては、農協の農産、あるいは、畜産の各部署とも協議しながら、給付型というよりも、今回、農業者の方がこの後もコロナ対策、影響長引くというふうに想定されることから、持続可能な生産あるいは出荷体制をつくっていくことが必要だという協議を行って、今回、豆の選別作業所の自動化というところの対策をまず打つことで、密を解消して安全な作業、あるいは、人が人数少なくなっても出荷ができるような体制づくりをまず構築しようという視点で、村の方としては農協と協議しまして、そういった支援を行っていくということで、この間、協議をさせてきていただいているところです。

質問 5番 北嶋信昭

農協と協議しながらという話なのですけども、全然協議していないのですよね。もうちょっと農協の組合長と、それから村長と、産業課と農産部長と、そういう人方のいろんな話をしながら、こういうことを決めていかなくてはいけないのに、何か上っ面で摘まんだような話しか聞こえないわけですよ。個人としては、これで一般質問止めたいのですよ。それは何かといったら、こんなときこそ村が対策を考えるべきですよと言っているのに、国のことを出してきたり、まだ未定の話を出してきたり、これ質問の答えになっていないのですよ。どうですか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

直接的に北嶋議員の質問に対するお答えになるかどうかは分かりませんが、国の制度を活用したというのも、農協さんが間に入ってやっているものもあれば、村が間に入って農家さんとのやり取りをして実施をしているものもあります。ですから、実際にお金は国から農家さんへ直接という部分はあるのかもしれませんけれども、村の会計を通っていないという意味ですね。ですが、その協力については、村の方も実質的には行っていると。それと、豆の選別の自動化の機械、これを導入することを農協さんと話をしているわけで、こういった部分については、農協の部長さん等とも当然お話をしながら、どういったものが一番密の解消になるのかということも含めてきちんとお話をした上で、今具体的なものの選定に入っておりますし、また、3月には補正予算としてその事業費分を計上したいというふうに、これは村単独の事業でということになりますが、そういった形でやりたいというふうに思っています。これまでの協議の中で、私たちとしても、農協さんと話をする上で、今年度の収穫及び売れ筋、つまりそれによって余剰して在庫として抱えている分なんかも在庫としてはあるのだというお話も聞いておりますし、ただ、今、それを売り出しとかに検討をすると、今このコロナ禍の中で人を集めて密をつくるわけにはいかないというところは、農協さんも村の方も同様に考えたところであります。ですから、そういった対策についても、販売促進のそういった対策についても全く考えないということではなくて、今後、当然コロナの今の現状がある程度収まってきた段階では、そういったものも当然予算として計上するケースもありますし、その辺はきちんと密にお話をしながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。全くそれまで題材として全く挙げていなかったということではございませんし、いろんな話し合いの中から今の状況に至っているということでご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 5番 北嶋信昭

総括の中の話なんだろうと思いますけども、例えば、今我々農家のつくっている農産物の動きというのは把握していますかね、今、村で。6月以降、農協と密に連絡を取りながらという話なのですけども、今、農産物の動きというのは、例えば、枝豆が売れていますか、麦が売れていますか、芋が売れていますか、そういう話は聞いたことありますか。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

今回、今、6月以降農協と協議をしてきているという話をさせていただきました。各個別の農産品の動向につきましては、今回、直近でいきますと11月10日の日に総務部長あるいは農産部長とも打ち合わせをさせていただいて状況を把握をしているとともに、その際に、この後、検討している選別場への機械の導入等もその段階でちょっと検討させていただいているところでございます。

質問 5番 北嶋信昭

詳しくは分かっていないようですけども、今ものすごく豆の動きが悪いですよね。価格が下がって。それで、中札内としては、枝豆、インゲンがあるおかげで、まだ在庫が多い方でないと。各単協においては、豆が売れなくて売れなくて、倉庫足りないという状況の中にあるわけですよ。であるのなら、うちにも違う作物の中でそういう状況があるはずなのですよ。コロナのためにそういうふうになった補償とかいろいろ考えてくださいと自分は質問したつもりですけども、何かそれらしきものは一つも出てこないのですよ、ここの中では。国のやっていることまで、コロナ禍でと言うけども、これ違うのですよ。これは国は国なのですよ。今、農協の売上が、去年だけで法人税が1億9,410万円、このほかに個人税払っているわけですよ。こうやってしている分の還付で予算が来るのですよ。そうすると、今、1事業主には休業補償から収入保障までいろいろして、無金利で金を貸して、そこまでやっている住民と農業とはどう違うのですかね、これ。自分としては、そういうものを平等にやってほしい、1商工関係者ですけども、それは大変いいことしたのですよ、それは。であるのなら、農業にも同じような対策を考えていただけないですかという質問なのですよ、これ。それを国のやっていることを出てきて、今一ついいことしているのは枝豆、ふるさと会でやると、これはありがたい話だけど微々たるものなのですよ。その辺、何か自分でも話食い違っているものですからどういうふうに言っていいか分からないのですけども、そういう細かいことかもしれないけど、そういうふうに農業に対しても支援をしてほしいのですということを質問しているわけですけども、いかがなものでしょうか。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

ご質問に対する答弁、ちょっとなかなか不十分だったところはまずお詫びしたいと思います。先ほど北嶋議員おっしゃられているとおり、中札内村、農業を基幹産業としていて、この農業の発展なくして中札内村の発展もないわけです。そういった面では、この農業をしっかり守っていくというのはこれは非常に優先度の高い取り組みであるということは十分認識しております。ただ、現在、いわゆる小売り、商店の方の支援はやっているけれど農業の方はどうなのだというようなお話ありました。これについては、まず、商業については本当にスピード感を持って、本当に生きるか死ぬかという状況にあったということはご理解いただけるかというふうに思います。農業については、非常に、正直言うと我々も見通しが見えづらい面がございました。ただ、本当に小豆が、観光が落ち込んだことで非常に在庫がダブついているというようなお話であったり、逆に言えば、コロナの巣ごもり消費で売上がアップした作物というか商品もあったというふうに伺っておりまして、このなかなか見極めというのが非常に行政としては難しい面がこれまで状況あったことは確かでございます。そういった面では、情報収集については、まだまだ不十分な面があったのかなというふうには存じております。このコロナについては、先ほども答弁させていただきましたとおり、非常に今第3波が来ていて、これが本当に来年度、令和3年、2021年にどうなるのかというのが非常に見通しがはっきりしない面がございます。なかなか明るい材料、今、見通せない中で、農業についても間違いなく影響があるものというふうに我々も懸念をしているところであります。そういった面では、これからもしっかり情報収集に励みながら、必要な対策はしっかり取っていく。ただ、やはり農業者の方々の事業規模というのは非常に大きいものですので、どの程度やっぱりできるのか、どの程度の村の財政規模で支援ができるのかというのはあるとは思うのですけれども、必要な対応については、これはしっかりやっていかなければならない。そのように考えておりますので、ご理解いただけると幸いに存じます。

質問 5番 北嶋信昭

農業の規模の中の、これは大きいのは分かりますけど、それだけ税金払っているわけですよ。だから、その辺はそれなりの考えを持っていただかなくてはいけないなと。一つ、この質問の中にありますけども、農協で一人5万円の支給をしてきた。それから、枝豆加工品を支給してきた。それから、北海道ホテルの1万円を支給してきたと、こういうものがあるのですけども、このときに、農協と密に連絡取れれば、村としてでも、その中に何か補助があってもよかったのかという気がするのですけどもね。多分連絡取り合っていないと思うのです、そういうものは。議会の中でも、議長を通じて村に、農業それから村、商工会、これら密に連携を取りながら、村の発展に頑張っていただきたいという議会からも行政にお願いしたはずなのですよ。そういう連絡が取れないからこういうふうになってしまうので、自分としては、この中に何か一つでもいいから、村として農業者に支援をしていただくような形を取ってほしかったですよ。まだまだ言えばいっぱいあるのですけども。村長言うように、これからどうなるか分からない。確かにそうですよ。今、乳価も変わりつつありますし、これから乳価どうするのかという時代も来るのかもしれない。昨日の新聞に、民主党の十勝選出の議員が抗議に行っていますよね。こういうこともまだ分からないのですよ。だけども、やっぱり村として、農業者に対する支援が見える形の中でやってほしい、村としてです。国は国です。そういうことを示してほしかったのですよ。ちょっと自分の質問の中に、こうなってしまったらどんな示しつけていいのか分からないのですけども、本来でいくと、これは質問の内容が違うので止めますと言おうと思ったのですけども、せっかく時間もらっているのでそんなことできないから今質問しているのですけども。できることなら、これ約束してほしいのです。農協と村と十分話して、農産物の今何が障害があって、どういうふうになっているか。それに対して、商工関係者まで行かなくてでも、村としてそういう対策を組んでほしいと。これは村として、村長、約束してほしいのですよ。農業に対しては何もないのですよ。これからいろいろ話すれば出てくると思うのです。今、こっちの新聞にも出たけど、種芋云々と言うけど、これ減収の話なのですよ。こういうのとは関係ないのですよね。それでも、何かコロナ対策に乗せて今一生懸命頑張ってくれているみたいだけども、我々、自分が言うのはそうではなくて、村と農協との関係、農業との関係をはっきり示してほしいですよということを言いたいわけですね。その辺、分かりますか。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

今、農協がやっている各種補助金に対して、村の方、何らかの支援等できなかったのかというご意見もいただきました。確かにその部分については、農協とちょっと情報のやり取りが不足している部分もあったかと思いますので、先ほど、村長の答弁もありましたとおり、今後もきちっと農協の方と連携を密にしながら、一つひとつの作物の状況等も確認しつつ、村としてもきちっと対応していきたいというふうに考えております。

質問 5番 北嶋信昭

話は本当はそっちに持っていきたかったのですよね。やっぱり先ほどから言うように、同じ村民である限り、みんな平等に税金を払っているはずだし、それを受ける権利もお互いにあるはずなのですよ。そうであるのなら、村としてもっと本当に農協と村ともっと密になってくださいよ。ちょっと今離れすぎて、多分、部長、課長の堺はあるのかもしれないけども、とにかくトップ同士の話というのはもっともっとしていただかないと。中札内の基幹産業は枝豆です。農業生産高百四十数億円です。これではだめなのですよ。そこに村がどれだけ一緒にやってきたかということでいかないと一つの村にならないわけですよ。それをやっぱりしっかりやってもらうことで約束をしていただいて、また新たないろんな補正も出てくるかもしれないし、次年度予算の中にも大きな数字が出てくることを期待したいと思うのですけども、そんなことで、単独はできません。農協と村と一体となって頑張っていただくことで約束していただければ、これで終わりたいと思いますがいかがなものですか。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

しっかり連携を取りながら進めてまいりたいと思います。

出典:中札内村議会 令和2年12月定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる