中札内村議会 平成27年9月定例会 2015年9月18日
6次産業の取組みについて
2015年9月18日、中札内村議会の一般質問で、中井康雄議員が「6次産業の取組みについて」質問し、村長 田村光義が答弁しました。
- 質問者
- 中井康雄 議員
- 答弁者
- 村長 田村光義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 中井康雄
それでは、一般質問させていただきます。6次産業の取組みについて。近年中札内村の農業は、農家の方々の努力、また、中札内農協を始め各関係機関の方々の指導、協力により素晴らしい実績を上げておられます。本年も、9月3日に行った農業委員会と議会合同による作況調査の結果によりますと、ほとんどの作物において平年作または平年作以上の出来で推移しているとの事で、本年も最高の秋となる事を期待しているところですが、その一方、TPP交渉の今後の進み方が大変気になるところです。農業の衰退はそのまま中札内村の衰退につながるのは明らかです。すべての国民が安全で安心に暮らせる国政を望むところです。そんなさまざまな農業情勢の中、作物を作り加工して販売まで手を掛けている方、手を掛けようとしている方などがいらっしゃいますが、大変素晴らしい事だと思います。新たな商品開発が第2、第3の村の特産品につながる可能性を秘めているかもしれません。そこでお伺い致します。これまでに6次産業についての村の取り組みはどのようなものがあったのか、また、これからの予定はあるのか、お伺い致します
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
6次産業の取組みについてでありますが、6次産業は、平成22年に6次産業化法が成立され、一次産業の振興や地域活性化を図る方策として進められています。その後、各省庁において補助制度なども設けられ、6次化に取組む農業者も増えてきております。ご質問の本村としてのこれまでの取り組みについてですが、平成19年度に食の推進パートナー登録を制度化し、食の応援団のお店・粋匠品として、農畜産物の加工品を中札内村の産品とわかるように表示することで、他の製造・加工食品と差別化を図り、中札内村のおいしい産品を安心して購入していただけるよう消費者への PR 活動に取り組んでいます。平成26年度には、農畜産物等の加工、製造、販売を行う、村内の企業・農業者が、新たな起業や新分野への取り組みに対する補助制度として、小規模企業支援事業補助金交付要綱を制定することで、6次化に取り組みやすい環境づくりを進めております。また、事業者へ補助制度や公益財団法人とかち財団が実施する、商品開発の相談、講演会などの情報提供を行っております。本村では、6次産業に取り組む農業関係者も多く、農協の枝豆を初めとし、個人で販売ルートを開拓された方、農家レストランの経営、道の駅での販売等により、消費者から好評を得ている商品も現れております。今後の取組みについてですが、新たな商品開発が、村の特産品につながる可能性については、議員と同様、大きな期待を寄せております。6次産業の取組みでは、事業が軌道に乗るまでに、初期投資への負担、商品開発のノウハウ、市場ニーズの把握など多くの負担が考えられますので、これまで同様、各省庁の補助制度及び村小規模企業支援事業補助の周知や、関係機関で実施する商品開発相談や商談会、講演会などの情報提供に努め、意欲ある事業者、農業者などへの支援を実施してまいります。
質問 7番 中井康雄
いろいろと取組んで努力されていることはわかります。皆さんよくご存じと思いますけれども、6次産業課とは、農林漁業者による1次産業、生産。2次産業、加工。3次産業、流通販売の一体化や、農業と2次3次産業の融合等により、農山漁村に由来する農村水産物、農産漁村の風景。そこに住む人の経験・知識に至るあらゆる資源と商品産業、開発産業、IT産業等の産業と結び付け、地域ビジネスの展開と新たな業態の創出を促す取組みです。農家の方が自分の力で生産して、そして作物を自分の力で加工して、自分の力で販売するというのが6次化ですけれども、中札内では農産物をつくるという分野では、十勝、北海道の中でもトップクラスだと思うのですけれども。加工する、それを販売するということでは、興味があってもなかなか前に進めない方もいらっしゃると思うのですけれども。そんな中で、加工という分野では、先日、産業課のほうに参りまして、道の駅、カントリープラザ、調理室の備品台帳を見せていただきましたけれども、食品加工試験をするには十分の機器が揃っているなというふうに感じました。それ以上の試験研究を望まれる方は、先ほど、十勝財団のほうのお話もありましたけれども、十勝圏地域食品加工技術センターを利用して、それ以上の研究をすることも可能と思うのですけれども、現に中札内の方もそこを何人か利用されているというふうにお話をお伺いいたしました。その販売の面でもいろいろ情報、アドバイスしていただけると思うのですが、インターネット等で見てみますと、6次産業化サポート相談窓口というようなところを開設しているところもございました。そのような形の中で、興味のある方が気軽に相談に行けるこの窓口を中札内でもつくっていただければいかがというふうに思うのですが、そこら辺のことはどのように考えるでしょうか。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
今、サポートセンターといいますか、相談窓口ちょっと不勉強で、どこまで突っ込んでそれぞれ受けているかも承知していませんで、ちょっと適格な答弁かどうかわかりませんけども。今質問の中にございました十勝財団の中でもそういう分野が、総合的なということで言えばやっていることもありますし、十勝段階でももう一つあるようです。では、村でという提案までいってなくても、そういう総合窓口の活用といいましょうか、というご質問かなというふうに思います。私も直接生産された方から聞くと、やはり販売、つくること、現品をつくっていますから、加工まではどうにかたどり着くのだけども、売るところが、商業ベースとしてペイするのかどうかということが非常に、これからだという話も、小規模の支援した事業者とも直接ちょっとお話すると、ある程度は持っておられても、本当に販売につながるかどうかということが心配ということから言えば、その商品をこういった総合的な窓口にぶつけて、どういったところが開拓すべきところなのかのアドバイスいただくことは大変重要かなというふうに思いますし、そういう総合的な相談を単独でというのはなかなか難しいとすれば、今申し上げた販売のアンテナショップではないですけども、例えば、川越のフェスタだとか十勝段階、あるいは札幌、道央圏のそういったフェアに一緒に行っていただく機会をつくるなどして、まず、そういったところから情報を得て、協力できるところはやっていきたいということが一番必要かなというふうに思いますし、それが発展して、総合的なそういったことまでやれるかどうかはもう少し勉強してみたいなと、こういうふうに思います。
質問 7番 中井康雄
本当にそうなのですけれども、私も商売柄、いろんな方々が来てお話しています。特に若い人たちがいろいろグループで集まって話している中にも、たまにそういう商品開発であるとか、また、販売云々とかいろいろ模索しながらやっている方もいらっしゃいますし、そういうことをよく耳にするものですから、この質問させていただいたのですけれども。ぜひとも、そういう方々に適切なアドバイスをしていただくために、そういう窓口といいますか、こういうもっともっと違うところにいけばもっとそういうことが聞けるとか、今村長おっしゃったようなことをみんなに周知できるようなことをしっかり取組んでいっていただきたいなと思うのですけれども。これらのことはちょっとわかりましたけれども、ぜひともそういう素晴らしいことをやろうとしている方々の芽をつぶさないように、しっかりとアンテナを張ってやっていただきたいというふうに思います。それとまたちょっと話観点変わってしまうかもしれませんけれども、そういう話の中でも、やっぱり、特に20代、30代の方は、役場入りづらいのだよなというようなことをよく耳にしますので、なるべくそういうようなもっと柔らかく、いろんな情報を提供できるようなことを、情報的に伝えて、来たら何でも相談に乗れるようなことをきちっと住民に周知してやることも大切なことかなと思いますので、そこら辺の努力も併せてしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。意見として結構でございます。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
村として、入り口、具体的に動くときには、先ほどちょっと触れました小規模で、今、広報でPRではなかなか思い立ったときに見なかったらそういうきっかけ、まずは相談があるのでしょうけども。それと、役場が入りづらいという話も含めて少し、本当に思い立ったときに来れるようなPRをして、初めは庁内でどういうふうに割り振るかというか、どこに行ってもらうのがいいのか。資金の相談なのか、加工の先ほどの技術の相談なのか、販売の相談なのか、いろいろあると思いますので、総合的にある場合が普通だと思いますけど、どこどこ行くというようなことができるようなことは少しちょっと工夫しないと、来ていただけないとそのことはわかりませんので、そうかって対象者が全部、村民の方全部ということにはなかなかならないと思いますので、農村部の例えば集まりを中心にそういった機会があればお話することもあれですし、農村地域の区長さんの会議の中で、そのときは区長さんだけですけども、そういうことを考えておられる話を聞いたら、ぜひ持ち込んでくださいとか、そんないろんな今やっている中での手立ても少し考えて、本当に言われたようなことで、せっかくそういう発想された方が成功していただくことが一番ですので、できる努力はしたいと、こういうふうに思います。