みんなの議会

中札内村議会 平成29年12月定例会 2017年12月15日

ポロシリ福祉会の役員解任騒動について

2017年12月15日、中札内村議会の一般質問で、中井康雄議員が「ポロシリ福祉会の役員解任騒動について」質問し、村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司が答弁しました。

質問者
中井康雄 議員
答弁者
村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 中井康雄

それでは、私の方から一般質問をさせていただきます。ポロシリ福祉会の役員解任騒動については、新聞報道により私達も知ることになり、その後も新聞報道にて、問題の中身、流れ等を知ったわけですが、それぞれの関係者、職員、そして利用者等が納得のいく解決ができたのか疑問に思っております。そこでお伺いをいたします。村として内容を把握していたのか、どのような対応をしたのか、今後の対応はどのように考えているのか、お伺いいたします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

ポロシリ福祉会における一連の問題についてでありますが、11月8日の「理事、監事に解任勧告」との新聞報道以降、役員等の辞任問題などで多くの村民をはじめ、ポロシリ福祉会関係者や職員、特に利用者とその家族が不安を抱えている状況にあると認識しており、その動向について危惧しているところであります。村は、ポロシリ福祉会が開催する理事会や評議員会に関係職員が立会し、そこで話し合われた内容について概ね把握しておりますが、議案内容により一時退席せざるを得ない場合があるほか、求められた場合以外に会議の中で意見を述べることは実質認められておりません。また、これまで当事者などから、複数回直接お話を伺う機会もありましたが、双方の主張が合致しない部分が数多くあるため、その動向について注視する立場を取らざるを得ない状況となっております。村としては、過日、法人理事長等役員にお越しいただき、これまでの経過と今後の方向性について確認、報告を求めたところですが、その際、これ以上入居者等の不安が続くこと無く、法人運営の正常化に向けた真摯な話し合いがされるようお伝えさせていただきました。社会福祉法人の所管庁である十勝総合振興局に相談に出向いた際にも助言をいただいており、法人組織内の人事に関わる問題で村が直接関わることが困難な事案との認識ですが、デイサービス事業・ホームヘルプサービス事業などに対し運営助成を行っていること、地域福祉と介護事業の担い手として重要な役割を担っているということからも、法人運営の早期正常化のため、村として助言や支援できるところがあれば、十勝総合振興局とも連携しながら対応する考えであります。

再質問 7番 中井康雄

それでは再質問させていただきます。ポロシリ福祉会、法人組織でありますし、村としてその中にいかに入っていけるかなかなか難しいところたくさんあると思います。それをあえてそこら辺もちょっとお伺いしたいのですが、村として過日、法人理事長等役員にお越しいただきということですけれども、いつ来ていただいて話を伺ったのか。そしてまた、その話の内容等がどのような話をしてどのような回答があったのか。話せる範囲で、いろいろと事情があると思いますから、話せる範囲で結構ですので、そこら辺のことをまずお聞かせ願いたいというふうに思います。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

法人理事長と役員等というふうに最初の答弁いたしましたけれども、法人理事長と副理事長お二人に村の方まで来ていただき、それまでの理事会、評議員会の概要と今後どういうふうにするのかと。その段階で、正常化に向けて努力してほしいというふうにお伝えはしたのですが、ポロシリ福祉会の方からは、基本的に理事・監事全員の退任を提案したけれども、評議員会においてということでした。そのことが認められたのだけれども、これまでの混乱をリセットするため、現理事には再任すべしという結論が出されたと。監事については、再度理事会で協議し、評議員会へと、してくださいという評議員会の概要であったと。その再任とされたという、リセットをするべく再任されたということについては、次の体制ができるまで続けるという考えだということが村の方に伝えられたということでございます。その段階で正常化に向けてという村の方からの要請をお伝えしたということでございます。12月6日でございます。

再質問 7番 中井康雄

自分も今回質問するにあたっていろいろと、どのような形でどういうふうに質問してということを考えましたけれども、本当に一つの法人組織の中に村がどこまで入っていけるのか。また、この答弁書に書いてあるとおりに、やはりあくまでも法人組織の中に村が入っていく難しさというか、何か問題があるというふうに、大変難しいことだなと僕もそれは思うのですけれども、今現在、とても正常化にはなっていないというふうに僕は認識をしております。いろいろ、今日もこうやって傍聴に来ている方も、やっぱり村がどのようなことを考えているのか、やっぱり早く正常化してほしいなと、そういう思いで今日は来ていらっしゃることは大半だと思うのですけれども、今現在、理事4名・監事1人という形の中で、これは運営されているのは現状だと思うのですけれども、それで果たして正常化されているのかということを思うわけです。いろいろ、今日質問するにあたっていろいろな方々からいろいろな意見もいただきましたし、ああいう質問もどうだというようなものも文章でもいただいたりもしております。でも、なかなかこの議会の中での質問できる範囲というのも決まってまいりますし、そこまで自分が法人組織のことを追究してやれるものでもないと思っていますので、なかなか難しいのですけれども、ぜひとも、村として正常化に向けた働きかけをもっともっと積極的にやっていただかないとならないのかなとそんなふうに思うのですけれども、今後の対応について、もう少し何か考えていることがあればお伺いしたいと思います。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

今回のこの関係でございますが、十勝総合振興局ともいろいろ相談をさせていただいておりました。見解は先ほどの答弁の中でもありましたとおり、直接的に介入するわけにはいかないというスタンスではあるのですけれども、基本的に村としては、先ほど、また再度申し上げますけれども、様々なサービス事業をポロシリ福祉会に対してお願いをしているわけです。それに対する助成も行っていますし、委託事業として出しているもの、本当に様々な事業をお願いしているわけです。今のところ、それぞれの施設なり事業自体が運営していないということではありませんし、何とか運営をしていると。ただ、法人本部として理事会・評議員会等で話されている内容がなかなか決着がつかないと。ただ、これが長引けば当然30年度の予算というものが目前に迫ってきているわけでございますし、それは法人についても同じことが言えるのだろうと。村から受託を受けるにも、それぞれのサービス事業を展開するにも法人にとっても予算というものが当然ついて回るだろうと。村も当然そうです。当然、村がその助成なりをできないということになればサービスを展開することができないということになりますから、これは直接的にサービスの提供を受けていらっしゃる障害を持たれた方、高齢者の方、そういった方々に直接的に影響が出てしまうわけでございます。そのことも含めてありますので、具体的にこのことをこうしなさいというふうに村の方からは直接的には基本的には言えないのだろうというふうには思いますが、特に人事関係にかかわる部分、理事会・評議員会がそれぞれあるわけでございますから。ただ、それに対する、例えば、新たな理事を選任するような段階に至れば、例えば、そういった人の選出について助言をしたりだとか、これが本当にいいかどうかという問題はちょっとあるかもしれませんけれども、そういったような助言ですとかそういったことはできるかなというふうに思いますし、また、総合振興局に指導を求める際についても、村の方も出向いていって詳細についてはご報告したりだとか。そして助言を受けるということも当然、これまでもやりましたし、今後も続けていくというスタンスは変わっていませんので、何とか自助努力といいますか、法人としての自助努力で今の正常化されていないというふうに議員おっしゃられている部分について、早期に解決に向けて、基本的にはきちんとした話し合いのもとにそれが進むべきという要請をするしかないというところでございます。なかなかちょっと直接的にお話ができないところがありますけれども、そういう考え方を持ってございます。

再質問 7番 中井康雄

十分よく僕も分かります。そういう答弁になってしまうのかなとは思うのですけれども、今副村長おっしゃったとおり、村からの補助金として、ホームヘルプ・デイサービスで約2,100万円、村の委託料として、生活支援ハウス運営事業委託、それからさつき荘管理委託等々でやっぱりこれも1,300万円ぐらいなのかな、村からも助成しているわけですし、やっぱり何と言っても福祉の村という形の中で、やっぱりそこに携わっている人たち、利用者で約200名、それから、職員で約140名、職員の家族も入れたらやっぱりかなりの数の、ほかから通勤している職員もいらっしゃるのでしょうけれども、かなりの村民の方々がここに携わっているわけですので、やっぱりその方々のためにも、少しでも早く正常化になるように、何とか助言をしていっていただきたいなと、そんなふうに考えているところです。いろいろ書類等もいただいて、内容等をずっと見ますと、本当に通常ではないその会議の流れかな、こんなふうにも思いますし、例えば、「第7回理事会、11月28日、第4回評議員会の緊急動議は会議自体を無効と最終決定し、社会福祉法第45条、9条10項の準用の一般法人法181条を根拠に無効と理事者には…。」そこで福祉法人の法律どうのこうのがあると思うのですけれども、要はそんなことではないと僕は思うのですよ。村の中の一つの法人の組織の中で、人事の問題で云々とか、その内容等で協議していく中において、そういう法律も大事なのですけれども、やっぱり人として前を向きながら本当にいい組織を作りたいと考えるのであればそんなことにはならない。きちっと話し合いをした上で、きちんと物事解決していかなければならない。村の流れ、議会の中で村長提案されたものを我々が議論していくと同じように、やっぱりそういう形をきちっと作っていかなければならないものだと僕は思うので、そういう指導もしていただきたいと、そういうふうに思います。弱者、先ほど副村長もおっしゃっていましたけれども、障がい者、老人と、本当に弱者が犠牲になってはいけない。今、それぞれ各事業所のトップの方が、施設長なりトップの方がきちっと運営をされているから、利用者にそんなに不備な点はなく進んでいるとは思うのです。でも、やっぱり長い時間、例えば、そこら辺も徐々に影響が出てくる。そんなふうに思いますので、なるべく早くいろんな情報を得ながら、いろんなアドバイスをして、正常な形の中で、このポロシリ福祉会が運営されるようにしていただきたいというふうに思います。その辺について、村長、何かあればお願いいたします。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

この問題については、人事に絡む案件ということで、非常に行政としてはなかなか踏み込みづらい面があるというのは、先ほど答弁させていただいたとおりです。とはいえ、非常に不安を村内に持たれている方いらっしゃるのは間違いない事実ですし、なかなか難しい案件だと言いながらも、やはりできるだけ早急に法人体制しっかりと構築していただくような方向で、そのような形での助言であったり指導であったりということはしっかり務めていきたいなというふうに思っております。各理事会・評議員会については、答弁でも申し上げたとおり、担当関係職員が立ち会わせていただいておりまして、情報収集については都度やっております。今後もできる限り停滞しないような形でしっかり行政ができる務めを果たしていきたいなというふうに思っております。そういうような努力をしていきたいと考えております。

再質問 7番 中井康雄

分かりました。そのような形でしか無理だなと僕も思っております。職員の方たちも不安もありますけれども、不満もすごいある。これも事実なのですね。いろんな方にこのお話聞きますと、今の現体制になってから、職員さん30名ぐらい退職されたということも聞いていますし、やっぱりそこら辺のことに関しても、やっぱり不安よりも不満という答えが結構返ってきますので、何がそうさせているのかというのも分かりませんけれども、そこら辺のこともしっかりと考えていただけるように、これからぜひとも正常化に向けての働きをしていただきたいというふうにお願いして終わらせていただきます。

出典:中札内村議会 平成29年12月定例会 2017年12月15日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる