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中札内村議会 平成24年3月定例会 2012年3月16日

災害時等の対策本部の考えについて

2012年3月16日、中札内村議会の一般質問で、男澤秋子議員が「災害時等の対策本部の考えについて」質問し、村長 田村光義、総務課長 高桑浩が答弁しました。

質問者
男澤秋子 議員
答弁者
村長 田村光義、総務課長 高桑浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 男澤秋子

それでは、質問をさせていただきます。災害時等の対策本部についてということでご質問いたします。東日本大震災から1年、あの悪夢のような甚大な災害は大勢の尊い命を奪い、今なお苦しい思いをされている人たちのことを思うと心が痛みます。ちょうど1年に合わせて、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。また、被災地の一日も早い復興を願います。昨年の東日本大震災の発生により、活断層が刺激され地震の発生が加速される可能性が高い、また、活断層が浅い位置で動き地震を大きくすることに繋がると研究者の発表がありました。さて、庁舎は建築後44年が経過しています。いつ起こるか分からない災害に、特に大きな地震に対して耐震強度が心配されます。本村に災害が発生した時の対策本部として庁舎が一般的と思います。そこで、庁舎の耐震診断は計画があったが実施されていないと聞いていますが、なぜ実施されなかったのか。また、災害時等の対策本部の考えについてお伺いいたします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

災害時等の対策本部についてでありますが、昨年3月11日の東日本大震災により未曽有の大被害を受け、国や多くの自治体では防災計画や災害対策の見直しを検討しております。本村においても、平成23年度にふるさとづくり事業の見直しによる地域防災組織の活動支援、地域防災計画の見直し着手、防災備品の追加、防災倉庫の設計、24年度には防災倉庫の建設、防災無線のデジタル化などを実施する計画であります。庁舎の耐震化ですが、ご質問のとおり昭和43年10月完成から現在44年目で、老朽化が進んでおります。平成20年3月に中札内村耐震改修促進計画を策定し、これまで中札内中学校、保健センターの耐震改修を終え、24年度には公民館の耐震改修等設計を予定しております。役場庁舎の耐震診断は、保健センター、公民館などと共に20年度に実施を予定していましたが、村民が利用する公共施設を優先し、診断を繰り延べしております。災害対策本部の設置場所は、地域防災計画で役場内と定めておりますが、庁舎は耐震診断が未実施ということで、どの程度の耐震性能を有しているか不明であり、万が一庁舎としての機能や災害対策本部としての機能を失った場合には、緊急避難として、情報無線や防災無線設備のある改善センターに、その機能を移すことを想定しています。また、庁舎にある行政事務の基幹である電子化された各種データの保護またはバックアップなどについては、防災計画の見直しの中で検討してまいります。

質問 6番 男澤秋子

ここで20年に防災計画をして、その中で耐震計画をされたということで、まずは保健センターですか公民館を優先したということで、保健センターについては、もう耐震が終わっておりますし、公民館についても今年設定をするということがわかりましたけれども、この庁舎において、今後、繰り延べはしていますけども、今後する予定があるのかどうか。予定があるとしたらいつごろ予定を立てるということになるのでしょうか。そのことについてちょっとお聞きします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

お答えしたとおり、耐震診断をやるということは、耐震化していくということが前提ということもちょっと頭をよぎりまして、先ほど答弁させていただいたように、皆さんが使われるところ優先ということでやってまいりました。庁舎については、予想ですが、当然耐震化をしていかなければいけないということになるだろうという想定はしておりまして、その場合にでは、耐震化だけでいいのか、そのほか、相当長い期間経って、途中途中では改修もしていますけども、改修が出るとすれば相当大きな費用になるだろうということもちょっと想定をしながら、今、庁舎も、ちょっと改善センターのお話させていただきましたけど、かなりの部分、分散もして、1階を主に使っているというこんなこともあるものですから、今、ご質問にあったように、今後、するかどうかについては、十分検討してみたいというふうには実は考えております。では、やる方法として、先ほど費用も数字が出ていませんので、仮の話、相当かかるということになれば、では、改修がいいのか建て替えがいいのか、分散して機能を分けてやるのがいいのかとかいろんな視点がちょっと想定されるなということがこの庁舎については思っておりまして、その辺を今、先ほどお答えしましたように、防災計画の中でも言っていたコンピュータ関係もではどうするのかということ。こんなことを総合的に検討して、一定の方向を固めていきたいなというふうに感じておりまして、もうしばらくその検討の時間をほしいと、こういうふうに考えております。

質問 6番 男澤秋子

今のご答弁の中で、即耐震だけをするという考え方にはなくて、長いちょっと時間を置いて、その中で方向性を見て、診断をして改修となると、大きな費用がかかるということも想定される中での検討をするということの私の今の理解でよろしいでしょうか。そうすると、とても不安な毎日、災害、いつ地震が起こるかわからない。また、大きな地震でこの庁舎が崩壊するということまで大きな地震が来るというようなことは想定はしたくないのですけれども、あるかもしれませんので、そういったときには、本当にどうするのかなということがすごく心配されます。それで私は、やはり耐震だけでもどれだけあるかということを知るということがまずは必要ではないかというように思っておりまして、この庁舎を建てたときに、ではどれだけのこの揺れに対して強度があるのかなということがわかれば教えていただきたいと思うのですけれども、その建てたときの強度が、今はそのまま保たれているとは思いませんけれども、まずは建てたときの耐震がどれだけの耐震があったのか、まずお伺いします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

当時、建てたときの耐震ということなのですけども、その当時のいわゆる設計の基準に合わせて建てているということしか、ちょっと今、顔色見たのですけど、それが耐震幾らだからどうなっていたというところのような形では建てていないのではないかなというふうに思いますので。やはり、今、ご質問にあったように、かけなければちょっと、今の現状、その建てたときの話はそういうことですし、今の現状もちょっと申し上げられません。ただ、かなり古い建物で、推測しますと、先ほど言ったように、耐震に相当のお金がかかるということしか、今、申し上げられないので、ちょっと論議が、そういったデータがなくてかみ合わなくて申しわけないなというふうに思うのですけども、震度幾らだから危ないとかいうことよりも、どこでそういう総合的な判断をするかということで、今、検討していると、こういうことでございます。

質問 6番 男澤秋子

もう本当に何か不安、聞くことによってなお不安を抱いたという私の今の感じなのですけれども、もう本当にやはりそういうような不安があるのであれば、あるだけ私は早い段階に耐震診断をして、そして強度を知るべきだと思います。そして、私は今回のこの会議の中の補正予算の中で、いろいろ個人税ですとか固定資産税、たばこ税、地方交付税の増収が増えたことや、また、23年度事業が終了に近いことから、執行残として全部で1億8,000万円を備荒資金組合交付金に積立ましたでしょう。そういった積み立てる余裕があるときにこそ、やはりこういった耐震診断などをするべきではなかったかなというように思っていたのですけれども、その点の考えについてちょっとお願いします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

一つのご意見としてそうかなと思って今お聞きをしました。ただ、数字が出て、先ほども言いましたように、終わる話でないという想定の方が、私の財政的な面で言いますと、それは相当の金額になるだろうということが内部的にちょっと押さえておりまして、まだ申しわけありませんけど、体育館もやっておりません。体育館も相当なお金がかかるだろうということも想定しながらやっているとすれば、やはり、やって、変な話ですけど、数字が出て、何年も今度、財政的に放置できるのかというのも正直なところでございます。それはもう億単位の相当なお金。先ほど言いましたように、庁舎についてはそこまでかけて、耐震だけやることがいいのかということも判断材料なものですから、数字を聞きたいなということは、逆に不安をまたより助長ということに。それではどうするのだという次のところもやっぱり、当然説明責任として必要かなということでちょっと遅れています。ご意見、そういうこともあるかなということも含めて、今、防災の総合的な検討もまだ、道の方の審査がなかなかこういった時期で進んでいないということも含めて、今、一体でやっておりますので、もう少し、先ほどのご意見も踏まえて、今後、いわゆる庁舎、防災の拠点としてどうしていくかということは、先ほど言いましたように、もう少し時間をいただければと、こういうふうに思います。

質問 6番 男澤秋子

耐震をしたら、その後どうするかということは、その耐震の結果、やはり考えるべきではないでしょうか。耐震をしたからイコール改修ということにつながるのかしら。もしくは、そのときに多額のお金をかけるのであれば、建て替えをするとか、改修にお金をかけるとかということに進んでいくべきではないかと私は思っておりますので、そういったところを検討していただければと思います。先だってのちょっとニュースからなのですけれども、十勝全体を見ますと、足寄から忠類までの南北84キロメートルを縦断する活断層、十勝平野活断層が動くと、震度6強、一部は震度7または階層型の十勝沖地震の想定は震度6弱というように言われております。そしてまた、昨日も地震がありました。中札内は震度3でしたけれども、この活断層がまだ大きなエネルギーを蓄えているということが報道されておりますので、ぜひそういったことも併せて、耐震化をすることをお勧めいたします。それとあと次の、もしか対策本部がこの庁舎内でできないことになると、庁舎外の対策本部ということで改善センターを想定しているということなのですけれども、この対策本部が改善センターとなったときの職員の例えば訓練などは行われているのでしょうか。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

まだ実際にはしておりません。訓練は。ただ、言いましたように、拠点の幾つかは防災無線だとか道からの、現実に向こうも拠点と成り得る装備があるものですから、ではこちらのものを想定した、今、防災の中で、全部が謳うわけではありませんけども、ご質問のように、なることを想定した前提で、今、では、年次的にどういうふうにやるのかも含めて、先ほどお答えしましたように、拠点だけの話ではなくて、いろんなことが全部守られなければいけないものがあるものですから、今回の予算で出しましたように、コンピュータ化、戸籍や何かも、では、耐火だから大丈夫なのかとか、いろんなことが検討しなければいけないということの中に、今、改善センターを逆に、現実にはほぼ半分ぐらいは事務所として使っておりますので、非常にそういった意味では隣り合わせて、機能もあるということで想定はしていると、こういうことでございます。

質問 6番 男澤秋子

そういったことで、やはり機能が庁舎外になったときには、やはりそれなりにあわてないように、きちんと機能ができるような行動計画をして、そして、日ごろの訓練をしていただきたいなと思います。それと、対策本部機能の強化についてちょっとお尋ねします。この村の防災計画の流れというのはどのようになっているのかしら。すみません、私、そのことを言っていませんでしたので、ちょっと答えるのに困難かと思いますので、違う角度から言います。実は職員の防災マニュアルをちょっと見せていただきました。そんな中で、やはり今回の東日本ですとか、その前の淡路の震災を受けて、いろいろな教訓が出ております。それを見て、やはり今回のこの職員の防災に対しても、ちょっと考えてほしいなと思うことから、ちょっと質問というか、お願いをしたいと思います。実は、つい最近の新聞に、芽室がこの防災に対して対策本部機能を強化するということで出ておりました。そこの中で、芽室の場合は、去年の9月に大雨で被害を受けて、そしてその中で対策本部を設置して、39年ぶりの避難勧告を発令していろいろ対応したということが出ておりましたけれども、職員は全然半分以上の人たちがそういうような災害の経験が、対策本部の経験がなかったために、役場内で評価委員会を設け、課題の洗い出しや今後の対応を検証し、今後の素案に盛り込むということで検証がされております。素案には、防災組織、防災計画、防災応急対策計画など10章で構成され、主な改定点は、1、道本部機能の強化。2、要援護者の広報などを含めた避難マニュアルの整備。3、自主防災組織の育成強化。4、積雪寒冷時の地震対策などを想定した対策。5、被害建物の安全性などを強調する応急危険度判定士の確保などとなっています。このようにして、いろいろな見直しをされるようです。ぜひ、中札内村も近くにこのような見直しをする手本がありますので、そのような見直しに向けてやっていただきたいなというように感じましたので、ぜひそのことを進めていただければと思います。そのことに対して、何か感じるものがありましたらお願いします。

答弁 総務課長 高桑浩(総務課長は2014年3月まで)

はじめに村長の答弁にありましたように、本年度といいますか、23年度から防災計画の見直しの作業を進めておりまして、少し停滞はしているのですけれども、24年度中には見直しを終えて、内部の体制についても、先ほど議員のご質問にもありましたように、防災マニュアルについても改定が必要な部分が出てくると思いますので、これらについても見直し、さらに全戸にお配りします防災マップについても、新しい防災計画に沿った内容のものをお配りしようと考えているところです。防災計画の内容は、ただいまのご質問にありましたように、内部の組織、それから、初動ですね。災害の程度に応じた配備。それから、応急対策ですとか、被災者に対する救出ですとか食糧の供給など、広範に渡っているものでして、昨年、十勝総合振興局とも見直しをする前段に打合せをして、見直しのポイントについてご教授をいただいて、それに沿った形で見直しを進めているところです。道の防災計画も、現在、見直しの終盤に来ておりまして、およそ5月に北海道の防災会議の報告というのでしょうか、防災会議での審議を経て、5月に見直し作業を終えるというふうに聞いております。そのことと、北海道の防災計画と整合性をとらなければならない項目もあると思いますので、具体的にはそれを見て、整合性をとりながら見直しの作業を進めていきたいというふうに考えております。

質問 6番 男澤秋子

これからの防災のマニュアルの計画についても、ぜひ今言ったような内容も含めて、先ほどの芽室ですとか、そのほかにもいろいろとされるところがありますし、そういうようなところのマニュアルも見ながら検討を進めていただければと思います。本当にいつ起こるかわからない災害に対しては、やはり、特に私は地震が心配です。特に寒い、本当に厳寒の地震に対しては、倒壊した中で、命が助かっても救助がなければ命が凍ります。このような災害は明日かもしれませんので、被害が起きる前に、住民の命を守るために、早い対策をぜひお願いしたい。このように思っておりますので、ぜひ、早い進め方をしていただきたく思います。これで私の質問を終わります。

出典:中札内村議会 平成24年3月定例会 2012年3月16日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる