みんなの議会

むかわ町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日

特別養護老人ホーム愛誠園に関わる高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の経過について

2023年6月22日、むかわ町議会の一般質問で、栗原健一議員が「特別養護老人ホーム愛誠園に関わる高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の経過について」質問し、町長 竹中喜之、健康福祉課長 菅原光博、健康福祉課参事 今井喜代子が答弁しました。

質問者
栗原健一 議員
答弁者
町長 竹中喜之、健康福祉課長 菅原光博、健康福祉課参事 今井喜代子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 栗原健一

栗原健一です。第2回定例会通告に当たり、一般質問をさせていただきます。特別養護老人ホーム愛誠園に関わる高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の経過についてでございます。1点目に、介護計画第8期の中から、令和2年度において3年が経過されました。その後においての経過内容について、また、事業者との施設の在り方についての協議はどのようになっているのかお伺いいたします。2点目に、今、愛誠園の経営状況が赤字となっています。この先、もし穂別地区で維持できない状況が起こった場合、町としてどのような対応をしていくのかお伺いいたします。

答弁 町長 竹中喜之

むかわ町介護保険事業第8期計画、高齢者の居住環境の整備、これを重点的な取組として位置づけております。特別養護老人ホーム・グループホーム・高齢者の住宅等々の施設整備に向けた方針の作成と対象事業所との協議を実施することとなっているところでもございます。御承知のとおり、特別養護老人ホーム、これを有する両地区の法人、法人内での検討委員会というのが既に立ち上がり、施設整備に関わる、この間も協議がされてきているところでもございます。これまで町の関わりとしましては、施設整備に関わる事業所との協議、必要に応じて随時実施をしているところでもございます。しかし、現段階で、具体的な整備内容を定める、こういったところには至っていないのが現状でございます。2点目の愛誠園の経営維持というのができなくなった場合の町の対応についてでございますが、これまでも法人とは、経営状況等々も含めて随時情報交換を行ってきております。法人内において、赤字削減に向けて経営改善などの対策を、現在、法人としても重点課題として検討していると伺っております。今後につきましても、愛誠会のみにならず両地区の法人、そして他の介護事業所とも情報交換というのを図りながら、施設整備とか、さらには経営の改善、むかわ町全体の介護サービスの在り方などにつきまして、引き続き意見交換、課題の共有等々に努めてまいりますので、御理解を願いたいと思います。

質問 1番 栗原健一

具体的なところまで至っていないという残念な答えでございましたけれども、8期についての具体的な話合いというか、何回されたのかというのは答えられますでしょうか。

答弁 健康福祉課長 菅原光博

まず、改築に係る具体的な整備内容が定まっていないというところでございますけれども、こちらにつきましては、町が定めるものではございません。愛誠会の検討委員会で、そういった経営のバランスですとか、施設の規模ですとか、そういったところを具体的に定めることとなってございますので、御理解いただきたいと思います。また、愛誠会との協議の実績でございますけれども、令和3年度で3回、令和4年度で5回実施してございます。これは、会議形式のものもございますし、打合せ程度という部分もございますが、必要に応じて法人との連携を図っているということで御理解いただきたいと思います。

質問 1番 栗原健一

町が定めるものではないという答えですけれども、そもそも特養というものは、自治体として公設民営のような形のものだと私は認識しているんですけれども、そういったものが、合併前から、愛誠園の施設の建設にそういった話がずっと出ていたと思うんですけれども、この3年前の議会だよりの中で、私はちょっとこれには参加していないんですけれども、施設ができてから45年にもなっていると、施設の建設が。これもやはり建築の耐震年度数、そういうのもちょっと心配なところがあるので、そういったところ、何か考えというのは、もうちょっと詳しく町としての関わり方についてお聞きしたいんですけれども。

答弁 健康福祉課長 菅原光博

具体的な整備内容というところでございますけれども、この間、介護職員の不足ですとか、あと物価高騰による経営の圧迫、さらには資材の高騰による建設費の増加などがございました。このように、介護を取り巻く情勢は大きく変化してきている状況にございます。もちろんこの8期計画の中で、愛誠会ともそういった改築に向けての話というのはされてきているんですけれども、愛誠会としても、まずは、赤字の削減に向けた経営改善に取り組むということで、そこをまず最優先に考えているということで情報交換を行ってございますので、御理解いただきたいと思います。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。愛誠園のほうに確認したところ、今、100床一応入れるという状況なんですけれども、58床しか入っていないという状況で、60床いけば何とかという声もあったんですけれども、そういった中で、その状況を行政として見たときに、もう少し深く関わるとか支援できないのかなということが考えられるんですけれども、私も床屋を本業やっていまして、施設の中に入ることがあるんですけれども、大変苦しいような状況が見られて、日中、廊下の電気も消して暗いような状況で、節約しながら皆さんで協力しながらやっているような状況、そして、いろいろ見ても、広過ぎて、大変職員の方も苦労していると。お風呂も、1階は全く使わないで、2階を使っているような状況でして、トイレも、やはり昭和の時代の造り方というんでしょうか、そういったものもちょっと見受けられますので、こういったところも早急に支援していかなければ、介護離れというんですか、職員が離れる原因にもつながりますので、そういった考えはないのか、再度お聞きします。

答弁 健康福祉課長 菅原光博

町の支援というところでございますけれども、これまでも事業所との意見交換の中で、事業所から挙がりました要望等につきましては支援を行ってきているところでございます。例えば、今一番問題になっているのが介護職員の不足というところで、そこを改善しなければ入所者を増やせないというようなことも伺ってございます。そういったところで、介護職員のキャリアアップの支援事業ですとか、こちらでは募集に係る費用ですとか、そういった部分の助成もしてございます。また、就職したその職員の方に対する、例えば奨学金返還のあるような職員の方でしたら、その奨学金に対して町が助成しますというような制度ですとか、また、ここ、コロナですとか、物価高騰等ございましたが、その間も医療福祉応援支援金ですとか、クラスターが実際に発生しましたので、そのクラスターの慰労金ですね、愛誠会が職員に対して慰労する部分に対して、町が支援を行っているという実績もございます。また、昨年と今年につきましては、物価高騰の支援金ということで、昨年570万円、今年も570万円ということで、支援を行ってきているところでございますので、御理解いただきたいと思います。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。今後、人口はお年寄りの方が増えていって、3年前の回答の中では、介護認定率3から5の認定者が減少しているという状況なんですけれども、今後も減少するということでよろしいんでしょうか。

答弁 健康福祉課参事 今井喜代子

今のむかわ町の高齢者の現状といたしましては、65歳以上の高齢者につきましては、もう減少傾向に入っております。75歳以上のところにつきましても多少減少傾向にありまして、ただ、85歳以上の方が微増傾向というような状況になっております。ただ、その増加率もそんなに高くありませんので、今後についても横ばいで行くのかなというふうに考えておりまして、要介護3から5の重度の方につきましては、最近はちょっと増加傾向にあります。その中で、今後は横ばいになっていくのかなというふうに予測しているところです。以上です。

質問 1番 栗原健一

となると、入る方が減るという考えでいきますと、今の施設の在り方を考えると、やはり縮小、小規模な施設にする考えが妥当ではないかというふうに思いますけれども、慶寿苑のほうでは80床で今どのぐらい。〔「60」と呼ぶ者あり〕

質問 1番 栗原健一

60ですか。合わせますと100床ぐらいという形になるんですけれども、考えたときに、やはり鵡川地区、一緒になれないのかなという考えが私の中ではあるんですけれども、そのような話合いというのはされてはいるんでしょうか。

答弁 健康福祉課長 菅原光博

両地区の特養を1つというのは、これは両法人の意向が最も重要視されるところかというふうに考えます。こういった話合いの場としましては、2年ほど前から両地区の法人が集まって、町も入りまして、意見交換等を実施してございますので、そういった話までなるかどうかはちょっと分かりませんが、そういう場を町としては積極的に設けて、話合いを進めていきたいというふうに考えています。

質問 1番 栗原健一

積極的に進めていただきたいということをお願いして、最後に町長の考えというか、そういったことをちょっとお聞きしたいです。次期計画にこのような重大な内容を組み込んで、または踏み込んでいけるのか、行政としての、町長としての考えを、答えられる範囲で最後お願いいたします。

答弁 町長 竹中喜之

愛誠会に限らず、先ほど冒頭でも申し上げましたけれども、両地区にある慶寿会も含めてでございますけれども、支援の方向性、これは町としても一貫をしているところでございますので、引き続き課題共有の認識というのでしょうか、こういったところも踏まえながら、行政と法人それぞれがお互いの立つ位置、役割というのを認識しながら、今後においても十分、これまで以上に協議というのを重ねながら対策・対応に努めていきたい。支援のこれまでの実施内容については、先ほど担任する課長が述べていたとおりでございます。なお、新年度に入ってからも、実務者レベルで情報交換というのは常に行っております。その際には、まず、繰り返しますけれども、赤字の縮小に取り組むことというのを最優先課題として、今、具体的な愛誠会としての改築案は、この段階では今のところ未定ですというふうに伺っているところでもございます。今後においても、先ほどの関係で、必要なサービス量の意見交換、さらには協議、そして耐震補強、例えば今後に向けての北海道の補助はどうなっているのかとか、あるいは事業費というのを精査する必要もあるのかなと。補助対象の事業計画というのが明らかになった段階で、支援について協議を進めていきたいと考えております。

質問 1番 栗原健一

ぜひとも、愛誠会におきましては、かなりの利用者また職員の方がおられ、穂別の人口でいくとやはり1割以上の方々の施設、それぐらいの力を持っている事業者のところですので、しっかりと話合いをしていきながら前に進めていただきたいと強くお願いをして、次の質問に行きたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる