みんなの議会

むかわ町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月19日

児童生徒における学校教育について

2024年12月19日、むかわ町議会の一般質問で、栗原健一議員が「児童生徒における学校教育について」質問し、生涯学習課教育指導参事 池田佳、生涯学習課主幹 山木美幸、教育長 長谷川孝雄が答弁しました。

質問者
栗原健一 議員
答弁者
生涯学習課教育指導参事 池田佳、生涯学習課主幹 山木美幸、教育長 長谷川孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 栗原健一

お疲れさまです。第4回定例会において、通告に基づき順次、一般質問をさせていただきます。まず初めに、児童生徒における学校教育についてでございます。1、全国や全道、近隣市町村などと比較して本町の学力は低いとされていますが、両地区における小中学校の状況についてお伺いいたします。また、これらに対して、どのように分析し、問題解決に取り組まれているのかについてもお伺いいたします。2、教職員の研修や指導強化についての取組をお伺いします。3、本町のいじめについて、どれぐらいの件数があるかについてお伺いします。よろしくお願いします。

答弁 生涯学習課教育指導参事 池田佳

ただいまの御質問に回答いたします。1点目の学力についてですが、今年4月に実施しました全国学力学習状況調査の結果を基に説明いたします。まず、本調査の目的ですが、児童生徒への教科指導の充実や学習状況の改善等に役立てるとともに、教育に関する検証改善サイクルを確立することと示されています。このことから、本調査は、他市町村の結果と比較し優劣を表すためのものではなく、児童生徒の解答状況や全国・全道との比較などを通して、本町の教育に関する課題を明らかにし、学校教育の充実・改善につなげているものでございますので、御理解のほど、お願いいたします。さて、本調査ですが、「教科に関する調査」と「生活習慣や学習環境等に関する質問調査」の2種類から実施されます。これら調査から見える本町の特徴的な結果について御説明いたします。まず。平均正答率から見ると、本町は、小学校の国語、算数、中学校の国語、数学の全てにおいて、平均正答率は全国平均を下回る結果となっております。一方、「自分で学び方を考え、工夫しながら学習することができる」、「学習内容を理解できるまで先生は教えてくれる」と回答する児童生徒の割合が全国平均を上回っており、学習環境に関する項目は、良好な結果となっております。以上でございます。すみません、2点目ですね。2点目、申し訳ございません。2点目の教職員の研修についてですが、北海道やむかわ町で行う研修会のほか、各学校で行う校内研修があり、多くの教職員が参加しております。また、他市町村や大学、民間などが開催する研究会へ参加している状況もあります。内容については、教科指導、生徒指導、特別支援教育、ICT教育など、今日的な教育課題に関する研修や、教職員の専門性を高める研修などがあり、学校や教職員一人一人のニーズに応じて研修を受けることができるようになっております。教育委員会としましても、各学校が組織的、計画的に研修を行えるよう、学校、関係機関と連携しながら支援、助言に努めております。続きまして、3点目のいじめに関してですが、まず、いじめの定義について御説明いたします。いじめ防止対策推進法では、いじめは「心理的又は物理的な影響を与える行為であり、児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」とあります。これを受け、文部科学省や北海道教育委員会では、児童生徒が「嫌な思い」「苦痛」を感じているものをいじめとして積極的に認知し、早期発見、組織的対応につなげることが重要だとしています。町教委においても、ちょっとした嫌な思いについて、いじめの初期段階として積極的に認知するように学校とともに進めており、今年度11月末時点における認知件数は123件となっております。認知したいじめについては、解消に向けて各学校で取組を進めているところです。以上でございます。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。学力について、平均点、全国を下回るというような状況なんですけれども、これについて、生徒の対応、そういうものはどのようにされているのか、学力の格差について、そういった状況が生み出されているというものなんですけれども、それについてはどのように教育委員会として考えておられるのかということと、いじめの件数、学校の先生の研修については分かりました。教育委員会と、今、地域おこし協力隊と教育関係で来ている人もいると思いますけれども、そういったところの連携もちょっと教えていただきたいということと、いじめについては、私もちょっと小学校の鵡川中央小学校のいじめの学校だよりに、先月のところに載っていたんですけれども、八十何件あったという、85件ですね、そのうちの50件は解消されたということで、先ほど123件というふうにおっしゃっておりましたけれども、それは全体の件数ですか。それについてもちょっと教えていただきたいというふうに思います。

答弁 生涯学習課教育指導参事 池田佳

まず、学力の取組について御説明いたします。具体的な取組について2点、ここで挙げさせていただきます。1点目は、授業の質の向上に向けた取組の推進です。算数、数学科に課題があることから、児童生徒へのきめ細かな指導の充実を狙いとして、小学校では専門性を持った算数専科教員の配置、中学校では複数の数学科教員の配置による習熟度別・少人数指導やティーム・ティーチングによる指導を行っているところでございます。2点目は、組織的・計画的な学力向上の取組の推進についてです。各学校と町教育委員会で組織する教育推進委員会において、学力調査の分析、各校の学力向上の取組の交流、小中が連携した家庭学習の取組の推進、ICT教育に係る研修・交流などを行っております。これらによって、各学校と連携・協働しながら、町や各学校が抱える課題の解決に向け、各種取組を推進しているところです。

答弁 生涯学習課主幹 山木美幸

公営塾、地域おこし協力隊が入って活動していただいておりますので、そちらについてお答えいたします。鵡川地区におきましては、週5日、公営塾のほうを開催しております。穂別地区につきましては、穂別中学校で開催しておりますので、現在、水曜日の週1回開催しておりまして、中学生中心に1回平均十数名いらして勉強しておりますので、御報告いたします。

答弁 生涯学習課教育指導参事 池田佳

続きまして、いじめの件数ですが、先ほどの123件というのは、本町4校全体の件数になります。以上です。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。今、学習についていろいろ取り組んでいるというような前向きな回答ではあるんですけれども、そういうできる子はできるんですけれども、できない子をどういうふうにして底上げしていくのかというところが一番大事なんですけれども、そういったところは、先ほど言われた習熟度ですか、そういったところの決め方というんですか、そういったところは小学校、中学校も全部やられているということですか。教え方についてちょっとお聞きしたいということなんですけれども。あとはいじめの件数ですね。そういったできる子とできない子、差別するとかですとか、そういったようないじめではないということですか。そういう内容もあるのでしたら、ちょっと教えていただきたいというふうに思います。お願いします。

答弁 生涯学習課教育指導参事 池田佳

まず、学力のほう、授業の教え方の部分ですが、さきほどの習熟度別・少人数指導につきましては、複数教員でその習熟度に応じて2クラスに分けて実施するという形は中学校で実施しています。小学校につきましては、専科教員は入っていますが、そのほか支援員という形で、複数の職員で指導支援を当たっているところでございます。続きまして、いじめのほうですが、いじめの認知した中身について御説明いたします。これは町全体の件数割合になります。最も多い行為は、冷やかしやからかい、悪口といったものになります。これが全体の51.6%。次いで、軽くぶつかる、たたくといったものが20%、仲間外れや無視といったものが11.7%となっております。以上です。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。今、大切な十代、これから進学する高校を選ぶような時期の子どもたちですとか、将来のむかわ町を背負う大切な子どもたちですので、しっかりとそういった教育について、底上げを考えていただきたいんですけれども、それらについて教育委員会として、今後どういうふうに考えていくのかというのは、教育長の考えでもいいですし、考えをお聞きしたいんですけれども、よろしくお願いします。

答弁 教育長 長谷川孝雄

ただいまの質問にお答えします。栗原議員のおっしゃるとおり、全国学力学習状況調査を、結果を見ながらきちんと各小中学校、4校ともに分析を進めております。これ、年代的にばらつき、やっぱりあります。その年その年でその子どもたち一人一人と向き合わないと、学力の向上にはつながっていきません。できる子は、上位層は当然いますし、下位層もいます。そのバランスを見ながら、きちんと向き合って指導を改善していくしかないと思っています。ですので、基礎、基本をきちんと学ばせるようなシステムで今、各学校、取り組んでおります。それと、先ほど山木主幹から説明したとおり、それを補塡するために、中学校、高校生に向けて公営塾も今、開設しております。ですから、すぐこうしたら劇的に学力が向上するということはないので、日々の積み重ねで積み上げていくしかないと私も思っておりますので、そこをきちんと対応していきたいと思っておりますので。それと、もう一つは、学校でも取り組んでおりますが、やはり家庭教育も大事だと思っております。そういった部分では、各学校長から学校だよりの中で家庭教育の充実・発展も伝えてもらうように努力してもらっておりますので、そういった観点からも進めておりますので、御理解のほど、よろしくお願いします。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。塾についても、そういった支援、対策、各家庭によってはいろいろ事情があるとは思うんですよね。お金がある家庭ではいろいろオンラインでやっている、個別でやられている方もいますし、そういった学力格差を生む家庭環境、経済的要因と文化資本的要因、こういったものが考えられますので、そういったものも支援していただけるのであれば、教材も含めて、いろいろな町として支援していっていただきたいというふうなことを前向きに考えていただいて、あともう一点、日本政府にNPО法人というものも、学力格差の解消に向けて教育支援活動をやっているところも、検索するとありましたので、そういったところも、企業版のそういった支援の人を呼ぶですとか援助をいただくとか、そういうことをしていただいて、学力の底上げをしていただきたいというふうに思います。次のほうにいきたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月19日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる