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むかわ町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日

津波対策について

2023年3月9日、むかわ町議会の一般質問で、中島勲議員が「津波対策について」質問し、町長 竹中喜之、総務企画課参事 梅津晶が答弁しました。

質問者
中島勲 議員
答弁者
町長 竹中喜之、総務企画課参事 梅津晶

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 中島勲

通告に基づきまして、2つの点について質問いたします。まず、第1ですけれども、津波対策について。そのうちの1つ目は、今年度町長の執行方針で先ほどもありましたけれども、千島海峡と日本海溝での巨大地震、そして大津波について、津波避難対策緊急事業計画を策定すると掲げておりましたけれども、これはいつ頃を目途にしていますのでしょうか。それから、2問目としまして、本町での過去の経験したことのない津波対策について、提案でございますけれども、避難住民への対応優先順位としまして、まず最初に、施設入居者を対象に考える、次に、一般の独居老人の方々を考える、それから3番目に子女子を含む一般人と、こういうふうに3つに大枠に分けて対策を具体的にどう進めていくかということにするのも1つの方法かと思います。こういう順序を組立てし、そして津波対策緊急事業計画を策定すべきと考えますが、いかがでしょうか。それから3番目に、執行方針の中で災害に強い都市構造を目指すというふうに基本方針を掲げております。これに関しまして、私がじかに言われていることなんですけれども、住民の方々から、これは、駒場町内会、それから文京大成町内会、それから若草町内会、美幸町内会と、こういう方々の、特に年寄りの方々からですけれども、胆振東部消防組合旧鵡川支所の解体後、津波の害を最小限に抑えるため、津波防止機能を持った構築物を設置してほしいという旨の要望があります。いわゆる、これ各自によりまして、表現は違いますけれども、最大公約数的に言うと、今のような形になります。この考え方、御意見に対してどのように考えるでしょうか。お伺いいたします。

答弁 町長 竹中喜之

日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、議員が今、質問にもございましたように、津波によって鵡川地区、日高自動車道以南の区域の大半が浸水する予測となっているところでもございます。未経験の課題というのが山積してくるんではないかなと。執行方針にも記しております、これも「事前復興計画」という名称で記しているかと思いますが、この策定に向けて、1点目として、復興の基本方針、2点目として、被害想定に基づく発災時から復興期までの対応、災禍を経験した町として、復興の規模、そして手順について、3点目として、起きてほしくないものが起きたときの発災前からの取り組むべきソフトとハード対策について、この事前復興計画の策定で整理する予定でございます。発災時におけます津波避難対策につきましても、計画策定の過程でソフトとハードの両面から整理することとしているところです。この際、必要とされる避難施設だとか避難路などを適地の選定も含め整理しまがら、ハード整備を施策化する場合には、議員先ほど申し上げていた整備計画となります「津波避難対策緊急事業計画」、これを作成していくことになるかと思います。また、災害時に1人では避難することが困難な方の避難対策につきましては、現在、発災確立、これが高い大雨災害時における「避難行動要支援者の個別避難計画」を今作成しているところでもございます。津波災害時の計画作成におきましても、先ほど申し上げました事前復興計画の策定過程における課題の整理というのを踏まえながら、取組を進めてまいりますので、御理解を願いたいかと思います。

質問 7番 中島勲

分かりました。それで、実際この私もちょくちょくこの23年ですか、に起きた東日本大震災の津波の映像を見るわけですけれども、非常に速いわけですね、津波。いろいろ考えるというか、いろいろ聞くところによると、あそこやはりリアス海岸なんですね、 になっている。だから同じ波が来ても、狭くなると速くなって水位が上がると、カイイが上がるということなんですけれども、例えば、今、私が提案している文京とか美幸町とか駒場の辺りは、真っ平ですから、ああいう急なものはないと思うんですけれども、しかし、心配しているのは、先ほどの避難の順序といいますか、言ったわけですけれども、この駒場に社会福祉法人の施設があるあるわけです。ここには大体、確認していませんけれども、六十数名くらいの方が入院しておられるということだと思うんですね。こういう方が一挙に津波が来たとき、国の説明によると、大きな地震が来たときに、次の地震が来るよという余震の通知を出すんだというふうになっているようですけれども、しかし、それがあっても、この施設に入っている方々の人数から考えると非常に避難が困難であると、こう考えております。いくら津波の速度が遅くても、やはりそこは自然の災害で怖いものがあるということに私は思っています。それで、これに対する、この町全般に対して、平均的な、平面的なその対策というよりも、くどいようですけれども、人を中心にしたそういう対策も加味していったほうがよろしいんではないか。普通の行政の施策であれば、全部同じ健常の人方を対象にして考えるわけですけれども、この津波避難というのは、これはもうその人その人の体力、年齢によって変わるわけです。ですから、こういうことを加味しながら、この計画をつくっていただきたいなというふうに思っております。当然、先ほど駒場地区中心にありましたけれども、眺めますと、汐見地区の漁村というんですか、漁師の方々、あそこも同じような条件なんです。ですから、私は、そこの方々からはこういう話は聞いておりませんけれども、考えると同じ条件なんですね。ですから、そういうことを考えると、早急にいつ来るか分からないという状況にあります。この3月25日です、夜中の10時半ごろ、地震ありましたね、今、ちょくちょく小さい地震ありますけれども、あのときは震度3だったんです。そのときのことをまた町内会のお年寄りからといわれましたが、ちょうどパジャマを着て寝ようと思っていた。そうしたらがたがたっと来て、あらっと思ってそのうちと思っていたら、だんだん強くなった。パジャマ着たまま靴下履いて、逃げる準備したと、本当に切実な年寄りの方の話なんですね。ですから、そういうことを聞くと、やはり事前にもっと万全に早くこの計画をつくって、周知徹底をするということがやっぱり自治体の、行政の仕事でないかなと思うんです。これが一般の産業の政策とかそういうのであれば、そんなに緊急ではないのですが、今、もうゆうべですかね、おとついですかね、また震度1とかといろいろ地震があります。これは大きな地震の予兆かなと思うんですけれども、とにかくいつ発生してもおかしくない地球規模のマグニチュード7とか8とかというのが来るわけです。30年後には必ず来るという学者もいます。そういうことを考えると、早めに早めにこの避難対策の具体的な計画をつくっていただきたいと思います。それから、3番目に申し上げました、この防災に強い都市をつくると、こういうことでございますけれども、これは、先ほど言いましたけれども、東日本の場合はリアス式海岸ですから、そんなにむかわと比べた場合は地形が違いますから、そう緊急の波は寄せてこないと思いますけれども、自然のことですから分かりません。そこで、またこれは文京と美幸町の住民から同じように言われたんですけれども、今、胆振東部消防組合の鵡川支所の建物、これは予算でも撤去するというふうになっていますんですが、これはやむを得ないとしても、あそこの後を何とかこの防災という観点から、あるいは津波対策という観点から何か施設を造ってもらえないんだろうかという話が二、三聞かされております。いろいろ話しますと、これもお年寄りの話ですけれども、あそこに消防があったときは、何があっても電話すれば、ちゃんと対応してくれていた、全然あそこなくなって、しかも建物がなくなると、仮に地震があった、津波が来たといっても、どこにどうやって行けばいいのと、こういう切実に、これは3人、5人ぐらいの方から、お年寄りですよ、全部、若い者じゃないです。お年寄りの方がそういう話を、意見を聞かされております。そういうことですから、この跡地、消防署の跡地、これを何とか、名前何と言いますか、機能的に言ったら、防波堤のような、そういうシステム、機能を持った建物なり構築物を造っていただきたいなと、そうすることが住民に対する安心感かなと、何もなければいいんですけれども、万が一あったときに、やはり役立つかなと。先ほど申しましたけれども……

質問 7番 中島勲

押し寄せるより引き上げるほうが怖いと、海を持っていかれるわけですから、そういうことを話されました。そういうことがありました、ぜひこの要望、形はどうあれ、実現していただきたいなと思います。いかがでしょうか。

答弁 総務企画課参事 梅津晶(総務企画課参事は2023年3月まで)

津波の避難対策についての御質問でございますが、御質問いただきました津波避難対策緊急事業計画と申しますのは、特措法の規定により津波対策の特別強化地域の指定を受けた市町村、むかわ町も受けておりますが、が避難をするためにハード事業を行うという場合に作成する計画となってございまして、住民の皆様の避難方法については、この計画はハード事業を整備するための計画ですので、それについては、別途むかわ町はむかわ町として避難対策というのは考えていかなきゃならんというところは、まずちょっと御理解をいただきたいなというふうに思っております。現状のところ、住民の皆様の避難対策につきましては、津波のハザードマップを作成、公表、配布をしてございまして、住民の皆様に説明する機会をこの間、まだちょっと全地域は回れていないんですけれども、設けてきているところでございます。そういった中で、いただく意見の中には、現在は日高自動車道より北側に徒歩または車を使わざるを得ない場合は車を使って避難をするというルートも町内会さんごとに推奨ルートを公開させていただきながら、御説明しているところでございますが、実際に想定されている最大規模の地震が発生した場合には、発災から約40分後に第1波となる津波が押し寄せるというふうに想定をされてございます。発災から避難の準備をして避難をするまでの時間も含めますと、確かに余裕があるかと言われれば、かなり厳しい時間帯になってございます。そういったところで、垂直避難場所として市街地にも避難場所を設けて、ハザードマップのほうでも公開しておりますし、今後、町長からも答弁ございましたが、事前復興計画を策定していくに当たりまして、その中でもむかわ町の被害規模等ももっと精査をしていきながら、必要に応じて、議員御指摘あった場所、その他含めて、町としてどのように追加の避難対策が必要なのかどうかというのを整理した上で、必要に応じて施策化をしてまいりたいなと考えてございますので、御理解いただければと思います。以上です。

質問 7番 中島勲

よろしくお願いします。それで、新聞に断片的に出ているんですけれども、この津波対策によるハード、ソフト両面で行くわけですけれども、ハードの場合、国からの補助、道からの援助、これは指定区域になったときには、かなりの割合で対応されるというふうに、断片的に、新聞等で読んでですけれども、現状でよろしいんですけれども、今どういうふうな形で進んでいるんでしょうか。

答弁 総務企画課参事 梅津晶(総務企画課参事は2023年3月まで)

御質問についてでございますが、ハード事業、対象事業となります場合には、交付金また補助金がそれぞれ3分の2までかさ増しをされることになっています。これ国からの分でございます。もともとの補助率が3分の1だったり2分の1だったり、いろいろあるんですけれども、これらが対象となりました場合には、それぞれ3分の2まで国としてかさ増しがされることになっております。一方、北海道のほうでございますが、昨年の道議会のほうで、この残り3分の1の部分につきまして道としても支援措置を行う考えを表明されましたが、現在のところ、具体的な数字はまだ道として発表されておりませんので、こちらについては、引き続き情報収集を図ってまいりたいと思います。以上です。

答弁 町長 竹中喜之

先ほど、今の国道の南側の特別養護老人ホーム等々の懸念も出されていたかと思います。それらも含めての近隣の自治会等の皆さんの町内会の皆さんの不安事項というのは、しっかりと情報共有させていただければなと思っております。参考までに昨年その具体的な福祉施設のほうから、要望会というのがございまして、各町に回ってのですね、そういったときにおいても、議員から出されている津波避難対策特別強化地域の指定に伴って、国の民間施設も含めた福祉施設の高台移転のケースと、こういったところの補助制度の創設というのはいかがといったところの提案もしてきていることも事実でございます。これは、その当時の情報では、高台移転の福祉施設の移転は補助対象になるのか不明だったよというところでもございますけれども、検討課題としてその旨を要望しているところでもございます。それと、繰り返しますけれども、こういったところも含めて、実際に、胆振東部地震を受けた、震災を受けた災禍の町として、繰り返します、いざというときのための発災後の迅速そして着実にその復興の推進を進めるという、北海道では、これは初めての事前復興計画の策定、新年度に着手を予定しております。これは、今年度、国の国交省のほうの方との伴走支援をいただきながら準備を進め、新年度に本格着手をするよというところの取組を進めているところでもございます。それらの中で、議員御質問の特別強化地域の指定を受けた、津波の避難対策緊急事業計画についても、その中での大きな検討課題とされると思っているところでもございます。さらに、防災を起点にした、今度は今、穂別地区が復興拠点施設等整備事業1として進められておりますけれども、鵡川市街地のまちなか再生、こういったところの具現化、これにも災害により強いという、大変特異な守ると攻めるといったところでの防災先導型のまちづくりというのにも取り組むこととしているところでもございます。いずれにしましても、可能な限りのスピードと、それと相反しての地域での合意形成というんでしょうか、先ほどの意見も含めながら、こういったところを途上、途上での取り巻く情勢、取り巻く情報、皆さんに可能な限り提供していければなと思っておりますんで、よろしく御理解をお願いしたいと思います。

質問 7番 中島勲

ちょっと聞き漏らしたというか、確認したいんですけれども、今、道だとか国の会計の処理は、令和5事業年度でこの対象事業に対して補助を出しますよということですか。あるいは、これからまだ令和6年とかそういうことになるんでしょうか。国とか道の補助の対象事業に対する年度。

答弁 総務企画課参事 梅津晶(総務企画課参事は2023年3月まで)

ただいまの御質問についてでございますが、最短で事業採択がされると令和5年度から実施が可能で、国のかさ増し措置が開始されますが、これはまだ何年度までという、いわゆる後ろのほうの縛りはございませんので、随時計画ができた自治体から採択を受けながら事業実施していけるというふうに今のところ聞いております。以上です。

質問 7番 中島勲

結局、例えばむかわにおいて計画を作成して、それを道なり国に認定されると、そこから始まるよと、こういうことでよろしいんですね。分かりました。できるだけ、ひとつ速やかに進めていただきたいと思います。

出典:むかわ町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる