みんなの議会

むかわ町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日

児童生徒や教職員の安全・安心の環境確保のため、学校施設に係る環境設備(エアコン)設置について

2022年6月16日、むかわ町議会の一般質問で、栗原健一議員が「児童生徒や教職員の安全・安心の環境確保のため、学校施設に係る環境設備(エアコン)設置について」質問し、教育長 長谷川孝雄、経済建設課長 吉田直司、教育振興室長 藤田浩樹、町長 竹中喜之、経済恐竜ワールド戦略室主幹 櫻井和彦が答弁しました。

質問者
栗原健一 議員
答弁者
教育長 長谷川孝雄、経済建設課長 吉田直司、教育振興室長 藤田浩樹、町長 竹中喜之、経済恐竜ワールド戦略室主幹 櫻井和彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 栗原健一

栗原健一でございます。第2回定例会通告に当たり、初めての一般質問とさせていただきます。むかわ町の若い世代の代表として、そして、子育て世代の親として、このような質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。先日、政府がこども家庭庁の法案を成立させ、これからますます子どもに対する目線の政策実現が期待されるところでもございます。今の子どもたち、そして、これからの未来の子どもたちへ、安心・安全の環境づくりをこれからの町政に反映できますよう前向きに御検討いただきたく、今回の質問に入らせていただきます。質問内容でございますが、児童生徒や教職員の安全・安心の環境確保のため、学校施設に係る環境設備(エアコン)設置についてでございます。昨年の夏、むかわ町でも記録的な猛暑日が続き、沖縄県よりも北海道のほうが暑くなるというような異常な気温の変化が温暖化現象の影響によって深刻になっているところでもございます。文部科学省では、小中学校にある教室の望ましい環境を定めた学校環境衛生基準を一部改正し、全国の教育委員会などに通知し、これまで10度以上30度以下だった望ましい室温は、エアコン慣れした児童生徒らの増加に伴い、17度以上28度以下に一部改正変更されております。28度を超える猛暑日が昨年、むかわ町穂別地区でも6月に4回、7月に13回、8月に12回、これは穂別地区の状況でございます。涼しいと言われてきた鵡川地区におかれましても、気温差が昨年はほぼ変わらず、子どもたちがいつ熱中症になってもおかしくない、大変厳しい猛暑でありました。過去の学校教育環境における暑さ対策での一般質問に対する回答として、カーテンを使用し日差しを防ぎ、各教室の窓を開放して風通しを良くする。また、学校と保護者が連携して、児童生徒に対し、小学校では水稲、中学校ではペットボトルを持参させ、熱中症対策として休み時間に小まめに水分補給を行う対策を講じておりますとありましたが、長時間にわたる授業中においては水分補給が困難であり、コロナ対策としてマスク着用の中では、息苦しさによる暑さも増すのではないかと考えます。過去の予算審議会でクーラーに代わるものとして、大型扇風機の設置について質問された経緯がございます。昨年、小中学校ともに各教室に扇風機が配置されたとなっておりますが、外の日差しも強く、気温が28度を超える状態で扇風機の風を送り、湿度も高くなれば、当然具合が悪くなるのも当たり前でございます。熱中症リスクが年々さらに高まっているこの時代に、まだこのような対策でよろしいのでしょうか。見解をお伺いいたします。

答弁 教育長 長谷川孝雄

それでは、1番議員の質問にお答えをいたします。これまでも学校では、小まめに水分補給を行って、ソフト面による熱中症対策を講じてきております。改めて、町内の小中学校に高温状態での教室等の室温計測についても指示しているところでございます。今後も引き続き、北海道教育委員会から熱中症対策に係る情報を各学校と共有するなど、注意喚起に努めております。なお、整備につきましては、一昨年度に大型扇風機を各教室に2台設置し、昨年度に全ての町内小中学校の保健室にエアコンを整備しておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いを申し上げます。

質問 1番 栗原健一

年々、文部科学省のデータの資料に変化が出ているところがございました。令和2年9月1日現在の文部科学省のデータでございますが、公立学校施設の空調設備の設置状況について調べましたところ、公立小中学校の普通教室における空調設備設置率が93%となっておりました。文部科学省ホームページには、今後も空調(冷房)の設備の設置について、各地方公共団体からの相談には丁寧に対応し、児童生徒や教職員の安全・安心の確保のための取組が進むよう財政面も含め、引き続き支援してまいりますと書いておりました。北海道の全体の空調設備の設置率となりますと、4.3%とかなり低い状況ではございますが、道内の町によってはエアコン設置率が、小清水町が100%と寿都町が100%、砂川市が98.5%、三笠市が80%、今金町が60%、我が町を含めた東胆振3町におかれましては、厚真町が0%、安平町が28.6%と、ここが3割近く設置している状況でもございました。これらも熱中症対策としてエアコン設置が必要という市町村が増えていく様子が文部科学省のデータからもうかがえますが、むかわ町として今後どのように考えていきますか。

答弁 経済建設課長 吉田直司(経済建設課長は2022年6月まで)

1番議員のいろいろなデータ、非常に参考になります。ありがとうございます。私のほうから、建物の構造的なお話をちょっとさせていただきます。小学校、中学校、議員の皆様方が御存じだと思いますが、教室が向いているのは基本的に南面、基本的に南に向けるようにできるだけ設計をするような考えになっております。教室側の南側には開口部、それからカーテン、そして、上下の開口部が設置されている学校が主に基本になっております。廊下側には、後ろ、前に入口のドアがあります。必ず片側廊下の場合は、廊下側外壁側には開口部をつけて通気性を良く、学校は設計されております。ただ、1番議員のおっしゃっているとおり、どんどんどんどん気温が上がってきている状況というのもありますが、学校では日差しを止めるためにカーテン、窓、開口を開ける、教室の入口のドアを開ける。そのことによって、北側のほうにホールもしくは廊下開口部があります。ここで風の流れをつくる。これが昔ながらの基本的な考えで、北海道のほとんどの学校がそのような設計になっております。その考えで、空調設備をつける最初の設計にはなっていない部分がありますので、今後、空調をつける場合は、その面積、大体学校の教室、小学校も中学校も65平方メートルから70平方メートルぐらいの範囲の中で教室がつくられております。そして、天井までの高さは、普通の一般の住宅よりも高く、約2.8メートルもしくは3メートル、天井は高くして、空気の流れを通しやすく、暑い気温は上に行って、天井側を空気が流れるように考えて設計されております。今後そういうことも検討しながら、学校の使い方、風の流れを使用しながら、今現在使われているというふうに考えております。以上です。

答弁 教育振興室長 藤田浩樹

先ほどの1番議員が申しました空調設備の割合、パーセントの内訳をちょっと私のほうで調べたところで御説明したいと思います。まず、胆振管内は安平町のみということで、42教室のうちの12ということで28.6%という。これは聞き取りしたところ、追分中学校が新設でということで、冷暖房設備を設置した部分が、この分がカウントされていると聞いております。また、早来中学校、仮設ということで、基礎で震災がちょっとあったということもありまして、スポット式のエアコンとか設置があって、その分がカウントされているということでございます。そのほかの近隣については、ちょっと厚真町さんにも今ちょっと設置する予定はないということで聞いてございます。あと、北海道全体では1万7,429教室、これ普通教室なんですけれども、そのうち754が整備されて4.3%ということでございます。また、昨年度猛暑が続いたということでございまして、先ほど議員が日数、28度を超えたということで申し上げたんですけれども、気象庁の最高気温で授業があった日をちょっとカウントしたんですけれども、夏休み前でいくと、7月に28度以上が5日間ございました。夏休み明け、ちょっと私のメモ3日間で、カウントしたら1日です。合計6日間ということでございます。また、中学校が温度の計測もしていまして、授業開設については7日間ということでございましたので、一応私のほうでちょっと調べた部分についてはお知らせ申し上げます。

質問 1番 栗原健一

大変ありがとうございます。早来のほうは、やはりこれから新設となると、そういったエアコンをつけるというところが多いということでよろしいですよね、それで、そういう判断で。これからむかわ町もそういった対策を取る場合にはエアコンをつけていくという形を取るような考えでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

まず、町内の学校施設の関係で、先ほど担当の課長のほうからも申し上げましたように、学校施設そのものが建設時に空調の施設を前提に建築されているものではないというところは、まず今、押さえていただきたいかと思います。しかし、先ほどからお話しされているように、夏場の高温というんでしょうか。こういう状態で各学校で、先ほど教育長のほうからもお話があったかと思うんですけれども、室温というのを夏場状態も含めて計測することを指示、実態把握に努めていくよということも含めながら、この対策をどうするのかというのは、課題としてこれは押さえていかないと駄目でしょうというところは認識しているところでもございます。現在策定が進められております、仮称でございますけれども、公共施設等の総合管理計画上にあります学校教育施設等の長寿命化計画、こういったものが今策定中でございます。そういった学習環境、それから、生活環境の向上として、今後の対策について、今の空調関係というんでしょうか、手法は様々あるかと思いますけれども、引き出しがたくさんあるかと思いますけれども、一つの検討課題として捉えていければなと思います。いずれにしましても、空調設備をする際の財源的な確保の課題というのもあるのも事実でございます。現時点、具体的な設置年度というのは明示はできませんが、今後の取扱いについて調査・研究を進めさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。

質問 1番 栗原健一

納得いく感じなんですけれども、いろいろな状況の子どもがおります。僕も今回こういう形で緊張して、何かのぼせるような感じの状況もありますけれども、エアコン入っていないですよね。なので、体温調整がうまくできない子どもがおります。適切な空調や温度管理をするために、エアコンは必要だというふうにも考えます。学校施設は、児童生徒の学習生活の場であることに加えて、地震等の災害発生時には、地域住民の応急避難場所としての役割も果たすことになっております。学校施設環境改善交付金というものも文部科学省のホームページにございました。こちらを活用してというのは考えることはできないでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

重ねますけれども、空調設備もこれからにおいての高温状態に向き合う中での引き出しの中に入れて、今、栗原議員が言われた具体的な補助金というんでしょうか、そういったメニューというのも頭に入れながら、今後に向けての取扱いについて、検討課題として調査・研究を進めさせていただきたいと思います。

質問 1番 栗原健一

何回もすみません。平日の大半を学校で過ごさなければいけない。今、「夏場8日間」というふうな形で言っておりましたが、今後どんな形でまた気温が上がってくることは誰にも想定されないですし、何が起こるか分かりません。人間が最も作業効率が上げやすい温度というのがあるらしく、それが18度から25度になると言われているようです。猛暑日の夏はこれから毎年、今段階では涼しくて快適なんですけれども、夏にどんな気温が来るか、想定は私たちにはできません。子どもたちの安心・安全を第一に考えなければなりません。マスクをしたその奥に、実は我慢に耐え続け苦しむ、その思いを言えない子どもたちが少なからずいると思えませんか。このような地球温暖化が進み、深刻な状況になる前に、私はエアコンを設置する必要があると思いますが、町長としてどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

実態というのを、しっかりと地域の実態というのを捉まえながら、そして今、自然災害というのが全国的にも多発化している、リスクも高まっている。とりわけ温暖化というのは、先ほどの質問のやり取りでもあったかと思います。それと、この議会が終わった後に、全員協議会というのが予定されているかと思います。その中で、むかわ町の公共施設等の総合管理計画の今後の取扱いというところについても、協議案件として提出させていただきたいと思います。そして、先ほど申し上げました、仮称でございますけれども、学校教育施設等の長寿命化計画、未来につなげていくんだよ、施設を未来につなげていくんだよという計画の中においても、繰り返しますけれども、学習環境と生活環境の向上として、今、提起されている問題について、検討項目として取り扱っていきたいなと思っておりますので、御理解を願いたいと思います。

質問 1番 栗原健一

町長も述べております。未来へつなぐむかわ町をこれからも皆さんで築き上げていただきたいと前向き考えていただきたいと思いますので、次の質問に入らせていただきます。

質問 1番 栗原健一

続きまして、質問2、させていただきます。先ほど、空調エアコンの設置について、引き出しにしまわれてしまいましたので、今回の質問に関しまして、引き出しからしっかりと出していただきたいというふうに思います。博物館周辺エリア再整備基本計画について質問させていただきます。約20年近く前に発見された化石が恐竜だと分かり、6年前の平成28年度から恐竜ワールド構想を策定し、私も恐竜化石がこの町に発見されてから、その化石の魅力、価値というものに興味を持ち、この町の可能性を感じた一人でもございます。恐竜化石を生かした新たなまちづくり計画をむかわ町は目指し、町全体をステージとしたこの取組は、ほかの町ではまねすることができません。恐竜の全身骨格化石が日本一の町として町民の機運醸成を図りながら、この6年間様々な困難も乗り越えながら、町民の皆様と向き合ってきているところでもございます。創造的復興に向け、むかわの底力を信じ、これからの未来へしっかりと次の世代につなげなければなりません。これまで過去に何度も博物館周辺エリア再整備計画について質問や議論がされてきたと思いますが、改めて、今回出されました町長施政方針、19ページの中段に書かれてあります震災前に策定した博物館周辺エリア再整備計画の点検・検証を行うとともに、地域課題解決及び未来志向型の博物館の再整備を進めてまいりますと書かれておりますが、従来の目指していた構想、基本計画に代わり、少し変えた形の内容にも取れる表現でありましたが、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 竹中喜之

博物館に関わる状況等について答弁をさせていただきたいかと思います。御質問にありました基本計画につきましては、平成30年3月に策定されております。これまで、御承知のとおり、もう3年と9か月が過ぎましたが、北海道胆振東部地震、そして、一昨年から続いている新型コロナウイルス感染症。この世界的な拡大により、この4年間で私たちを取り巻く状況、大きく変化をしているところでもございます。大きく変化をしております。それによって、博物館周辺エリア整備に関わる当初のスケジュールというのも、震災からの復旧・復興というのを最重点課題としていたことから、博物館の再整備に関して具体的な年次を示していない状況にあったところでもあります。本年4月に総務省から、これは初めての町としての試みでもございます。知見を持った地域力創造アドバイザー、こういう方を招聘して御助言をいただきながら、今の時代、そして、博物館そのものの価値、これまでのです。そういったところも含めての再整備、今、再整備を図るといったときには、どういった視点が必要なのかという作業を進めているとともに、国あるいは北海道などに博物館の再整備に関わる財政支援の要請というのを町単独だけではなくて、苫小牧地方総合開発期成会、広域的な中においても、重点要望としてこの課題を取り上げてきているところでもございます。既存の博物館は、調査・研究に基づき、古生物に関わる教育を重視した施設となっているところでもございます。新たなコミュニティスペース、震災復興において、人のたくさんの人的支援によって、コミュニティの大切さというのは我々学んできているところでもございます。新たにコミュニティスペースだとか、さらには、先ほどから出ております時代の要請とされている脱炭素、SDGs、さらにデジタルトランスフォーメーション、こういったもう全国的な新たな課題、潮流の視点というのを踏まえながら、防災機能を備えた復興のシンボルとなるような博物館として、未来を見据えた再整備というのを目指していきたいと考えているところでございます。今後につきましては、既存の震災以降、基本計画の点検・検証作業というのを含め、先ほど申し上げました知見を持った地域力創造アドバイザーのこれから地元での講演というのも予定しているところでもございます。こういったところも含めながら、町民の皆さんの博物館再整備に関わる、栗原議員も先ほど申し上げました。町民皆さんの本来の博物館に対しての機運の醸成を図っていきたいと考えておりますので、御理解くださるようお願いをいたします。

質問 1番 栗原健一

考えているというふうに前向きに捉えていきたいと思いますけれども、ここ何年か本当にたった中で、町民からはもう建たないんじゃないかなという声が多くありますけれども、令和7年度までには建設されるという形でも捉えてよろしいんでしょうか。それとも、まだまだ先という形なのでしょうか。教えていただけますでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

博物館のその形態というんでしょうか。時代の要請というのがもう社会構造が包まれているところが違うよということで、まずは当時の基本計画というのを点検・検証はしますよと、していますよと。当然その後には基本設計というのが予定されているところでございます。それで、繰り返しますけれども、国あるいは北海道へのこの再整備計画についての要望提案について、適切な補助だとか交付、そして、有利な起債も含めて、どういった事業化に向けて財源は必要なものが、ベターなものは何なのかというところの探りも入れて、もう一度申し上げます。最重点課題の項目の一つとして、今、一つ挙げられているのが合併特例債の一つの手法があるわけですけれども、これの起債の期限が令和7年度となっておりますから、ここを一つの目安として完成を目途に、今、まちづくり計画上にある第2次のまちづくり計画が昨年度からスタートしているんですが、そこにはさきにつくられている復興計画、そして、地方創生のものというのも内包された計画となっております。復興計画上におきましても、活用財源の候補とされる一つの合併特例債というのをにらむんであれば、令和7年度を完成目標にしているところでございます。

質問 1番 栗原健一

令和7年度までという形がちょっと見えてきたというふうにも思いますけれども、合併特例債を使うとおっしゃっておりました。メインに多分使うという形になるとは思うんですけれども、震災、コロナ禍、様々な社会情勢が変化する時代に、博物館だけの機能としてではなく、地域の交流の拠点、さらには防災としてのいろいろなものを組み合わせてという形で町長も先ほどおっしゃっておりましたけれども、そういったものを使うのであれば、実際に補助金をさらに組み合わせて、町の負担を減らすということも可能なんでしょうか。それだと現実味があると思いますけれども、そういったものは。

答弁 町長 竹中喜之

言葉が足りなかったようですけれども、合併特例債も活用しながら、一つの財源としてです。適切な補助金だとか、あるいは交付金等々があればというところで探りも今、入れておりますし、一つの事例として、じゃ、合併特例債以外、候補として何が上げられるんだといったところにおいて、今、やり取りをしている最中でございますけれども、地方創生の拠点整備、こういったところもどうなのかなと。それは先ほどから言っている新しい時代に見合う、脱炭素等々の向き合い方、それと防災。被災を受けた町として、これから防災を起点にしたまちづくりを進めていく上においても、博物館の機能というのもそういったところにも視点を置く在り方というのはどうなのかなといったところも含めて、全部を今、全体として点検・検証を行っているところでございますので、捉えていただければなと思います。

質問 1番 栗原健一

ありがとうございます。あとは、解体の費用として今年度予算を入れていると思いますけれども、地球体験館に関しての費用は一体どれぐらいの費用がかかると思われますか。

質問 1番 栗原健一

大変失礼いたしました。もし、博物館を今後建てるとしまして、世界中が集めた日本の宝とも言えるカムイサウルス・ジャポニクスを含めた古生物化石を博物館周辺エリア再整備計画に関して、住民に誤解がないよう十分に説明がなければなりません。あとは、その新設博物館に関して、今現在、博物館に展示されていない化石が収蔵庫の中にたくさんございます。最近では、今年の春から展示内容が変わり、アンモナイト化石の展示が充実しておりました。今後また、次々と新たな化石が発見されることを想定しますと、新設博物館に関しては、展示物の移動可能な余裕のある高さや空間、幅がなければ、今の博物館と変わらない形になってしまいます。その他にも、むかわ町で購入されました、子どもたちに大人気の恐竜でありますティラノサウルス「スコッティ」、こちらはむかわ四季の館で展示されたものを皆さん見ていると思いますが、こちらは全長12メートルから13メートル、高さが4メートルから5メートルであります。カムイサウルス・ジャポニクスに関しましても、全長7メートルから8メートル、高さが3メートルから4メートル必要とされます。これらのものをしっかりと展示できるスペースというものを想像したとき、やはり十分な高さや広さがある移動可能な場所、空間が必要とされますが、新設博物館に関してはどのようにお考えでしょうか。

答弁 経済恐竜ワールド戦略室主幹 櫻井和彦(経済恐竜ワールド戦略室主幹は2023年3月まで)

私から答えさせていただきます。議員がおっしゃるとおり、穂別博物館と申しますか、むかわ町穂別地区からは豊富な化石が産出しております。例えば、海のものとしてクビナガリュウですとか、ムササウルスですとか、ウミガメの豊富な非常に状態のいい化石がたくさん見つかっております。それらの復元骨格もつくられております。そして、おっしゃるとおり、アンモナイトも数多く発見されております。そして、それに加えまして、近年、御紹介のとおり、陸の生き物であるカムイサウルスという恐竜が見つかりました。それと同じ時代のカムイサウルスを捕食していた生き物であるティラノサウルスも、御存じのとおり、町として所有しております。これらの白亜紀の海の生き物と陸の生き物を地元の化石に基づいて紹介できる博物館というのは、国内でも非常に例がないものとなると考えています。そのため、今、豊富にあります化石を十分に展示できる高さ、広さを確保したいなと考えております。と同時に、当然研究が進んでいくにつれまして、いろいろな標本が追加されていきます。どれだけ広い面積つくりましても、全てを展示することは、一堂に展示することは難しいものであります。そのため、研究成果に合わせて追加したり、移動したり、変更したりできるようなつくりというのも考えているところであります。そういった新たな博物館をこれからどのような形でつくっていくのか、皆さんの御協力をよろしくお願いいたします。

質問 1番 栗原健一

そのように考えていただけるのであれば、私もうれしく思いますので、前向きに御検討いただきたいと思います。最後に、このことを十分に考えていただきたいと思いますけれども、今後、町なか再生等も含めて、学術的な博物館、そして、地域住民の交流拠点を目指しながら、無理のない町民参加型の未来に残せる、持続可能な必要とされる博物館周辺エリア再整備計画を進めていただきたいと思います。先月でしょうか、小林教授のお話にもありましたけれども、四季の館でありました講演会なんですけれども、カムイサウルスが見つかったときはただの石でした。それをいかに価値をつけるか。まだまだそれぞれの自治体で磨き残しがあると思います。それらを協力し合い、横の連携を盛り上げながら進めていただき、恐竜化石は宝でありますと、輝かせていただきたいと。カムイサウルスはまだ磨き残しがあります。皆さんで磨き上げて、最後は町長が磨き上げると思いますけれども、恐竜が持つメッセージというものにしっかりと耳に傾けていただきながら、恐竜の面白さを日本中の子どもたちだけではなく、世界の子どもたちに伝えていってくださいと力強い小林教授のお話もありました。長くなって大変申し訳ありませんが、町民はこれからどうなるのか、むかわ町がどう進めていくのか、どう判断するのか、このユーチューブの画面を通してでも、皆さんが注目をされ、見ております。最終的な判断は町長の判断であります。どうか、慎重になるところではあるかと思いますが、子どもたちの未来のため、子どもたちが活躍できる町として、むかわ町の底力を見せていただきたいことを心よりお願い申し上げ、前向きに御検討いただきますよう重ねてお願いを申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

答弁 町長 竹中喜之

2回ほど投げかけられましたので、博物館については、栗原議員の思いも含めて、先ほどから言われておりますように、博物館に新たな社会的な価値というのが求められる時代が来ております。博物館は言うまでもなく、過去と現在と、そして未来の対話、様々な声に耳を傾ける空間ともされているかと思います。繰り返しますが、現在の再整備計画の点検・検証と並行しながら、可能な限り早い段階での基本設計の発注・策定に努めていきたいと考えているところでもございます。なお、栗原議員におかれましては、この間、町内の有志の皆さんによるむかわ町恐竜ワールドセンターに加盟していただき、さらに、恐竜ワールド構想の推進計画の推進にもこの間、御尽力をいただいている一人でもございます。お聞きしますと、現在、組織の代表ともされていると伺っております。引き続き、その推進計画のポイントともされる、先ほどから言われております町民皆さんの機運の醸成といったところも含め、持続可能な組織運営と会員の拡大に向けての活動の活発化を願うところでございます。

質問 1番 栗原健一

どうもありがとうございました。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる