むかわ町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月7日
漁業者支援について
2022年3月7日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「漁業者支援について」質問し、町長 竹中喜之、農林水産課長 酒巻宏臣が答弁しました。
- 質問者
- 東千吉 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、農林水産課長 酒巻宏臣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 東千吉
1番、東 千吉でございます。今回の質問は、日々変化する状況が近い将来大きな影響を与える、そういう懸念をすることから、なるべく早い段階で、小さいうちから検討していただきながら施策を取っていただく、このことが何よりも肝腎と思うものでございますので、この質問の趣旨を酌み取っていただいて、答弁方、よろしくお願いをしたいというふうに思います。まず、1点目でございますけれども、漁業者支援についてでございます。魚が捕れない、そしてまた、魚価安といった課題に対し、行政としてどう取り組んでいくのかをまず伺いたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
ししゃも、そして秋サケ等、主力の魚種の漁獲量減少、それと産地、仲買人減少による競争力の低下を起因とし、魚価が低迷しております。これまで鵡川漁業協同組合、4つの取組を基本に対策を進めてきているところでございます。1つは、本州市場への販路の拡大、開拓、直売等による販路拡大、付加価値向上の取組、これが1つ目です。2つ目は、漁協直営サケ定置網漁業の効率化の推進による収益性の向上。3つ目は、新たな魚種による収入源確保のためのホタテ漁業の再開。そして、4つ目として、持続性のある漁業の実現に向けた担い手確保の取組でございます。町といたしましても、それぞれに対し、漁業協同組合と課題というのを共有し、これら4つの柱を基本とした取組に対し、積極的に支援をしてきているところでございます。また、新型コロナウイルス感染症の影響、こういったところも考慮し、特別対策として、魚箱の購入費、ホッキガイの単価支援、そして経営資金の給付など、漁業者への直接的な支援というのも実施に努めてきております。今後も、漁業協同組合はもとより、試験研究機関等も含む関係者と課題を共有しながら、資源管理の視点も併せ、向き合っていくべきものと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
質問 1番 東千吉
ただいまの町長の答弁にございました内容、私も承知しているところでございます。その中で、幾つかの課題があるのかなという思いでございます。まず、ししゃものふ化場については、このたび7億6,000万の巨費を投じて建設がされ、11月操業ということになってございますけれども、これは直接漁師に経済的な部分ではすぐに反映されるものではないことから、なかなか漁業者支援でも将来を見据えた内容ということでは非常に有意義なことでありますけれども、喫緊の経済状況の課題については、なかなか今のところではまだ難しいというふうに思っているところでございますし、先ほど町長おっしゃいました漁協によるサケの定置網関係でございますけれども、収益の向上、令和3年はなったようでございますけれども、ここの部分の大きなところは、乗組員7名程度いると思うんですけれども、その人たちの給料の大幅削減もございました。過去に、前々年まで50万円程度の給料でございましたが、これが6割程度に乗組員の給料が下がったという内容が主な内容でございまして、そこの乗組員には当然、漁協の組合員さんの御子息、組合員もいますし、またその後継者もいるという内容の中では、実際の漁師の経済の部分では非常に収入的には低いものがございます。確かにサケの定置網の収益は向上しているということでございますけれども、そこに係る経費の部分の、漁師の経済に係る部分については一考していかなければならないような内容になっているというふうに思いますし、本州向けの魚の市場関係についても、なかなか一度に、一回に大きな変化というものをもたらすことは非常に難しいことでございますけれども、ちょっと足踏み状態にあるというふうに私は見ております。そういった中で、なかなか直接漁師の経済にうまく反映していけないところがあるように思います。これは、漁協のやっぱり経営の努力も大きな部分がございますから、組合員が厚真も含めて60名、1隻の船に何組合員もいるという状況を見ながらいきますと、なかなか少ない組合員の中で一つの鵡川漁協を支えていく、あるいは維持していくということが非常に難しいというところもあります。これは、漁協の経営の努力というふうにありますけれども、そういった中で、漁師、そして現場と行政がしっかりとやっていく内容をもっと綿密な形で一つ一つ対応していく、お金のないところでしっかりとそういうところを一つ一つ有効に考えていくことが必要ではないかというふうに思いますので、現場の答弁をまたいただきたいというふうに思います。
答弁 農林水産課長 酒巻宏臣(農林水産課長は2024年3月まで)
漁業振興を図る上で、様々な施策というものを漁業協同組合とこれまでも課題を共有しながら進めてきているところでございます。そういった中で、議員から御指摘のとおり、私ども、対策としましては、中長期的な視点を持って取り組むべきもの、例えばししゃものふ化場という部分で、即効性というものは期待できませんが、長い目で見たときの対策、そしてホタテ漁業の再開に向けての取組のような、中期的といいますか、比較的短いスパンの中で効果が期待できるような取組に対する支援等々も行ってきているところでございます。御指摘がありましたサケ定置網は、議員も御承知のとおり、漁協直営による部分の事業ということで、組合員から乗組員を募り、経営をしているところでございます。そういった中で、一つ経費を落とす取組と同時に、量を増やそうとする取組という部分を進める中で、収益性の確保を高めていこうという、今、改革を進めているというふうにお聞きしているところでございまして、私ども、そこの量を増やすという取組ということで、過去、議会のほうでも議決をいただきました漁網の整備費に対する支援というものも、債務負担を取りながら、国の補助も活用しながら実施をしてきているといったところでございます。サケ定置網漁業の経営の中身につきまして、行政としてそこに踏み込んでいろいろ私どもも御指摘、いろいろと申し上げるべきものではないというふうに考えてございますが、漁協が今取り組もうとしている、そういった収益性を何とか確保し、漁業者の手取り、そして漁組の経営の改善、そういったものの目標が実現されるようなことを私どもも期待しているというところでございますので、何とぞ御理解をいただければというふうに思います。
質問 1番 東千吉
行政の現場では、よくよく状況を承知しているんだなというふうにお伺いをしていました。なかなか漁協の組合員が減少あるいは縮小していく中で、漁協がこれからやっていきたい、やっていこうという方向性、この辺についても承知していると思いますけれども、なかなかそれぞれで役割分担をしてやること、これは非常に大事ですけれども、状況的にはやっぱり漁師、漁協、行政がしっかりと一丸となったこの取組で有効的な方向性を出すということは非常に大事だなというふうに思いましたので、今回の質問をさせていただきました。答弁は要りませんので、次の質問をさせていただきたいと思います。