みんなの議会

むかわ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日

学校給食の食材の地元の購買状況について

2018年3月6日、むかわ町議会の一般質問で、野田省一議員が「学校給食の食材の地元の購買状況について」質問し、生涯学習課長 齊藤春樹、副町長 渋谷昌彦が答弁しました。

質問者
野田省一 議員
答弁者
生涯学習課長 齊藤春樹、副町長 渋谷昌彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 野田省一

それでは、提出しました項目について一般質問をさせていただきます。まず、1点目でありますが、学校給食の食材の地元の購買状況についてお伺いをいたします。学校給食が開始より半年、順調に経過していることと思われますが、現時点での状況についてお伺いをいたします。食材の地元購買の状況はどのようになっているか。2つ目として、食材の購入は地元商店でも参入できるように配慮、細分化して地元商店の参入をできるようにできないものか。3つ目に、学校給食の本来の目的を達成することは肝要であるが、副次的目的として地元購買も期待できる。地元購買への考えはないのかお伺いをいたします。

答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)

1点目の地元購買の状況についてお答えいたします。給食食材の購入については、まず食材発注を希望する事業者の方に事業者登録を行っていただき、登録いただいた食材納入事業者に対して献立に基づく食材の見積依頼書を送付し、各事業者から返信された応札内容を確認して、原則、最も廉価となった食材部分についてそれぞれの事業者に個別に発注することとして進めております。現在この登録事業者としては13件あり、そのうち町内事業者は6事業者、登録率としては46%となっております。地元購買についてですが、まだ年度途中につき経過数字となりますが、昨年5月からことし1月までの累計金額ベースでは、町内6事業者で554万円、約23.2%、町外7事業者では1,837万3,000円、76.8%となっております。次に、第2点目の地元商店の参入についてでございますが、教育委員会といたしましては、学校給食における食の安全の確保が第一であり、その実現のため、学校給食に求められる衛生基準をクリアする食材の納入と衛生的な調理、この2つが大変重要な点と考えております。その前提の中で、給食費としていただいている範囲内で適正な献立が提供できるよう進め、保護者の皆様の御理解をいただく形を目指しております。したがって、公正な競争原理の中で少しでも安全で廉価な食材の確保をこれまでどおり進めていきたいと考えておりますので、町内事業者であるかどうかという基準として発注方式は行っておりません。細分化してはという点については、例えば8月の実績、11日間の実績ベースでございますけれども、1日分の献立に必要な食材としては平均値で24品目31件の発注となっております。使用日、品目、規格、数量、納入先を記して見積依頼書として登録事業者に送り、それぞれ応札額を返信していただいて、その中で品目ごとに廉価となっているものを事業者ごとにまとめて発注しており、十分に細分化しているものと考えております。3点目の地元購買への考えについての質問ですが、教育委員会といたしましては、まずは安全・安心な給食の提供が第一であり、同時に適正な給食費負担となるよう進め、その中で地場産品等の活用などこれまでの実績を踏まえて引き続き給食事業の充実を目指していきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 13番 野田省一

給食が始まる前に、議会、委員会等でもいろいろと議論があった部分だとは思っていたんですけれども、地元購買としての目標というのはある程度お持ちなのか、今の話だとちょっとないのかなと思うんですが、その辺、今後決めていく必要、ある程度見ていく必要があるのではないかなと思うんですが、ちょっとそこの考えをお聞きしたいと思います。根本的な今の目標ということに関しては、やはり小さいお店が参入できないのが現状です。今、数字23%ということでお話を聞いていましたけれども、町内でも大手の例えばJAさんですとか、そういった部分が大きいのかなというふうに思うんですが、小規模な商店、個人商店というか、JAさん除いたほかであればパーセンテージどのぐらいなのか、もしわかれば伝えていただきたいと思っています。やはり地元商店、小さなところは、給食に移行したことによって、少なからずとも地元購買、今までお母さんたちが買ってくれていた食材が地元から少なくとも買われなくなっている事実もございます。その中、やはり地元の商店さんにもいろいろお聞きしましたけれども、とてもこの状況では参入できないと、1者はもう諦めかけてきているところでもあります。もう一者も、やりたいけれども、現実的に非常に難しいというような現状があります。町長がよくおっしゃる地元力耕上ということから考えても、やはり地元の商店をこれ以上疲弊させていくような方向にただ黙って、始まったばかりなので、6カ月ぐらいですから静観していましたけれども、このままいくとやはり地元商店さんがもういいと白旗を上げるような手前に来ているかなというふうに捉えられるものですから、今回ちょっと6カ月という時点でこの質問をさせていただいたんですけれども、その目標的なものはお持ちでないのかという点についてお答えいただきたいと思います。

答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)

御質問いただいた地元購買の一定の率、目標率があるのかという御質問でございますけれども、地元購買の比率、目標という率は持ってございません。給食検討会から引き続いていろんな検討をさせていただいた中で、地元食材の活用という部分、町内、それから道産品、国内品と、そういった部分での一定の比率は目標として持っていますけれども、地元事業者の購買という部分ではお持ちしておりません。それから、小さいお店の比率はどのぐらいになりますかという御質問ですけれども、正確な数字はないんですが、1%未満になると思います。ただ、今、中途経過での数字のお話ですけれども、給食を始めた当初については、何よりも給食の安全ということで、実績のある納入業者ということで、地元事業者がほとんど参入できないような中で発注をしていたと。それが次第に応札方式ということで、それぞれ注文に応じて幾らで納品できますという応札をいただいて、その中で一番廉価なところという形に変わってきている中では、徐々に地元の事業者さんから買う品目等もふえていますけれども、残念ながら、本当に小規模の事業者さんではやっぱり単価的に合わないというような部分がございますので、そういった実績にはつながってございません。

質問 13番 野田省一

小さいお店から買っているのは1%未満と。小さいお店から10%にしてくれ、50%にしてくれという話ではないんですよ。もともと食材として地元のお母さん方が買ってくれていた分ぐらいに相当するぐらいせめて買ってくれればなという思いもあって、いろいろと調べてみると、やはりこの半年間で2万とか3万とか、何かその前後、概算ですけれども、事業者に聞いたところその程度だということで、例えばなんですけれども、一定の商品、ある特定の商品に関して指名入札とか随意契約とか、こういった考えはできないんですか。

答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)

数字的なものですと、小規模事業者5万円とかという数字は1件でございます。その部分で、それ以外の食材について単品で指定して、年間数量の中で単価を決めて個別なものができないかというお話でしたが、今の段階ではそういったことまで考えておりません。近隣の状況といいましょうか、前にも学校給食の調査検討会の中でも議論があったんですけれども、地元の商店さんでタッグを組んでいただいて、言ってみれば、今は北海道給食会というのがうちが一番大きく取引しているところで、それは全道的に展開しているところですが、そうじゃなくて、例えば苫小牧市でしたら苫小牧市の給食会みたいな、そういった地元業者さんが連携して、そこを窓口に資材を購入するということができれば一番ベストと考えましたが、なかなかそこも今の時点では実現しなかったというところで、今後いろいろな検討ができるのかなとは思っておりますけれども、今の時点ではそういった考えはございません。

質問 13番 野田省一

指名してできないという、難しいというような回答ですけれども、町長、これどうですかね。地元力耕上ということを考えると、何百万もしてくれという話ではなくて、やはり零細企業でお父さんとお母さん2人でやっているようなお店です。でも、例えば地域によって、穂別地区に限ってしまいますけれども、これら2店、3店、今参加してきているところは2者みたいですけれども、父さんと母さんだけでやっているお店を、このままやはり黙っているとだんだん縮小していくというか、前回の一般質問にも出しましたけれども、やはり地元でのお店がなくなるということが非常に危惧されている状況でもあります。そんな中で、やはり政治的な判断をいただいて、その政治的判断をする真ん中にいるのがやはり町長だと思いますので、やはり地元力の耕上ということも考えたら、そういった単品での指名入札とか、あるいは随意契約とか、そういうような考え、お互いこれからあと数カ月でどうなるかわからない立場ですけれども、現時点でのお考えがあればお聞かせいただきたいと。

答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)

地域振興というか産業振興という観点での御質問かと思っておりますので、ちょっとお答えをさせていただきたいと思います。確かに給食については、地元食材、そして安全・安心ということが第一ということであります。ただ、副次的に町内の事業の活性化という側面も確かにあろうかというふうに思っています。ただ、給食の食材につきましては、教育委員会のほうで発注はしておりますけれども、これは公共事業と違った、そういう発注方式ではございません。いわゆる給食費の中身、食材費は一般の方からいただいた私費を集めての財源として購入しているものでございますので、余りそこに固執して入札方式をとるということがちょっとなじまないのかなというふうに思ってございます。現段階でできることとして、かなり細かく細分化しながら受注機会の確保というのをできるだけ図るようにということで今努めているところでもございます。今後におきましては、先ほど齊藤課長も申しておりましたけれども、地元力をいろいろ束ねながら受注できるような体制とかそういうものをつくっていただければ、より一層地元の中に落ちていくのかなというふうに思ってございますので、現段階としてはそういったことで御理解をいただければというふうに思ってございます。

質問 13番 野田省一

今の現時点でいろいろと言いづらい部分もあるかとは思うんですけれども、やはり本当に小さな商店がなくなることによって地域が疲弊するという観点から考えていただければ、やはりこの問題、確かにそんな金額的には大きな問題でもないと思うし、あと地域を束ねればということも、実はやはり小規模がゆえに、お父さんとお母さんだけでやっているお店ですから、それをさらにまとめるだけの今現実的にお店としては余裕のある状況ではないということは、私たちも地元に行って、あるいは非常にそばにいて感じておりますので、やはりそれだけを願って束ねてくれというところでは、手を差し伸べるところにはならないと思います。この問題は、また続けて、今後どうなるかわかりませんけれども、注視しながら、ぜひそのことについても地元に少しでもお金を落としてあげられるように、もちろんその前提としては安心・安全ということが大前提でありますけれども、そこのことも確保できる商材というのは確かにあると思いますので、規格品であればどの業者さんが納めても一緒だと思いますので、そういうこともぜひ今後研究していっていただきたいなと思います。以上で終わります。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる