むかわ町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日
合併後10年の行財政運営について
2015年12月10日、むかわ町議会の一般質問で、野田省一議員が「合併後10年の行財政運営について」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 野田省一 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 13番 野田省一
通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。第1点目でありますけれども、合併後10年の行財政運営についてお伺いをいたします。合併をして10年が経過し、財政的な優遇期間の一つの節目でもあり、また、町のリーダーでもある町長も交代して2年が経過しました。今後の行財政のあり方について、過去の運営を評価し、今後の考え方を改めて伺います。合併10年間の行財政運営をどのように評価しているかをお伺いします。2つ目に、将来に向けた行財政運営プラン、また、まち・ひと・しごと創生ビジョンを行政と住民の意識共有を図ることが、これは大切なことと思われますが、現在の町長の考え方をお伺いいたします。以上、2点です。
答弁 町長 竹中喜之
今後の行財政運営に向けまして、まず、これまでの10年間の運営状況についてお答えをしたいと思います。御案内のとおり、本町におきましては、国の三位一体改革によりまして、地方交付税の減少など厳しい状況の中で、合併を最大の行政改革として位置づけ、平成18年3月に新しい町としてスタートし、ことしで10年目を迎えているところでございます。厳しい財政状況の中でのスタートではございましたが、合併時の建設計画に位置づけした学校教育施設の耐震化。それには、医療施設の老朽化対策など、合併前から引き継いできている課題、テレビ放送の地上デジタル波移行に伴う難視聴の解消など、新たな課題に合併の優遇措置などを活用し、対応を図ってきているところでもございます。また、財政運営につきましても、一時期、公債費の負担というのが増高するなど、財政構造というのが硬直する場面というのもございましたが、公債費の縮減、組織のスリム化により人件費を縮減するなど、短期間でこれを改善し、その後、健全性を維持しているところでございます。さらに、建設計画を継承発展させた新町まちづくり計画の策定とともに、合併特例期間終了後を見据え、中長期財政運営指針及び新・行革大綱を策定し、今後の行財政運営の道筋も示しており、持続可能な行財政運営の実現に向け、現在、着実に取り組んでいるものと認識しているところでございます。続いて、②のむかわ町のまちづくりを進めていく上で、議員御指摘のとおり、町民の皆さんとの意識共有を図ることは重要と認識をしているところでございます。将来に向けた行財政運営につきましては、地方交付税制度の動向というのを注視しつつ、中長期財政運営指針、さらに新・行政改革大綱に沿って進めていく考えでございます。また、現在策定中のむかわ町のまち・ひと・しごと総合戦略につきましては、むかわ町の人口動向分析、さらに将来推計におけます人口ビジョンを踏まえ、本町の人口減少問題に対応していくため、町民の皆さんを初め、町内事業所等に対するアンケートの調査、幅広い分野の町民皆さんによって構成されているまちづくり委員会、さらに今年度から実施を行っております町長との対話型集会、そして町民皆さんからのさまざまな御意見というのをいただくとともに、町広報、ホームページなどを活用し、広く情報の共有を図り、取り組んできているところでございます。今後におきましても、御存じの町民参加と情報の共有というのを柱にしたむかわ町のまちづくり基本条例に掲げる協働のまちづくりというのを基本に、引き続き町広報等さまざまな機会を通じ、情報を提供するとともに、町民皆さんの御意見というのをいただきながら対応してまいりますので、御理解を賜りますようお願いをしたいと思います。
質問 13番 野田省一
1番の行財政運営の評価というところでは、最終的には持続可能な財政運営が可能なところまで来たんだという判断でいらっしゃるという回答かと思ったんですが、町長も交代して2年たちました。今の財政的な問題は、安定した運営ができるんではないかという見込みだと。しかも任期4年のうちの2年、半分過ぎるわけですから、今年度、まちづくりのその「耕上元年」、「地元力耕上元年」ということでスタートを切ったわけですけれども、残すところあと2年の間に一定程度のことを目指していかなければならないわけですけれども、そんな中で今回のまち・ひと・しごと創生ビジョンということにまたさらに手がけているわけですけれども、期待するところとしては、この折り返しの中で竹中カラーというものを強く打ち出してほしいなという思いがあるんですが、今後の展望について、さらにもし何かあればお伺いをしたいと思っておりましたけれども、その辺の考え方について、もしあればお伺いしたいですが。
答弁 町長 竹中喜之
合併からこの間ということで、行財政運営についての評価の質問と受けとめているのでございますけれども、触れられておりますように、私も昨年3月に町長に就任をさせていただき、1年8カ月が過ぎております。御存じのとおり、昨年1月まで、住民の代表機関ともされております行政監督機能を有する議会議員の一人として、合併の選択にかかわった者でもございます。財政関係、先ほども触れましたように中期財政フレームで言うところのこの間、平成23年度までの合併の調整期。これを要して現在、新町の形成期に入っているところでございます。その新町の形成期も最終年度とされ、来年度より新町の安定期として、地方交付税の算定替えの5年間の激変緩和の期間というのを迎えようとしているかと思います。さらに振り返ってみますと、効果あるいは行政の課題といったところを振り返らせていただきますと、極力先ほどの答弁とは重ならないようにしますけれども、合併の特例債などの有利な財源というのを活用したまちづくりの進展。さらには行革による人件費の抑制ということなどで、現在、財政基盤の強化というのが進められていると私は理解しているところでございます。その中で一方、当時、まちづくり基本条例の制定時に、特徴的な状況としても整理がされておりました町民サービスを図る職員数の関係で、実態として職員数の減少、そして行政サービスの懸念ということが、そのときも触れられていたかと思います。現在、各自治体というのが抱える課題の傾向として、保健福祉関係等でとりわけ専門職の、あるいは技術系の関係職員の応募というのが少なく、このことは住民サービスの低下をもたらさないよう職員の計画的な人材確保と育成に向け、さらには年齢構成といったところもあわせながら、将来にわたり、今後に向けても可能な限りの支障のないような形での採用に向けて留意していかなければならないかなと思います。そういったことも課題という中に含めながら、議員、先ほど含められました執行方針で述べております地元の力を地元の住民の皆さんでまず支え合って進めていこうということを基本にしながら、「地元力耕上元年」として今年度位置づけているところでもございます。そしてさらに並行して、「地元耕上元年」と同時に、現在、地方創生の始まりの年ともされております。こういったものも絡めながら、地方再生の柱とされている子どもの子育て、さらには地域における担い手の育成、そして恐竜化石を生かしたまちづくりと、こういったところの統合的なものの役割として、「地元力耕上」というのも改めて意識して、その創生事業と並行しながら進めていきたいと思っているところでございます。
質問 13番 野田省一
財政的なお話を最初に聞かせていただいて、どういう判断をされているかということで、財政的なお話をさせていただきました。財政的に持続可能なところまでは来た。要はお金ないないと言ってできないという理由ではなくて、一定程度財政的には持続可能なところが見えてきたという中で、やはり次の一手としてぜひ、突然というわけではないですけれども、4年任期の話、半分過ぎたよというところで、ぜひ残り2年間の中で今回出ていますまち・ひと・しごと関係ということも含めながら、「地元力耕上元年」としてきましたので、来年は元年から2年になるわけですから、一定程度、町民の皆さんの力を借りながらというところが大前提になりますので、その中で竹中カラーというものを打ち出していっていただきたいなという思いで、今回のこの質問をさせていただいております。