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妹背牛町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日

自衛隊への名簿の提供について

2023年6月22日、妹背牛町議会の一般質問で、田中春夫議員が「自衛隊への名簿の提供について」質問し、住民課長 石井昌宏が答弁しました。

質問者
田中春夫 議員
答弁者
住民課長 石井昌宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 田中春夫

(登壇) 田中春夫です。発言通告に従いまして行います。1つ目、自衛隊への名簿の提供について、本町においてどのように対応しているのか。自衛隊は全国各地で頻繁に起きている重大災害の人命救助で大きな献身的な役割を果たしていることから、心から感謝するものです。自衛隊の存在は、憲法の前文では、政府の故意により戦争をしない、武器を持たないとうたっていることに照らしていかがなものかと。北海道新聞6月5日付、自衛隊への6万人名簿提供の大見出しで、自衛隊募集に協力する目的で18歳から32歳の計6万2,000人の名簿や名前などの情報が提供されていると報道されました。札幌、旭川、千歳の3市は18歳から22歳、帯広は18歳から32歳の市民についてそれぞれ住所、氏名、生年月日、性別を名簿化し、昨年5月から6月に紙や電子媒体で自衛隊に提供しています。本町での個人情報の閲覧と転記状況について、年齢ごとの提供人数及び名簿提供を望まない町民の除外申請はどのように通知されているのかお伺いします。2つ目は、マイナンバー保険証、保険診療を確実に。4町担当の倉林明子議員は6月8日の参院厚生労働委員会で、改定マイナンバー法による健康保険証の廃止で、資格がありながら現物給付、保険証の提示により3割などの移行期間で診療が受けられる給付による保険診療が受けられないことはあってはならないと対策の徹底を求めました。健康保険証の廃止に伴い滞納者に発行している短期保険者証、短期証も廃止される問題を取り上げ、マイナンバー保険証か資格確認書によって現物給付が行われ、これまでどおりの受診が可能なのかお伺いします。3つ目は、後期高齢者医療制度、75歳以上の医療費窓口2割負担についてです。昨年10月に原則1割の75歳以上医療費窓口負担を一定所得以上は2割とし、中には受診抑制が起きています。本町で一定所得制限で対象になる方はどのくらいいるのかお伺いします。受診するために生活費を切り詰めるなどの高齢者の実態があります。本町として実態を把握しているのかお伺いします。再質問を留保して終わります。

答弁 住民課長 石井昌宏

私から田中議員の3点のご質問にご答弁申し上げます。最初に、1の自衛隊への名簿提供についてご答弁申し上げます。自衛官募集事務は市町村の法定受託事務と定められており、自衛隊法第97条第1項で、都道府県知事及び市町村長は政令で定めるところにより自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行うと規定され、自衛隊法施行令第120条では、防衛大臣は、自衛官または自衛官候補生の募集に関し、必要があると認めるときは都道府県知事または市町村長に対し必要な報告または資料の提供を求めることができると規定されてございます。また、令和3年2月5日付防衛省、総務省連名通知において、自衛官及び自衛官候補生の募集に関して必要な資料として住民基本台帳の一部の写しを用いることは住民基本台帳法上特段の問題を生じないこととされてございます。以上から、自衛官及び自衛官候補生に関する募集事務に利用するため、住民基本台帳の一部の写しを用いて自衛隊へ情報提供を行うことは、法令に基づく情報提供と解釈されてございます。ご質問の本町の対応につきましては、自衛隊に対し、自衛隊法等に基づき、個人情報の適切な管理の徹底を求めた上で、令和4年度からその年度に18歳及び22歳になる方の氏名、生年月日、性別、住所の住基4情報を紙媒体により提供してございます。令和3年度までは自衛隊職員が役場で住民基本台帳を閲覧し、住基4情報を書き写すことにより提供を行ってきましたが、通知により住民基本台帳の一部の写しを用いることが住民基本台帳法の運用において可能であることが明確化されたことから、令和4年度から提供方法を変更したところでございます。年齢ごとの提供人数につきましては、令和4年度は18歳14人、22歳11人、令和5年度は18歳17人、22歳10人となってございます。除外申請につきましては、自衛隊にご自身の個人情報の提供を望まない方への配慮として、除外申請の手続をすることにより自衛隊へ提供する情報から除外する制度を設けている市町村もございます。現在本町では除外申請の制度は設けてございませんが、近隣自治体の動向等を注視しながら検討したいと考えてございます。次に、2のマイナ保険証についてご答弁申し上げます。令和6年秋に現行の健康保険証を原則廃止してマイナ保険証に一本化することなどを盛り込んだマイナンバー法などの関連法改正案が6月2日に成立しました。関連法では、カードの申請、取得は義務ではないため、申請したくない人や申請が困難な高齢者などマイナンバーカードを取得しない人でも保険診療を受けられるよう、本人からの申請に基づき保険者が資格確認書を発行する制度を盛り込むとともに、施行後も最長1年間は現行の健康保険証を使える特例措置を設けてございます。ご質問のマイナ保険証か資格確認書によって現物給付が行われ、これまでどおりの受診が可能になるかとのご質問につきましては、保険料を納付することができない特別な事情がないにもかかわらず原則1年以上の保険料を滞納している被保険者については現物給付が行われませんが、それ以外の方、滞納がない方及び滞納が1年以内の方についてはマイナ保険証でも資格確認書でもこれまでどおりの現物給付による受診が可能となります。なお、厚生労働省では、保険料滞納から1年以上経過で機械的に対象とするのではなく、1年に至る前の段階から滞納者への納付勧奨や納付相談など保険料納付に資する取組を行ったり、災害や病気、負傷など保険料を納付することができない特別な事情を適切に把握するなど、引き続き慎重な運用を市町村に求める方針とされてございます。続きまして、3の後期高齢者医療制度についてご答弁を申し上げます。後期高齢者医療制度につきましては、これまではかかった医療費のうち、現役並み所得の方は3割、それ以外の方は1割を医療機関の窓口でお支払いいただいてきましたが、令和4年10月1日から1割負担の方のうち一定以上所得のある方は窓口負担が2割になってございます。これは、後期高齢者の医療費のうち窓口負担を除いて約4割は現役世代の負担となっており、今後医療費増大が見込まれる中、現役世代の負担を抑え、国民皆保険制度を未来につないでいくための見直しとなってございます。窓口負担が2割となるのは、世帯内の後期高齢者のうち課税所得が最大の方で、その課税所得が28万円以上かつ高齢者が1人の場合は年収200万円以上、2人以上の場合は年収合計で320万円以上の方が対象となります。また、施行から3年間、2割負担になる方については、窓口負担の引上げに伴う外来診療の自己負担増加額、いわゆる増える額になりますが、1か月で3,000円までに抑える配慮措置が講じられてございます。ご質問の本町の一定所得制限で対象になる方につきましては、令和4年10月1日現在68名の方が2割負担の対象となってございます。実態の把握につきましては、2割負担の方だけの医療情報を抽出することができないため、医療動向をデータ等により分析することはできませんが、後期高齢者全体の医療情報を見ますと、通院の件数が前年比で増加していること、配慮措置の該当になった場合高額療養費で支給されることとなりますが、その高額療養費の支給件数が前年比で増加していることなどから判断いたしますと、受診抑制が起きているというような状況にはないと思われます。また、町に対して2割負担になったことにより受診抑制をせざるを得ないなどのご相談やご意見等を伺ったことも今のところございません。現在は、配慮措置によりまして、全てが負担増となっている状況にはございませんので、今後も医療情報等の動向に注視しながら経過を見ていく必要があると考えてございます。以上3点のご質問についてご理解賜りますようお願い申し上げ、ご答弁とさせていただきます。

質問 8番 田中春夫

個人情報についてですけれども、個人情報条例に基づいていろいろとされていると思うのですけれども、実際に相手方というか、の人に意思を確認しているのかどうかお伺いします。2つ目は、新聞でも載っていますけれども、実際に医療現場だとかそういうところで、本町で起きているかどうかという実態はつかんでおりませんけれども、オンライン資格確認書を導入した医療機関でトラブルがあったことが明らかになっていると。そのうち一番多かったのは、無効、該当なしと表示され、被保険者の保険資格が正しく反映されていない。オンラインで資格確認ができず無保険扱いで窓口負担を10割請求された場合、どのような対応を考えているのかお伺いします。トラブルが実際に起きている中での状況だと思います。それから最後に、後期高齢者の医療費を巡る国庫負担の比率とか、現役世代の保険料負担の上昇を抑制するためといいながら、国庫負担こそ増やすという、そういうところを国に向かって言うべきではないかということをお尋ねして、再質問を留保して終わります。

答弁 住民課長 石井昌宏

それでは、田中議員の再質問についてご答弁申し上げます。最初に、1点目の自衛隊への情報提供の関係でございますが、自衛官等募集案内を発出するために募集対象者の情報を提供すること自体に、本人の同意は現在必要とはされてございません。そのため本人への意思確認はしてございませんが、本町では他市町村の状況を踏まえ、情報の提供を望まない方への配慮として今後情報提供に向け除外制度を運用できるように検討したいと考えてございます。次に、2点目のオンライン資格確認等に伴う無保険扱い等の例の関係でございますが、マイナ保険証の利用時にシステム等の不具合によりまして無保険扱いとなった場合でも、患者に求める自己負担が医療費の10割とならず、これまでどおり3割とするなどの方針を厚生労働省では明らかにしてございまして、医療機関に対しそれらの取扱いを通知する方針も示してございます。新聞報道等でそれらのケースが発覚してございますが、今後につきましてはこれらの方針から改善が図られると思ってございます。3点目の後期高齢者医療制度のご質問でありますが、現在の保険制度は国、地方自治体、それと加入者それぞれの負担割合に決めがございまして、それぞれの保険料により負担の方法が決められてございます。国の負担につきましては、現在他保険等を参考にし、同等程度の負担となるような措置となってございますので、今後全体の負担のバランスの見直し等が行われる等のお話は聞いてございませんので、国としては現在のままの負担方法、加入者の負担を踏襲するものと考えてございます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 8番 田中春夫

ありません。

出典:妹背牛町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる